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 椿館の幽霊 6

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 扉を開けて、白銀の世界に飛び出した。

「寒いよ、クリストファー」
「直ぐに温かくなる。酒の準備をさせよう」

 岩風呂の手前で下ろされて、慌てて服を脱いだ。白乳色の温泉で、入ってしまえば中は見えない。
 仕事だと割り切っていても、マリエルだって男二人の裸はみたくないだろうし。木に掛かっている紐を引っ張れば、「お呼びですか」と来てくれた。

「持ってきてくれ」
「はい。ですが、あまり長湯ですと倒れられますから」
「わかっている。無理はさせない」

 クリストファーは、マリエルの小言に苦笑した。

「気持ちいいね。熱くもないし、寒くもないし」
「熱かったら、そこの雪を入れるとちょうど良くなる」
「ああ、なるほど。ふふっ、便利だね」

 湯の中で手を繋ぐと、クリストファーが頬に口付けをしてくれた。

「こんな明るい場所で、昼間からお風呂なんて、贅沢だね」

 クリストファーじゃないけれど、一年前の自分に教えて上げたい。

「結婚してからも忙しかったからな。たまには、こういう贅沢もいいんじゃないか?」
「うん。連れてきてくれてありがとうございます、クリストファー」
「お前は、本当に……、私が我慢しているのに、煽るのが上手だな――」

 呆れたようなクリストファーの声に、意味がわからなくて首を傾げた。

「煽ってなんか……」
「いないのは知っているが、本当にもう、可愛い……」 

 可愛いとかそんな事を普段のクリストファーは言わないから、ボッと顔が赤面してしまった。

「まぁ、ルーファス様。もうのぼせてしまいましたの?」

 なにやらお盆に沢山のせたマリエルが、心配そうに訊ねる。

「違うんだ。クリストファーが可愛いとか、変なこと言うから……」
「ま、まぁ! そんな当たり前のことを言ったんですの?陳腐ですわ。クリストファー殿下ほど……、ぷぷっ」

 マリエルは、いつものようにおかしくなるかと思えば、笑いを堪えられず噴きだした。

「マリエル……」

 温泉に似つかわしくないクリストファーの声に、マリエルは笑いをおさえ、岩の上の平坦な場所にお盆をおいた。

「では、失礼いたします」

 よく出来た侍女を装って、マリエルはお辞儀したけれど、帰って行く後ろ姿が、時々笑いのせいか小刻みに揺れていた。
 クリストファーを見ると、のぼせたのか顔が赤い。

「ああっ、クリストファー。お風呂でのぼせたんですか? もう上がりましょうか?」
「違う、気にしなくていい。らしくないことを言ったと思っただけだ」

 憮然と呟いたクリストファーだったけれど、マリエルに笑われて恥ずかしかったようだ。

「クリストファーでも羞恥とかあるんですね……」

 人前で口付けても、寝室以外でエッチなことをしても平然としている人なのに。

「お前が可愛いのは、当然だが。可愛いお前を可愛がる私は、似合わないだろう? 私がぬいぐるみを、可愛いクマだなとか言ったら、気持ち悪いだろう?」

 想像して、笑った。確かに、少し心配になる。わかっているから、クリストファーは言わないのか。

「でも、可愛いって言われるの、少し嬉しかったです。男なのに変ですよね」

 大好きって言われているようで、照れくさいけれど嬉しい。昔は、可愛いと言われるのが苦手だった。可愛いと言われながら、どうして皆は俺の事を好きになってくれないのだろうと思って、悲しくなったからだ。

「そうか。なら、二人きりの時だけ……。お前は、可愛い。私の宝物だ」

 嬉しいのに、どうして涙が出るんだろう。ポタポタと落ちる涙に自分で驚いた。

「ごめんなさいっ、泣くつもりは……」
「好きなだけ泣いていい。だが、こっち向いてくれ」

 クリストファーが指したのは、お盆だった。角度的に見えていなかった中身を覗くと、イチゴムースのタルトがホールでドーンと置いてあった。そして、上に誕生日おめでとうと書かれていた。

「え、俺の、誕生日?」

 そうだ、もう三月になっていたんだ。

「誕生日おめでとう、ルーファス。驚いてくれたか?」

 顔を見られないようにとクリストファーに抱きついた。俺の壊れてしまった涙腺からは、温泉に負けない熱い涙が零れて、もうみっともないくらいになっているはずだ。

「クリストファー。……ありがとうございます」

 涙を我慢しようとすると、痙攣してしまって、泣いているのはばれているだろう。
 こんな風に、ローレッタのついででなく、俺一人を祝ってもらうことなんてなかった。一人きりで過ごした誕生日だって幾度となくあった。
 なんて幸せなんだろう――。

「お前は、いつまでたっても泣き虫だな」

 クリストファーは、俺の髪に何度も口付けをして、優しく抱いていてくれた。

「ほら、折角のケーキだ。食べないのか?」

 ジュースを貰って、少し落ち着いてから、クリストファーが切ったタルトを俺の口元に運んでくれる。開いた口にちょうど入るくらいに小さく切ってくれていた。

「何だかお風呂で、食べたり飲んだりするのって、背徳感が凄いです……」
「いけないことをしている気になるな」

 クリストファーでさえそうなのだから、俺がそう感じるのは当然か。

「このお風呂もミーリアが使っていたのかな?」

 目隠しというか、丸見えにならないように、この場所はカミーリアの生け垣で囲まれていた。

「いや、温泉自体はあったが室内だな。ここを造ったのは、去年だ」
「クリストファーが?」

 さすが風呂にかける情熱は半端じゃない。

「そうだ、お前と来て雪景色を堪能しようと思ってな」

 堪能という言葉に、羞恥がよぎる。だめだ、そういう風にしかとれない。

「お前が恥ずかしがらないように、見えないようにしているだろう?」

 ワインを傾けるクリストファーは、俺の想像を肯定した。

「俺にもワインをください」

 クリストファーは、一気にワインを煽って、お盆にもどしてしまった。

「……ん」

 てっきりくれないのだと思ったら、俺に口付けして少しずつ流し込んでくれた。

「これくらいだな」
「もっと……」

 ねだってもクリストファーは首を縦に振ってくれない。

「お前にグラスを渡したら、全部飲むからな」
「クリストファーばっかりずるいです」
「今日はこれくらいにしておけ。色々あったから、私も心配なんだ」

 真面目な顔でそう言われると、諦めるしかなかった。

「少し熱いな……出るか?」
「え、まだ雪だるま作ってません……」
「今作らなくても……」

 湯船からでて、雪にまみれても冷たいけれど寒くはなかった。

「俺が下を作りますから、クリストファーは上の部分作ってください」
「私も作るのか?」
「はい。お願いします」

 大きな丸い塊を作るのは、それほど難しくはなかった。

「こんな素っ裸で何をしているんだ、私達は」
「クリストファー、ほら、出来ました。カミーリアを髪飾りにして、ミーリアの完成です」
「こんな丸々と作ったら、あの女は怒るんじゃないか?」
「ミーリア、今度生まれてきたら、幸せになって欲しいですね……」
「寒いぞ。ルーファス、来い」

 しんみりとした俺の手をひいて、クリストファーと温泉に戻った。

「ほら冷えてるじゃないか」
「え、あ……っ」

 クリストファーの唇は熱くて、含まれた俺の胸の先端がピンと立つ。

「温めてやろう」

 チュッと音を立てて胸に吸い付くクリストファーの頭を抱いて、快感に耐える。

「あ、やぁ、噛んじゃだめっ」
「ならどうして欲しい?」

 もっと刺激が欲しい。そんなところじゃなくて、後ろにクリストファーが欲しい。いつもなら恥ずかしくて言えないのに、言葉は自然と口から出ていた。きっとクリストファーが俺を想ってくれているのを知って、素直になれたのだ。

「クリストファーが欲しいんです。ここに……下さい」

 俺は膝立ちになっていたから、立ちあがって後ろを向いた。クリストファーに見えるように、指で開く。

「全く。お前は酒に弱すぎる――。後ろから挿(い)れてやるから岩に手を置いて、こっちに尻をむけろ」

 酒のせいににされたけれど、それもあるかもしれない。
 言われるままに後ろを向いて、その瞬間を待った。身体の火照りはおさまらないし、期待と羞恥に頭がクラクラした。
 腰を引いたから、てっきりクリストファーが挿(い)れてくれるのだと期待したのに、違うものがそこを開いた。柔らかいのに弾力のある、クリストファーの舌だった。

「ああんっ! ちがっ、それじゃなくて――」
「潤滑油もないからな。しっかり解してやる」
「だめぇ、あ、やだ、クリストファー……」

 クリストファーにそんな場所を舐められるなんて、俺の中をクリストファーの舌が……。

「どこもかしこもお前は甘い。そんなに嫌がるな」
「嘘、嘘だ……ん、クリストファー……」

 朝に一度しているから、解さなくてもいいと言いたいのに、昂ぶっていく身体を支えるだけで精一杯だった。

「もう限界か?」

 先走りで滑る先端を撫でられて、ガクガクと膝が震えた。

「だめ、もう立ってられない……」

 毎日毎日鍛えているというのに、この筋肉は何のためについているんだと、自分の身体に聞けるものなら聞いてみたい。

「ルーファス、愛している」

 クリストファーは囁きながら、俺の中に挿(はい)ってきた。腰を抱きながら、ゆっくりと四つ這いにまで身体を落とすと、小さな動きで俺の中を突いた。

「ん、んっ……あ……あ……」

 大きな波ではないけれど、身体の奥底からの絶頂に舌までが震えた。

「くっ……っ!」

 クリストファーの声が耳の後ろを掠めて、それさえ刺激となる。

「ルーファスいいか?」

 無理はさせたくないと言ったのは本当だったようで、俺の呼吸が整うのを待ってくれていた。

「うん……」

 クリストファーが腰を動かす度に白い湯船が揺れた。

「ルー?」
「気持ちいいよ……」
「ルーファス。待て、寝るな――」

 慌てたクリストファーの声に、違うと言ったつもりだ。

「眠って……な……。ああっ!」

 痛みで目が醒めた。いや、眠ってなんかいない。眠ってない、多分。

「お前は、一口のワインで寝落ちするのか」
「あっあっあんっ、ね、て、ない――」

 首筋の痛みは、思い切り噛まれたのだろう。また、しばらく首筋を隠す服を着なければいけないようだ。

「そうか。ならいいが、もう少しだけつきあってくれ――。朝のは私もショックだったんだ」

 朝のあれだ。クリストファーの心が折れた潔癖症の。

「あぅ、クリストファー……そこ、駄目。ゴリってあたって……、あ、もたな……」
「一緒に達(イ)こう」

 クリストファーに身体を起こされ、太ももに座るように受け入れると、角度が変わって苦しかった。でも嫌じゃない。背中から俺を包み込むクリストファーに安心するからだ。
 耳を食むクリストファーの舌が中に入れられると、大きな水音を鼓膜が拾った。クリストファーの指は、器用に俺の胸の突起の周りに円を描く。頭の中まで蕩けそうな快感に内壁が収縮して、今度こそクリストファーは俺の中で達(イ)った。もちろん、俺も達(イ)ったのだけど、お酒のせいだろうか。起きたら、寝台でクリストファーに抱かれて眠っていた。もしかして夢だったのかなと思ったのだけれど、腰の怠さが現実だよと教えてくれた。
 それから一週間、俺はクリストファーと楽しくも忙しい日々を過ごしたのだった。
                     〈Fin〉

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感想 3

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みんなの感想(3件)

きよにゃ
2021.08.18 きよにゃ

こんにちは、Twitterに書き込もうかと思ったんですが、流れてしまうのでこちらに。
ショコラデーを読み直して、好きな要素がギュッと詰め込まれてるとこが改めて好きだなぁと。
クリストファーの浮気現場?を見て、嫉妬と絶望でボディに打ち込むシーン「ああ、本当に俺は馬鹿だよ」のセリフと、指輪を投げたとこがお気に入りです。
そのあとも、なぜミリアム姫にキスしたかトンチンカンな理由を言う夫に再度平手打ち。
今までクリストファーに苦労させられてたので、スカッとしました。ザマァができてよかったのと、我慢してたルーファスの本音が出てよかったです。
あと、食べるところじゃないところにショコラ! が斬新で、キスの続きをしようとするクリストファーを止めるエルフランがよかったです。

東院さち
2021.08.18 東院さち

きよにゃ様、感想ありがとうございました。
クリストファーなかなか最悪な男ですよね笑。そっかザマァだったのか笑。
エルフランに止められるのは美しき様式美ですよ♪吉本的な笑。

解除
花雨
2021.08.10 花雨

全てお気に入り登録しときますね♪

東院さち
2021.08.10 東院さち

わぁ、ありがとうございます😊

解除
きよにゃ
2021.07.08 きよにゃ

お疲れ様です。我慢できすに書き込んでおります。
結婚式から披露宴、ラブシーンと大好きな場面が続いて幸せです。どれも萌えるシーンがあって美味しいです。この話では、「標準サイズ(ここ重要だ)」「弛緩した瞬間を狙うなんてどこの鬼畜かと思った。そうでした、俺の夫でした」です!
慣れないルーファスがかわいい、慣れているけど余裕のないクリストファーが格好良いです!

東院さち
2021.07.08 東院さち

ありがとうございます! かなりギャグテイストでしたよね笑

解除

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