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俺の知らない大人の世界4
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俺はクリストファーの太ももの上に前を向いて座らされて、その頭を胸に押し付けて快感をやり過ごす。クリストファーの手は大きいのに、その動きは繊細で簡単に追いあげる。反対の手は強くて逃げに入ろうとする身体をなんなく押し留めた。
先ほどまでは俺の苦手な耳を食んだり、舐めたり忙しかったのに、今は首筋の後ろをゆっくり噛んだり舐めたりまるで獣が餌の味見をしているようだった。
「……ふ……っ! んん――っ……う……」
言葉はもう意味なんてなしていない。壊れかけの機械仕掛けの人形のように不意の快感に身体を弾ませた。
俺の動きで生まれる波紋や水音になすすべもなくされるがままの状態だった。
「お前は、可愛いな――」
クリストファーが呟くのを聞いて、俺は泣きそうなる。
「可愛くなんてありません」
強張る身体と硬い口調にクリストファーの手が止まる。
俺の声が今までの声と違ったからか、クリストファーは右手も左手も口も俺から離した。顔を見えるように向き合うように抱きなおされて、俺は先ほどの言葉を後悔した。
子供っぽい卑屈な言葉を聞いてクリストファーがどう思ったのか、知りたかったけど目線をあげるのが怖かった。
「お前は可愛いよ――」
こめかみに慰めるようにキスされて、俺はもっと泣きそうになる。目を瞑ってしまった俺の頬にも優しいだけのキスをしてくれる。
「俺は可愛くなんて……」
尚も言い募る俺をどう思ったのか、クリストファーは膝を立てた。不安定な体勢をいきなり取らされたので、支えるようにクリストファーの肩に手をおいた。
クリストファーの膝が立ったおかげで俺は少しだけ高い位置に座っていて、普段は遠いクリストファーの赤く燃えるような髪が目の前にあった。男らしく短髪にしているからそれほど主張はしないけれど、人ごみに紛れてもきっとみつけれらるだろうなと俺は思った。
「ひゃ……っ! えええ」
「もっと色っぽい声をだせ」
呆れたようなクリストファーの声が下から聞こえた。
まさか、まさか! 俺の乳首を舐めました?
信じられない思いで思わず凝視すると、見られているのをわかっているだろうクリストファーは赤く長い舌をわざとゆっくり乳首に這わせた。
「ちょ、ちょっと……なんで……」
パニックになった俺は暴れようとしたが、クリストファーが腰を強く掴んでいるから動く事ができなかった。
「ここを舐めるともっと気持ちよくなるぞ。これくらいは慣れておいたほうがいい――」
えええ――。学院ではこんなところまで人に舐められるのか。
「う、嘘……。クリス様……もこんなところ……」
視覚の効果なのか見せ付けるように何度も舐めあげられると、俺の中心のソレもさっきの『可愛い』で元気がなくなりかけていたのに、急に勢いを取り戻した。
「当然だ――」
きっぱりとクリストファーは言い切った。だから、そうなんだ……と、何故乳もでない乳首を舐めるのかとは思ったが、実はそれどころじゃなかったから、俺はそれ以上追及はしなかった。
「も、もう……っ! むり……で……し……」
舌が回っていないのにも俺は気付かなかった。乳首を銜えたクリストファーが笑ったように口の中が震えた。
ギューとクリストファーの頭を抱え込んで快感にあえぐものの、直接さわっていないのだから、射精(だす)ことも出来ない。
「う……えっ……っ」
俺の声に情けない声が混じると、クリストファーはやっと俺のソレを触ってくれた。
この人は意地悪なのかもしれないと俺は思ったが、声には出さなかった。
クリストファーは優しくて、頼もしくて、俺の憧れになったけど、時折みせる瞳の中には俺の知らない色があるような気がしていたからだ。下手に触って自爆するのが怖い。
「……あんっ、んん……んぁ……」
朝の時とは違う、それより激しい気持ちよさは、含まれた乳首から起こるものなのだろうか。力が全身に入って、俺はクリストファーの髪をグシャグシャにしながら快感に溺れた。
「あっ……あああ――っ!」
のぼりつめたところから落ちる瞬間ていうのは真っ白になる。
半分意識ももっていかれたようで、俺はクリストファーの膝から前に倒れた。
クリストファーが笑いながら俺を抱きとめて「お前は快感に弱すぎ」と何度も言われた言葉を口にした。
何か言い返そうと思ったけど、漏れるのは「ふぅふぅ……」という漏れたような息の音だけだった。
チャポン……チャポン……と水音がして、あれ蛇口でも壊れたかなと俺は首を回してギョッっと目を見開いた。
俺は仰向けに横になっていた。埋め込み式の風呂は段差がなくて、俺の体は不自由なく太ももから下だけが湯船に浸かっていた。それだけでもどうなった? ってかんじなのに、あろうことか……。
「やめてください! 汚いです!」
ブワッと涙が目尻に浮かぶ。身体はさっきの乳首攻撃にやられて、うまく力が入らなかった。
「お前は汚くないよ」
ニヤッと笑った笑顔の中心にあるのは、俺のソレで……。
再度口に含まれたら、もう恐慌状態だった。
皆がやってても、これは無理だ――。なんてことをさせてしまったのだろう、クリストファーはこの国の王太子なのに。
背中を流れるのは冷や汗だったと思う。力の入らない腰を必死で動かして、俺は逃げようとうつ伏せになった。
「逃げ切れてないぞ?」
ズルンッと口から抜けてしまったソレを再びクリストファーが手で握る。
ソレを握られると、自分で逃げようとする度に、痛みが走った。
ガチで握るとか止めてください――。
「ううっ!」
痛みに竦んだ俺のソレを背後から強く扱いて、先ほど散々舐めて快感に啼いた乳首を指で潰したり、弾いたりされるのに、先ほどのような甘い陶酔は来ない。
だって、強すぎる――。
「むり……。痛っ……! ……やぁ……」
先ほど溢れた涙が、痛みに零れた。震える手で必死にクリストファーの手を外そうとするけど、通常だって力負けするのに、筋肉疲労全開の腕も脚も震えることしか出来なかった。
「優しくして欲しかったら、我慢できるか?」
甘い声なのに言ってることはかなり酷い……。
でも、痛いのは嫌だった。
「ふっ……ぇ……。……はい、我慢します……」
クリストファーが笑う気配が背後でした。
また銜えられてしまうのかと思って身体を竦ませると、湯船の中に引き入れられた。首に手を回させられて、朝と同じように俺のソレとクリストファーのソレを片手で扱き始める。湯船が揺れる度に、花の香りが頭の芯をジンとしびれさせる。
これなら、大丈夫だと俺は力を抜いてクリストファーの胸にもたれかかった。クリストファーの筋肉は細身に見えるのに結構しっかりついている。俺の鶏がらのような身体とは大違いだ。その筋肉の動きを目で追っていたら頤を掴まれて、唇が降りてきた。
「すき……。これ、好きです……」
何故かはわからないけれど、どんなに快感が深くてもこの口付けには叶わない。口付けの合間にそういうと、「お気に召したようで光栄だ」とクリストファーは王族的(ロイヤル)な笑みを浮かべた。
俺は口付けだってクリストファーが初めてで、やり方はわからないから受けるがままだったのだけど、ふと、こんな気持ちいいことはクリストファーもされたら気持ちいいんじゃないかと思った。
俺の口腔を蹂躙する彼の長い舌にそっと意思を持って絡めてみた。
クチャッと濡れた音が聞こえて、自分のやったことながら羞恥のために真っ赤になってしまう。目を閉じたままだからだろうか、触覚だけでなく聴覚までも敏感になっていた。
でも、クリストファーがどんな目で俺を見ているのか、確認する勇気はなかった。
俺が彼の舌に応じ始めると、手の動きが激しくなってくる。
限界が近い――。
チカチカしてくる瞼の裏でその時を待っていたら、変なところに違和感が……。
目を見開いたら、意地悪そうなクリストファーの目が俺を捕えた。抗議の声は、口の中で吸い取られた。
そこは……俺のお尻の穴です――!
「ううっ――!」
指の第一関節くらいを押し込まれて、俺はその有り得ない違和感に体を震わせた。
「うっ、ああ――っ! んん……っ。クリ……ス様……」
クリストファーの指が俺のソレの先をカリッ! と指先でかいた瞬間、俺は離された口から嬌声を上げて果てた。食い込んだ指が入り口を確かめるように回されて、果てた身体がビクッビクッと震える。
「お前は敏感だな――。んん……っ!」
くぐもッた声がクリストファーの快感を証明する。クリストファー何度か更に扱いて、果てたようだった。
俺はその低い声を耳朶に感じた。
「ロッティ? ロッティ――?」
それは俺の名前じゃないのに……。
俺の名前は……。
「なんでだろうな。お前を前にすると歯止めがきかん」
意識のない俺の身体を抱きしめて、クリストファーが呟いた自嘲気味な台詞を俺が聞くことはなかった。
先ほどまでは俺の苦手な耳を食んだり、舐めたり忙しかったのに、今は首筋の後ろをゆっくり噛んだり舐めたりまるで獣が餌の味見をしているようだった。
「……ふ……っ! んん――っ……う……」
言葉はもう意味なんてなしていない。壊れかけの機械仕掛けの人形のように不意の快感に身体を弾ませた。
俺の動きで生まれる波紋や水音になすすべもなくされるがままの状態だった。
「お前は、可愛いな――」
クリストファーが呟くのを聞いて、俺は泣きそうなる。
「可愛くなんてありません」
強張る身体と硬い口調にクリストファーの手が止まる。
俺の声が今までの声と違ったからか、クリストファーは右手も左手も口も俺から離した。顔を見えるように向き合うように抱きなおされて、俺は先ほどの言葉を後悔した。
子供っぽい卑屈な言葉を聞いてクリストファーがどう思ったのか、知りたかったけど目線をあげるのが怖かった。
「お前は可愛いよ――」
こめかみに慰めるようにキスされて、俺はもっと泣きそうになる。目を瞑ってしまった俺の頬にも優しいだけのキスをしてくれる。
「俺は可愛くなんて……」
尚も言い募る俺をどう思ったのか、クリストファーは膝を立てた。不安定な体勢をいきなり取らされたので、支えるようにクリストファーの肩に手をおいた。
クリストファーの膝が立ったおかげで俺は少しだけ高い位置に座っていて、普段は遠いクリストファーの赤く燃えるような髪が目の前にあった。男らしく短髪にしているからそれほど主張はしないけれど、人ごみに紛れてもきっとみつけれらるだろうなと俺は思った。
「ひゃ……っ! えええ」
「もっと色っぽい声をだせ」
呆れたようなクリストファーの声が下から聞こえた。
まさか、まさか! 俺の乳首を舐めました?
信じられない思いで思わず凝視すると、見られているのをわかっているだろうクリストファーは赤く長い舌をわざとゆっくり乳首に這わせた。
「ちょ、ちょっと……なんで……」
パニックになった俺は暴れようとしたが、クリストファーが腰を強く掴んでいるから動く事ができなかった。
「ここを舐めるともっと気持ちよくなるぞ。これくらいは慣れておいたほうがいい――」
えええ――。学院ではこんなところまで人に舐められるのか。
「う、嘘……。クリス様……もこんなところ……」
視覚の効果なのか見せ付けるように何度も舐めあげられると、俺の中心のソレもさっきの『可愛い』で元気がなくなりかけていたのに、急に勢いを取り戻した。
「当然だ――」
きっぱりとクリストファーは言い切った。だから、そうなんだ……と、何故乳もでない乳首を舐めるのかとは思ったが、実はそれどころじゃなかったから、俺はそれ以上追及はしなかった。
「も、もう……っ! むり……で……し……」
舌が回っていないのにも俺は気付かなかった。乳首を銜えたクリストファーが笑ったように口の中が震えた。
ギューとクリストファーの頭を抱え込んで快感にあえぐものの、直接さわっていないのだから、射精(だす)ことも出来ない。
「う……えっ……っ」
俺の声に情けない声が混じると、クリストファーはやっと俺のソレを触ってくれた。
この人は意地悪なのかもしれないと俺は思ったが、声には出さなかった。
クリストファーは優しくて、頼もしくて、俺の憧れになったけど、時折みせる瞳の中には俺の知らない色があるような気がしていたからだ。下手に触って自爆するのが怖い。
「……あんっ、んん……んぁ……」
朝の時とは違う、それより激しい気持ちよさは、含まれた乳首から起こるものなのだろうか。力が全身に入って、俺はクリストファーの髪をグシャグシャにしながら快感に溺れた。
「あっ……あああ――っ!」
のぼりつめたところから落ちる瞬間ていうのは真っ白になる。
半分意識ももっていかれたようで、俺はクリストファーの膝から前に倒れた。
クリストファーが笑いながら俺を抱きとめて「お前は快感に弱すぎ」と何度も言われた言葉を口にした。
何か言い返そうと思ったけど、漏れるのは「ふぅふぅ……」という漏れたような息の音だけだった。
チャポン……チャポン……と水音がして、あれ蛇口でも壊れたかなと俺は首を回してギョッっと目を見開いた。
俺は仰向けに横になっていた。埋め込み式の風呂は段差がなくて、俺の体は不自由なく太ももから下だけが湯船に浸かっていた。それだけでもどうなった? ってかんじなのに、あろうことか……。
「やめてください! 汚いです!」
ブワッと涙が目尻に浮かぶ。身体はさっきの乳首攻撃にやられて、うまく力が入らなかった。
「お前は汚くないよ」
ニヤッと笑った笑顔の中心にあるのは、俺のソレで……。
再度口に含まれたら、もう恐慌状態だった。
皆がやってても、これは無理だ――。なんてことをさせてしまったのだろう、クリストファーはこの国の王太子なのに。
背中を流れるのは冷や汗だったと思う。力の入らない腰を必死で動かして、俺は逃げようとうつ伏せになった。
「逃げ切れてないぞ?」
ズルンッと口から抜けてしまったソレを再びクリストファーが手で握る。
ソレを握られると、自分で逃げようとする度に、痛みが走った。
ガチで握るとか止めてください――。
「ううっ!」
痛みに竦んだ俺のソレを背後から強く扱いて、先ほど散々舐めて快感に啼いた乳首を指で潰したり、弾いたりされるのに、先ほどのような甘い陶酔は来ない。
だって、強すぎる――。
「むり……。痛っ……! ……やぁ……」
先ほど溢れた涙が、痛みに零れた。震える手で必死にクリストファーの手を外そうとするけど、通常だって力負けするのに、筋肉疲労全開の腕も脚も震えることしか出来なかった。
「優しくして欲しかったら、我慢できるか?」
甘い声なのに言ってることはかなり酷い……。
でも、痛いのは嫌だった。
「ふっ……ぇ……。……はい、我慢します……」
クリストファーが笑う気配が背後でした。
また銜えられてしまうのかと思って身体を竦ませると、湯船の中に引き入れられた。首に手を回させられて、朝と同じように俺のソレとクリストファーのソレを片手で扱き始める。湯船が揺れる度に、花の香りが頭の芯をジンとしびれさせる。
これなら、大丈夫だと俺は力を抜いてクリストファーの胸にもたれかかった。クリストファーの筋肉は細身に見えるのに結構しっかりついている。俺の鶏がらのような身体とは大違いだ。その筋肉の動きを目で追っていたら頤を掴まれて、唇が降りてきた。
「すき……。これ、好きです……」
何故かはわからないけれど、どんなに快感が深くてもこの口付けには叶わない。口付けの合間にそういうと、「お気に召したようで光栄だ」とクリストファーは王族的(ロイヤル)な笑みを浮かべた。
俺は口付けだってクリストファーが初めてで、やり方はわからないから受けるがままだったのだけど、ふと、こんな気持ちいいことはクリストファーもされたら気持ちいいんじゃないかと思った。
俺の口腔を蹂躙する彼の長い舌にそっと意思を持って絡めてみた。
クチャッと濡れた音が聞こえて、自分のやったことながら羞恥のために真っ赤になってしまう。目を閉じたままだからだろうか、触覚だけでなく聴覚までも敏感になっていた。
でも、クリストファーがどんな目で俺を見ているのか、確認する勇気はなかった。
俺が彼の舌に応じ始めると、手の動きが激しくなってくる。
限界が近い――。
チカチカしてくる瞼の裏でその時を待っていたら、変なところに違和感が……。
目を見開いたら、意地悪そうなクリストファーの目が俺を捕えた。抗議の声は、口の中で吸い取られた。
そこは……俺のお尻の穴です――!
「ううっ――!」
指の第一関節くらいを押し込まれて、俺はその有り得ない違和感に体を震わせた。
「うっ、ああ――っ! んん……っ。クリ……ス様……」
クリストファーの指が俺のソレの先をカリッ! と指先でかいた瞬間、俺は離された口から嬌声を上げて果てた。食い込んだ指が入り口を確かめるように回されて、果てた身体がビクッビクッと震える。
「お前は敏感だな――。んん……っ!」
くぐもッた声がクリストファーの快感を証明する。クリストファー何度か更に扱いて、果てたようだった。
俺はその低い声を耳朶に感じた。
「ロッティ? ロッティ――?」
それは俺の名前じゃないのに……。
俺の名前は……。
「なんでだろうな。お前を前にすると歯止めがきかん」
意識のない俺の身体を抱きしめて、クリストファーが呟いた自嘲気味な台詞を俺が聞くことはなかった。
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