運命の番はイケメン美形様です

夜ト

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新しい誕生

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『新しい精霊王の誕生ですヨ』
『精霊王は全員揃って居るはずや』

ティムの言葉にアイハとトーマは首を傾ける。

『精霊王は揃っていませんなのですヨ』
『あぁ、精霊王は現に今産まれる、産まれる』

ピカーツと輝かしく光るが、光りがおさまり目を開けるとそこには誰もいない。

「ええ、精霊王様はいらっしゃいませんね」

混乱し無言だったケイリーとライムが漸く口を開く。

「奏太様は無事なのか」
『ご主人様は新精霊王に魔力を食べられる貧血になられた様ですね』

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