今日からのんびり過ごしたいのです。

チョコケーキ

「さて、レオもいる事だしペーストにして砂糖を加えるよ」

レオとサーヤはそれはそれは頑張った、練るは練るひたすら練る。
暖める為にサーヤは魔法を魔法禁止をされたレオは体力を削りながら砂糖を入れて味を整えて、小分けパックに入れる。
一気にアキラが硬めて、パックから取り出した数個は小麦粉と脹らみ粉に入れて混ぜる。

「結構な量出来たから、チョコケーキ作ろうか」
「げっ」

サーヤは文句をいうが、アキラに無視されながら手伝う事になる。

「ふわふわにしたいからレオメレンゲを頼むな」

カシャカシャと卵の白身を泡たてる、泡立てが終わる頃にはレオの腕はパンパンだ。

「魔法禁止で、これを仕上げるなんて、あり得ない」
「サーヤさんは少しは体力付けませんか」

レオが言えた事出はないが、サーヤの体力は幼児並だ。

「メレンゲを潰さない様に優しく１０回くらい混ぜてくれませんかサーヤさん」
「ふっ、人使いが荒いねアキラは」

サーヤは文句をいいながらも優しくふわふわに混ぜる、混ぜると言うよりは上に下に横に切り込みを入れる感じだ。

「生地を流し込み、焼き上げる」

数分後ふわふわの生地が出来上がる、それを３つ作り上げる。

「サーヤさんはネマ様と一緒に食べてください、俺はニアを捕まえて食べさせなきゃ、レオは付き人達か番様と一緒にいる神獣様達にあげればいい」