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1章 異世界転移編
17話 ステータスチェック
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マスター室を出て階段を降り、受付にいるレーネさんに一言挨拶をしてから外に出る。時刻は夕方4時半くらい。ギルドの外に出てから噴水まで来ると、ある失態を犯したことに気づく。
「あ、いい宿紹介してもらうの忘れた」
今更聞きに戻ったらカッコ悪いので屋台をやってるおばちゃんに聞く。ついでに屋台で売ってる串焼きも購入しよう。
「おばちゃん この街に評判のいい宿ってないかな?あと串焼き三本ちょうだい」
おばちゃんが親切に宿の場所を教えてくれる。
「噴水から東側に20軒ぐらいいったところに
[猫の安らぎ亭]って宿屋があるんだけども、あそこは料理も美味しいし、清潔感もあって評判がいいよ。あい、串焼き三本。銅貨9枚ね」
俺はポケットから金貨を取り出しおばちゃんに渡す
「金貨からのお支払いね。はい、これおつりね。」
「ありがとうおばちゃん!」
おつりを受け取り、串焼きを持ちながら礼を言いその場を立ち去る。
「お!こりゃうまいな また明日買うか」
串焼きを頬張りながら、おばちゃんに教えてもらった宿に向かう。
(19軒目、20軒目! )
20軒目のところで左右を見渡すと、北側に[猫の安らぎ亭]という看板が垂れ下がっている店がある。
(ここか…)
確かに店の外観からいい雰囲気なのは伝わって来るな。実家のような安心感みたいな?まぁ実家にしかいなかったんだが…
取り敢えず中に入ってみると、一階は食事処になっており、これから人が集まって来るだろうという時間帯なのに席はすでに満席になっている。そう周りを見渡していると栗色の髪の少女が忙しなく、料理を運んでいるのがわかる。
(なんか、和むなぁ~)
飯は後にするかこの満席じゃどのみち座れそうにもない。そう思い俺はカウンターの方へ向かい受付をしている女性に話しかける。
「すみません、一泊いいですか?」
「はい。1泊1500リアになります。」
(1500リアは確か…銀貨1枚と銅貨5枚だったか?)
ポケットに手を入れてお金を取り出し受付の女性に渡す。
「ちょうどお預かりします。部屋は左手にある階段を登っていただき、一番突き当たりの305号室になります。ご飯の方はどうされますか?一応部屋までお運びいたしますが。」
受付の人が鍵を渡しながら部屋の位置を教えてくれる。それを受け取りながら返事をする。
「ええと2時間後にお願いしてもいいですか?」
「畏まりましたでは19時にお持ちしますね。ではごゆっくり」
俺は二階への階段を登り突き当たりの305号室に鍵を開け中に入った。中にはベットが一つとテーブルと椅子のセットが一つずつ、トイレが別で設置してあった。
「やはり風呂はないか…」
風呂はなかったが、部屋の中は相当綺麗で清潔感が保たれていた。
「しょうがない、【クリーン】」
ちなみにクリーンは無属性魔法Lv1に該当する魔法で身体の汚れを落としてくれるという優れた魔法だ。
「さてと」
ベットに腰をかけ明日の予定を確認する。
(朝一で市場にいって食料を確保して、あとは調理道具なんかも一応買っとくか。料理はあんまりできないが… そのあとは、、、図書館にいってこの世界の情報集めだな。それが終わり次第隣の国を目指そう。)
夜飯まで時間があるので俺はステータスを確認する。
ステータス
名前: 佐田 光希
Lv42
性別: 男
年齢: 17歳
種族: 人族
HP: 786950
MP: 614508
攻撃: 726424
防御: 698527
魔攻: 706800
魔防: 699917
俊敏: 678301
魔力: 815000
ユニークスキル:傲慢Lv- 癒しの風Lv-
スキル: 鑑定Lv1 異世界言語Lv- 隠蔽Lv7 身体強化Lv4 剣術Lv4 短剣術:Lv4 格闘術:Lv6 気配察知Lv5 魔力感知Lv3 飛行Lv3 怪力Lv2
魔法:火魔法Lv7 無属性魔法Lv6 水魔法Lv4
『異能』
1:〈強奪〉2:〈成長加速〉3:〈異空間〉
4:〈心眼〉5:〈?〉6:〈?〉error
称号: 異世界転移者 逸脱者 獲得者 カロン王国アスロン支部ギルドマスターの友人 ?????
道中で魔物のステータスとスキルを奪ってから、倒しまくったせいでおかしいことになっていた。まぁ気にしたら負けだ。そうして俺は夜ご飯が来るまで横になった。
「あ、いい宿紹介してもらうの忘れた」
今更聞きに戻ったらカッコ悪いので屋台をやってるおばちゃんに聞く。ついでに屋台で売ってる串焼きも購入しよう。
「おばちゃん この街に評判のいい宿ってないかな?あと串焼き三本ちょうだい」
おばちゃんが親切に宿の場所を教えてくれる。
「噴水から東側に20軒ぐらいいったところに
[猫の安らぎ亭]って宿屋があるんだけども、あそこは料理も美味しいし、清潔感もあって評判がいいよ。あい、串焼き三本。銅貨9枚ね」
俺はポケットから金貨を取り出しおばちゃんに渡す
「金貨からのお支払いね。はい、これおつりね。」
「ありがとうおばちゃん!」
おつりを受け取り、串焼きを持ちながら礼を言いその場を立ち去る。
「お!こりゃうまいな また明日買うか」
串焼きを頬張りながら、おばちゃんに教えてもらった宿に向かう。
(19軒目、20軒目! )
20軒目のところで左右を見渡すと、北側に[猫の安らぎ亭]という看板が垂れ下がっている店がある。
(ここか…)
確かに店の外観からいい雰囲気なのは伝わって来るな。実家のような安心感みたいな?まぁ実家にしかいなかったんだが…
取り敢えず中に入ってみると、一階は食事処になっており、これから人が集まって来るだろうという時間帯なのに席はすでに満席になっている。そう周りを見渡していると栗色の髪の少女が忙しなく、料理を運んでいるのがわかる。
(なんか、和むなぁ~)
飯は後にするかこの満席じゃどのみち座れそうにもない。そう思い俺はカウンターの方へ向かい受付をしている女性に話しかける。
「すみません、一泊いいですか?」
「はい。1泊1500リアになります。」
(1500リアは確か…銀貨1枚と銅貨5枚だったか?)
ポケットに手を入れてお金を取り出し受付の女性に渡す。
「ちょうどお預かりします。部屋は左手にある階段を登っていただき、一番突き当たりの305号室になります。ご飯の方はどうされますか?一応部屋までお運びいたしますが。」
受付の人が鍵を渡しながら部屋の位置を教えてくれる。それを受け取りながら返事をする。
「ええと2時間後にお願いしてもいいですか?」
「畏まりましたでは19時にお持ちしますね。ではごゆっくり」
俺は二階への階段を登り突き当たりの305号室に鍵を開け中に入った。中にはベットが一つとテーブルと椅子のセットが一つずつ、トイレが別で設置してあった。
「やはり風呂はないか…」
風呂はなかったが、部屋の中は相当綺麗で清潔感が保たれていた。
「しょうがない、【クリーン】」
ちなみにクリーンは無属性魔法Lv1に該当する魔法で身体の汚れを落としてくれるという優れた魔法だ。
「さてと」
ベットに腰をかけ明日の予定を確認する。
(朝一で市場にいって食料を確保して、あとは調理道具なんかも一応買っとくか。料理はあんまりできないが… そのあとは、、、図書館にいってこの世界の情報集めだな。それが終わり次第隣の国を目指そう。)
夜飯まで時間があるので俺はステータスを確認する。
ステータス
名前: 佐田 光希
Lv42
性別: 男
年齢: 17歳
種族: 人族
HP: 786950
MP: 614508
攻撃: 726424
防御: 698527
魔攻: 706800
魔防: 699917
俊敏: 678301
魔力: 815000
ユニークスキル:傲慢Lv- 癒しの風Lv-
スキル: 鑑定Lv1 異世界言語Lv- 隠蔽Lv7 身体強化Lv4 剣術Lv4 短剣術:Lv4 格闘術:Lv6 気配察知Lv5 魔力感知Lv3 飛行Lv3 怪力Lv2
魔法:火魔法Lv7 無属性魔法Lv6 水魔法Lv4
『異能』
1:〈強奪〉2:〈成長加速〉3:〈異空間〉
4:〈心眼〉5:〈?〉6:〈?〉error
称号: 異世界転移者 逸脱者 獲得者 カロン王国アスロン支部ギルドマスターの友人 ?????
道中で魔物のステータスとスキルを奪ってから、倒しまくったせいでおかしいことになっていた。まぁ気にしたら負けだ。そうして俺は夜ご飯が来るまで横になった。
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