51 / 69
第2章 ギルドで正式にパーティー結成!
2-19 合流take2
しおりを挟む
家にめり込んだガドラ問題をなんとか(強引に)解決した俺達。そんなこんなで大判さんから賃金を貰い、村を出発していたのだが……
そんなことよりも、俺はマールがここに居ないことについて気になっていた。
そこで何故か事情を知っていたよつばに聞いてみるとどうやらマールは『夢のマイホームを見てボクは大判さんに弟子入りすることにした! 1週間修行する予定だから、終わり次第あの街で合流しよう』この手紙を手渡しながら言ってたそうだ。ちなみに手紙の中身は1週間の大まかな修行日程だった。
「マールらしいといえばそうなんだけども……うん」
俺は正直また勝手な行動をしやがってとは一瞬思った。だが本人がやりたいと言っていたならやらせてあげてもいいんじゃないかと思い始めたのも事実であり。
「破天荒ですわ……はい」
「家を壊す方が向いてると思うんすけどね……フー」
それにマールにとってモリヤミは生まれ故郷だから別に心配しなくてもいいかなと思い、ありがたく置いていくことにした。
マールがいいって言うならいいんだろう。よつばは後ろめたそうにしていたけど。
でも1週間はさすがに長くない? いや弟子入りするんだったらそのぐらい必要か……(自己解決)
マール本人はこの手紙的に俺たちが冒険者の街に行くことは分かっているだろうしなんなら性格は図太いしあまり心配はいらないだろう。いや大丈夫だよな? また前みたいに行き倒れないよな?
でも一応本人にこの村を出たよと一言っておいたほうがいいかもしれない。近くに知り合いがいたらそいつらに預けるということもアリっちゃアリなんだけども。
まるで罪人の処遇を決めているようだがマールは犯罪らしいことには手を染めてないから勘違いしないでほしい。
置き手紙までして行方をくらましたならそうなのだろう。万が一誘拐されてたとしても本人はピンピンしてそうだし、俺が責任持って助ける。それでみんな納得してくれた。
もうこの機会にマールの助け無しでモリヤミに着いとこうという方針なのだ。
「ホゲェェェ! 平和的な流れから突然の惨劇ですのぉぉぉ!?」
なんだなんだ!? いつのまにか場所を離れていたよつばの叫び声がここら一帯響き渡ったぞ。
「は? 惨劇って」
「よつばさんの叫び声はあっちから聞こえましたっす! 今は現場に向かいましょう!」
◇
なんか目の前に臓物を撒き散らしながら絶命寸前の身体になってるゴブリンがいるんだけど。それもオークの子供が縄で縛られてるということはこのゴブリンって親?
「ハルト久しぶり! なんか見ない顔も増えてるじゃんか!」
そこには疾風丸湊と愉快な仲間達が……いやアリィだけ居ないな、うん。
どうやらこのゴブリンの子供は湊直々に預かることにしているらしい。うん、人間のやる所業じゃねぇ。相手は魔物であっち側が襲いかかってきたとはいえ中身は普通に人語を話す魔物だよ?
アンタはサイコパスか!?
「アリィの旦那! ほら来てらっしゃい! 久しぶりの顔ぶれ
「久しぶりです!」
状況はあれだがこれは好都合かもしれない。リーダーはともかく頼れる男ダースさんならマールのことを任せられる。
疾風丸達はどうやらここで一夜泊まるようで、それからしばらくはここで休む予定だから都合が良い。
最悪アリィさんやダースさんも居るし大丈夫だろうと判断した。
疾風丸達とあっちで合流したらこの街のノウハウを教えてくれるらしいし、楽しみだなぁと思ったのでした。
◇
追記
アリシアの件や再会のついでに話しかけてみたらなんか意気投合しちゃった俺ことハルト。たくさんある趣味の中で、料理好きや読書好きの趣味がアリィさんの趣味と一致していた時点でこうなる未来だったんだろうなって。
「そういえばアリィさんの冒険職を聞いてなかったよ」
「いきなりですね。別に隠してるわけではないからいいですけど」
「その前に俺達パーティーメンバーの職を言っておくよ。確かマールがクルセイダーでよつばがウィザード。俺が盾でガドラが……本人に聞いてないや」
ガドラについてあまり知らないということが露呈してしまった! あとついでによつばはまだ魔法使い見習いです! ていうかいつ魔法使いと認められる資格取りに行くんだろあの子。
「コミニケーション不足ですよ。確かにあなたは気にしそうなタイプじゃないですけど、いざという時苦労しますよ」
「返す言葉もありません……」
「私はよつばさんと同じ端くれの魔法使いだよ。というかよつばちゃんは魔法使い仲間ってことか!」
「アッ……アハハハハ……そっすね」
それからアリィさんはよつば達についても話してくれた。同じ旅をしている女の子ということで意気投合したらしいのだが……
「オカアチャァァァン! 助ケテェェェ!
「黙れ」
「グヒィ……」
グキィという小さな鈍い音が一瞬にして俺の言葉を奪った。どこから聞こえたのかキョロキョロ探してみるとそこには湊が何かをしている。
ふと湊がさっき捕まえてたゴブリンを片手で担ぎ何処かへ消え去っていくのが見えてしまった。なんとなく気になってしまいアリィさんにゴブリンのその後について聞いてみることにした。
「アリィさん。このゴブリンはこれからどうなるの?」
「ウーン? 毎回こういう奴隷達は湊くんが1人でホテルに連れていっちゃうから私にも分からないです。けど朝になると湊くんはスッキリした表情になってることだけは分かりますよ!」
「......」
まさか湊……いや性欲野郎は魔物にまで手を出してるのか……?
ともかく、親を殺された宿命の相手と思っている子供にも手を出してるのか? なんつー精力サイコパスだよ。倫理観という思考の考えがぶっ飛んでやがる。
「は、ハハハハハ……そうだ、そろそろ俺達行かなきゃ」
「そう……また会ったら話そうね」
「うんうん。それじゃ!」
別に急ぐ理由は無いが、その嫌な予感というのを本能で感じ取ったのだ。さっさとこの場から離れなければ……
湊……俺がモンスターと対峙する以外ことを除けばお前が1番恐怖を覚えたよ。これ以上踏み込むと何が起きちゃうか分からん。触るが仏だ。
◇
そんなわけで俺達3人は今、モリヤミの冒険者の街に向けて馬車を進めています。マールは疾風丸達が責任を持って連れてきてくれるだろう。
ていうかアリィって子は大分鈍感なんじゃないかって思うのよな。この行為をしたことが無い俺でもその後の展開は薄々察せれるというのに、この子の頭の上に?マークがついていたし。
そういえば湊がアリィさんのことを話してくれてたんだけど、可愛い子だし湊の力ですぐに落とせそうだなと思い誘ったらしい。性欲野郎じゃねえか。
なんか仲間にした理由がもの凄い不純な理由で心配したのだが、現実は違いアリィを全然落とせる気配が無かったようであの変態野郎(疾風丸)は酷く自分自身に自信を無くしているかのように語っていたのが印象的だった。
アリィさんは強い子だと思いました。
◇◇◇◇◇
次回に続く
そんなことよりも、俺はマールがここに居ないことについて気になっていた。
そこで何故か事情を知っていたよつばに聞いてみるとどうやらマールは『夢のマイホームを見てボクは大判さんに弟子入りすることにした! 1週間修行する予定だから、終わり次第あの街で合流しよう』この手紙を手渡しながら言ってたそうだ。ちなみに手紙の中身は1週間の大まかな修行日程だった。
「マールらしいといえばそうなんだけども……うん」
俺は正直また勝手な行動をしやがってとは一瞬思った。だが本人がやりたいと言っていたならやらせてあげてもいいんじゃないかと思い始めたのも事実であり。
「破天荒ですわ……はい」
「家を壊す方が向いてると思うんすけどね……フー」
それにマールにとってモリヤミは生まれ故郷だから別に心配しなくてもいいかなと思い、ありがたく置いていくことにした。
マールがいいって言うならいいんだろう。よつばは後ろめたそうにしていたけど。
でも1週間はさすがに長くない? いや弟子入りするんだったらそのぐらい必要か……(自己解決)
マール本人はこの手紙的に俺たちが冒険者の街に行くことは分かっているだろうしなんなら性格は図太いしあまり心配はいらないだろう。いや大丈夫だよな? また前みたいに行き倒れないよな?
でも一応本人にこの村を出たよと一言っておいたほうがいいかもしれない。近くに知り合いがいたらそいつらに預けるということもアリっちゃアリなんだけども。
まるで罪人の処遇を決めているようだがマールは犯罪らしいことには手を染めてないから勘違いしないでほしい。
置き手紙までして行方をくらましたならそうなのだろう。万が一誘拐されてたとしても本人はピンピンしてそうだし、俺が責任持って助ける。それでみんな納得してくれた。
もうこの機会にマールの助け無しでモリヤミに着いとこうという方針なのだ。
「ホゲェェェ! 平和的な流れから突然の惨劇ですのぉぉぉ!?」
なんだなんだ!? いつのまにか場所を離れていたよつばの叫び声がここら一帯響き渡ったぞ。
「は? 惨劇って」
「よつばさんの叫び声はあっちから聞こえましたっす! 今は現場に向かいましょう!」
◇
なんか目の前に臓物を撒き散らしながら絶命寸前の身体になってるゴブリンがいるんだけど。それもオークの子供が縄で縛られてるということはこのゴブリンって親?
「ハルト久しぶり! なんか見ない顔も増えてるじゃんか!」
そこには疾風丸湊と愉快な仲間達が……いやアリィだけ居ないな、うん。
どうやらこのゴブリンの子供は湊直々に預かることにしているらしい。うん、人間のやる所業じゃねぇ。相手は魔物であっち側が襲いかかってきたとはいえ中身は普通に人語を話す魔物だよ?
アンタはサイコパスか!?
「アリィの旦那! ほら来てらっしゃい! 久しぶりの顔ぶれ
「久しぶりです!」
状況はあれだがこれは好都合かもしれない。リーダーはともかく頼れる男ダースさんならマールのことを任せられる。
疾風丸達はどうやらここで一夜泊まるようで、それからしばらくはここで休む予定だから都合が良い。
最悪アリィさんやダースさんも居るし大丈夫だろうと判断した。
疾風丸達とあっちで合流したらこの街のノウハウを教えてくれるらしいし、楽しみだなぁと思ったのでした。
◇
追記
アリシアの件や再会のついでに話しかけてみたらなんか意気投合しちゃった俺ことハルト。たくさんある趣味の中で、料理好きや読書好きの趣味がアリィさんの趣味と一致していた時点でこうなる未来だったんだろうなって。
「そういえばアリィさんの冒険職を聞いてなかったよ」
「いきなりですね。別に隠してるわけではないからいいですけど」
「その前に俺達パーティーメンバーの職を言っておくよ。確かマールがクルセイダーでよつばがウィザード。俺が盾でガドラが……本人に聞いてないや」
ガドラについてあまり知らないということが露呈してしまった! あとついでによつばはまだ魔法使い見習いです! ていうかいつ魔法使いと認められる資格取りに行くんだろあの子。
「コミニケーション不足ですよ。確かにあなたは気にしそうなタイプじゃないですけど、いざという時苦労しますよ」
「返す言葉もありません……」
「私はよつばさんと同じ端くれの魔法使いだよ。というかよつばちゃんは魔法使い仲間ってことか!」
「アッ……アハハハハ……そっすね」
それからアリィさんはよつば達についても話してくれた。同じ旅をしている女の子ということで意気投合したらしいのだが……
「オカアチャァァァン! 助ケテェェェ!
「黙れ」
「グヒィ……」
グキィという小さな鈍い音が一瞬にして俺の言葉を奪った。どこから聞こえたのかキョロキョロ探してみるとそこには湊が何かをしている。
ふと湊がさっき捕まえてたゴブリンを片手で担ぎ何処かへ消え去っていくのが見えてしまった。なんとなく気になってしまいアリィさんにゴブリンのその後について聞いてみることにした。
「アリィさん。このゴブリンはこれからどうなるの?」
「ウーン? 毎回こういう奴隷達は湊くんが1人でホテルに連れていっちゃうから私にも分からないです。けど朝になると湊くんはスッキリした表情になってることだけは分かりますよ!」
「......」
まさか湊……いや性欲野郎は魔物にまで手を出してるのか……?
ともかく、親を殺された宿命の相手と思っている子供にも手を出してるのか? なんつー精力サイコパスだよ。倫理観という思考の考えがぶっ飛んでやがる。
「は、ハハハハハ……そうだ、そろそろ俺達行かなきゃ」
「そう……また会ったら話そうね」
「うんうん。それじゃ!」
別に急ぐ理由は無いが、その嫌な予感というのを本能で感じ取ったのだ。さっさとこの場から離れなければ……
湊……俺がモンスターと対峙する以外ことを除けばお前が1番恐怖を覚えたよ。これ以上踏み込むと何が起きちゃうか分からん。触るが仏だ。
◇
そんなわけで俺達3人は今、モリヤミの冒険者の街に向けて馬車を進めています。マールは疾風丸達が責任を持って連れてきてくれるだろう。
ていうかアリィって子は大分鈍感なんじゃないかって思うのよな。この行為をしたことが無い俺でもその後の展開は薄々察せれるというのに、この子の頭の上に?マークがついていたし。
そういえば湊がアリィさんのことを話してくれてたんだけど、可愛い子だし湊の力ですぐに落とせそうだなと思い誘ったらしい。性欲野郎じゃねえか。
なんか仲間にした理由がもの凄い不純な理由で心配したのだが、現実は違いアリィを全然落とせる気配が無かったようであの変態野郎(疾風丸)は酷く自分自身に自信を無くしているかのように語っていたのが印象的だった。
アリィさんは強い子だと思いました。
◇◇◇◇◇
次回に続く
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
異世界ハーレム漫遊記
けんもも
ファンタジー
ある日、突然異世界に紛れ込んだ主人公。
異世界の知識が何もないまま、最初に出会った、兎族の美少女と旅をし、成長しながら、異世界転移物のお約束、主人公のチート能力によって、これまたお約束の、ハーレム状態になりながら、転生した異世界の謎を解明していきます。
日本帝国陸海軍 混成異世界根拠地隊
北鴨梨
ファンタジー
太平洋戦争も終盤に近付いた1944(昭和19)年末、日本海軍が特攻作戦のため終結させた南方の小規模な空母機動部隊、北方の輸送兼対潜掃討部隊、小笠原増援輸送部隊が突如として消失し、異世界へ転移した。米軍相手には苦戦続きの彼らが、航空戦力と火力、機動力を生かして他を圧倒し、図らずも異世界最強の軍隊となってしまい、その情勢に大きく関わって引っ掻き回すことになる。
天日ノ艦隊 〜こちら大和型戦艦、異世界にて出陣ス!〜
八風ゆず
ファンタジー
時は1950年。
第一次世界大戦にあった「もう一つの可能性」が実現した世界線。1950年4月7日、合同演習をする為航行中、大和型戦艦三隻が同時に左舷に転覆した。
大和型三隻は沈没した……、と思われた。
だが、目覚めた先には我々が居た世界とは違った。
大海原が広がり、見たことのない数多の国が支配者する世界だった。
祖国へ帰るため、大海原が広がる異世界を旅する大和型三隻と別世界の艦船達との異世界戦記。
※異世界転移が何番煎じか分からないですが、書きたいのでかいています!
面白いと思ったらブックマーク、感想、評価お願いします!!※
※戦艦など知らない人も楽しめるため、解説などを出し努力しております。是非是非「知識がなく、楽しんで読めるかな……」っと思ってる方も読んでみてください!※
せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。
平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか……
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
転生してギルドの社畜になったけど、S級冒険者の女辺境伯にスカウトされたので退職して領地開拓します。今更戻って来いって言われてももう婿です
途上の土
ファンタジー
『ブラック企業の社畜」ならぬ『ブラックギルドのギル畜』 ハルトはふとしたきっかけで前世の記憶を取り戻す。
ギルドにこき使われ、碌に評価もされず、虐げられる毎日に必死に耐えていたが、憧れのS 級冒険者マリアに逆プロポーズされ、ハルトは寿退社(?)することに。
前世の記憶と鑑定チートを頼りにハルトは領地開拓に動き出す。
ハルトはただの官僚としてスカウトされただけと思っていたのに、いきなり両親に紹介されて——
一方、ハルトが抜けて彼の仕事をカバーできる者がおらず冒険者ギルドは大慌て。ハルトを脅して戻って来させようとするが——
ハルトの笑顔が人々を動かし、それが発展に繋がっていく。
色々問題はあるけれど、きっと大丈夫! だって、うちの妻、人類最強ですから!
※中世ヨーロッパの村落、都市、制度等を参考にしておりますが、当然そのまんまではないので、史実とは差異があります。ご了承ください
※カクヨムにも掲載しています。現在【異世界ファンタジー週間18位】
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる