転生異世界、もふもふツルツルスベスベ

図書館

「白桃は怒りっぽいなぁ」
「ふふふっまたそんな事を言っていたら、怒られるよなの」

本をパタンッと閉じながら、次の本に手を伸ばす。
学園の図書館は大量の本がある、今現在も本は増え続けている、何故ならこの図書館には王族の一人が淡々と本が好きで集めて居たが、王宮の図書館には本が収納出来ず、王宮の自室も本に埋もれ生活出来なくなり、王宮の近くに離宮を建てて、大量の本を収納出来るようになったが、また更に増えて今は学園の図書館にも借り置きしている状態何だって。
そして、今は王都で１０階建ての図書館を経営している。
図書館は一階部分だけは、本を市販している。
購入した本や持ち込みした本を読むスペースは１０階にあり、ゴロゴロ寝っ転がりながら読めるような個室もあり、僕は結構利用している。

「作文なんていらなくないか」
「集中力がないからいいと思うよなの」

龍人も獣人も集中力がない人が多いんだよね、現にもうみな飽きている。
だから、１０階もあり広々としている図書館最高なんだよね。

「はぁーっ」
「僕今日藍に行ってくるなの」
「藍ってお前、護衛は連れていくんだからな俺とか」

藍は図書館の名前だ。
サーヤがブスくれながらいう。

「ふふふっ最近僕神殿の方に行ってたからね」

神殿の方が護衛するからとサーヤ達はお休みをしていたんだ。