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<下> 責務を果たすが存在意義にして幸せである。
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えー、本日ベッドにて久々にバイブとゴムの話題が持ちあがっております。
というか初めてですわ、第三者によってあいつらが語られてるのは。
「あの、クローゼットの奥の段ボールの中身なんだが」
重々しい口調で告げたのは雅人だ。
そう、あいつら雅人に見つかりやがった。
お前ら、何あっさり見つかってんだよ!
とあいつらに言っても仕方ない。
俺ら全員動けねぇしな。
見つかったあいつらが悪いんじゃない。
悪いのは発見した雅人だ。
でもってそれをそっと心の内に秘めなかった心の狭い雅人だ。
こいつとんだ似非スパダリだったわ!
お前、それを恋人に言ってやるなよ!
そっと目をつむるのが大人ってもんじゃねぇか!
「あれは仕事の資料か?」
あ、ハルカそういうの書く仕事? 物書きとか?
よ、よし。それなら誤魔化しもきくか……
「なんでプログラマーがそんな資料使うんだよ。そもそも資料だったらゴムは要らないだろ」
こンの正直モンがぁぁ!
なんでナイスパスを叩き落とすかなぁぁ!
「そうか」
落ち着いた様子で頷き、雅人は微かに眉間を曇らせ思案するように顎に手を当てる。
「すまない、こんな事を言うとまた怒らせるんだろうがなんでお前がずっと怒っているのか分からない。教えてくれないか」
「別に怒ってなんかねーよ」
間髪入れずハルカはぶっきらぼうに言い返す。
修羅場キター。
めんどくせっ、キッツ。
そんな言い方は良くないゾ☆
長時間言い淀むハルカを雅人は辛抱強く待つ。
無言で延々待つ。
「━━━っ、……俺、ちょっと前から抱きつき癖ついちまって」
うん、こんなの吐くしかねぇよな、可哀想にハルカ。
「ウザがられるのが嫌でセーブしねーとなって」
顔を背け視線をずらしてるけどハルカ、お前もともと目ねえじゃねえか。
「なぜだ? 俺はいつでもお前を抱いて寝たいのに?」
そう心底不思議そうに言って首を傾げた雅人をハルカは振り返って睨みつけた。
いや、目は見えてないけど多分睨んでいる。お怒りだ。
「じゃあなんでいつもにゃごろーセットするんだよ。いつもセットされてるから『お前はそっち使ってろ』って言われてるみたいなんだけど」
俺、にゃごろーって呼ばれてたのか。
知らんかったわ。
「そいつに抱きついて背を向けて寝るから何か怒っているんだとばかり思っていたが違うのか? せめてお前に喜んでもらおうとそいつをセットしていたんだが……また間違えたか?」
はい、ここで泰然とした雅人の微笑。
すべて理解し、包容力溢れるそれ。
余裕ある大人の醸し出すフェロモンと魅力が炸裂の雅人スマイル。
トゥクン☆ってそうじゃねぇ俺!
ごぶはぁぁぁぁぁ!
って口から綿噴きたい気分だわ。
お互い相手に勝手な気遣いを見せ、勝手に勘違いしてここ数か月のご無沙汰。
ばっかじゃねーの。
あ、いや馬鹿二人なのは薄々気付いてたけど。
「不満があるなら言ってくれ。お前の気持ちがいいように工夫する」
雅人があからさますぎる件。
ああ、これあれだろ?
可愛い恋人が自分を思って可愛い勘違いしてたんで超盛り上がってんだろ?
すげぇ楽しそうだもんな。
それにしても雅人、お前すげー自信家だな。自分のセックステクにここまで自信持つヤツってこえーよ。
「あれを使うくらいなら俺を使ってくれないか」
羞恥に無言になったハルカを前に、不敵な笑みを浮かべる雅人。
嫌な予感しかしなくて、こうなりゃもう後は盛り上がるだけなのは明白でその予感は的中するわけで。
「ふっ、っっは、ああっ! も、そこは、」
「あ・あ・あ・あ、ぐ・あぁっ!」
「あぁ! そこ、そこ、そこ気持ちイッ」
「ふ、ぁ! もうムリ……ッ」
「ちょ、も、もうイキた、あぁ!」
おう、前戯だけでこれ。
延々ハルカが喘がされてやがる。
雅人さん、性技を疑ってすんません。
雅人はハルカと左手をつなで、口にハルカをイン、右手をハルカにイン。
じゅるじゅる啜る水音とハルカのヒンヒンいう啼き声。
なにこれ快楽責め?
三十代後半だからか雅人ねちっこいなー
イキそうになると攻める手を緩めて決定打は与えてやらないってえぐいわー
しかも延々無言なんだよな。
恋人の浮気に罰を与えるお預けプレイかと思ったけど違うな。
雅人が没頭してるんだな、これ。
尽くし屋かつ集中すると他に何も見えなくなるタイプなんだろうな、こえー
「も、俺ばっか……っ、お前も気持ちよくなれってこのバカ!」
雅人の肩を足で押し、気力を振り絞って必死で訴える涙目のハルカ。
な━━
なんてこった。
こいつ、自分で自爆ボタン押しやがった。
あーあ、ほら見ろ。
野獣だ。
野獣がそこにいる。
雅人の目。完全に据わっちまったじゃねーか。
あーハルカが、一応俺のご主人様が食われていく……
あんな事言ったんだ、自業自得だ。
俺はもう心を殺す。
「×××♡」
「~~~っ♡、っ♡、っっ♡♡」
「━━ッ♡♡♡」
……なんか最終的に語尾にハートがついてたような気がする。
※ ※ ※
今夜は二人っきりの夜ね。
寝室に入ってきた雅人にそんな事を言ってみる。
ハルカは面倒な案件とかで打ち合わせ出張だってな。
見つめ合うこと数秒、雅人は俺を布団に連れ込んだ。
俺の魅惑のボディすげぇな、スパダリも陥落かよ。
まぁハルカがいないもんな。
しゃあねぇ、今夜だけだぜ?
……って。
なんでコイツ硬くさせてんの!?
変態! 変態ぃぃぃぃ!
ゴリゴリ押しつけないでぇ! スリスリもだめぇ!
顔もなすりつけてきやがったぁぁ。
ハルカは出資者だから仕方ないとしてお前はダメだ。
やめろぉぉぉ!
……
……こいつデケェな。
デカすぎだろ。
ちょっとハルカと比べちまったじゃねーか。
そして俺は総受けとなった。
ってちゃうわ!
俺は今夜も心を殺して抱き枕としての役目を全うする。
まぁその後捨てられる事なくクッションとしてベッドやソファーを転々とした。
たまにどっちかが外泊だったりケンカした時に股に挟まれるペースで、くったんくったんになっても長期に渡りこいつらと閨を共にする事になる。
残念ながら他の同期達とは早々に別れを余儀なくされた。
バイブ侍は「不燃物か、埋め立てか粗大ごみか」と悩む二人を前に「お役目は果たした。好きにされるがいい」と堂々としたもんで。
ゴムはゴムで「俺らは元々オナニー使いがメインの使い捨てだからな。てか旦那とサイズ違うんだからしゃーねーわ」とあっけらかんとしていた。
まぁサイズ違いはどうにもならねよな。
ハルカにとってバイブ侍は「彼氏サイズ」じゃなかった。
「彼氏サイズ」がいいなら上級者向け極太サイズにすべきだった。まあそこは良心が疼いたのかもしれない。
あいつらは男の象徴なせいもあるのか本当に男らしくて、実に気のいい奴らだった。
そして俺は今二人に人形供養に連れて来られ、受付担当者のねーちゃんを一瞬戸惑わせたところだ。
場違いですまん。
そりゃこんなクッタクタのでろんでろんに使い古された抱き枕持って来られてもなぁ?
可燃物だろって話だよな。
さすがに相手もプロでソツなく柔らかい笑顔で対応してくれたが。
でもって男二人は辛気臭い顔すんな。
こいつら顔はいいのに何かと残念なんだ。
雅人なんか今朝当然のように喪服を準備し始めて「さすがにそれはやり過ぎだ」ってハルカに止められてたんだぜ?
結果出来上がったのはカジュアルなジャケット姿の見栄えのする男二人。それだけなら問題ないのにそんなのがこ汚い抱き枕を小脇に抱えてるんだから目立ってしょうがない。
「お母さん恥ずかしいわー」ってこういう心境なのかもしれねぇな。
こいつら大丈夫かいなとは思うが、まあこいつらはこれまで通りやって行くだろう。
なんだかんだ言いながら抱き枕冥利には尽きまくりの恵まれた一生を過ごさせてもらったと思う。
また来世でもこんな人生を送りたいもんだ。
そして次こそはきれいな姉ちゃんにお買い上げされたい。
というか初めてですわ、第三者によってあいつらが語られてるのは。
「あの、クローゼットの奥の段ボールの中身なんだが」
重々しい口調で告げたのは雅人だ。
そう、あいつら雅人に見つかりやがった。
お前ら、何あっさり見つかってんだよ!
とあいつらに言っても仕方ない。
俺ら全員動けねぇしな。
見つかったあいつらが悪いんじゃない。
悪いのは発見した雅人だ。
でもってそれをそっと心の内に秘めなかった心の狭い雅人だ。
こいつとんだ似非スパダリだったわ!
お前、それを恋人に言ってやるなよ!
そっと目をつむるのが大人ってもんじゃねぇか!
「あれは仕事の資料か?」
あ、ハルカそういうの書く仕事? 物書きとか?
よ、よし。それなら誤魔化しもきくか……
「なんでプログラマーがそんな資料使うんだよ。そもそも資料だったらゴムは要らないだろ」
こンの正直モンがぁぁ!
なんでナイスパスを叩き落とすかなぁぁ!
「そうか」
落ち着いた様子で頷き、雅人は微かに眉間を曇らせ思案するように顎に手を当てる。
「すまない、こんな事を言うとまた怒らせるんだろうがなんでお前がずっと怒っているのか分からない。教えてくれないか」
「別に怒ってなんかねーよ」
間髪入れずハルカはぶっきらぼうに言い返す。
修羅場キター。
めんどくせっ、キッツ。
そんな言い方は良くないゾ☆
長時間言い淀むハルカを雅人は辛抱強く待つ。
無言で延々待つ。
「━━━っ、……俺、ちょっと前から抱きつき癖ついちまって」
うん、こんなの吐くしかねぇよな、可哀想にハルカ。
「ウザがられるのが嫌でセーブしねーとなって」
顔を背け視線をずらしてるけどハルカ、お前もともと目ねえじゃねえか。
「なぜだ? 俺はいつでもお前を抱いて寝たいのに?」
そう心底不思議そうに言って首を傾げた雅人をハルカは振り返って睨みつけた。
いや、目は見えてないけど多分睨んでいる。お怒りだ。
「じゃあなんでいつもにゃごろーセットするんだよ。いつもセットされてるから『お前はそっち使ってろ』って言われてるみたいなんだけど」
俺、にゃごろーって呼ばれてたのか。
知らんかったわ。
「そいつに抱きついて背を向けて寝るから何か怒っているんだとばかり思っていたが違うのか? せめてお前に喜んでもらおうとそいつをセットしていたんだが……また間違えたか?」
はい、ここで泰然とした雅人の微笑。
すべて理解し、包容力溢れるそれ。
余裕ある大人の醸し出すフェロモンと魅力が炸裂の雅人スマイル。
トゥクン☆ってそうじゃねぇ俺!
ごぶはぁぁぁぁぁ!
って口から綿噴きたい気分だわ。
お互い相手に勝手な気遣いを見せ、勝手に勘違いしてここ数か月のご無沙汰。
ばっかじゃねーの。
あ、いや馬鹿二人なのは薄々気付いてたけど。
「不満があるなら言ってくれ。お前の気持ちがいいように工夫する」
雅人があからさますぎる件。
ああ、これあれだろ?
可愛い恋人が自分を思って可愛い勘違いしてたんで超盛り上がってんだろ?
すげぇ楽しそうだもんな。
それにしても雅人、お前すげー自信家だな。自分のセックステクにここまで自信持つヤツってこえーよ。
「あれを使うくらいなら俺を使ってくれないか」
羞恥に無言になったハルカを前に、不敵な笑みを浮かべる雅人。
嫌な予感しかしなくて、こうなりゃもう後は盛り上がるだけなのは明白でその予感は的中するわけで。
「ふっ、っっは、ああっ! も、そこは、」
「あ・あ・あ・あ、ぐ・あぁっ!」
「あぁ! そこ、そこ、そこ気持ちイッ」
「ふ、ぁ! もうムリ……ッ」
「ちょ、も、もうイキた、あぁ!」
おう、前戯だけでこれ。
延々ハルカが喘がされてやがる。
雅人さん、性技を疑ってすんません。
雅人はハルカと左手をつなで、口にハルカをイン、右手をハルカにイン。
じゅるじゅる啜る水音とハルカのヒンヒンいう啼き声。
なにこれ快楽責め?
三十代後半だからか雅人ねちっこいなー
イキそうになると攻める手を緩めて決定打は与えてやらないってえぐいわー
しかも延々無言なんだよな。
恋人の浮気に罰を与えるお預けプレイかと思ったけど違うな。
雅人が没頭してるんだな、これ。
尽くし屋かつ集中すると他に何も見えなくなるタイプなんだろうな、こえー
「も、俺ばっか……っ、お前も気持ちよくなれってこのバカ!」
雅人の肩を足で押し、気力を振り絞って必死で訴える涙目のハルカ。
な━━
なんてこった。
こいつ、自分で自爆ボタン押しやがった。
あーあ、ほら見ろ。
野獣だ。
野獣がそこにいる。
雅人の目。完全に据わっちまったじゃねーか。
あーハルカが、一応俺のご主人様が食われていく……
あんな事言ったんだ、自業自得だ。
俺はもう心を殺す。
「×××♡」
「~~~っ♡、っ♡、っっ♡♡」
「━━ッ♡♡♡」
……なんか最終的に語尾にハートがついてたような気がする。
※ ※ ※
今夜は二人っきりの夜ね。
寝室に入ってきた雅人にそんな事を言ってみる。
ハルカは面倒な案件とかで打ち合わせ出張だってな。
見つめ合うこと数秒、雅人は俺を布団に連れ込んだ。
俺の魅惑のボディすげぇな、スパダリも陥落かよ。
まぁハルカがいないもんな。
しゃあねぇ、今夜だけだぜ?
……って。
なんでコイツ硬くさせてんの!?
変態! 変態ぃぃぃぃ!
ゴリゴリ押しつけないでぇ! スリスリもだめぇ!
顔もなすりつけてきやがったぁぁ。
ハルカは出資者だから仕方ないとしてお前はダメだ。
やめろぉぉぉ!
……
……こいつデケェな。
デカすぎだろ。
ちょっとハルカと比べちまったじゃねーか。
そして俺は総受けとなった。
ってちゃうわ!
俺は今夜も心を殺して抱き枕としての役目を全うする。
まぁその後捨てられる事なくクッションとしてベッドやソファーを転々とした。
たまにどっちかが外泊だったりケンカした時に股に挟まれるペースで、くったんくったんになっても長期に渡りこいつらと閨を共にする事になる。
残念ながら他の同期達とは早々に別れを余儀なくされた。
バイブ侍は「不燃物か、埋め立てか粗大ごみか」と悩む二人を前に「お役目は果たした。好きにされるがいい」と堂々としたもんで。
ゴムはゴムで「俺らは元々オナニー使いがメインの使い捨てだからな。てか旦那とサイズ違うんだからしゃーねーわ」とあっけらかんとしていた。
まぁサイズ違いはどうにもならねよな。
ハルカにとってバイブ侍は「彼氏サイズ」じゃなかった。
「彼氏サイズ」がいいなら上級者向け極太サイズにすべきだった。まあそこは良心が疼いたのかもしれない。
あいつらは男の象徴なせいもあるのか本当に男らしくて、実に気のいい奴らだった。
そして俺は今二人に人形供養に連れて来られ、受付担当者のねーちゃんを一瞬戸惑わせたところだ。
場違いですまん。
そりゃこんなクッタクタのでろんでろんに使い古された抱き枕持って来られてもなぁ?
可燃物だろって話だよな。
さすがに相手もプロでソツなく柔らかい笑顔で対応してくれたが。
でもって男二人は辛気臭い顔すんな。
こいつら顔はいいのに何かと残念なんだ。
雅人なんか今朝当然のように喪服を準備し始めて「さすがにそれはやり過ぎだ」ってハルカに止められてたんだぜ?
結果出来上がったのはカジュアルなジャケット姿の見栄えのする男二人。それだけなら問題ないのにそんなのがこ汚い抱き枕を小脇に抱えてるんだから目立ってしょうがない。
「お母さん恥ずかしいわー」ってこういう心境なのかもしれねぇな。
こいつら大丈夫かいなとは思うが、まあこいつらはこれまで通りやって行くだろう。
なんだかんだ言いながら抱き枕冥利には尽きまくりの恵まれた一生を過ごさせてもらったと思う。
また来世でもこんな人生を送りたいもんだ。
そして次こそはきれいな姉ちゃんにお買い上げされたい。
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