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ちんこ欲しくてデリ呼んだのに同僚が来るやつ (同期リーマン・アホエロ・よしよしセックス)
2、マグロ女子に、俺はなる。(後)※
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我が家の間取りは1Kである。
小さなキッチン併設の短い廊下を抜け、申し訳程度のドアを一枚くぐればすぐにベッドのある部屋にたどり着く。
抵抗しなかったわけじゃないが自分より大きな体に押しやられ、開けたままだったドアを通過するのは自宅なのにひどく非日常的に感じた。廊下が短すぎて気が付けばあっという間にベッドに座らされていた。
その間ずっと口、塞がれてんの。なにでってキスで。
白々しい照明と、慌ててたから消し忘れたテレビが妙に場にそぐわない気がした。
同僚にキスされまくって、忙しなく体をまさぐられながらそんな事を考えるのは現実逃避か。
「気持ち悪くねぇの?」
なんでか崎谷はそんな事を聞いて来る。
「まぁ……」
知ったヤツだし。見てくれいいし。これが脂ぎったおっさんとかだったら無理だろうけど。
一旦止まった崎谷の手は、俺がそう答えた事によりまた仕事を開始する。
ハグとスキンシップ。マッサージ。
皮膚と皮膚の触れ合いはそんな感覚で「気持ち悪さ」ってのはない。
ていうかデリヘルなら「気持ちいい?」って聞くんじゃねぇの?
崎谷に対してもともと嫌悪感はない。
優秀で、頼りになる同期。顔よし、体よしで性格もよく皆から一目置かれ好かれる崎谷。
入社して六年。二人で飲みに行くこともあった。最近は気が乗らなくて誘われても断ってたけど。
崎谷の肩に当てていた手を背へと回す。
抱き返すとより強く抱きしめられた。
あーくそ、やっぱガタイいいな。
ぎゅうぎゅうと抱きしめ合うのはなんというか安心する。気持ちがいい。
自己肯定感というか多幸感というか。
なんだ。
これだけでよかったんじゃないか。
「崎谷、さんきゅ。俺、疲れてたんだな。なんか助かったわ」
正直に癒されたと言うのはこっぱずかしくてそう言った。
ハグひとつで満足して、満額払う気だった。高いとも思わない。
これは俺には必要な投資で、崎谷からにとっては正当報酬だ。
「そうか」
崎谷がどんな顔でそう言ったのかは分からない。
なぜなら俺は万歳ポーズでTシャツを脱がされていたからだ。Tシャツの中にいたから視界はゼロだったんだ。
ん?
崎谷も脱ぐ。
逞しい上裸。うーん、やっぱりサイトの画像とは違う気がする。
密着する肌の面積が一気に広がり、先ほどとは比べ物にもならない心地よさを感じる。
べったりと上半身を合わせ、急に股間を撫でられた。
「もっと気持ちよくなろうな」
さすがは売れっ子。サービス精神が旺盛だ。
けどお前そこまでしなくていいって、同僚相手に嫌だろ。
そう思ったのに腹の中のとんでもない性感帯を探しあてられた。
なんでだ。
なんで崎谷に突っ込まれた太い指にそれを教えられてるんだ。人間、ホントにヒィヒィ言うんだな。あまりにも刺激が強すぎた。
指を入れられた痛みや違和感、気持ち悪さといったものは同時に施されるフェラと、乳首を撫で擦られることで散らされた。
前立腺だと教えられたそこを刺激され、腰が逃げを打つように跳ねる。そうすると崎谷の喉奥を突いてしまう。申し訳ないと思うものの気持ちがいい。
ぬるり
ぬるり
ぬるり
三つの球体のようなもので前立腺を順に撫でられる。崎谷の指の腹だ。嘘だろ、指三本それも横にそろえた状態で入ってんのかよ。
俺の穴はどうなってるんだという不安を覚えるも、それ以上の刺激が強すぎてなんでかイった。
「いい子だ、間宮。すごい。優秀だ」
特上の男にそんな風に手放しで褒められるのは悪い気はしない。
謎に摘まみやすく立ち上がった乳首を捏ねられ、舐めしゃぶられる。
そうだ、はじめにフェラしてもらったんだ。
同僚にそんなことしてもらうのは気が引けたけど、強引にコトを進められるとそんな気は失せた。
あれ、感染予防のためゴムフェラって規約にあったのに生でいいのか?って思ったけど。
あーーーーーーーやっぱ生はいいよなぁぁぁぁ。
最低な事を言っている自覚はあった。まだなけなしの理性が働いていたらしい。
男だから分かるのか的確にツボを突いて来てなすすべ無し。すげぇテクニシャン。プロすげぇ。ワケも分からないうちに前立腺という謎スイッチを探し当てられ、あれよあれよという間にセックスしてた。
理性なんて秒で吹っ飛んでた。
同性ってこんなにスムーズにセックス出来るもん? 俺、初めてなんだけど?
プロ、凄すぎるだろ。だからプロなんだろうけど。
「キスしよう。キスハメ。気持ちいいぞ」
バックの体位で後ろから穿たれながらそんな事を言われた。
これより気持ちがいいのならと、働かない頭が欲求に素直に応じる。首を伸ばし背を反らして崎谷を振り返れば、崎谷も覆いかぶさるように身を伸ばしてくる。
舌を伸ばし、絡め合う。
もっとと口を大きく開く反面、腹の中のずくずくとした快感も欲しい。
もどかしい。つい腰をくねらせれば心得たとばかりに崎谷の長大な性器が肉壁を力強く捏ねる。
「あぁっっ」
思わずシーツに突っ伏す。キスが出来ないのが残念だ。口が寂しい。
「雌アクメしような。何もかも分からなくなるくらい気持ちいいぞ。嫌な事、ぜんぶ忘れられるからな」
いやなこと?
なんだっけ。
今は何も考えられない。
ただひたすら気持ちがいい。内臓という恐ろしくデリケートであろうそこをちんこで擦られるのがこんなに気持ちがいいなんて。
ぎゅうと爪先が丸まる。ベッドの上に座る崎谷に乗り、自分の快楽だけを求めて腰を振る。
「キスハメして。雌アクメさせて」
思わず強請った。ぐっと唸った崎谷はそこからはまさしく獣だった。
システムがよく分からなくて二時間コースにしたのに気が付くと朝だった。
すっげぇよく眠れた。こんなにしっかり健康的に目が覚めるなんていつ以来だ?
至れり尽くせりを希望したが、本当に至れり尽くせりだった。
俺、まじでなんにもしてない。全部やってくれた。でもって滅茶苦茶気持ちよくしてくれた。
お前はよく頑張ってる、えらいぞ、みんな分かってるしお前がいないと回らない。
でも無理し過ぎだ。自分を大事にしろ━━
優しい声で耳元で囁かれながらお互いゆるゆる腰振って、息できなくなるくらいキスしてずーっとイきっぱなしだった気がする。
最後なんてもう頭おかしくなってた。
「きもひぃ、ひもひぃよぉ、やだ、もっと、ずっとして、やめらいでぇぇ」
とか恥も外聞もなく崎谷に強請り縋って気持ちよくしてもらった。
はぁぁぁぁー、心身ともに癒された!
いやもうホント最高だった。
リピありだな。
なんかもう楽しくなってきた。
胸のつがえが取れたみたいな。
滅茶苦茶声出して、体使って気持ちよくなって。ものすごいストレス解消になったらしい。
崎谷に対価を払っていないことに気付き一瞬慌てたが、崎谷は横で寝てた。一つしかない枕を無理矢理二人で使ってた。
これはこれでヤバい。
え、俺、気持ちよすぎて知らないうちに延長した? 朝までっていくらになるんだ?
咄嗟にベッドの宮棚の目覚まし時計に手を伸ばす。最近、朝だけは冷えて来て布団から出した腕が寒さを感じた。
全裸だった。ついでに崎谷も全裸だ。
時計は八時前。ここ最近ずっと起きた瞬間に感じていた「あー、しんど」という不快な頭の重さがない。
たいへん清々しい。
これまで貯めてた分、射精しまくったもんな。
もう無理、出ないっつーのに延々責められて『雌アクメ』ってのをやった。
あれはすごかった。終わりがなかった。
苦しいのになんかクセになるみたいなヤバい体験だった。
俺、もう普通のセックスじゃ満足できないかもしれない。
ごそごそしたからか崎谷がこちらへ寝返りを打つ。腕を乗せられて抱き込まれる。
お互い全裸だが気候のせいか暑苦しいとは思わなかった。
裸の男に抱き着かれて、朝勃ちしたチンコやら陰毛やら当たってるが不思議と嫌悪感はない。
あれだけヤれば今さらだよなぁ。
……俺、相当ヤバかったんだな。
日頃の俺を知ってるからああいうプレイ? 施術?ってのが出来たんだろう。
偶然とはいえ崎谷で良かった。
天井を眺めながらそんな事を考えて一人納得していたら崎谷が高い鼻をすり寄せて来た。起きたのかとそちらに首を向ければ唇同士が軽く当たる。
おっと失礼、悪いなと首を後ろに引くと後ろ首を押さえられ朝から貪られた。
俺の体にがっしり抱き着き、気が済んだのか次は額をぐりぐり押し付けて来る。
朝からハツラツイケメンのイメージだったがこいつ意外と朝弱いのか? 可愛いトコあんじゃんと思いつつ尋ねる。
「俺、延長した? 今もこれカウントされてるんだよな? うわーヤベ。現金の持ち合わせないかも。いくら?」
「お前な……」
崎谷はひどく疲れた様子で俺の上で脱力する。
「あ、それとまた呼ぶのアリ?」
人の胸の上に突っ伏していた崎谷は顔を上げるとにっこり営業スマイルを浮かべた。
あ、じゃあリピさせてもらお。と思ったら。
「ぶぁーーか」
思い切りそう言われた。
コイツがこんなに大きな声で感情込めていうトコ初めて見た。
※※※※
次話完結
小さなキッチン併設の短い廊下を抜け、申し訳程度のドアを一枚くぐればすぐにベッドのある部屋にたどり着く。
抵抗しなかったわけじゃないが自分より大きな体に押しやられ、開けたままだったドアを通過するのは自宅なのにひどく非日常的に感じた。廊下が短すぎて気が付けばあっという間にベッドに座らされていた。
その間ずっと口、塞がれてんの。なにでってキスで。
白々しい照明と、慌ててたから消し忘れたテレビが妙に場にそぐわない気がした。
同僚にキスされまくって、忙しなく体をまさぐられながらそんな事を考えるのは現実逃避か。
「気持ち悪くねぇの?」
なんでか崎谷はそんな事を聞いて来る。
「まぁ……」
知ったヤツだし。見てくれいいし。これが脂ぎったおっさんとかだったら無理だろうけど。
一旦止まった崎谷の手は、俺がそう答えた事によりまた仕事を開始する。
ハグとスキンシップ。マッサージ。
皮膚と皮膚の触れ合いはそんな感覚で「気持ち悪さ」ってのはない。
ていうかデリヘルなら「気持ちいい?」って聞くんじゃねぇの?
崎谷に対してもともと嫌悪感はない。
優秀で、頼りになる同期。顔よし、体よしで性格もよく皆から一目置かれ好かれる崎谷。
入社して六年。二人で飲みに行くこともあった。最近は気が乗らなくて誘われても断ってたけど。
崎谷の肩に当てていた手を背へと回す。
抱き返すとより強く抱きしめられた。
あーくそ、やっぱガタイいいな。
ぎゅうぎゅうと抱きしめ合うのはなんというか安心する。気持ちがいい。
自己肯定感というか多幸感というか。
なんだ。
これだけでよかったんじゃないか。
「崎谷、さんきゅ。俺、疲れてたんだな。なんか助かったわ」
正直に癒されたと言うのはこっぱずかしくてそう言った。
ハグひとつで満足して、満額払う気だった。高いとも思わない。
これは俺には必要な投資で、崎谷からにとっては正当報酬だ。
「そうか」
崎谷がどんな顔でそう言ったのかは分からない。
なぜなら俺は万歳ポーズでTシャツを脱がされていたからだ。Tシャツの中にいたから視界はゼロだったんだ。
ん?
崎谷も脱ぐ。
逞しい上裸。うーん、やっぱりサイトの画像とは違う気がする。
密着する肌の面積が一気に広がり、先ほどとは比べ物にもならない心地よさを感じる。
べったりと上半身を合わせ、急に股間を撫でられた。
「もっと気持ちよくなろうな」
さすがは売れっ子。サービス精神が旺盛だ。
けどお前そこまでしなくていいって、同僚相手に嫌だろ。
そう思ったのに腹の中のとんでもない性感帯を探しあてられた。
なんでだ。
なんで崎谷に突っ込まれた太い指にそれを教えられてるんだ。人間、ホントにヒィヒィ言うんだな。あまりにも刺激が強すぎた。
指を入れられた痛みや違和感、気持ち悪さといったものは同時に施されるフェラと、乳首を撫で擦られることで散らされた。
前立腺だと教えられたそこを刺激され、腰が逃げを打つように跳ねる。そうすると崎谷の喉奥を突いてしまう。申し訳ないと思うものの気持ちがいい。
ぬるり
ぬるり
ぬるり
三つの球体のようなもので前立腺を順に撫でられる。崎谷の指の腹だ。嘘だろ、指三本それも横にそろえた状態で入ってんのかよ。
俺の穴はどうなってるんだという不安を覚えるも、それ以上の刺激が強すぎてなんでかイった。
「いい子だ、間宮。すごい。優秀だ」
特上の男にそんな風に手放しで褒められるのは悪い気はしない。
謎に摘まみやすく立ち上がった乳首を捏ねられ、舐めしゃぶられる。
そうだ、はじめにフェラしてもらったんだ。
同僚にそんなことしてもらうのは気が引けたけど、強引にコトを進められるとそんな気は失せた。
あれ、感染予防のためゴムフェラって規約にあったのに生でいいのか?って思ったけど。
あーーーーーーーやっぱ生はいいよなぁぁぁぁ。
最低な事を言っている自覚はあった。まだなけなしの理性が働いていたらしい。
男だから分かるのか的確にツボを突いて来てなすすべ無し。すげぇテクニシャン。プロすげぇ。ワケも分からないうちに前立腺という謎スイッチを探し当てられ、あれよあれよという間にセックスしてた。
理性なんて秒で吹っ飛んでた。
同性ってこんなにスムーズにセックス出来るもん? 俺、初めてなんだけど?
プロ、凄すぎるだろ。だからプロなんだろうけど。
「キスしよう。キスハメ。気持ちいいぞ」
バックの体位で後ろから穿たれながらそんな事を言われた。
これより気持ちがいいのならと、働かない頭が欲求に素直に応じる。首を伸ばし背を反らして崎谷を振り返れば、崎谷も覆いかぶさるように身を伸ばしてくる。
舌を伸ばし、絡め合う。
もっとと口を大きく開く反面、腹の中のずくずくとした快感も欲しい。
もどかしい。つい腰をくねらせれば心得たとばかりに崎谷の長大な性器が肉壁を力強く捏ねる。
「あぁっっ」
思わずシーツに突っ伏す。キスが出来ないのが残念だ。口が寂しい。
「雌アクメしような。何もかも分からなくなるくらい気持ちいいぞ。嫌な事、ぜんぶ忘れられるからな」
いやなこと?
なんだっけ。
今は何も考えられない。
ただひたすら気持ちがいい。内臓という恐ろしくデリケートであろうそこをちんこで擦られるのがこんなに気持ちがいいなんて。
ぎゅうと爪先が丸まる。ベッドの上に座る崎谷に乗り、自分の快楽だけを求めて腰を振る。
「キスハメして。雌アクメさせて」
思わず強請った。ぐっと唸った崎谷はそこからはまさしく獣だった。
システムがよく分からなくて二時間コースにしたのに気が付くと朝だった。
すっげぇよく眠れた。こんなにしっかり健康的に目が覚めるなんていつ以来だ?
至れり尽くせりを希望したが、本当に至れり尽くせりだった。
俺、まじでなんにもしてない。全部やってくれた。でもって滅茶苦茶気持ちよくしてくれた。
お前はよく頑張ってる、えらいぞ、みんな分かってるしお前がいないと回らない。
でも無理し過ぎだ。自分を大事にしろ━━
優しい声で耳元で囁かれながらお互いゆるゆる腰振って、息できなくなるくらいキスしてずーっとイきっぱなしだった気がする。
最後なんてもう頭おかしくなってた。
「きもひぃ、ひもひぃよぉ、やだ、もっと、ずっとして、やめらいでぇぇ」
とか恥も外聞もなく崎谷に強請り縋って気持ちよくしてもらった。
はぁぁぁぁー、心身ともに癒された!
いやもうホント最高だった。
リピありだな。
なんかもう楽しくなってきた。
胸のつがえが取れたみたいな。
滅茶苦茶声出して、体使って気持ちよくなって。ものすごいストレス解消になったらしい。
崎谷に対価を払っていないことに気付き一瞬慌てたが、崎谷は横で寝てた。一つしかない枕を無理矢理二人で使ってた。
これはこれでヤバい。
え、俺、気持ちよすぎて知らないうちに延長した? 朝までっていくらになるんだ?
咄嗟にベッドの宮棚の目覚まし時計に手を伸ばす。最近、朝だけは冷えて来て布団から出した腕が寒さを感じた。
全裸だった。ついでに崎谷も全裸だ。
時計は八時前。ここ最近ずっと起きた瞬間に感じていた「あー、しんど」という不快な頭の重さがない。
たいへん清々しい。
これまで貯めてた分、射精しまくったもんな。
もう無理、出ないっつーのに延々責められて『雌アクメ』ってのをやった。
あれはすごかった。終わりがなかった。
苦しいのになんかクセになるみたいなヤバい体験だった。
俺、もう普通のセックスじゃ満足できないかもしれない。
ごそごそしたからか崎谷がこちらへ寝返りを打つ。腕を乗せられて抱き込まれる。
お互い全裸だが気候のせいか暑苦しいとは思わなかった。
裸の男に抱き着かれて、朝勃ちしたチンコやら陰毛やら当たってるが不思議と嫌悪感はない。
あれだけヤれば今さらだよなぁ。
……俺、相当ヤバかったんだな。
日頃の俺を知ってるからああいうプレイ? 施術?ってのが出来たんだろう。
偶然とはいえ崎谷で良かった。
天井を眺めながらそんな事を考えて一人納得していたら崎谷が高い鼻をすり寄せて来た。起きたのかとそちらに首を向ければ唇同士が軽く当たる。
おっと失礼、悪いなと首を後ろに引くと後ろ首を押さえられ朝から貪られた。
俺の体にがっしり抱き着き、気が済んだのか次は額をぐりぐり押し付けて来る。
朝からハツラツイケメンのイメージだったがこいつ意外と朝弱いのか? 可愛いトコあんじゃんと思いつつ尋ねる。
「俺、延長した? 今もこれカウントされてるんだよな? うわーヤベ。現金の持ち合わせないかも。いくら?」
「お前な……」
崎谷はひどく疲れた様子で俺の上で脱力する。
「あ、それとまた呼ぶのアリ?」
人の胸の上に突っ伏していた崎谷は顔を上げるとにっこり営業スマイルを浮かべた。
あ、じゃあリピさせてもらお。と思ったら。
「ぶぁーーか」
思い切りそう言われた。
コイツがこんなに大きな声で感情込めていうトコ初めて見た。
※※※※
次話完結
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