鉱石ノ国の極彩色
誰も入国したことのない国がある。
《鉱石ノ国》と呼ばれたその国は、中央大陸よりだいぶ離れた所にあった。
その国に行くためには山を超え谷を超え、運河を超えていかなければいけない、いわば辺境の地。
そしてなんとかたどり着いた所で、その国は鎖国しており、何人足りとも他国の人間の侵入を許さない、そんな国。
けれどそこの国から輸入される鉱物は上等な、美しい物ばかりで、どの国も鉱石ノ国と国交を結びたかった。
年に数回、けれど決まった時期ではない、謎の行商人が運んでくる鉱石、それだけが唯一その国との一方的な繫がりだった。
《鉱石ノ国》と呼ばれたその国は、中央大陸よりだいぶ離れた所にあった。
その国に行くためには山を超え谷を超え、運河を超えていかなければいけない、いわば辺境の地。
そしてなんとかたどり着いた所で、その国は鎖国しており、何人足りとも他国の人間の侵入を許さない、そんな国。
けれどそこの国から輸入される鉱物は上等な、美しい物ばかりで、どの国も鉱石ノ国と国交を結びたかった。
年に数回、けれど決まった時期ではない、謎の行商人が運んでくる鉱石、それだけが唯一その国との一方的な繫がりだった。
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