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第1章 旅路
1-14 仲間が加わる模様
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「この街にパレンラトス王国の第二王女様がいらっしゃるぅぅぅ!?」
「なんでこの街に指名手配者と王女様がいらっしゃるんですかぁぁぁ!?」
なんか街中が大騒ぎになってる気がするが、そんなことはどうでもいい!
漢には勝負しなきゃいけない時がある! 今がこの時!
俺のウハウハタイムが今始まっているんだ! でかい2つをつるさげちゃってさ! 待て早まるなハルトよ。まずは関係を築いた後にそこで初めて成立するんだ。それを忘れるなと自分に言い聞かせ、出方を伺っている。
建物裏に来て女の人は足を止めた。おっと?
「私から推薦させていただく。リザードマンのガドラ」
ザ•細マッチョだ。男だけど見た感じ女の人に対する物欲は働かないようだが、ドMという言葉が引っかかる。ていうかお姉さんが旅仲間になってくれるんじゃないの?
「あなたはいったい......」
「私はこの街で斡旋をしているのさ。あの無礼を働いたアイツの尻拭いみたいなものだ。あとこの子を紹介した分のお駄賃はちゃんと頂いていくよ」
どうやら俺が思ってたような告白じゃなかったようだ。いやちょっとおかしいと思ってたんだよ。なんで初対面なのにこんな冴えない男にこんなことを言ってるのかなって。そもそも初対面でこのムーブ交わす奴は大半ビッチしか居ない。俺の偏見ひどいや。
いやまあさ善意で仲間募集手伝ってくれるのは嬉しいんだけども、いや勝手にいろいろと期待した俺が全面的に悪いんだけども、なんとも解せぬ。
こうしてあの女の人は今日受付の仕事があるからと言って金を受け取るとさっさと帰ってしまった。あのこの高まった感情はどこで晴らせばいいんですか!? 仕方ない適当にどっかのトイレで1人寂しく済まそう。
それでこの微妙な空気どうしようか。どちらも初対面で話すことが無いぞ。不本意だが仲間ゲットのチャンスなのに。
「ああ......そうだ! とりあえず自己紹介お願い。君の名は?」
「俺の名はガドラ! こいつは相棒のジュンティル」
ジュンティルとかいう綺麗な薄水色の羽毛のドラゴンが二足歩行して歩いている! 名前は忘れたけど珍しい種族だった気がする。ちなみにメスらしい。
「オレが来たからにはどんな攻撃もどんとこい! どんな勝負も負ける気は無いぜ!」
「よかったぁぁぁ! こんな怪文書でも応募してくる人がいるなんて! それじゃあこれからよろしく! 仲間達には後で改めて自己紹介する形でいい?」
詳細な待ち合わせ場所を地図に記して今夜あのギルドに来てほしいと言ったら、二つ返事で快諾してくれた。ついでにジュンティルも連れてもいいかと聞かれたけど、まあギルドだしいきなり暴れても冒険者達が討伐してくれるだろう。そう思い、いいよと答えておいた。
◇
さて、ガドラもどっかに行ってしまったし夜になるまで暇だな。なら思い切って軽い依頼受けてこようかな。俺達の懐事情は代理王の援助+よつばの所持金で一カ月ぐらいは生活できるけど、いつ消えるかもわからんしな。
そんなことを考えていると3枚のチラシが俺の視界に入った。その内の1枚に視線が吸い込まれていく......
「なになに? 人数不足のため募集中。1日だけでもいいから入ってくれ。日給1万だと!?」
なんだこの魅力的なバイトは! なんでみんな応募しないんだろう。ていうか2枚のチラシが悪いのかも。だってパレンラトス王国の指名手配犯の人相が貼られてるんだよ。絶対やばいバイトだとみんな思うでしょ。
まったく......そもそも手配書貼られるような指名手配犯がこの街に居るわけないってのに。この紙って一応拡散する義務とかあるのかな? ていうかこの顔どっかで......
「待ってくれ兄貴! オラを置いてかないでくれぇぇぇ!?」
「クソ! 女のくせにしつこいな。そもそもなんでこんな所にあんな大物が......仕方ないこのまま地の果てまで逃げ切ってやろう!」
「なになになになに!?」
後ろから凄い声の怒声が街中に響き渡ったと思ったら、凄いスピードで道を駆け抜けていってる2人組の男が......ついでによつば御一行が追いかけているという。
「お待ちなさ~い!」
「ごめん! みんなはここで待ってて、ここからは僕1人の戦いだ! それじゃ言ってくる!」
「いやいやお待ちなさ~い!?」
なにこれ状況が理解できないんだけど。マールはあの2人組を追いかけて行ってしまったし。とりあえず事情を聞くためによつばを捕まえてみるか。
「あっ! ハルトきいてほしいですの! えっとえっと......何から話せばいいか。体力の限界を感じてて頭の中が整理できてないですの~!」
疲労困憊で話せる気力が無いか。すると遅れてアリィさんもやってきた。
アリィさんがことの顛末を話してくれ、まずマールが2人組に反応したと思ったら、その2人組が盗賊で指名手配犯を受けていた奴らだったと。すると2人組の片割れがよつばに過剰反応して無銭飲食しながら逃走。それにマールが執拗に追いかける。そして今に至ると......
よつば達の食事代はアリィさんが払ってくれたそうだ。
「それより私はよつばちゃんがまさか第二王女様だったなんて。前々から貴族出身だとは思ってたけど」
「とりあえず追えるだけ追ってみますわ!」
「そ、そうか! 夕方には帰ってくるんだよーー!」
まさかあの俺が野次馬変質者になってた時の盗賊がこの街にいるなんて、なんたる偶然なんだ。
ていうかあいつらいつのまにか仲良くなってたんだな。初対面の時どうなるか心配してたけど、これなら問題無さそうだ。
なんやかんやあってまた1人になり、この際バイト行ってみようかなと考えていた矢先にまた別の奴が現れる。
「アンタがハルトか?」
背後に俺の名前を知っている誰かがいる。この声はガドラではない。なら誰だ?
「そうだけど、なんの用?」
俺の本人確認に食い気味に反応して厄介そうなことを言っている。
「パレンラトス王国のエリック勇者様に呼び出されてます。明日の早朝でもいいのでこの店にまで来てもらいたい」
こんなことを言ってさっさと姿をくらましてしまった。この人、顔とかは覆面を被ってて声も中性的だったからよくわからない人だった。
この街の連中、いや勇者やその仲間達は相手に行かないという選択肢を与えない。だいたいそうだ。それよりエリック達もこの街に来てたのか......正直会いたくないけど、行くしかないか。
ついでにバイトの募集を現場監督はこんな時間からでも受け入れてくれて肉体労働のち無事日給1万をゲットしましたとさ。
◇◇◇◇◇
次回に続く
「なんでこの街に指名手配者と王女様がいらっしゃるんですかぁぁぁ!?」
なんか街中が大騒ぎになってる気がするが、そんなことはどうでもいい!
漢には勝負しなきゃいけない時がある! 今がこの時!
俺のウハウハタイムが今始まっているんだ! でかい2つをつるさげちゃってさ! 待て早まるなハルトよ。まずは関係を築いた後にそこで初めて成立するんだ。それを忘れるなと自分に言い聞かせ、出方を伺っている。
建物裏に来て女の人は足を止めた。おっと?
「私から推薦させていただく。リザードマンのガドラ」
ザ•細マッチョだ。男だけど見た感じ女の人に対する物欲は働かないようだが、ドMという言葉が引っかかる。ていうかお姉さんが旅仲間になってくれるんじゃないの?
「あなたはいったい......」
「私はこの街で斡旋をしているのさ。あの無礼を働いたアイツの尻拭いみたいなものだ。あとこの子を紹介した分のお駄賃はちゃんと頂いていくよ」
どうやら俺が思ってたような告白じゃなかったようだ。いやちょっとおかしいと思ってたんだよ。なんで初対面なのにこんな冴えない男にこんなことを言ってるのかなって。そもそも初対面でこのムーブ交わす奴は大半ビッチしか居ない。俺の偏見ひどいや。
いやまあさ善意で仲間募集手伝ってくれるのは嬉しいんだけども、いや勝手にいろいろと期待した俺が全面的に悪いんだけども、なんとも解せぬ。
こうしてあの女の人は今日受付の仕事があるからと言って金を受け取るとさっさと帰ってしまった。あのこの高まった感情はどこで晴らせばいいんですか!? 仕方ない適当にどっかのトイレで1人寂しく済まそう。
それでこの微妙な空気どうしようか。どちらも初対面で話すことが無いぞ。不本意だが仲間ゲットのチャンスなのに。
「ああ......そうだ! とりあえず自己紹介お願い。君の名は?」
「俺の名はガドラ! こいつは相棒のジュンティル」
ジュンティルとかいう綺麗な薄水色の羽毛のドラゴンが二足歩行して歩いている! 名前は忘れたけど珍しい種族だった気がする。ちなみにメスらしい。
「オレが来たからにはどんな攻撃もどんとこい! どんな勝負も負ける気は無いぜ!」
「よかったぁぁぁ! こんな怪文書でも応募してくる人がいるなんて! それじゃあこれからよろしく! 仲間達には後で改めて自己紹介する形でいい?」
詳細な待ち合わせ場所を地図に記して今夜あのギルドに来てほしいと言ったら、二つ返事で快諾してくれた。ついでにジュンティルも連れてもいいかと聞かれたけど、まあギルドだしいきなり暴れても冒険者達が討伐してくれるだろう。そう思い、いいよと答えておいた。
◇
さて、ガドラもどっかに行ってしまったし夜になるまで暇だな。なら思い切って軽い依頼受けてこようかな。俺達の懐事情は代理王の援助+よつばの所持金で一カ月ぐらいは生活できるけど、いつ消えるかもわからんしな。
そんなことを考えていると3枚のチラシが俺の視界に入った。その内の1枚に視線が吸い込まれていく......
「なになに? 人数不足のため募集中。1日だけでもいいから入ってくれ。日給1万だと!?」
なんだこの魅力的なバイトは! なんでみんな応募しないんだろう。ていうか2枚のチラシが悪いのかも。だってパレンラトス王国の指名手配犯の人相が貼られてるんだよ。絶対やばいバイトだとみんな思うでしょ。
まったく......そもそも手配書貼られるような指名手配犯がこの街に居るわけないってのに。この紙って一応拡散する義務とかあるのかな? ていうかこの顔どっかで......
「待ってくれ兄貴! オラを置いてかないでくれぇぇぇ!?」
「クソ! 女のくせにしつこいな。そもそもなんでこんな所にあんな大物が......仕方ないこのまま地の果てまで逃げ切ってやろう!」
「なになになになに!?」
後ろから凄い声の怒声が街中に響き渡ったと思ったら、凄いスピードで道を駆け抜けていってる2人組の男が......ついでによつば御一行が追いかけているという。
「お待ちなさ~い!」
「ごめん! みんなはここで待ってて、ここからは僕1人の戦いだ! それじゃ言ってくる!」
「いやいやお待ちなさ~い!?」
なにこれ状況が理解できないんだけど。マールはあの2人組を追いかけて行ってしまったし。とりあえず事情を聞くためによつばを捕まえてみるか。
「あっ! ハルトきいてほしいですの! えっとえっと......何から話せばいいか。体力の限界を感じてて頭の中が整理できてないですの~!」
疲労困憊で話せる気力が無いか。すると遅れてアリィさんもやってきた。
アリィさんがことの顛末を話してくれ、まずマールが2人組に反応したと思ったら、その2人組が盗賊で指名手配犯を受けていた奴らだったと。すると2人組の片割れがよつばに過剰反応して無銭飲食しながら逃走。それにマールが執拗に追いかける。そして今に至ると......
よつば達の食事代はアリィさんが払ってくれたそうだ。
「それより私はよつばちゃんがまさか第二王女様だったなんて。前々から貴族出身だとは思ってたけど」
「とりあえず追えるだけ追ってみますわ!」
「そ、そうか! 夕方には帰ってくるんだよーー!」
まさかあの俺が野次馬変質者になってた時の盗賊がこの街にいるなんて、なんたる偶然なんだ。
ていうかあいつらいつのまにか仲良くなってたんだな。初対面の時どうなるか心配してたけど、これなら問題無さそうだ。
なんやかんやあってまた1人になり、この際バイト行ってみようかなと考えていた矢先にまた別の奴が現れる。
「アンタがハルトか?」
背後に俺の名前を知っている誰かがいる。この声はガドラではない。なら誰だ?
「そうだけど、なんの用?」
俺の本人確認に食い気味に反応して厄介そうなことを言っている。
「パレンラトス王国のエリック勇者様に呼び出されてます。明日の早朝でもいいのでこの店にまで来てもらいたい」
こんなことを言ってさっさと姿をくらましてしまった。この人、顔とかは覆面を被ってて声も中性的だったからよくわからない人だった。
この街の連中、いや勇者やその仲間達は相手に行かないという選択肢を与えない。だいたいそうだ。それよりエリック達もこの街に来てたのか......正直会いたくないけど、行くしかないか。
ついでにバイトの募集を現場監督はこんな時間からでも受け入れてくれて肉体労働のち無事日給1万をゲットしましたとさ。
◇◇◇◇◇
次回に続く
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