運命の番はイケメン美形様です

くー様、太陽アレルギー

病気の説明がおかしいですが、無視してください。
病気の名前と病状に詳しくないので、スルーして下さい。










「くー様」
『んっ』
「背中乗せて下さい」

くー様は１３歳の僕が乗っても全然重くないんだって、くー様はルナくんも乗ってもへっちゃららしいんだよね。
だから、くー様は二人の乗り物にも成っている、因みにリルク君は嫌がり乗らないが、リアム君はくー様が痺れを切らし強制的に乗せている。

『うむ』
「私が奏太を抱っこしますから、大丈夫だ」
『吸血鬼は独占欲が強いな』

クリス様に抱き上げらた僕はぎゅっと目を閉じる。

「奏太皆が付いている大丈夫だ」
『うむ、主は太陽が苦手か』

苦手と言われても、苦手になる程に太陽の下に出た事はない。
太陽は僕にとっては、嫌いなモノだ。
太陽アレルギーがなければきっと一みたく両親は僕を放置なんてしなかったと思うし。

「よくわからない」
「奏太は太陽アレルギーと言う病気らしい」

クリス様の言葉にソルさんとくー様にルナくんまで首を傾ける。

「えっと、それは何だ」
「太陽に当たると火傷して皮膚が呼吸出来なくなり肝臓が悪くなり、消化器官や意識障害、痙攣、し気管支炎に二十歳まで生きれない病気らしい」

正式名は光線過敏症、通称光アレルギーは日中は防護服がないと外に出たら死んでしまうかもしれない病気。
かなり可愛いワンピース風のがあるけれど、僕の場合は太陽アレルギーのせいで意識障害が時々あるし、肝臓機能は少し悪い。
意識障害は血の巡りが悪いために怒る。
そういえば、クリス様は僕の血を、真っ青になり震える僕。

「んっ、奏太どうした具合が悪いか、やはりまだ早かったか」
「ちがっ、クリス様ルイス様みたくなる」