全校転移!異能で異世界を巡る!?

小説愛好家

文字の大きさ
上 下
26 / 79
2章 帝国編

26話 帝都まで

しおりを挟む

「あははー!速ーい!」



俺とミーナちゃんは今、空を超スピードで移動している。ちなみにスピードが速いのはステータスの俊敏が関係しているらしい。なぜ速くなるのか原理はわかってないが、、、

ミーナちゃんは楽しそうにはしゃぎながら、周りをキョロキョロしている。普通13歳の女の子が空を超スピードで移動してたらもっと怖がると思うんだが…なかなかに肝がすわってる。



「そろそろ休憩しようか」

「わかりました!」



かれこれ5時間は移動しているので昼休憩をしたい。

返事が返って来たので地上に降りて〈異空間〉を開いて中に入る。

部屋の中に入り時計を見ると11:50分を指していた。ちなみに時計は街に寄った時に買った。



「そろそろ行こうか」

「はい!」



昼食を食べながら雑談をし、その後〈異空間〉の外へと出た。

そしてミーナちゃんの手を握りながら飛行を発動させる。



「結界魔法Lv6【超結界】発動」



結界魔法を発動してから上空二百メートルまで行き空の旅を再開する。

空の旅は特に何も起きなかったので割愛。



「もう暗いしそろそろ部屋で休もうか」

「はい!」



夜になったので〈異空間〉に入る。



「あの~ミツキ様!」

「どうした?」

「私に魔法を教えたいだけませんか?」



ご飯を食べてる途中で上目遣いでそんなことを言ってきた。

そういえばこの子、魔導王の素質とか称号にあったっけか。正直俺も教えてられるほど上手くないし、それに元の世界でのイメージのおかげで、何となく使えるだけだしな。今思うと、なんかズルしている気分だな、これ...


まぁでもイメージの仕方ぐらいだったら教えられるか。俺も魔力制御の練習ができるし、引き受けるか。



「うん、いいよ。上手く教えてあげられるか、わからないけど」

「ありがとうございます!」

「それじゃ、帝都に着いてから教えるね。」

「わかりました!お父様にも言っておきます!」



(皇帝か...どんな人なんだろうか?)



そう思いながら夕飯を食べ終わったので片付けを済ませ、自分とミーナちゃんに【クリーン】をかけ寝る準備をする。



「ミーナちゃんはベッド使っていいから」

「え?でも…」

「いいからいいから」

「はい、わかりました…」



俺は布団を出して床に敷きながらそう言った。



「明日の昼ぐらいには帝都に着くと思うからゆっくり休んでね。」

「はい おやすみなさい。」

「おやすみ」



この速度で行けば昼には帝都に着く予定だ。俺の飛行スキルチートすぎてまじでやばいな。一番国土がある帝国の中心まで端から約1日半とか本当にチートすぎる。



そう思いながら布団に入り眠りについた。



朝起きて朝食を食べて〈異空間〉の外へでる。

ちなみに朝起きたらミーナちゃんが横に寝てるとかいう、ラノベフラグはなかった。



「よしじゃあ行こうか」

「はい!」



そう言いミーナちゃんの手を握り飛行スキルを発動させた。そして昨日と同じように空の旅する。

道中何事もなく昼ちょっとすぎぐらいに帝都に着いた。

しおりを挟む
感想 30

あなたにおすすめの小説

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜

水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。 その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。 危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。 彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。 初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。 そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。 警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。 これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。

クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される

こたろう文庫
ファンタジー
日頃からいじめにあっていた影宮 灰人は授業中に突如現れた転移陣によってクラスごと転移されそうになるが、咄嗟の機転により転移を一人だけ回避することに成功する。しかし女神の説得?により結局異世界転移するが、転移先の国王から職業[逃亡者]が無能という理由にて処刑されることになる 初執筆作品になりますので日本語などおかしい部分があるかと思いますが、温かい目で読んで頂き、少しでも面白いと思って頂ければ幸いです。 なろう・カクヨム・アルファポリスにて公開しています こちらの作品も宜しければお願いします [イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で学園最強に・・・]

誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!

ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく  高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。  高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。  しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。  召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。 ※カクヨムでも連載しています

【書籍化決定】俗世から離れてのんびり暮らしていたおっさんなのに、俺が書の守護者って何かの間違いじゃないですか?

歩く魚
ファンタジー
幼い頃に迫害され、一人孤独に山で暮らすようになったジオ・プライム。 それから数十年が経ち、気づけば38歳。 のんびりとした生活はこの上ない幸せで満たされていた。 しかしーー 「も、もう一度聞いて良いですか? ジオ・プライムさん、あなたはこの死の山に二十五年間も住んでいるんですか?」 突然の来訪者によると、この山は人間が住める山ではなく、彼は世間では「書の守護者」と呼ばれ都市伝説のような存在になっていた。 これは、自分のことを弱いと勘違いしているダジャレ好きのおっさんが、人々を導き、温かさを思い出す物語。 ※書籍化のため更新をストップします。

異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~

宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。 転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。 良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。 例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。 けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。 同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。 彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!? ※小説家になろう様にも掲載しています。

異世界帰りの元勇者、日本に突然ダンジョンが出現したので「俺、バイト辞めますっ!」

シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
俺、結城ミサオは異世界帰りの元勇者。 異世界では強大な力を持った魔王を倒しもてはやされていたのに、こっちの世界に戻ったら平凡なコンビニバイト。 せっかく強くなったっていうのにこれじゃ宝の持ち腐れだ。 そう思っていたら突然目の前にダンジョンが現れた。 これは天啓か。 俺は一も二もなくダンジョンへと向かっていくのだった。

無限に進化を続けて最強に至る

お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。 ※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。 改稿したので、しばらくしたら消します

処理中です...