運命の番はイケメン美形様です

夜ト

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クリス視点

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「一瞬起きたが又寝た」
「まだまだ、吸血鬼としては赤ちゃんですからね、なのにここの所力を使いすぎです」

リルクがプンプンと怒る姿にクリスは若干退く。

「落ち着け」
「ご主人様暫くローズガーデンは勿論の事野菜畑にも近付けないでください、奏太様には休息が必要です」
「分かっているが」

クリスは奏太の頭を撫でる。
このお転婆は納得しないだろうなぁ、初めての外に興味深々な上に仕事が出来ると張り切っている。
病気での制限が今奏太からは外れたんだ、自由に成ったと言えるだろう。

「命令をしてください、そもそも愛し子は部屋で大人しくしていた方が良いんですから」

あれ程外出する愛し子は奏太が初めてだろうなぁ。
基本的に愛し子は寝ている事が多いし。

「無理だろう」
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