23 / 31
23 光の下と影の中(※マックス視点)
しおりを挟む
メイラー侯爵の宗教裁判に伴い前フロリアン伯爵は移送されたが、スージーのほうは〈フロリアン伯爵令嬢及び元フラカストロ伯爵令嬢への不敬罪〉で領内の監獄に収監されている。
もう関わるな。
それが、本心だった。
「お願いします」
リヴィエラは頑固だ。
冷酷な父のもとで耐え、残酷な仮の夫のもとでも耐えてきた。耐え忍びながら意志を貫くリヴィエラの意向を挫けば、隠れて思いを遂げるのは明らかだ。
「私の指示を守り、必ず離れないと約束するなら」
「約束します」
私たちは監獄へ向かった。
山道や橋を越え、深い森を抜けた先。暮らしから隔絶されたその場所は、さながらこの世の地獄と言える。
気が気ではなく、横目で何度もリヴィエラの様子を確かめた。
手続きを済ませ、監獄長の案内で女子棟へ通される。
身の安全は確保されているものの……
「御領主様が慰問にいらしてくださったとなれば、ここの女たちも少しは改心するでしょうよ」
上機嫌な監獄長と、今にも卒倒しそうなリヴィエラに挟まれ、私は果てしなく後悔していた。
そんな私に呼応するように、事件は起こった。
ちょうど向かっている方向の雑居房で、女たちの狂暴な怒声があがった。乱闘騒ぎだ。
「こんな時に!」
監獄長が走り出し、辺りからも来れるだけの看守が駆けつける。
その中にリヴィエラが飛び込んでいった。
「リヴィエラ!」
捕まえようと伸ばした腕が、屈強な女看守たちに阻まれた。
彼女はスージーに会いに来たのだ。
彼女は今、スージーの事で頭がいっぱいなのだ。
あの愚かな女のために、まだ傷つこうとしている。
「貴族に成り上がろうなんて生意気なんだよ!!」
「そうだそうだッ!」
「お高く留まってんじゃないよアバズレがぁっ!」
最悪な事に、乱闘騒ぎの中心にいるのは当のスージーのようだった。
看守たちを掻き分け、檻の前で血相を変えたリヴィエラに並ぶ。そして夢中でその体に腕を回し、そこから連れ去ろうとした。
その時だ。
太った大柄の囚人が、一人の華奢な囚人の髪を後頭部から掴み、石壁に数度、激しく叩きつけた。
「これで! 思いッ、知ったか!!」
「やめてぇッ!!」
リヴィエラの叫びなど、檻の中の狂暴な女たちには届かない。
むしろ、檻の中では歓声があがった。囚人たちは、額から血を流して転がった華奢な囚人を踏みつけながら、暴行に及んだほうを囃し立て喜んでいる。
「お前たち! なにやってる!」
「やめなさい! 全員、懲罰房にぶちこむよ!」
そこにあるのは狂気だ。
挑発がきっかけかは定かではない。ただ、鬱憤晴らしの餌食になった事だけは確かだろう。
「……っ」
両手で口を押さえ、目を瞠り、リヴィエラは硬直している。
「スージー?」
念のため尋ねると、リヴィエラは小さく頷いた。
忌々しい。
深い溜息が洩れる。
檻の中では、なだれ込んだ女看守たちによる説教と実力行使がなされ、スージーもまた半身抱き起こされた。
それで、顔が見えた。
壁に打ち付けられる前までに、殴られたらしい。片目が異様に腫れあがり、唇が切れている。
「医官で足りるのか?」
檻の外から、中の監獄長に尋ねる。
「ええ、なんとかしますよ。慣れてるんでね」
「っ」
ついにリヴィエラが怒りの表情を浮かべ、涙を零した。
「ダメよ! 連れて帰ります……!」
「リヴィエラ」
「あの人はうちにいたのよ!? マックス!」
リヴィエラが、涙を流しながら食って掛かる。
囚人同士の撲殺など、珍しくはない。
連れて来た私が悪い。
私はリヴィエラの腕を掴み、了解したと頷いて報せ、再び監獄長に声をかけた。
「保釈金を払う。その女は、こちらで医者に診せる」
「え!?」
驚くだろう。
私も驚きだ。
だがリヴィエラがそう望むのだから、するしかない。
「そちらで悪さを働いた女ですよ?」
「ああ。丁重に申し出ているうちに、手続きを」
「わ、わかりました……」
戸惑っている監獄長が、ふと、泣き崩れるリヴィエラに目を向けた。ふしぎそうな顔をして、それから、昏倒したままのスージーに向き直り、その頬を叩いた。起きない。
「嘘……嘘……っ」
愕然とするリヴィエラに、歩くよう促す。
動かない。
スージーが運ばれていく。
額から鼻筋を辿り、頬を伝う、赤い血。
「スージー……! 嫌よ、こんな事……っ!!」
リヴィエラが壊れる。
私は舌打ちをした後、リヴィエラの細い手首を掴み強引に歩き出した。
「あなたはあの女を救おうとしているんだ、しっかりしろ!」
なぜ。
なぜ。
罪のないあなたが、あの女を。
その苛立ちをぶつけると、リヴィエラの目に理性が戻った。足を早めて私に並び、乱暴に涙を拭き、こちらを見あげる。
「ソニアに見つからないようにしないと」
「馬鹿を言うな」
「マックス……!」
「違う。医官の応急処置のあと、外科医の元へ直接運ぶんだ。悠長にベッドで待つ時間はない」
「死なないわよね?」
「わからない」
「お願い、マックス」
「私は医者じゃない。それに、あの女が死んでもあなたのせいではない」
「どうしてよ! 同じ命なのにッ!!」
泣き叫んだリヴィエラ自身、自分がなにに対して憤っているのか、わかっていないのかもしれない。
私は足を止め、彼女の両肩に手を置いて、その果てしなく済んだ瞳を覗いた。
冷静ではない。だから、その心に届くように。
「わかっている。だから搬送するんだ」
リヴィエラは息を止めた。
それから、か細い声を絞り出した。
「そうね……あ、ありがとう……」
結果、スージーは手厚い看護下に置かれる事となった。
無論、私は不服でしかない。
適切な処罰が下されたとは言えない。理由なき優遇措置でしかない。
そんな事は、承知の上だ。
もう関わるな。
それが、本心だった。
「お願いします」
リヴィエラは頑固だ。
冷酷な父のもとで耐え、残酷な仮の夫のもとでも耐えてきた。耐え忍びながら意志を貫くリヴィエラの意向を挫けば、隠れて思いを遂げるのは明らかだ。
「私の指示を守り、必ず離れないと約束するなら」
「約束します」
私たちは監獄へ向かった。
山道や橋を越え、深い森を抜けた先。暮らしから隔絶されたその場所は、さながらこの世の地獄と言える。
気が気ではなく、横目で何度もリヴィエラの様子を確かめた。
手続きを済ませ、監獄長の案内で女子棟へ通される。
身の安全は確保されているものの……
「御領主様が慰問にいらしてくださったとなれば、ここの女たちも少しは改心するでしょうよ」
上機嫌な監獄長と、今にも卒倒しそうなリヴィエラに挟まれ、私は果てしなく後悔していた。
そんな私に呼応するように、事件は起こった。
ちょうど向かっている方向の雑居房で、女たちの狂暴な怒声があがった。乱闘騒ぎだ。
「こんな時に!」
監獄長が走り出し、辺りからも来れるだけの看守が駆けつける。
その中にリヴィエラが飛び込んでいった。
「リヴィエラ!」
捕まえようと伸ばした腕が、屈強な女看守たちに阻まれた。
彼女はスージーに会いに来たのだ。
彼女は今、スージーの事で頭がいっぱいなのだ。
あの愚かな女のために、まだ傷つこうとしている。
「貴族に成り上がろうなんて生意気なんだよ!!」
「そうだそうだッ!」
「お高く留まってんじゃないよアバズレがぁっ!」
最悪な事に、乱闘騒ぎの中心にいるのは当のスージーのようだった。
看守たちを掻き分け、檻の前で血相を変えたリヴィエラに並ぶ。そして夢中でその体に腕を回し、そこから連れ去ろうとした。
その時だ。
太った大柄の囚人が、一人の華奢な囚人の髪を後頭部から掴み、石壁に数度、激しく叩きつけた。
「これで! 思いッ、知ったか!!」
「やめてぇッ!!」
リヴィエラの叫びなど、檻の中の狂暴な女たちには届かない。
むしろ、檻の中では歓声があがった。囚人たちは、額から血を流して転がった華奢な囚人を踏みつけながら、暴行に及んだほうを囃し立て喜んでいる。
「お前たち! なにやってる!」
「やめなさい! 全員、懲罰房にぶちこむよ!」
そこにあるのは狂気だ。
挑発がきっかけかは定かではない。ただ、鬱憤晴らしの餌食になった事だけは確かだろう。
「……っ」
両手で口を押さえ、目を瞠り、リヴィエラは硬直している。
「スージー?」
念のため尋ねると、リヴィエラは小さく頷いた。
忌々しい。
深い溜息が洩れる。
檻の中では、なだれ込んだ女看守たちによる説教と実力行使がなされ、スージーもまた半身抱き起こされた。
それで、顔が見えた。
壁に打ち付けられる前までに、殴られたらしい。片目が異様に腫れあがり、唇が切れている。
「医官で足りるのか?」
檻の外から、中の監獄長に尋ねる。
「ええ、なんとかしますよ。慣れてるんでね」
「っ」
ついにリヴィエラが怒りの表情を浮かべ、涙を零した。
「ダメよ! 連れて帰ります……!」
「リヴィエラ」
「あの人はうちにいたのよ!? マックス!」
リヴィエラが、涙を流しながら食って掛かる。
囚人同士の撲殺など、珍しくはない。
連れて来た私が悪い。
私はリヴィエラの腕を掴み、了解したと頷いて報せ、再び監獄長に声をかけた。
「保釈金を払う。その女は、こちらで医者に診せる」
「え!?」
驚くだろう。
私も驚きだ。
だがリヴィエラがそう望むのだから、するしかない。
「そちらで悪さを働いた女ですよ?」
「ああ。丁重に申し出ているうちに、手続きを」
「わ、わかりました……」
戸惑っている監獄長が、ふと、泣き崩れるリヴィエラに目を向けた。ふしぎそうな顔をして、それから、昏倒したままのスージーに向き直り、その頬を叩いた。起きない。
「嘘……嘘……っ」
愕然とするリヴィエラに、歩くよう促す。
動かない。
スージーが運ばれていく。
額から鼻筋を辿り、頬を伝う、赤い血。
「スージー……! 嫌よ、こんな事……っ!!」
リヴィエラが壊れる。
私は舌打ちをした後、リヴィエラの細い手首を掴み強引に歩き出した。
「あなたはあの女を救おうとしているんだ、しっかりしろ!」
なぜ。
なぜ。
罪のないあなたが、あの女を。
その苛立ちをぶつけると、リヴィエラの目に理性が戻った。足を早めて私に並び、乱暴に涙を拭き、こちらを見あげる。
「ソニアに見つからないようにしないと」
「馬鹿を言うな」
「マックス……!」
「違う。医官の応急処置のあと、外科医の元へ直接運ぶんだ。悠長にベッドで待つ時間はない」
「死なないわよね?」
「わからない」
「お願い、マックス」
「私は医者じゃない。それに、あの女が死んでもあなたのせいではない」
「どうしてよ! 同じ命なのにッ!!」
泣き叫んだリヴィエラ自身、自分がなにに対して憤っているのか、わかっていないのかもしれない。
私は足を止め、彼女の両肩に手を置いて、その果てしなく済んだ瞳を覗いた。
冷静ではない。だから、その心に届くように。
「わかっている。だから搬送するんだ」
リヴィエラは息を止めた。
それから、か細い声を絞り出した。
「そうね……あ、ありがとう……」
結果、スージーは手厚い看護下に置かれる事となった。
無論、私は不服でしかない。
適切な処罰が下されたとは言えない。理由なき優遇措置でしかない。
そんな事は、承知の上だ。
50
お気に入りに追加
1,227
あなたにおすすめの小説

妹に一度殺された。明日結婚するはずの死に戻り公爵令嬢は、もう二度と死にたくない。
たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
恋愛
婚約者アルフレッドとの結婚を明日に控えた、公爵令嬢のバレッタ。
しかしその夜、無惨にも殺害されてしまう。
それを指示したのは、妹であるエライザであった。
姉が幸せになることを憎んだのだ。
容姿が整っていることから皆や父に気に入られてきた妹と、
顔が醜いことから蔑まされてきた自分。
やっとそのしがらみから逃れられる、そう思った矢先の突然の死だった。
しかし、バレッタは甦る。死に戻りにより、殺される数時間前へと時間を遡ったのだ。
幸せな結婚式を迎えるため、己のこれまでを精算するため、バレッタは妹、協力者である父を捕まえ処罰するべく動き出す。
もう二度と死なない。
そう、心に決めて。

居場所を失った令嬢と結婚することになった男の葛藤
しゃーりん
恋愛
侯爵令嬢ロレーヌは悪女扱いされて婚約破棄された。
父親は怒り、修道院に入れようとする。
そんな彼女を助けてほしいと妻を亡くした28歳の子爵ドリューに声がかかった。
学園も退学させられた、まだ16歳の令嬢との結婚。
ロレーヌとの初夜を少し先に見送ったせいで彼女に触れたくなるドリューのお話です。
【完結】欲しがり義妹に王位を奪われ偽者花嫁として嫁ぎました。バレたら処刑されるとドキドキしていたらイケメン王に溺愛されてます。
美咲アリス
恋愛
【Amazonベストセラー入りしました(長編版)】「国王陛下!わたくしは偽者の花嫁です!どうぞわたくしを処刑してください!!」「とりあえず、落ち着こうか?(にっこり)」意地悪な義母の策略で義妹の代わりに辺境国へ嫁いだオメガ王女のフウル。正直な性格のせいで嘘をつくことができずに命を捨てる覚悟で夫となる国王に真実を告げる。だが美貌の国王リオ・ナバはなぜかにっこりと微笑んだ。そしてフウルを甘々にもてなしてくれる。「きっとこれは処刑前の罠?」不幸生活が身についたフウルはビクビクしながら城で暮らすが、実は国王にはある考えがあって⋯⋯?

最近彼氏の様子がおかしい!私を溺愛し大切にしてくれる幼馴染の彼氏が急に冷たくなった衝撃の理由。
window
恋愛
ソフィア・フランチェスカ男爵令嬢はロナウド・オスバッカス子爵令息に結婚を申し込まれた。
幼馴染で恋人の二人は学園を卒業したら夫婦になる永遠の愛を誓う。超名門校のフォージャー学園に入学し恋愛と楽しい学園生活を送っていたが、学年が上がると愛する彼女の様子がおかしい事に気がつきました。
一緒に下校している時ロナウドにはソフィアが不安そうな顔をしているように見えて、心配そうな視線を向けて話しかけた。
ソフィアは彼を心配させないように無理に笑顔を作って、何でもないと答えますが本当は学園の経営者である理事長の娘アイリーン・クロフォード公爵令嬢に精神的に追い詰められていた。

誤解されて1年間妻と会うことを禁止された。
しゃーりん
恋愛
3か月前、ようやく愛する人アイリーンと結婚できたジョルジュ。
幸せ真っただ中だったが、ある理由により友人に唆されて高級娼館に行くことになる。
その現場を妻アイリーンに見られていることを知らずに。
実家に帰ったまま戻ってこない妻を迎えに行くと、会わせてもらえない。
やがて、娼館に行ったことがアイリーンにバレていることを知った。
妻の家族には娼館に行った経緯と理由を纏めてこいと言われ、それを見てアイリーンがどう判断するかは1年後に決まると言われた。つまり1年間会えないということ。
絶望しながらも思い出しながら経緯を書き記すと疑問点が浮かぶ。
なんでこんなことになったのかと原因を調べていくうちに自分たち夫婦に対する嫌がらせと離婚させることが目的だったとわかるお話です。

事情があってメイドとして働いていますが、実は公爵家の令嬢です。
木山楽斗
恋愛
ラナリアが仕えるバルドリュー伯爵家では、子爵家の令嬢であるメイドが幅を利かせていた。
彼女は貴族の地位を誇示して、平民のメイドを虐げていた。その毒牙は、平民のメイドを庇ったラナリアにも及んだ。
しかし彼女は知らなかった。ラナリアは事情があって伯爵家に仕えている公爵令嬢だったのである。

王子からの縁談の話が来たのですが、双子の妹が私に成りすまして王子に会いに行きました。しかしその結果……
水上
恋愛
侯爵令嬢である私、エマ・ローリンズは、縁談の話を聞いて喜んでいた。
相手はなんと、この国の第三王子であるウィリアム・ガーヴィー様である。
思わぬ縁談だったけれど、本当に嬉しかった。
しかし、その喜びは、すぐに消え失せた。
それは、私の双子の妹であるヘレン・ローリンズのせいだ。
彼女と、彼女を溺愛している両親は、ヘレンこそが、ウィリアム王子にふさわしいと言い出し、とんでもない手段に出るのだった。
それは、妹のヘレンが私に成りすまして、王子に近づくというものだった。
私たちはそっくりの双子だから、確かに見た目で判断するのは難しい。
でも、そんなバカなこと、成功するはずがないがないと思っていた。
しかし、ヘレンは王宮に招かれ、幸せな生活を送り始めた。
一方、私は王子を騙そうとした罪で捕らえられてしまう。
すべて、ヘレンと両親の思惑通りに事が進んでいた。
しかし、そんなヘレンの幸せは、いつまでも続くことはなかった。
彼女は幸せの始まりだと思っていたようだけれど、それは地獄の始まりなのだった……。
※この作品は、旧作を加筆、修正して再掲載したものです。

【完結】何故こうなったのでしょう? きれいな姉を押しのけブスな私が王子様の婚約者!!!
りまり
恋愛
きれいなお姉さまが最優先される実家で、ひっそりと別宅で生活していた。
食事も自分で用意しなければならないぐらい私は差別されていたのだ。
だから毎日アルバイトしてお金を稼いだ。
食べるものや着る物を買うために……パン屋さんで働かせてもらった。
パン屋さんは家の事情を知っていて、毎日余ったパンをくれたのでそれは感謝している。
そんな時お姉さまはこの国の第一王子さまに恋をしてしまった。
王子さまに自分を売り込むために、私は王子付きの侍女にされてしまったのだ。
そんなの自分でしろ!!!!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる