転生異世界、もふもふツルツルスベスベ

夜ト

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教科の違い

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「ほらここ違いますよ」
「えっと、あっ本当だ」

僕は指摘された所をやり直す、間違えた場所の下に正しい方式と解答を赤色で書いて、間違えた解答は消さないで何がいけなかったか分かる為にも僕は消さない。

「ふふふっ、サクヤ様とマーヤは楽ですし、楽しいですね指摘し説明すれば理解し二度と間違えないので教えがいが有りますが、なんですかねこの二人は」

ふーっとため息を付く、雷に舌打ちをする白桃。
白桃と雷は龍人国ならまだ学生の身分だが、他国ではかなりのお祖父さんに当たる。

「精霊魔法もそうですが、一応薬師学、教育学、契約獣学は龍には必要ないですからね、実際私も獣人国に来て知りましたし」
「竜騎士学の方が僕には問題だらけなんですが」

雷は持ち前の記憶力でテストはクリアしているが、白桃とマーヤは赤点である。
逆に竜騎士学の方はサーヤが赤点である。
まず、サーヤは竜に嫌われている何故か近づく事さえできない、竜にどうにか近づく事が出来たとしても唸られて逃げ出そうとする、もっと深刻だと火を吐かれたり水を吐かれたりする。

「薬なんて龍人には縁がない物ですからね、サクヤ様には必要な事ですからサーヤが頼りです」
「あはは、私も竜には乗れませんから、はぁーっ移転魔法が使えなければサクヤと離れ離れになる所でしたよ」

龍人の移動は龍体になり移動したり、竜に乗って移動したりが基本だ。

「サクヤ様は気難しい竜や契約者がいない竜も好かれていますからね」






本来は竜は契約者以外には懐かないにも関わらず、サクヤには頭をたれる。
契約していても頭を下げる事は余程の信頼関係を築けてからしか有り得ない事なのに。

「竜は難しい生き物ですから」

マーヤも何故か気性が荒い竜に好かれ契約までしてしまいましたしね。
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