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共同作業、悩みます
しおりを挟む「…デザインを俺がですか…デザイナーさんに任せた方が」
「ふー、声優二人でやることに成っただろう、あのユニット來夢に森川展男と檸檬に森川勝平のユニットW森川を」
賢太はデザインを雄太は作詞をしなければならなくなり、頭を抱えていた。
「…無理だーっ作詞なんて」
「一応描いてみた」
ぶふっと笑い出す賢太、二人はリビングで頭を悩ませていた。
「…にーちゃんへた」
「にーさまへたよへたよ」
クスクスっと双子は笑う、雄太はドンッとテーブルを叩く。
「どうせ下手だよーっ」
「………下手だなんて事はありませんよ、ここをこうしてこうして」
何となくだが、色鉛筆のお陰でどうにか描きたいことが分かる。
シャカシャカとペンを動かしていく。
「わー」
「かわい」
双子がキャキャ騒ぐ、中雄太は無口になり紙を眺めて。
「この部分を星にしたいんだ」
「えっ、はい…どうですか」
雄太が首を振るう、僕は消ゴムで消して違うデザインを描く人の頭の中で描いている絵はかなり難しい。
「……んーっこうですか、こうでこう」
「んーっズボンにも星が流れている感じにしたいんだ」
カキカキと書き進める。
時間が経っのを忘れて、描いたり消したりを繰り返す。
数時間後どうにか、雄太さんのイメージに合った作品が出来る。
僕も人の意見を優先に……人の作品を代行して描いたのは初めての事だったから新鮮で楽しかった、何より家に居る雄太さんが檸檬さんのオーラを放っていたから。
もうきゅんきゅんってなっても仕方ないよね、最近は家に居る二人に慣れてきたけれど、やっぱり仕事に真剣でキラキラ輝いている姿はやっぱり僕にはまだ早すぎます。
「ーっっ」
「えっ……嘘だろーっ何で気絶するんだよーっ」
雄太は慌てる、真剣にデザインを考えていたら大爆笑されそれを横で見ていた新しく出来た弟は徐に紙を取り出し俺のデザインを真似てスラスラ書いていく、俺を真似てと言っても出来栄えは雲泥の差だったが。
この新しい弟は俺達のファンだと分かってキャーキャーされるのがうざかったが、そうではなかった事に最近は分かって来た、俺達が近くに居なくとも良く気絶するし自分の事になるとだらしなく、だが双子や妹の世話もちゃんとやってくれている事に少しは認めていたのだが。
「あららっ、多分限界のバロメーターを越してしまったのね……ふふふ雄太くんと打ち解けてくれたみたいで良かったわ、雄太くんこの子の事を宜しくね」
「……上手いよなぁ」
「………二人分青と赤かぁ…」
ぐったりとしている俺を後目に賢太はカキカキと詞を書き進めては消す。
「…どんな詞がいい」
「……異世界に行く兄を毎日待っているファザコンの双子かぁ」
んーんーと頭を悩ませる。
「異世界と言うより、兄の思いかよ」
「だよな……」
「それに森川兄弟って沖縄家だっけ」
賢太は頭を抱えていた、、、沖縄の家は母の出身地だときおくしている、森川兄弟はアニメオリジナルな為にかなり考えなければならない。
「……母方の実家が沖縄だ、時々本当に時々行くシーンが描かれている」
「……ふーんならいいんじゃない……
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