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レオンハルトの想い
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『梓馬視点』
朝起きたら、人の顔をジッと見つめるレオンハルトにビビった。
しかも第一声が「おはよう」ではなく「君の名前を教えてほしい」だからビックリした。
そういえば名乗っていなかったな、三原梓馬…それが俺の名前だ。
朝食を用意していると、部屋に備え付けられている洗面台で顔を洗ってからレオンハルトと共に食堂に向かった。
そういえばベッドで寝ていたな、レオンハルトが運んだんだよな。
一人で広々としたベッドを占領してしまっていたが、レオンハルトのベッドなのに良かったのか?
「その、ベッド…占領してしまってごめん」
「いいよ、ずっと寝顔を見ているのは楽しかったから」
「もしかして、寝てないのか!?」
「仕事で徹夜続きなんてよくある事だ、気にしないでくれ」
人間よりも頑丈って事か?でも睡眠は大事だと思うけど…
レオンハルトの服の袖を少し掴んで軽く引っ張ると、前を歩いていたレオンハルトは振り返った。
「よくある事でも身体は疲れてるんだ、ちゃんと休めよ」と言うと、一瞬驚いた顔をした。
そしてとても嬉しそうに微笑んで静かに頷いてくれた。
見た事がないが美味しい朝食を食べて、両親に何も言わずにここに来てしまった事を思い出す。
俺、今頃行方不明になっているかもしれないと顔を青くさせた。
レオンハルトに一回家に帰ると、食べた食器を片付けて伝えた。
「その必要はない」
「…え、なんで?」
「僕がパトロンになると梓馬が寝ている時に挨拶に向かったからな」
俺のカバンから家の住所を見つけたと、勝手に見た事だけを謝られた。
歩夢がパトロンを連れてきたから、両親も不審に思わなかったのか。
きっとレオンハルトがかなりの美形だから、見とれていただけのような気がする…両親はそんな人だ。
だから俺は家に帰る必要がないと、レオンハルトの部屋に戻ってきた。
レオンハルトは用事があるらしく、出かけるみたいだ。
テーブルの上に何冊か分厚い本を置いていて、本を覗き込む。
「僕は君が僕としてもいいと思うまで待つよ」
「……俺のわがままに付き合わせてごめん」
「無理矢理はしたくないからね、決意が出来たら教えてくれ…その間に魔導士なら誰でも読んでいる本を軽く読んでくれ、魔導士として学園に入るのに常識が分からないと困るだろ?」
「分かった」
レオンハルトはそう言って、部屋を出ていき俺一人となった。
あまり時間を掛けるわけにはいかない、その間にも歩夢がどうにかなるかもしれない。
そもそも男同士ってどうやるんだ?テーブルに置かれていたスマホを取り出して検索した。
そして俺はとんでもない物を見て頭が真っ白になった。
すぐにスマホをソファーに投げ捨ててベッドに潜り込んだ。
男のアレがあそこに入って、男があんあん言ってた。
怖い…怖すぎる、なんだあれは…検索で一番上にヒットした動画なんて見るんじゃなかった。
あそこは出すところで入れるところじゃない!…でも、気持ち良さそうだったな。
いやいや、気持ちいいわけない!…それにレオンハルトのを風呂で見たがあんな凶器を刺されたら裂けるに決まってる!
早々に心が折れかけてしまった、歩夢…お兄ちゃんはどうすればいいんだ?
とりあえず、あの事は忘れて魔導士の常識の勉強をしようと思った。
ベッドから出て、テーブルに置かれた一冊の本を手にした。
見た事がない文字の筈なのに、何故か字が読めている。
これがレオンハルトが言っていたキスで文字が見えるという事なのだろう。
ページを捲ると、壁画のようなイラストが描かれていた。
五つの獣のイラストはとても神々しくて、その中の一匹に見覚えがあった。
雷をまとった獰猛な獅子の姿は、昨日レオンハルトが見せてくれた獅子とそっくりだった。
魔導帝国には五人の王位継承者が存在していて、帝国を支えていた。
王位継承者とは神獣と呼ばれる獣に選ばれ使役した魔導士の中で帝王になる資格がある者達を言う。
その中でもより強い魔力を持つ者を帝王と呼び、他の王位継承者は側近となり共に帝国を守ってきた。
獅子の姿をした雷獣、三つの尾を持つ豹の姿をした氷獣。
大きな孔雀の姿をした炎獣、狼の姿をした幻獣。
そして、他の神獣とは明らかに姿形が違う死神の姿をした冥獣。
魔導士の種類も大きく分けてこの五属性に分けられる。
王位継承者は本来の自分の力と神獣の力が合わさるから、普通の魔導士の二倍もの力がある。
王位継承者が歳をとったり亡くなったりしたら、神獣は新たな王位継承者を探すために王位継承者から離れる。
神獣に選ばれる魔導士は王位継承者の血筋とか関係なく、どの魔導士にもなれるチャンスがある…ただ神獣が気に入るかどうかが問題だ。
神獣はより強い心と魔力を求めると言い、何千年もの間神獣を巡り争いが絶えなかった。
王位継承者を殺せば神獣は強さを見込んで、仕留めた魔導士の神獣になる…その繰り返しだった。
だから王位継承者となった者は、自分が信頼出来る騎士達と神獣争いを勝ち残っていった。
今でもそれが続き、強い未来の王位継承者を育成するのと同時に王位継承者を守る騎士を育成する魔導士育成学園が誕生した。
今でも争っているのか、レオンハルトには獅子がいたから王位継承者なのか。
他にも王位継承者がいるみたいだけど、想像以上に学園は危ないな。
早く歩夢を連れ戻さないといけないが…あ、あれが…あれして……う、まだ気持ちがついて行かない。
魔導士の歴史は何となく分かった、難しいところを飛ばし飛ばしだけど…
次は魔導士育成学園の資料でも見ようと思って手を伸ばすと、コンコンとドアが叩かれた。
もうレオンハルトが帰ってきたのか?まだ一時間も経ってないけど早いな。
「どうぞ」と言うと、控えめな声で「失礼致します」という声が聞こえた。
その声はレオンハルトのものとは違い、入って来たのは使用人だった。
ティーセットが乗ったワゴンを引いてやって来た使用人は俺に頭を下げるから俺も頭を下げた。
「お茶はいかがですか?」
「ありがとうございます、ちょうど休むところだったんです」
使用人はニコリと笑い、お茶の準備を始めて俺はただ眺めていた。
目の前に紅茶が入ったティーカップを置かれて、手に持つ。
あまり紅茶は飲まないが、とてもいい香りだ…一口飲むと甘い味が口いっぱいに広がった。
使用人は何かを見つけたのか俺に「こちらに置いておきますね」と言われて何となくテーブルに置かれたものに目線を向けた。
すると、茶菓子として食べていたクッキーを喉に詰まらせる勢いで噎せた。
慌てた使用人が俺の背中を撫でるが、俺は今それどころではない。
使用人が手にしていたのは俺のスマホで、使用人が掴んでいる時にボタンを押したのか画面が付いている。
スマホをロックしていない事を今日ほど後悔した事はない。
さっき見ていた動画がでかでかと映っている、停止しているとはいえがっつり際どいシーンを見られてしまった。
この使用人が男だから良かったが…良かったのか?気まずい事には変わらない。
無表情で何事もなかったかのように立っている使用人がよく分からない。
気持ち悪いと思っただろうな、ソファーにスマホを放置していた俺が悪い…申し訳ない。
「変なもの見せてしまって、申し訳ないです」
「いえ、レオンハルト様のお客様だとは聞いておりましたが…恋人だとは思いませんでした」
「…いや、それは」
「安心しました」
使用人の無表情な顔が緩んで、穏やかな顔になっていった。
使用人の話によると、レオンハルトは愛に飢えているそうだ。
レオンハルトの両親は放任主義で、レオンハルトは親の愛を知らなかった。
傍で見ていた使用人達は、そんなレオンハルトが可哀想で愛情を注いでいた。
でもそれは同情から来る愛情で、レオンハルトが求めている愛ではなかった。
ある日人間が住む世界に出かけたレオンハルトは使用人達に言ったそうだ。
『僕も恋がしたい』
人間は身分や種族関係なく恋が出来るから憧れていた…王位継承者に選ばれているレオンハルトには自由がなかった。
誰でもいいわけではない、自分がこの人だと思った相手と恋愛がしたいといつも夢物語のように口にしていた。
しかしレオンハルトの周りには崇拝する信者ばかりが寄ってきて、恋焦がれる相手は見つからなかった。
だから俺を連れてきた時は初めての友人だと使用人達は内心お祭り騒ぎだったらしい。
それが恋人だと分かり、レオンハルトにもやっとそんな相手が出来たんだとホッとしていたそうだ。
朝起きたら、人の顔をジッと見つめるレオンハルトにビビった。
しかも第一声が「おはよう」ではなく「君の名前を教えてほしい」だからビックリした。
そういえば名乗っていなかったな、三原梓馬…それが俺の名前だ。
朝食を用意していると、部屋に備え付けられている洗面台で顔を洗ってからレオンハルトと共に食堂に向かった。
そういえばベッドで寝ていたな、レオンハルトが運んだんだよな。
一人で広々としたベッドを占領してしまっていたが、レオンハルトのベッドなのに良かったのか?
「その、ベッド…占領してしまってごめん」
「いいよ、ずっと寝顔を見ているのは楽しかったから」
「もしかして、寝てないのか!?」
「仕事で徹夜続きなんてよくある事だ、気にしないでくれ」
人間よりも頑丈って事か?でも睡眠は大事だと思うけど…
レオンハルトの服の袖を少し掴んで軽く引っ張ると、前を歩いていたレオンハルトは振り返った。
「よくある事でも身体は疲れてるんだ、ちゃんと休めよ」と言うと、一瞬驚いた顔をした。
そしてとても嬉しそうに微笑んで静かに頷いてくれた。
見た事がないが美味しい朝食を食べて、両親に何も言わずにここに来てしまった事を思い出す。
俺、今頃行方不明になっているかもしれないと顔を青くさせた。
レオンハルトに一回家に帰ると、食べた食器を片付けて伝えた。
「その必要はない」
「…え、なんで?」
「僕がパトロンになると梓馬が寝ている時に挨拶に向かったからな」
俺のカバンから家の住所を見つけたと、勝手に見た事だけを謝られた。
歩夢がパトロンを連れてきたから、両親も不審に思わなかったのか。
きっとレオンハルトがかなりの美形だから、見とれていただけのような気がする…両親はそんな人だ。
だから俺は家に帰る必要がないと、レオンハルトの部屋に戻ってきた。
レオンハルトは用事があるらしく、出かけるみたいだ。
テーブルの上に何冊か分厚い本を置いていて、本を覗き込む。
「僕は君が僕としてもいいと思うまで待つよ」
「……俺のわがままに付き合わせてごめん」
「無理矢理はしたくないからね、決意が出来たら教えてくれ…その間に魔導士なら誰でも読んでいる本を軽く読んでくれ、魔導士として学園に入るのに常識が分からないと困るだろ?」
「分かった」
レオンハルトはそう言って、部屋を出ていき俺一人となった。
あまり時間を掛けるわけにはいかない、その間にも歩夢がどうにかなるかもしれない。
そもそも男同士ってどうやるんだ?テーブルに置かれていたスマホを取り出して検索した。
そして俺はとんでもない物を見て頭が真っ白になった。
すぐにスマホをソファーに投げ捨ててベッドに潜り込んだ。
男のアレがあそこに入って、男があんあん言ってた。
怖い…怖すぎる、なんだあれは…検索で一番上にヒットした動画なんて見るんじゃなかった。
あそこは出すところで入れるところじゃない!…でも、気持ち良さそうだったな。
いやいや、気持ちいいわけない!…それにレオンハルトのを風呂で見たがあんな凶器を刺されたら裂けるに決まってる!
早々に心が折れかけてしまった、歩夢…お兄ちゃんはどうすればいいんだ?
とりあえず、あの事は忘れて魔導士の常識の勉強をしようと思った。
ベッドから出て、テーブルに置かれた一冊の本を手にした。
見た事がない文字の筈なのに、何故か字が読めている。
これがレオンハルトが言っていたキスで文字が見えるという事なのだろう。
ページを捲ると、壁画のようなイラストが描かれていた。
五つの獣のイラストはとても神々しくて、その中の一匹に見覚えがあった。
雷をまとった獰猛な獅子の姿は、昨日レオンハルトが見せてくれた獅子とそっくりだった。
魔導帝国には五人の王位継承者が存在していて、帝国を支えていた。
王位継承者とは神獣と呼ばれる獣に選ばれ使役した魔導士の中で帝王になる資格がある者達を言う。
その中でもより強い魔力を持つ者を帝王と呼び、他の王位継承者は側近となり共に帝国を守ってきた。
獅子の姿をした雷獣、三つの尾を持つ豹の姿をした氷獣。
大きな孔雀の姿をした炎獣、狼の姿をした幻獣。
そして、他の神獣とは明らかに姿形が違う死神の姿をした冥獣。
魔導士の種類も大きく分けてこの五属性に分けられる。
王位継承者は本来の自分の力と神獣の力が合わさるから、普通の魔導士の二倍もの力がある。
王位継承者が歳をとったり亡くなったりしたら、神獣は新たな王位継承者を探すために王位継承者から離れる。
神獣に選ばれる魔導士は王位継承者の血筋とか関係なく、どの魔導士にもなれるチャンスがある…ただ神獣が気に入るかどうかが問題だ。
神獣はより強い心と魔力を求めると言い、何千年もの間神獣を巡り争いが絶えなかった。
王位継承者を殺せば神獣は強さを見込んで、仕留めた魔導士の神獣になる…その繰り返しだった。
だから王位継承者となった者は、自分が信頼出来る騎士達と神獣争いを勝ち残っていった。
今でもそれが続き、強い未来の王位継承者を育成するのと同時に王位継承者を守る騎士を育成する魔導士育成学園が誕生した。
今でも争っているのか、レオンハルトには獅子がいたから王位継承者なのか。
他にも王位継承者がいるみたいだけど、想像以上に学園は危ないな。
早く歩夢を連れ戻さないといけないが…あ、あれが…あれして……う、まだ気持ちがついて行かない。
魔導士の歴史は何となく分かった、難しいところを飛ばし飛ばしだけど…
次は魔導士育成学園の資料でも見ようと思って手を伸ばすと、コンコンとドアが叩かれた。
もうレオンハルトが帰ってきたのか?まだ一時間も経ってないけど早いな。
「どうぞ」と言うと、控えめな声で「失礼致します」という声が聞こえた。
その声はレオンハルトのものとは違い、入って来たのは使用人だった。
ティーセットが乗ったワゴンを引いてやって来た使用人は俺に頭を下げるから俺も頭を下げた。
「お茶はいかがですか?」
「ありがとうございます、ちょうど休むところだったんです」
使用人はニコリと笑い、お茶の準備を始めて俺はただ眺めていた。
目の前に紅茶が入ったティーカップを置かれて、手に持つ。
あまり紅茶は飲まないが、とてもいい香りだ…一口飲むと甘い味が口いっぱいに広がった。
使用人は何かを見つけたのか俺に「こちらに置いておきますね」と言われて何となくテーブルに置かれたものに目線を向けた。
すると、茶菓子として食べていたクッキーを喉に詰まらせる勢いで噎せた。
慌てた使用人が俺の背中を撫でるが、俺は今それどころではない。
使用人が手にしていたのは俺のスマホで、使用人が掴んでいる時にボタンを押したのか画面が付いている。
スマホをロックしていない事を今日ほど後悔した事はない。
さっき見ていた動画がでかでかと映っている、停止しているとはいえがっつり際どいシーンを見られてしまった。
この使用人が男だから良かったが…良かったのか?気まずい事には変わらない。
無表情で何事もなかったかのように立っている使用人がよく分からない。
気持ち悪いと思っただろうな、ソファーにスマホを放置していた俺が悪い…申し訳ない。
「変なもの見せてしまって、申し訳ないです」
「いえ、レオンハルト様のお客様だとは聞いておりましたが…恋人だとは思いませんでした」
「…いや、それは」
「安心しました」
使用人の無表情な顔が緩んで、穏やかな顔になっていった。
使用人の話によると、レオンハルトは愛に飢えているそうだ。
レオンハルトの両親は放任主義で、レオンハルトは親の愛を知らなかった。
傍で見ていた使用人達は、そんなレオンハルトが可哀想で愛情を注いでいた。
でもそれは同情から来る愛情で、レオンハルトが求めている愛ではなかった。
ある日人間が住む世界に出かけたレオンハルトは使用人達に言ったそうだ。
『僕も恋がしたい』
人間は身分や種族関係なく恋が出来るから憧れていた…王位継承者に選ばれているレオンハルトには自由がなかった。
誰でもいいわけではない、自分がこの人だと思った相手と恋愛がしたいといつも夢物語のように口にしていた。
しかしレオンハルトの周りには崇拝する信者ばかりが寄ってきて、恋焦がれる相手は見つからなかった。
だから俺を連れてきた時は初めての友人だと使用人達は内心お祭り騒ぎだったらしい。
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