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3、世界はえげつない
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この世界は電気はない。
代わりというのもおかしいけれど、微量な魔力だか超能力だかはあるらしい。
「陛下は人よりもお力が強くていらっしゃるからかもしれませんなぁ」
ローブ姿の魔法使い然としたおじいちゃんは、白い髭をしごくように撫でながら適当な事をしみじみとおっしゃった。
ホントに電気の代わりになるのか……
そしてどうやら、私と陛下が同時に触らないと我が相棒は覚醒しないという事が判明した。
なるほど、電池のプラスとマイナスをつなぐみたいなもんか。
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴ。
我が相棒によって繋がれた私と陛下。
それは私がコントローラーを、陛下がピンクの我が相棒を持つことで出来上がる一つの線。
なんだこれ。
「よし、アキ、これで行こう」
思わず遠い目を晒した私に陛下は力強く断言し、嫌な予感しかしない。
条件;陛下と私が必ずコントローラーかモーター部に触れていなければいけない。
それを踏まえてのA案。(下記図解参照)
私がコントローラーを持って陛下がモーター部を担当。
陛下が貴族のお妃候補を責める。
B案。
コントローラーを陛下が、私がモーター部を担当。
私が貴族のお妃候補を責める。
図にするとこうなるのだけれども。
A案;陛下×貴族のお嬢さん←←私(待機と言う名の傍観)
B案;私×貴族のお嬢さん ←←陛下(傍観&ウォームアップ。いいところで私と交替)
傍観というとまだマシだけど、これって視姦とか公開セックスってやつじゃないか。
「両方却下ですね」
人の寝室での行為に参加するのは嫌だ。
私の人生に3Pの文字はない。要らない。
それに私の使用済みアイテムを貴族のお嬢さんに使い回すってのは……精神的にもちょっとキツイ。
ちなみに勃つ&挿入出来る相手がお妃の第一条件になってしまっているので、既成事実ありきのこの婚活。
最低だ。
権力者がロクでもない事しかしないのはどこの国も一緒か。
一国のお妃様に相応しい女性を正妻にして、側室を何人か抱え込めばいいじゃないかと思ったけども、子供が複数生まれた時、王位争いになる可能性を考え採用されなかったらしい。あと側室が一体どれだけの人数になるか未知数で非現実的だったとか。
変にリスク管理は行き届いているように思われるけれども、どんだけ陛下は使いモノにならないと思われているのか。
ここで私は最も現実的と思われる案を提案した。
「私が可動部を担当して陛下を勃たせるんで、勃ったら私が退室ってのが一番かと」
C案;美貌の30がらみを私が責める。
……アリだ。
3Pは嫌だと言ったものの、これならイケる気がする。
いや、全然イケる。
なんせBLもおかずになる私だ。まかせとけ。
私の使用済みアイテムを陛下に使い回す事になるが、陛下相手ならまぁいいだろう。ぎりぎりセーフな気がする。
ちなみに図解するとこうかな。
私×陛下×貴族のお嬢さん(待機)
自信満々でちょっと盛り上がってきた私に対して、陛下は愕然とした。
「待て、それなら私がアキに」
「え、私とお嬢さんを並べて転がしてするんですか? どんびきー」
陛下のD案に心底嫌そうに言ってやったので、「ドン引き」の意味は通じないだろう陛下も口を噤んだ。
だから諦めたと思ったのに。
新たに一番平和な解決策として採用されたE案。
陛下×貴族のお嬢さん ←→ 私ソロプレイ
つまり陛下がコントローラー、私は自分にモーター部を担当。
……結局公開自慰かよッ!!
※※※
おおーきなベッドが一つ、ありました♪
そーこへ女の人をそれぞれ並べまして♪
真ん中にカーテンで壁をつくりました♪
あっ!という間にマニアックなプレイルームの出来上がりィっ♪
あまりにも絵面がエグイので絵描き歌風にしてみたけれど。
出来上がったのは私が自慰をする隣で、コントローラーを持った陛下がお妃候補と致すという狂った環境。
これ、相手の女性もキツイよな。
プライドずたぼろだよな。
自分じゃ魅力を感じないのかって、トラウマになるんじゃ……
そして現れた陛下はバスローブのような「一瞬で脱げます!」みたいな格好で、出番待ちのAV男優みたいだった。
いやそんな映像見た事ないけどさ。
「陛下いい加減、頑張ってください。貴方はやればできるんです。思い出すんです。あの日の高揚と栄光を。熱き血の滾りと勝利の感覚をっ」
こうなりゃ思い込みによる暗示しかない。
「アキ、そこに語りかけるのはやめてくれないか」
本日のお相手エリザベスちゃんの入室前の現在、若干の怒りと苛立ちを隠しながら陛下のナイーブな下半身に真摯に語りかけた。
やがて訪れた本日のお相手エリザベスちゃんも陛下とおそろいの白いバスローブ風衣装。
私にもおそろいのお召し物が用意されていたけど、「いやちょっと私違うんで」とワンピースで勘弁してもらった。
着なくて正解だった。
エリザベスちゃんのすんばらしいメリハリボディを前に心底そう思う。
同じ服着て近くに立つなんて考えただけでも恐ろしい。
しかも白いバスローブ三人って、3PモノのAV撮影現場みたいな光景になるところだった。ナイスバディ美少女とメリハリゼロの棒のような普通顔の女なんて、内容的にもマニアックすぎる。
「ではアキ様、よろしくお願いいたします」
そう言ってさっさとベッドに乗りこむエリザベスちゃん。
「ご、ごめんね。なんかこんな事になって」
咄嗟に年下の美女に詫びていた。
「可能性があるのであれば、それに賭けるまでです」
お、おおう。さすがお妃様候補。
覚悟が違う。
素晴らしい心構えでいらっしゃる。
超ヤル気満々だ。
……はぁー、嫌だなぁ。
こんな事、出来ればしたくないけど、これしないと帰れないもんなぁ。
緩慢な動きでエリザベスちゃんが入ったブースの隣に入る。
ホントこれカーテンで仕切られたブースだよ。
陛下はエリザベスちゃん寄りの場所、かつ私が見える位置へ。
ハッ、陛下なんたる豪遊だよ。
足を開いた女二人相手にって。
思わず鼻で笑いたくなると同時に、馬鹿馬鹿しくて情けなくて、なんだか泣きたくなった。
こうなったらさっさと完勃ちさせて退出しよう。
「ちょっと待ってくださいねー」
下着を脱ぐ姿が間抜な気がして、予め脱いでおいた。
長いスカートの中でまずは自分で触ってみる。
あかん、カラッカラや。
オカズもないから濡れにくいだろうなぁ。
こんな異常な状況だけど、妄想でなんとかなるかなぁ。
そもそも、なんでこんな事してるんだろ。
まぁ元の世界に帰るためってのが大前提なんだけどさ。
よく考えたら私って、親の育児放棄で公的支援を受けながら育ったんだったな、と。
社会に出てからは一人でここまで来たタイプだったな、と。
帰る所があると思ってたけど、本当にそうなのかな、とか思っちゃったりして。
そうなるとこんな恥ずかしくてばかげた事、別にしなくたっていいんじゃなかろうかと。
でも私はそれで良くても陛下やこの国は困るんだよな、って。
私、タダ飯食らいだしな。
衣食住全部面倒見てもらってるしな。
破格の待遇だよな。
みなしごもどきは、こんな目に遭うのが定石なのかもしれないな、なんて。
「アキ……?」
「あー、ちょっと時間がかかりそうなんで、とりあえずそっちで始めといてもらえますか」
心配そうな陛下に、心配ないというフリをして見せる。
ダメだぞ、陛下。
不安は勃起不全を悪化させる。
「……わたくし、少し席を外しましょうか」
エリザベスちゃんにまで冷静に言われてしまう。
うう、情けなや。
年下の深窓のご令嬢に気を遣わせてしまったよ。
そうだよ、初めから陛下勃たたせとけばよかった話じゃんかね!
ごめんよ、アホな大人二人で。
これだけ冷静で聡明そうなお嬢さんならこんなバカげた状況、さぞ呆れてるんだろうなぁ。
絶賛困惑顔だろう私に、エリザベスちゃんは「頑張ってくださいね」とにっこり笑って退室された。
さすが王妃になるための教育をされてきたお嬢さんのメンタルは違う。
こんな私にまで気を遣ってくれるなんて。
うん、頑張る。
頑張ってエリザベスちゃんに挿入できるモノを育ててみせるよ!
「私にも協力させてくれ」
強く決意した私に、真剣な表情の陛下がにじり寄ってきた。
んん?
代わりというのもおかしいけれど、微量な魔力だか超能力だかはあるらしい。
「陛下は人よりもお力が強くていらっしゃるからかもしれませんなぁ」
ローブ姿の魔法使い然としたおじいちゃんは、白い髭をしごくように撫でながら適当な事をしみじみとおっしゃった。
ホントに電気の代わりになるのか……
そしてどうやら、私と陛下が同時に触らないと我が相棒は覚醒しないという事が判明した。
なるほど、電池のプラスとマイナスをつなぐみたいなもんか。
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴ。
我が相棒によって繋がれた私と陛下。
それは私がコントローラーを、陛下がピンクの我が相棒を持つことで出来上がる一つの線。
なんだこれ。
「よし、アキ、これで行こう」
思わず遠い目を晒した私に陛下は力強く断言し、嫌な予感しかしない。
条件;陛下と私が必ずコントローラーかモーター部に触れていなければいけない。
それを踏まえてのA案。(下記図解参照)
私がコントローラーを持って陛下がモーター部を担当。
陛下が貴族のお妃候補を責める。
B案。
コントローラーを陛下が、私がモーター部を担当。
私が貴族のお妃候補を責める。
図にするとこうなるのだけれども。
A案;陛下×貴族のお嬢さん←←私(待機と言う名の傍観)
B案;私×貴族のお嬢さん ←←陛下(傍観&ウォームアップ。いいところで私と交替)
傍観というとまだマシだけど、これって視姦とか公開セックスってやつじゃないか。
「両方却下ですね」
人の寝室での行為に参加するのは嫌だ。
私の人生に3Pの文字はない。要らない。
それに私の使用済みアイテムを貴族のお嬢さんに使い回すってのは……精神的にもちょっとキツイ。
ちなみに勃つ&挿入出来る相手がお妃の第一条件になってしまっているので、既成事実ありきのこの婚活。
最低だ。
権力者がロクでもない事しかしないのはどこの国も一緒か。
一国のお妃様に相応しい女性を正妻にして、側室を何人か抱え込めばいいじゃないかと思ったけども、子供が複数生まれた時、王位争いになる可能性を考え採用されなかったらしい。あと側室が一体どれだけの人数になるか未知数で非現実的だったとか。
変にリスク管理は行き届いているように思われるけれども、どんだけ陛下は使いモノにならないと思われているのか。
ここで私は最も現実的と思われる案を提案した。
「私が可動部を担当して陛下を勃たせるんで、勃ったら私が退室ってのが一番かと」
C案;美貌の30がらみを私が責める。
……アリだ。
3Pは嫌だと言ったものの、これならイケる気がする。
いや、全然イケる。
なんせBLもおかずになる私だ。まかせとけ。
私の使用済みアイテムを陛下に使い回す事になるが、陛下相手ならまぁいいだろう。ぎりぎりセーフな気がする。
ちなみに図解するとこうかな。
私×陛下×貴族のお嬢さん(待機)
自信満々でちょっと盛り上がってきた私に対して、陛下は愕然とした。
「待て、それなら私がアキに」
「え、私とお嬢さんを並べて転がしてするんですか? どんびきー」
陛下のD案に心底嫌そうに言ってやったので、「ドン引き」の意味は通じないだろう陛下も口を噤んだ。
だから諦めたと思ったのに。
新たに一番平和な解決策として採用されたE案。
陛下×貴族のお嬢さん ←→ 私ソロプレイ
つまり陛下がコントローラー、私は自分にモーター部を担当。
……結局公開自慰かよッ!!
※※※
おおーきなベッドが一つ、ありました♪
そーこへ女の人をそれぞれ並べまして♪
真ん中にカーテンで壁をつくりました♪
あっ!という間にマニアックなプレイルームの出来上がりィっ♪
あまりにも絵面がエグイので絵描き歌風にしてみたけれど。
出来上がったのは私が自慰をする隣で、コントローラーを持った陛下がお妃候補と致すという狂った環境。
これ、相手の女性もキツイよな。
プライドずたぼろだよな。
自分じゃ魅力を感じないのかって、トラウマになるんじゃ……
そして現れた陛下はバスローブのような「一瞬で脱げます!」みたいな格好で、出番待ちのAV男優みたいだった。
いやそんな映像見た事ないけどさ。
「陛下いい加減、頑張ってください。貴方はやればできるんです。思い出すんです。あの日の高揚と栄光を。熱き血の滾りと勝利の感覚をっ」
こうなりゃ思い込みによる暗示しかない。
「アキ、そこに語りかけるのはやめてくれないか」
本日のお相手エリザベスちゃんの入室前の現在、若干の怒りと苛立ちを隠しながら陛下のナイーブな下半身に真摯に語りかけた。
やがて訪れた本日のお相手エリザベスちゃんも陛下とおそろいの白いバスローブ風衣装。
私にもおそろいのお召し物が用意されていたけど、「いやちょっと私違うんで」とワンピースで勘弁してもらった。
着なくて正解だった。
エリザベスちゃんのすんばらしいメリハリボディを前に心底そう思う。
同じ服着て近くに立つなんて考えただけでも恐ろしい。
しかも白いバスローブ三人って、3PモノのAV撮影現場みたいな光景になるところだった。ナイスバディ美少女とメリハリゼロの棒のような普通顔の女なんて、内容的にもマニアックすぎる。
「ではアキ様、よろしくお願いいたします」
そう言ってさっさとベッドに乗りこむエリザベスちゃん。
「ご、ごめんね。なんかこんな事になって」
咄嗟に年下の美女に詫びていた。
「可能性があるのであれば、それに賭けるまでです」
お、おおう。さすがお妃様候補。
覚悟が違う。
素晴らしい心構えでいらっしゃる。
超ヤル気満々だ。
……はぁー、嫌だなぁ。
こんな事、出来ればしたくないけど、これしないと帰れないもんなぁ。
緩慢な動きでエリザベスちゃんが入ったブースの隣に入る。
ホントこれカーテンで仕切られたブースだよ。
陛下はエリザベスちゃん寄りの場所、かつ私が見える位置へ。
ハッ、陛下なんたる豪遊だよ。
足を開いた女二人相手にって。
思わず鼻で笑いたくなると同時に、馬鹿馬鹿しくて情けなくて、なんだか泣きたくなった。
こうなったらさっさと完勃ちさせて退出しよう。
「ちょっと待ってくださいねー」
下着を脱ぐ姿が間抜な気がして、予め脱いでおいた。
長いスカートの中でまずは自分で触ってみる。
あかん、カラッカラや。
オカズもないから濡れにくいだろうなぁ。
こんな異常な状況だけど、妄想でなんとかなるかなぁ。
そもそも、なんでこんな事してるんだろ。
まぁ元の世界に帰るためってのが大前提なんだけどさ。
よく考えたら私って、親の育児放棄で公的支援を受けながら育ったんだったな、と。
社会に出てからは一人でここまで来たタイプだったな、と。
帰る所があると思ってたけど、本当にそうなのかな、とか思っちゃったりして。
そうなるとこんな恥ずかしくてばかげた事、別にしなくたっていいんじゃなかろうかと。
でも私はそれで良くても陛下やこの国は困るんだよな、って。
私、タダ飯食らいだしな。
衣食住全部面倒見てもらってるしな。
破格の待遇だよな。
みなしごもどきは、こんな目に遭うのが定石なのかもしれないな、なんて。
「アキ……?」
「あー、ちょっと時間がかかりそうなんで、とりあえずそっちで始めといてもらえますか」
心配そうな陛下に、心配ないというフリをして見せる。
ダメだぞ、陛下。
不安は勃起不全を悪化させる。
「……わたくし、少し席を外しましょうか」
エリザベスちゃんにまで冷静に言われてしまう。
うう、情けなや。
年下の深窓のご令嬢に気を遣わせてしまったよ。
そうだよ、初めから陛下勃たたせとけばよかった話じゃんかね!
ごめんよ、アホな大人二人で。
これだけ冷静で聡明そうなお嬢さんならこんなバカげた状況、さぞ呆れてるんだろうなぁ。
絶賛困惑顔だろう私に、エリザベスちゃんは「頑張ってくださいね」とにっこり笑って退室された。
さすが王妃になるための教育をされてきたお嬢さんのメンタルは違う。
こんな私にまで気を遣ってくれるなんて。
うん、頑張る。
頑張ってエリザベスちゃんに挿入できるモノを育ててみせるよ!
「私にも協力させてくれ」
強く決意した私に、真剣な表情の陛下がにじり寄ってきた。
んん?
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