15 / 79
1章 異世界転移編
15話 ギルドマスター
しおりを挟む
24h.ポイント 20000pt↑ ファンタジーランキング17位ありがとう!!
これからもランキング上位に入れるよう、見て、応援してくれると嬉しいです!
それでは本編へどうぞ!!
-----------------------------------------------
「勝者え、えぇと…」
(まだ名前言ってなかったな)
「自己紹介がまだでしたね。ミツキと申します」
「は、はい、勝者ミツキさん!」
戦闘が終わり、勝者コールをするレーネさん
そのままギルドマスターと一緒にこちらに寄ってくる。
「ミツキさんがいつ攻撃したのか全然わかりませんでした!何かのスキルですか?」
質問をして来たので返答する。
「いえ、純粋な身体能力ですよ」
「あの動きが身体能力か…正直全くと言っていいほどわからなかったぞ」
この待ちに着くまでの4日間結構魔物を狩ってるからステータスも上がってるし、見える人はそうそういないんじゃないだろうか。
「何故、君は冒険者になっていない?それだけの実力があれば直ぐにでもAランクに上がるだろうに」
この国が嫌いなので登録してません。と、この国の人間に言うのもあれだろうからここは嘘をついておこう。
「実は知り合いと他の街で一緒に登録しようと決めているんですよ。その道中でたまたまここに寄っただけですよ」
「そうか… そう言えば買取の最中だったな、ここに魔物の素材を出してもらえるか?」
ここに来る途中魔物の素材は回収している。
「全部出してもいいですか?」
「そんなに多いのか?」
「えぇまぁさっき出したので3分の1ぐらいですし」
「わかった。出してくれ」
そう言われ脳内で〈異空間〉の画面を表示させ、素材を選択する。これは説明していなかったが一応脳内でも〈異空間〉の画面を表示させることができる。2日目に脳内でイメージしたら普通にできた。
ドバァァァァ
「「いや多すぎ!?」」
(いや量は言ったよね?しかもキャラ崩壊しかけてるぞお二人さん)
「それにどれもA、Bランクの素材じゃないか!?」
「そのA、Bランクとはなんでしょうか?」
「はぁ~ 君はそんなことも知らずに魔物を狩ってたのか。まぁいい冒険者ギルドには魔物を強い順にSSS、SS、S、A、B、C、D、E、Fと冒険者が死なないように、目安になるように魔物をランク付けしているのだ。そして君が倒して来た魔物はどれもAランク冒険者が3,4人いないと勝てない魔物なのだ」
なるほど大体思っていたのと同じだな。
「ご丁寧にありがとうございます」
「それじゃあ、ちょっとギルドマスター室に来てもらえんか?魔物を鑑定してる時間は暇だろう?」
「えぇ、いいですよ」
「それじゃあ行こうか。レーネこの場は任せる。鑑定士を呼んで素材の合計金額を、あとそいつらが起きたら全員のランクを1ランク降格させて、1ヶ月間のギルド利用禁止を伝えといてくれ」
「わかりました」
「それじゃよろしく頼むぞ」
それだけ言い残し、俺とギルドマスターは闘技場を後にする。闘技場を出た後、ギルドマスターと一緒に二階へ上がりマスター室と書かれた部屋に入る。
「失礼します」
「そこのソファにかけてくれ。今紅茶を出す」
俺はソファに腰をかけ、紅茶が出されるのを待つ間、部屋の中を見渡す。
あんまり装飾はなく、ソファが三つと客用のガラステーブル、事務用のテーブルと椅子があるだけの質素な部屋だった。
「あんまりジロジロ見たってなにもないぞ?この部屋は仕事部屋であんまり私物は置いてないからな。ほい」
そう言いながら紅茶を差し出して来た。
それを受け取り、何故呼ばれたか聞いてみる。
「それで俺は何故呼ばれたのでしょうか?」
少し、間を置いて返事が返って来る。
「実はここ最近物騒なことが多くてな。4日前に勇者達が召喚されたことは知っているか?」
「えぇまぁ」
俺たちのことだしね。
「実はその勇者達が何人か他の国の何者かに誘拐されたと情報が入ってな」
「!? それは誘拐で間違いないのでしょうか?」
「ああ、間違いない。国の上層部からの情報だからな。詳しくは知らないが他の国と言っていた以上何かあったのだろう」
「そうですか…何故それを俺に?」
「実は怪しい奴がいたら捕らえろという命令を出されていてな。単刀直入に言う。君は他の国の差し金か?それとも犯人か?」
「まず何故俺を疑っているのか理由をきいてもいいか?」
「そうだな…さっきレーネと少し話をしたのだが、君は他の国から来たそうだな。それとこの国の情報をあまり知らなかったそれが理由の一つ、そしてさっきの戦闘を見たがあのスピード、王都からこの街にに来るならそう時間はかからないだろう。それが二つ目の理由だ。三つ目は単純な戦闘能力の高さだ、誘拐を行なった犯人となると相当な戦闘能力のが必要なはずだ、何せ相手は召喚されたばかりとはいえ勇者達だからな、それに手練れの護衛も相当いただろうしな。それとこの時期にまだ冒険者登録をしてなくて、相当手練れなんて人なんてそうそういないだろうからな。」
「まぁ確かにこの時期に俺みたいな奴がきたらそりゃ怪しむわな。だけどその質問の答えはどっちもNoだ」
「そうか、よかった」
「ん?そんな簡単に信じるのか?」
「私個人としては君はそんなことをする人じゃないと思っていたよ。だから君のことは元々疑っていなかったよ。でも上層部からの命令だから聞かないわけにもいかなかったというわけだ。あと私に嘘は通用しない」
(嘘が通用しないってどいうことだ?)
そう思い聞いてみる。
「それはどういう?」
「まぁ言っちゃうとユニークスキルだ」
「…そういうことか」
なるほど納得だ。
「それより、もし俺が犯人だったらどうするつもりだったんだ?殺されていたかもしれないんだぞ?」
純粋な疑問だった。ギルドマスターは戦闘が終わったあと俺に向かってこう言っていたはずだ「全くと言っていいほど見えなかったと」その上であの質問をしたら確実に殺されるだろう。
「君を信じてみたかったてのもあるけど、正直あれは保険だよ。まぁもし君と戦ったら腕の1,2は覚悟していたからな。それでも抑え込むのが精一杯かな、戦闘をイメージして見たけど勝ち目はほぼなかったな。それに君隠し球何個か持っているだろう?」
なるほど保険かそれならもし俺と戦うことになっても俺のスピードに対応できるというわけか。俺に実力を悟らせない為でもあったという訳か。
(でもそれって…)
「ん?それってあんまり俺を信じてなかったということにならないか?」
「それはそれ、これはこれ」
これ以上はなにも聞かないほうがいいだろう…
「そ、そうか」
「あ、そういえば自己紹介がまだだったな。私の名前はニーナ、ニーナ・フォレストだ。よろしく」
そう言いながらニーナは手を差し出してきた。
「改めて、俺の名前はミツキだ。よろしくニーナ」
そう言いながら差し出して来た手を握る。
ていうかここまで名乗らなかったのってやっぱり、あんまり信じられてなかったってことだよな??
これからもランキング上位に入れるよう、見て、応援してくれると嬉しいです!
それでは本編へどうぞ!!
-----------------------------------------------
「勝者え、えぇと…」
(まだ名前言ってなかったな)
「自己紹介がまだでしたね。ミツキと申します」
「は、はい、勝者ミツキさん!」
戦闘が終わり、勝者コールをするレーネさん
そのままギルドマスターと一緒にこちらに寄ってくる。
「ミツキさんがいつ攻撃したのか全然わかりませんでした!何かのスキルですか?」
質問をして来たので返答する。
「いえ、純粋な身体能力ですよ」
「あの動きが身体能力か…正直全くと言っていいほどわからなかったぞ」
この待ちに着くまでの4日間結構魔物を狩ってるからステータスも上がってるし、見える人はそうそういないんじゃないだろうか。
「何故、君は冒険者になっていない?それだけの実力があれば直ぐにでもAランクに上がるだろうに」
この国が嫌いなので登録してません。と、この国の人間に言うのもあれだろうからここは嘘をついておこう。
「実は知り合いと他の街で一緒に登録しようと決めているんですよ。その道中でたまたまここに寄っただけですよ」
「そうか… そう言えば買取の最中だったな、ここに魔物の素材を出してもらえるか?」
ここに来る途中魔物の素材は回収している。
「全部出してもいいですか?」
「そんなに多いのか?」
「えぇまぁさっき出したので3分の1ぐらいですし」
「わかった。出してくれ」
そう言われ脳内で〈異空間〉の画面を表示させ、素材を選択する。これは説明していなかったが一応脳内でも〈異空間〉の画面を表示させることができる。2日目に脳内でイメージしたら普通にできた。
ドバァァァァ
「「いや多すぎ!?」」
(いや量は言ったよね?しかもキャラ崩壊しかけてるぞお二人さん)
「それにどれもA、Bランクの素材じゃないか!?」
「そのA、Bランクとはなんでしょうか?」
「はぁ~ 君はそんなことも知らずに魔物を狩ってたのか。まぁいい冒険者ギルドには魔物を強い順にSSS、SS、S、A、B、C、D、E、Fと冒険者が死なないように、目安になるように魔物をランク付けしているのだ。そして君が倒して来た魔物はどれもAランク冒険者が3,4人いないと勝てない魔物なのだ」
なるほど大体思っていたのと同じだな。
「ご丁寧にありがとうございます」
「それじゃあ、ちょっとギルドマスター室に来てもらえんか?魔物を鑑定してる時間は暇だろう?」
「えぇ、いいですよ」
「それじゃあ行こうか。レーネこの場は任せる。鑑定士を呼んで素材の合計金額を、あとそいつらが起きたら全員のランクを1ランク降格させて、1ヶ月間のギルド利用禁止を伝えといてくれ」
「わかりました」
「それじゃよろしく頼むぞ」
それだけ言い残し、俺とギルドマスターは闘技場を後にする。闘技場を出た後、ギルドマスターと一緒に二階へ上がりマスター室と書かれた部屋に入る。
「失礼します」
「そこのソファにかけてくれ。今紅茶を出す」
俺はソファに腰をかけ、紅茶が出されるのを待つ間、部屋の中を見渡す。
あんまり装飾はなく、ソファが三つと客用のガラステーブル、事務用のテーブルと椅子があるだけの質素な部屋だった。
「あんまりジロジロ見たってなにもないぞ?この部屋は仕事部屋であんまり私物は置いてないからな。ほい」
そう言いながら紅茶を差し出して来た。
それを受け取り、何故呼ばれたか聞いてみる。
「それで俺は何故呼ばれたのでしょうか?」
少し、間を置いて返事が返って来る。
「実はここ最近物騒なことが多くてな。4日前に勇者達が召喚されたことは知っているか?」
「えぇまぁ」
俺たちのことだしね。
「実はその勇者達が何人か他の国の何者かに誘拐されたと情報が入ってな」
「!? それは誘拐で間違いないのでしょうか?」
「ああ、間違いない。国の上層部からの情報だからな。詳しくは知らないが他の国と言っていた以上何かあったのだろう」
「そうですか…何故それを俺に?」
「実は怪しい奴がいたら捕らえろという命令を出されていてな。単刀直入に言う。君は他の国の差し金か?それとも犯人か?」
「まず何故俺を疑っているのか理由をきいてもいいか?」
「そうだな…さっきレーネと少し話をしたのだが、君は他の国から来たそうだな。それとこの国の情報をあまり知らなかったそれが理由の一つ、そしてさっきの戦闘を見たがあのスピード、王都からこの街にに来るならそう時間はかからないだろう。それが二つ目の理由だ。三つ目は単純な戦闘能力の高さだ、誘拐を行なった犯人となると相当な戦闘能力のが必要なはずだ、何せ相手は召喚されたばかりとはいえ勇者達だからな、それに手練れの護衛も相当いただろうしな。それとこの時期にまだ冒険者登録をしてなくて、相当手練れなんて人なんてそうそういないだろうからな。」
「まぁ確かにこの時期に俺みたいな奴がきたらそりゃ怪しむわな。だけどその質問の答えはどっちもNoだ」
「そうか、よかった」
「ん?そんな簡単に信じるのか?」
「私個人としては君はそんなことをする人じゃないと思っていたよ。だから君のことは元々疑っていなかったよ。でも上層部からの命令だから聞かないわけにもいかなかったというわけだ。あと私に嘘は通用しない」
(嘘が通用しないってどいうことだ?)
そう思い聞いてみる。
「それはどういう?」
「まぁ言っちゃうとユニークスキルだ」
「…そういうことか」
なるほど納得だ。
「それより、もし俺が犯人だったらどうするつもりだったんだ?殺されていたかもしれないんだぞ?」
純粋な疑問だった。ギルドマスターは戦闘が終わったあと俺に向かってこう言っていたはずだ「全くと言っていいほど見えなかったと」その上であの質問をしたら確実に殺されるだろう。
「君を信じてみたかったてのもあるけど、正直あれは保険だよ。まぁもし君と戦ったら腕の1,2は覚悟していたからな。それでも抑え込むのが精一杯かな、戦闘をイメージして見たけど勝ち目はほぼなかったな。それに君隠し球何個か持っているだろう?」
なるほど保険かそれならもし俺と戦うことになっても俺のスピードに対応できるというわけか。俺に実力を悟らせない為でもあったという訳か。
(でもそれって…)
「ん?それってあんまり俺を信じてなかったということにならないか?」
「それはそれ、これはこれ」
これ以上はなにも聞かないほうがいいだろう…
「そ、そうか」
「あ、そういえば自己紹介がまだだったな。私の名前はニーナ、ニーナ・フォレストだ。よろしく」
そう言いながらニーナは手を差し出してきた。
「改めて、俺の名前はミツキだ。よろしくニーナ」
そう言いながら差し出して来た手を握る。
ていうかここまで名乗らなかったのってやっぱり、あんまり信じられてなかったってことだよな??
37
お気に入りに追加
861
あなたにおすすめの小説

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・

やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。

無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~
ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。
玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。
「きゅう、痩せたか?それに元気もない」
ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。
だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。
「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」
この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。

フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!

俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。

劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる