2 / 2
後編
しおりを挟む
跳ねるコピコのしなやかな肢体を抱き締めるように戒め、人間は指でしつこくコピコの胎内を探る。やがて人間が見付けたそこはコピコを狂わせた。
「ああっ! あああんっ! そこだめ、ぐりぐり、だめ♡ いやぁ♡ あ・だめ♡ だめ♡ ああぁっ、どうしていいか分かんないい♡」
初めて体感する内側を抉る快楽からコピコは頭を振って逃れようとするが、人間は容赦なく責め続ける。
「やぁぁぁ! ダメぇぇ、こわいぃぃ」
やがて泣きが入った所でさすがに人間は手を緩めた。
三本入っていた指を第一関節程度まで抜いて濡れた目尻に口づける。
「今日はこれぐらいにするか?」
人間は後孔の入り口で指を小刻みにばらばらと動かす。先ほどまでの強烈な刺激に比べればなんでもない事のように思えたが━━
開けられた分、失った空間を嫌が応にも感じさせられる。
堪えようとしても堪えられなかった。
「中がさみしいぃよぉぉ、やめるものやだぁぁ」
むずがる子供のようなコピコに、そこで初めて人間が笑った気がした。
「もっとすごいのが欲しくないか?」
コピコは渇望しか感じられなくなっていたが、己の身が何を欲しているのか分からずもどかしさに頭がおかしくなりそうだった。
この人間は知っているというのか。
「ちょう……だい」
欲しいかと聞かれたからそう答えた。
人間は切羽詰まったように小さく呻き、乱暴に細い腰をつかまれる。
そして━━
「あぁぁぁっ!! そこはそれを片付けるとこじゃないよぉ!」
人間の大きな「おもちゃ」に貫かれ、健気に勃ってふるえていたコピコの雄からまた命の飛沫が散った。
「トコロテンか。なんていやらしくて可愛い身体だ」
人間はそこかしこに口づけながら、胎内ではコピコの奥や先ほど見付けた秘部を擦る。
「なになになに!? ん! あぁぁぁん!!」
男の膝の上で串刺しにされたようなものだ。
苦しい、でも苦しいだけじゃなく。
いっぱいで、でもまだいっぱいじゃない。
小さな桃色の胸の粒を音を立ててしゃぶられながらコピコの勃ちあがった芯を擦られ身悶える。
「胸ちゅうちゅうしないでぇ! そこゴシゴシしちゃだめぇぇ! ひあぁ♡」
がむしゃらに逃れようとするが背中に回された逞しい片腕がそれをやすやすと阻み、コピコは過ぎた快感に悲鳴を上げる。
「やだやだ、だめぇぇ♡ なにこれ、わかんない♡ もうやだぁぁぁ!」
大きく激しい波に飲み込まれ、翻弄される中にも何かもどかしさを感じ戸惑う。
「きもちいい、って言ってみな」
耳元で発せられる男の低い声がまた官能を激しく揺さぶった。
「きもち、いい……?」
「そう。俺はすげぇ気持ちいいよ」
人間が熱のこもった吐息とともに本当に気持ちよさそうに言うので真似してみる。
「きもち、いい……」
口にした瞬間、一気に自覚した。
素直に快感を受け止め、それを口にすれば一層己の興奮も高められる。
ああ、これは気持ちがいいのだ。
「あ・あキモチい♡ キモチい♡ すごいいぃ♡ もっとぉ♡ もっと気持ちよくしてぇぇ♡」
また訴えるように連ね強請れば人間もまたより猛々しく猛然と最奥を攻め立てた。
「ああぁんっあっあぁぉあ、ひあぁぁん♡」
はー♡
はー♡
コピコは神だ。
これほどまで息が乱れる事など無かった。
ふと人間の顔を見れば人間は汗だくながら優しい目をしており、口元を微かに上げている。柔らかく微笑んでいるようでもあった。
つられて微笑み、よしよしと頭を撫でてやった。
頑張っている人間を褒めるのはコピコにとって当然の事だ。
コピコの嬉しそうな顔に人間はまた小さくうなった。
柔らかい若草の上、人間はコピコの細い片足を肩に掛ける。そしてコピコの股座に跨るようにして腰を突き出した。
「んッあぁぁぁぁぁ!! 奥ゴンゴンだめぇぇ♡」
コピコは首を逸らせ、啼いて善がった。生命の水を吐する事はなかったが、大きな波が確実にコピコの中で大きく爆ぜた。
「ナカイキ出来たな。そういう時はイクって言うんだ」
そう穏やかで優しい声に褒められたコピコは胸に温かいものが宿るのを感じた。
「いく……?」
「そう。じゃあもう一回な」
人間はもう一度腰を遣い始める。
「━━ッ!?」
激しい抽出にお互いがなお一層高まって行くのが分かった。
「んぅっ、やっ♡ んっ♡ いいよぉ、気持ちいいよぉ♡」
そしてこの激しさをもってこれが終焉に向かっている事も、なぜかコピコは理解した。
「やだあぁぁ♡ 終わっちゃうのやだあぁぁぁ、もっとぉぉぉ♡ もっとがいいぃぃぃ♡ もっとずぽずぽしてぇぇ♡」
「!!! 大丈夫、何回だってしてやるし、これからずっとできるから」
「ほんとぉ? じゃあもっとぉ、激しくしてぇ♡ もっと奥ぅ♡ 奥ごんごんゴリゴリてぇ♡ んあんぁ゛、あぁ゛っっ♡」
本能のまま体を動かし、大きな声を出して快楽に身を委ねる。
人間に教えられた通り、その時が来てそれを口にしてみる。
「いく、いく、い゛っ、くうぅうぅぅぅぅん♡」
自身の胎内の肉が人間の一部をぎゅうっと締め付けた瞬間、人間のものが爆ぜ、胎が熱い命の波に満たされたのを感じる。
あたたかくて、幸せで、そして途方もなく気持ちがよかった。
その日は辺りが暗くなるまで何度も体を重ね、暗くなってからはコピコの暮らす庵に抱いて連れ帰られまた求められた。
翌朝、春の小鳥達がいつものようにコピコを起こしに訪れた。放っておくといつまでも惰眠を貪るからだ。
しかしこの日、気持ちよさそうに眠るコピコは髪の毛や唇を咥えて引っ張っても、鼻にくちばしをねじ込んでも目覚めようとはしなかった。
普段であればくちばしドリルでは確実に目覚めるというのに。
小鳥達は庵にいた見知らぬ男に「ごめんな、今日は休ませてやってくれ」と優しく言われ、男から駄賃というエサを巻き上げてからそこを撤収した。
※
「って言う事があってね」
夏と秋。そして冬の三神。
彼等と顔を合わせた際、コピコはふと思い付いてその話をした。
三神の表情は死んでいたが、コピコが話すと皆たいていそういった顔になるのでコピコも気にせず続ける。
「その子しょっちゅうウチに来るんだよね。ほぼ住んでる?ってくらい。で、なんか気がついたらその子50年くらい変わらないんだけど、最近の人間って長生きになったの?」
そう言ってコピコはいつものようにニコニコとしている。
三神は示し合わせるでもなく言った。
「「「バカだ」」」
その後、夏の神は帰途の間ずっと腕を組んで首をかしげていた。
「うーん、コピコにつきまとってるのどう考えてもうちの末っ子な気がする。ガキの頃から春の渓谷への行き方すごい聞かれてたしなー。最近見ないと思ったら。……まぁここ50年春が乱れた事もなし、また今度聞いたんでいっか」
そしてまた数十年放置される。
暇を持て余した神々の日常。
※※※
【青姦について各神々の見解】
●アリ派
春「お外はきもちがいいからねぇ」
(分かってない)
夏「勢いがついたら仕方ない。ただし虫には気をつけろ。あと海もダメだ。砂がヤバい。海中なんざもってのほか」
(意外と面倒見いい)
●ナシ派
秋「寒い」
冬「死ぬぞ」
「ああっ! あああんっ! そこだめ、ぐりぐり、だめ♡ いやぁ♡ あ・だめ♡ だめ♡ ああぁっ、どうしていいか分かんないい♡」
初めて体感する内側を抉る快楽からコピコは頭を振って逃れようとするが、人間は容赦なく責め続ける。
「やぁぁぁ! ダメぇぇ、こわいぃぃ」
やがて泣きが入った所でさすがに人間は手を緩めた。
三本入っていた指を第一関節程度まで抜いて濡れた目尻に口づける。
「今日はこれぐらいにするか?」
人間は後孔の入り口で指を小刻みにばらばらと動かす。先ほどまでの強烈な刺激に比べればなんでもない事のように思えたが━━
開けられた分、失った空間を嫌が応にも感じさせられる。
堪えようとしても堪えられなかった。
「中がさみしいぃよぉぉ、やめるものやだぁぁ」
むずがる子供のようなコピコに、そこで初めて人間が笑った気がした。
「もっとすごいのが欲しくないか?」
コピコは渇望しか感じられなくなっていたが、己の身が何を欲しているのか分からずもどかしさに頭がおかしくなりそうだった。
この人間は知っているというのか。
「ちょう……だい」
欲しいかと聞かれたからそう答えた。
人間は切羽詰まったように小さく呻き、乱暴に細い腰をつかまれる。
そして━━
「あぁぁぁっ!! そこはそれを片付けるとこじゃないよぉ!」
人間の大きな「おもちゃ」に貫かれ、健気に勃ってふるえていたコピコの雄からまた命の飛沫が散った。
「トコロテンか。なんていやらしくて可愛い身体だ」
人間はそこかしこに口づけながら、胎内ではコピコの奥や先ほど見付けた秘部を擦る。
「なになになに!? ん! あぁぁぁん!!」
男の膝の上で串刺しにされたようなものだ。
苦しい、でも苦しいだけじゃなく。
いっぱいで、でもまだいっぱいじゃない。
小さな桃色の胸の粒を音を立ててしゃぶられながらコピコの勃ちあがった芯を擦られ身悶える。
「胸ちゅうちゅうしないでぇ! そこゴシゴシしちゃだめぇぇ! ひあぁ♡」
がむしゃらに逃れようとするが背中に回された逞しい片腕がそれをやすやすと阻み、コピコは過ぎた快感に悲鳴を上げる。
「やだやだ、だめぇぇ♡ なにこれ、わかんない♡ もうやだぁぁぁ!」
大きく激しい波に飲み込まれ、翻弄される中にも何かもどかしさを感じ戸惑う。
「きもちいい、って言ってみな」
耳元で発せられる男の低い声がまた官能を激しく揺さぶった。
「きもち、いい……?」
「そう。俺はすげぇ気持ちいいよ」
人間が熱のこもった吐息とともに本当に気持ちよさそうに言うので真似してみる。
「きもち、いい……」
口にした瞬間、一気に自覚した。
素直に快感を受け止め、それを口にすれば一層己の興奮も高められる。
ああ、これは気持ちがいいのだ。
「あ・あキモチい♡ キモチい♡ すごいいぃ♡ もっとぉ♡ もっと気持ちよくしてぇぇ♡」
また訴えるように連ね強請れば人間もまたより猛々しく猛然と最奥を攻め立てた。
「ああぁんっあっあぁぉあ、ひあぁぁん♡」
はー♡
はー♡
コピコは神だ。
これほどまで息が乱れる事など無かった。
ふと人間の顔を見れば人間は汗だくながら優しい目をしており、口元を微かに上げている。柔らかく微笑んでいるようでもあった。
つられて微笑み、よしよしと頭を撫でてやった。
頑張っている人間を褒めるのはコピコにとって当然の事だ。
コピコの嬉しそうな顔に人間はまた小さくうなった。
柔らかい若草の上、人間はコピコの細い片足を肩に掛ける。そしてコピコの股座に跨るようにして腰を突き出した。
「んッあぁぁぁぁぁ!! 奥ゴンゴンだめぇぇ♡」
コピコは首を逸らせ、啼いて善がった。生命の水を吐する事はなかったが、大きな波が確実にコピコの中で大きく爆ぜた。
「ナカイキ出来たな。そういう時はイクって言うんだ」
そう穏やかで優しい声に褒められたコピコは胸に温かいものが宿るのを感じた。
「いく……?」
「そう。じゃあもう一回な」
人間はもう一度腰を遣い始める。
「━━ッ!?」
激しい抽出にお互いがなお一層高まって行くのが分かった。
「んぅっ、やっ♡ んっ♡ いいよぉ、気持ちいいよぉ♡」
そしてこの激しさをもってこれが終焉に向かっている事も、なぜかコピコは理解した。
「やだあぁぁ♡ 終わっちゃうのやだあぁぁぁ、もっとぉぉぉ♡ もっとがいいぃぃぃ♡ もっとずぽずぽしてぇぇ♡」
「!!! 大丈夫、何回だってしてやるし、これからずっとできるから」
「ほんとぉ? じゃあもっとぉ、激しくしてぇ♡ もっと奥ぅ♡ 奥ごんごんゴリゴリてぇ♡ んあんぁ゛、あぁ゛っっ♡」
本能のまま体を動かし、大きな声を出して快楽に身を委ねる。
人間に教えられた通り、その時が来てそれを口にしてみる。
「いく、いく、い゛っ、くうぅうぅぅぅぅん♡」
自身の胎内の肉が人間の一部をぎゅうっと締め付けた瞬間、人間のものが爆ぜ、胎が熱い命の波に満たされたのを感じる。
あたたかくて、幸せで、そして途方もなく気持ちがよかった。
その日は辺りが暗くなるまで何度も体を重ね、暗くなってからはコピコの暮らす庵に抱いて連れ帰られまた求められた。
翌朝、春の小鳥達がいつものようにコピコを起こしに訪れた。放っておくといつまでも惰眠を貪るからだ。
しかしこの日、気持ちよさそうに眠るコピコは髪の毛や唇を咥えて引っ張っても、鼻にくちばしをねじ込んでも目覚めようとはしなかった。
普段であればくちばしドリルでは確実に目覚めるというのに。
小鳥達は庵にいた見知らぬ男に「ごめんな、今日は休ませてやってくれ」と優しく言われ、男から駄賃というエサを巻き上げてからそこを撤収した。
※
「って言う事があってね」
夏と秋。そして冬の三神。
彼等と顔を合わせた際、コピコはふと思い付いてその話をした。
三神の表情は死んでいたが、コピコが話すと皆たいていそういった顔になるのでコピコも気にせず続ける。
「その子しょっちゅうウチに来るんだよね。ほぼ住んでる?ってくらい。で、なんか気がついたらその子50年くらい変わらないんだけど、最近の人間って長生きになったの?」
そう言ってコピコはいつものようにニコニコとしている。
三神は示し合わせるでもなく言った。
「「「バカだ」」」
その後、夏の神は帰途の間ずっと腕を組んで首をかしげていた。
「うーん、コピコにつきまとってるのどう考えてもうちの末っ子な気がする。ガキの頃から春の渓谷への行き方すごい聞かれてたしなー。最近見ないと思ったら。……まぁここ50年春が乱れた事もなし、また今度聞いたんでいっか」
そしてまた数十年放置される。
暇を持て余した神々の日常。
※※※
【青姦について各神々の見解】
●アリ派
春「お外はきもちがいいからねぇ」
(分かってない)
夏「勢いがついたら仕方ない。ただし虫には気をつけろ。あと海もダメだ。砂がヤバい。海中なんざもってのほか」
(意外と面倒見いい)
●ナシ派
秋「寒い」
冬「死ぬぞ」
37
お気に入りに追加
98
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説

王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?
名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。
そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________
※
・非王道気味
・固定カプ予定は無い
・悲しい過去🐜のたまにシリアス
・話の流れが遅い

失恋して崖から落ちたら、山の主の熊さんの嫁になった
無月陸兎
BL
ホタル祭で夜にホタルを見ながら友達に告白しようと企んでいた俺は、浮かれてムードの欠片もない山道で告白してフラれた。更には足を踏み外して崖から落ちてしまった。
そこで出会った山の主の熊さんと会い俺は熊さんの嫁になった──。
チョロくてちょっぴりおつむが弱い主人公が、ひたすら自分の旦那になった熊さん好き好きしてます。


性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)


モブなのに執着系ヤンデレ美形の友達にいつの間にか、なってしまっていた
マルン円
BL
執着系ヤンデレ美形×鈍感平凡主人公。全4話のサクッと読めるBL短編です(タイトルを変えました)。
主人公は妹がしていた乙女ゲームの世界に転生し、今はロニーとして地味な高校生活を送っている。内気なロニーが気軽に学校で話せる友達は同級生のエドだけで、ロニーとエドはいっしょにいることが多かった。
しかし、ロニーはある日、髪をばっさり切ってイメチェンしたエドを見て、エドがヒロインに執着しまくるメインキャラの一人だったことを思い出す。
平凡な生活を送りたいロニーは、これからヒロインのことを好きになるであろうエドとは距離を置こうと決意する。
タイトルを変えました。
前のタイトルは、「モブなのに、いつのまにかヒロインに執着しまくるキャラの友達になってしまっていた」です。
急に変えてしまい、すみません。

美貌の騎士候補生は、愛する人を快楽漬けにして飼い慣らす〜僕から逃げないで愛させて〜
飛鷹
BL
騎士養成学校に在席しているパスティには秘密がある。
でも、それを誰かに言うつもりはなく、目的を達成したら静かに自国に戻るつもりだった。
しかし美貌の騎士候補生に捕まり、快楽漬けにされ、甘く喘がされてしまう。
秘密を抱えたまま、パスティは幸せになれるのか。
美貌の騎士候補生のカーディアスは何を考えてパスティに付きまとうのか……。
秘密を抱えた二人が幸せになるまでのお話。
幽閉王子は最強皇子に包まれる
皇洵璃音
BL
魔法使いであるせいで幼少期に幽閉された第三王子のアレクセイ。それから年数が経過し、ある日祖国は滅ぼされてしまう。毛布に包まっていたら、敵の帝国第二皇子のレイナードにより連行されてしまう。処刑場にて皇帝から二つの選択肢を提示されたのだが、二つ目の内容は「レイナードの花嫁になること」だった。初めて人から求められたこともあり、花嫁になることを承諾する。素直で元気いっぱいなド直球第二皇子×愛されることに慣れていない治癒魔法使いの第三王子の恋愛物語。
表紙担当者:白す(しらす)様に描いて頂きました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる