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運命の番は親友

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「私は反対だ、奏太の話を聞く限りまだ、幼い子供だろう」
「だが、私の運命の番だ」

両者睨み付けるが、奏太はぎゅっとクリス様に抱きつく。

「クリス様少しだけ見るだけなら」
「奏太、私達は番を認識してしまえばもう、逃げられない、まだ、香りだけならまだ、間に合うんだ」

ルイスはダンッと壁を叩きつける。

「ぐるぐる兄者は兄者は運命の番が目の前にいるから、既に絆が出来ているから、だから、だからそんな事言えるんだ」

ルイスはクリス様の頬を叩く。

「ーっ、許可しょう但し、相手の子供に許可を取ること、番を取った吸血鬼は番に引っ張られて早々眠りに付かないからな」

クリス様は王としても、だが弟の心配をしているのが分かる。
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