ダンジョンマスターになり世界の魂の均衡を維持し調節する、娯楽施設もたっぷり作り差別されている子の保護もしっかりしなきゃね、差別許さないよ

ダンジョン挑戦者１

「ふふふ」
「スライム多くないか、殺しても殺してもスライム」

ぎゃぎゃわと騒いでいたが、次第に一匹討伐すると一匹が二匹に増える上にスライム独特の粘りの液体まみれに成って仲間達。

「ふふふ」
「おいっ、スミがふふふとしか言わなくなったぞ」
「あー、やべぇなぁ」
「確か温水があるとか言ってなかったか」

その俺の余計な一言のせいで、温泉がある階数まで死ぬ気でたどり着いた。
だが、世の中甘くない、嫌ここはダンジョンの中なのだ。
甘くないに決まっている、それにここ最近出来たダンジョンなはずなのだが、広さと階数をまだギルドは把握していないのも可笑しい。「あちっ」
「あーつい」
「こんな熱湯どこが温泉なのよーっと、いうか、あつあつ」

定期的に噴き出すマグマにブルブルと震える。
熱い熱湯が肌に掛り火傷すれば人たまりもない。
「死ぬーっ」
「こんな場所で死にたくない」
「きゃー」