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魔法学園に行こう!
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「どうぞー」
「なんだ。随分と元気そうじゃねえか」
「ユリウスさん!と魔法の先生?」
呆れたように言うユリウスさんの後ろには、訓練場で見たナイスバディのお姉さまがいた。
「リーフィアちゃんだいじょうぶ~?ごめんなさいねぇ、ちゃんと見ていないといけなかったんだけど、まさか説明中に事故があるとは思わなくてぇ」
「いえ、私が気を抜いていただけなので...」
...なんというか、嫌味ったらしい訳じゃ無いんだけど、随分と間延びした口調だな~ま、私が気付いてなかっただけなんだけどね!普通だったら説明中にわかるよ...まあ、私の不真面目さが浮き彫りになってしまったことはさておき、なにより大切なことを聞かなければ...
「それよりユリウスさん。私、こう、想像したものがなんか具現化されるっていうか...うまく言えないんですけどなんかすごいことになるんですよ!それでどうにかする方法とか無いんですかね?」
「...省略され過ぎてなにがなんだかよくわからんが、とりあえず自分の意思に関係なく魔力が暴走するってことだろ?」
「たぶん?」
「たぶんって...まあそんなことだろうとは思ってたよ。ここに良いものがある。」
ユリウスさんはニヤッと笑いながらポケットからチョーカーのような物を引き出した。
「そ、それは!...なんですか?」
「その言い方、知ってる風じゃん。紛らわしいな!」
「で、なんなんですか?」
「流すなよ!」
纏めると、魔力抑制装置みたいなのらしい。しかもチョーカー型のコンパクトサイズだ。デザインはかわいいけど、前世も合わせて生まれてこの方チョーカーなんてつけたこと無いんですけど...ハードル高っ
「なんだ。随分と元気そうじゃねえか」
「ユリウスさん!と魔法の先生?」
呆れたように言うユリウスさんの後ろには、訓練場で見たナイスバディのお姉さまがいた。
「リーフィアちゃんだいじょうぶ~?ごめんなさいねぇ、ちゃんと見ていないといけなかったんだけど、まさか説明中に事故があるとは思わなくてぇ」
「いえ、私が気を抜いていただけなので...」
...なんというか、嫌味ったらしい訳じゃ無いんだけど、随分と間延びした口調だな~ま、私が気付いてなかっただけなんだけどね!普通だったら説明中にわかるよ...まあ、私の不真面目さが浮き彫りになってしまったことはさておき、なにより大切なことを聞かなければ...
「それよりユリウスさん。私、こう、想像したものがなんか具現化されるっていうか...うまく言えないんですけどなんかすごいことになるんですよ!それでどうにかする方法とか無いんですかね?」
「...省略され過ぎてなにがなんだかよくわからんが、とりあえず自分の意思に関係なく魔力が暴走するってことだろ?」
「たぶん?」
「たぶんって...まあそんなことだろうとは思ってたよ。ここに良いものがある。」
ユリウスさんはニヤッと笑いながらポケットからチョーカーのような物を引き出した。
「そ、それは!...なんですか?」
「その言い方、知ってる風じゃん。紛らわしいな!」
「で、なんなんですか?」
「流すなよ!」
纏めると、魔力抑制装置みたいなのらしい。しかもチョーカー型のコンパクトサイズだ。デザインはかわいいけど、前世も合わせて生まれてこの方チョーカーなんてつけたこと無いんですけど...ハードル高っ
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