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住宅街

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「ふーっ」
「大丈夫ですかひぃ様」

とことこっと歩いて城下町を歩く付き添いは神殿長と神殿騎手の5人だ。
僕はまだ他国の王族だから、国賓扱いになるんだよね。

「大丈夫」
『体力ないからな』

僕はくいっと首を咥えられてゆのの背中に乗っけられる。
僕は幼い時にはゆの達の背中が定位置だった為に神殿の人達は見慣れているが、町の中は違うざわざわとうるさい。

「感じたりしないなの」
『無理だな、近場にいない』
「そうかぁ、よしあっちは」

屋台がいっぱいあり活気がある場所から少し離れる。

「ここは、静かですね」
「住宅街ですからね」

龍人の大好きな場所は自然だ、住宅街といえどこの場所は山と岩場に川が広がっている。

「・・・・住宅街」
「えぇ、住宅街です」
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