全校転移!異能で異世界を巡る!?

小説愛好家

文字の大きさ
上 下
66 / 79
2章 帝国編

66話 魔物狩り2

しおりを挟む
それから俺とローザは魔物がいるところまでついた。
「あれはヘビか?」

そこにいたのは幅2m長さ約20mぐらいの巨大ヘビだった。

「あれはロイヤルスネークという魔物でこの辺では1番強いと思うぞ。」
「へぇ~そうなのかちょっと斬ってくる」

そう言って俺は飛び出し、ロイヤルスネークの方へ駆け出す。
そういえばこいつのステータス見てないな。
レベルだけでも見るか。

(スキル"鑑定"発動)

ステータス

名前: ロイヤルスネーク
Lv75

あれ?これだけか…鑑定あんまり使えないな、心眼でいいかも。それにLv75かまぁ高いんだろうけど…

俺はそんなことを思いつつ、〈異空間〉からレーヴァテインを鞘から抜いた状態で走りながら取り出す。レーヴァテインは寝るときは基本的に〈異空間〉にしまってある。

俺はレーヴァテインを右手に構えつつ、ロイヤルスネークの後ろを取り、まだこちらに気づいてないロイヤルスネークの首を斬るためレーヴァテインを上から下に振り下ろす。

ザシュ!

ロイヤルスネークの首と身体が離れ地面に落ち絶命した。

うーんやっぱり相手にならないな。経験値もあんまり入ってきてない感じするし…

「お主、やっぱり強いな」
「そうか?」
「あぁお主以外にロイヤルスネークを一撃で倒せる奴なんかほぼいないぞ。なんだかんだ言ってSランク魔物だからな。」
「え?そうだったの?」
「まぁお主からしたらSランクも他のランクも変わらないとは思うが…」
「でもローザも一撃で倒せるでしょ?」
「魔法を使えばだがな…」

Sランクを一撃できるんならローザも相当強いな。

「SSランクの魔物は倒したことあるのか?」
「まぁあるにはあるんだが…私一人だったし割と苦戦したな。」
「それでも倒せたんなら相当すごいじゃん。SSランクっていったら国を滅ぼせるんでしょ?それを倒せるローザは人の領域を超えてるんじゃないのか?」
「お主がそれをいうか…まぁこれでも長生きしてるんでな。それなりに力はあるぞ。」

やっぱり長生きして…

「なんか失礼なこと考えてないか?」
「い、今のはローザが悪いだろ。自分から年齢の…」
「なんか言ったか?」
「うっ」

威圧がすごい。これ以上はダメだ俺が死ぬ気がする。ローザの前で年齢の話はやめよう。

「そうだ!ローザ他に強い魔物がいる場所知らないか!?」

俺は強引に話を変えた。

「うーん、これ以上強い魔物か…何個かあるがここからじゃ遠いし、相当危ないぞ。」
「まぁ行くのは今度にするから一応教えてよ。」
「それならいいが…まず一つ目は《深淵の森》だなそこはSSSランク以上の魔物しか存在しないらしい。」

《深淵の森》かそういえば本で見たな。帝国にいる間に行って見たいな。

「二つ目は《ドラゴン大迷宮》だな。ここは名前通りドラゴンしか出なくて、100階層まであるダンジョンだ。敵の強さは階層下るごとに強くなっていき力試しで挑む者が多いとか。場所は獣人国だ。」

異世界名物その1ダンジョン!きましたね!
これは結構早めに行きたいところ!

「ありがとうローザ、もう大丈夫だ。」
「もういいのか?」
「あぁダンジョンがあるということがわかったからな。」
「?まぁいいならいいが…」
「よし、そろそろ別の魔物倒しに行こう!」
「あぁ」

それから俺とローザは森の魔物を狩り尽くした。
ローザの剣技を見たけどめちゃくちゃ凄かった。ただ使えるってレベルじゃなく、サーシャと張り合える剣技を持っていた。

「そろそろ戻るか…」
「そうだな、もう朝日が出てきてしまっているし…」
「じゃあ行こうか。」

俺はそう言ってローザに手を差し出す。

「あぁ」

そう言いながらローザは俺の手を取った。
俺は飛行スキルを発動させローザと一緒に空を飛びローザの部屋まで戻った。
しおりを挟む
感想 30

あなたにおすすめの小説

ハズレ召喚として追放されたボクは、拡大縮小カメラアプリで異世界無双

さこゼロ
ファンタジー
突然、異世界に転生召喚された4人の少年少女たち。儀式を行った者たちに言われるがまま、手に持っていたスマホのアプリを起動させる。 ある者は聖騎士の剣と盾、 ある者は聖女のローブ、 それぞれのスマホからアイテムが出現する。 そんな中、ひとりの少年のスマホには、画面にカメラアプリが起動しただけ。 ハズレ者として追放されたこの少年は、これからどうなるのでしょうか… if分岐の続編として、 「帰還した勇者を護るため、今度は私が転移します!」を公開しています(^^)

誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!

ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく  高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。  高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。  しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。  召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。 ※カクヨムでも連載しています

異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜

KeyBow
ファンタジー
 間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。  何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。  召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!  しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・  いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。  その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。  上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。  またぺったんこですか?・・・

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~

おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。 どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。 そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。 その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。 その結果、様々な女性に迫られることになる。 元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。 「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」 今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

やさしい異世界転移

みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公 神洞 優斗。 彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった! 元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……? この時の優斗は気付いていなかったのだ。 己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。 この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。

無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~

ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。 玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。 「きゅう、痩せたか?それに元気もない」 ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。 だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。 「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」 この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。

フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる 

SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ 25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。  目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。 ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。 しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。 ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。 そんな主人公のゆったり成長期!!

処理中です...