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薬草採って
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「おー、探知魔法め完璧だな」
周防の言葉にため息を付きながら、横目に気合いが入った精霊達がどっさりと薬草が繁っている場所に案内している。
基本的に精霊達は目に見えない存在だ。
精霊達が自身から姿を表せば、見えるが。
「当然ですなの」
寧ろ、精霊達が張り切り色々な薬草を教えているし、中には採っている者もいる。
「ほーっ、綺麗に根から採っているなこの薬草は根からちゃんと採らなければ、薬草として使えなくなる」
薬草には採り方がある、その採り方に問題があれば買い取りしてもう時にお金が違ってくる。
自然に生えている植物な為にムラやバラ付きがあるのも当たり前で小さかったり、葉が欠けていたり、虫が食べたりしている場合も金額が違ってくる。
だから、薬草採りは難しいが初心者以外は基本的に薬草採りをしなくなる。
薬草採りはお金のムラもありすぎるから、薬草採りから卒業した人がやる弱いスライム退治やガメラ退治の方が儲かるし、冒険者している感じがある。
初心者に人気な魔だ。
「おーっ、シューザに食われているな」
「・・シューザ」
シューザは低級魔でシューザの好物が草花だ。
この辺も草花を食べに来ているみたいだ。
「この草甘いなの」
「あ、あぁ知らないな普通の草だしなぁ」
だよね、知らないよね。
「で、先生普通に依頼料と違うなの」
「はぁーっ、依頼料は内緒なのが一般的常識だろうが・・まぁ常識的な金額だ」
「ふーん」
ザクザクと土を掘り根から採って行く。
根は深く何本にも成っているから掘り出す時に回りも大きく掘り出す事になる。
時間がかかるのも、嫌われる時間の一部の理由だよね。
「先生、SランクなんでからFランクの仕事見ているだけってつまらなくないですか」
「依頼だからな、護衛なんてそんなモノだし何より、普通に貴族の護衛はもっと堅苦しい」
あーその感じは本当に知ってしまったんだろう。
僕は第三王子だが余り表には出ない、出てもベールで顔を隠している場合が多い。
愛し子に気に入られれば恩恵が受けられる、と分かっているからだ。
だが、精霊達を怒らせる事もあり、収集が付かなくなったり精霊達を嘗めている事がある可能性もあるので顔を隠している。
周防の言葉にため息を付きながら、横目に気合いが入った精霊達がどっさりと薬草が繁っている場所に案内している。
基本的に精霊達は目に見えない存在だ。
精霊達が自身から姿を表せば、見えるが。
「当然ですなの」
寧ろ、精霊達が張り切り色々な薬草を教えているし、中には採っている者もいる。
「ほーっ、綺麗に根から採っているなこの薬草は根からちゃんと採らなければ、薬草として使えなくなる」
薬草には採り方がある、その採り方に問題があれば買い取りしてもう時にお金が違ってくる。
自然に生えている植物な為にムラやバラ付きがあるのも当たり前で小さかったり、葉が欠けていたり、虫が食べたりしている場合も金額が違ってくる。
だから、薬草採りは難しいが初心者以外は基本的に薬草採りをしなくなる。
薬草採りはお金のムラもありすぎるから、薬草採りから卒業した人がやる弱いスライム退治やガメラ退治の方が儲かるし、冒険者している感じがある。
初心者に人気な魔だ。
「おーっ、シューザに食われているな」
「・・シューザ」
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この辺も草花を食べに来ているみたいだ。
「この草甘いなの」
「あ、あぁ知らないな普通の草だしなぁ」
だよね、知らないよね。
「で、先生普通に依頼料と違うなの」
「はぁーっ、依頼料は内緒なのが一般的常識だろうが・・まぁ常識的な金額だ」
「ふーん」
ザクザクと土を掘り根から採って行く。
根は深く何本にも成っているから掘り出す時に回りも大きく掘り出す事になる。
時間がかかるのも、嫌われる時間の一部の理由だよね。
「先生、SランクなんでからFランクの仕事見ているだけってつまらなくないですか」
「依頼だからな、護衛なんてそんなモノだし何より、普通に貴族の護衛はもっと堅苦しい」
あーその感じは本当に知ってしまったんだろう。
僕は第三王子だが余り表には出ない、出てもベールで顔を隠している場合が多い。
愛し子に気に入られれば恩恵が受けられる、と分かっているからだ。
だが、精霊達を怒らせる事もあり、収集が付かなくなったり精霊達を嘗めている事がある可能性もあるので顔を隠している。
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