今日からのんびり過ごしたいのです。

アレンを探す

「ーっ、アレンーっ」
「マイ天使ーっ」
「くっ、何処にも居ないぞ」

レオはアレンの居場所を感知するが通じない、同じくナズナも魔力共有をするが反応はない。

「運命の番同士も成り立てとはいえ、一番出会えばお互いに分かる筈ですが、ないとなると」

アオイは上を見上げる、王都の中心からでも聳え立つ古代城は綺麗に見える事が出来る。
アオイは目を瞬く、アオイが見た物は王都付近では緊急時以外龍体に成っては成らない筈だが。

「ーっあれは、龍体」
「ーっアオイその龍からアレンの香りがする」
「「はぁっ」」

レオの言葉にレントとアオイは驚愕の言葉を出す。
レオの言葉にナズナも肯定している事から間違いはないだろう。

「ーっ、どういう事ですかね」
「さぁな」