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番外編
ルークの暴走ひな祭り
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※ひな祭り番外編です。あまりひな祭りの経験がなく、一応調べてはみたのですが個人的な解釈もあると思います。ご理解頂き、温かい目で見て頂けると嬉しいです。
あとはルークに丸投げしました(笑)
【いつもの二人より】
「⋯私達の出番って番外編のみなのかしら?」(ぶつぶつ)
「女神様~?何か言った?」
「えっ!?いいえ、何でもないのよ、オホホホホ⋯」
「あ、それよりひな祭りって知ってる?女の子の成長や幸せを願ってお祝いをする日なんだけど、これルークさんに教えてあげたら喜びそうじゃない?」
「間違いなく食い付くわね。」
「よし、早速!⋯あれ?でもこんなのこの世界にあるかな?う~ん⋯ま、とりあえず説明だけ書いておいて後はルークさんに任せちゃお♪」
◇◇◇◇◇◇
深夜の緊急招集に、過保護者フルメンバーが集まった。
呼び出したルークを筆頭にミリーナ、アレク、サニア、シリウス、アリシア、ジーニアが顔を揃える。
「よし、皆揃ったな。アイリに関わる重大案件だ。」
「「「ゴクッ⋯⋯」」」
「サンタさんから今回俺宛に手紙がきた。手紙にはこう書いてあった。『女の子の健やかな成長と幸せを祈ってお祝いする日、ひな祭りなるものがある!』と」
「「「おぉ~!?」」」
「これは盛大に祝わなくてはならない!すでに必要そうなものの手配はしてある。あとは⋯⋯
(ゴニョゴニョ)
⋯⋯よし、こんなところか?当日までアイリには秘密だぞ。」
「「「⋯(ちょっとやりすぎでは?)」」」
****
そしてついにひな祭り当日を迎えた。
この日ルーク達は、いつものメンバーで朝早くから王都の陛下の元へと向かっていた。
シークとジーニアとアリシアは今回はお留守番だ。
「たのしみでしゅね~♪へいかも元気かなぁ~?」
アイリは何も知らずに、久しぶりの王宮にルンルンとはしゃいでいる。
今頃王宮では慣れない準備にてんやわんやしている事だろう。
ルークの計画したこのひな祭りには、なんと国王陛下であるリンカルトと婚約者であるオリビアにも協力してもらっている。
ルークが『サンタさん』からの手紙を自分なりに解釈した結果なのだが⋯
ルークが元王族だった、と今回の大掛かりな計画で後々思い知る事になる。
王宮に着いたアイリ達は、陛下への挨拶は後でいいと言われそのまま部屋に連れて行かれる。そしてアイリのお着替えから始まった。
いつもはアイリのお世話をするミリーナも、今日は一緒にお着替えだ。
「えっ!?私も?」
何も聞いておらず戸惑っているミリーナだが、王宮のベテラン侍女達に成すすべもなくあっという間に身支度をされた。
アイリも同じ様に身支度され、初めて見る風変わりな衣装に二人共興味津々となった。
「ミリーナしゃんかわいいの~!」
「ありがとう。アイリちゃんも、とっても可愛いわ。でもコレ、以前見た『着物』とはまた少し違うみたいね?」
支度を終えた二人を迎えに、ルークとサニアがやって来た。
「アイリっ!やっぱりアイリは何でも似合うな。その衣装も凄く可愛くて似合っている。」
「ミリーナさんも、とても似合ってますね。今回の衣装は、ルークさんが全て用意したようですよ。」
アイリとミリーナは以前の着物姿とは違い、服の上から帯はせずに変わりに『袴』と言うものを着た出で立ちだった。迎えにきた二人も、パーティーに出る程の綺羅びやかな正装とは違うが、いつもより綺麗な服装をしている。
「さて、会場の方も準備が出来たみたいだし、行くか!」
ルークはアイリを抱き上げると、会場へと向かう。
その後ろをサニアにエスコートされながらミリーナも着いていく。
案内された場所は謁見の間で、広間の先には数段の段差があり、その上に陛下と王妃が二人座れるようになっている。
そして今回その席に、リンカルトと婚約者で次期王妃のオリビアが座って待っていた。
その下の段にはオリビア付きの侍女と思われる三人が座り、その下の段には向かって右側に何とシリウスが。そして左側にはアレクが立っていた。
皆いつもとは違う服装をしている。
オリビアはよく見るとアイリ達と少し違う衣装で、より華やかで幾重にも重なった色とりどりの生地がとても綺麗で、それを完璧に着こなすオリビアは正に人形の如く美しかった。
ウェーブがかった空色の髪は纏められており、意志の強さと優しさを宿したサファイアブルーの瞳は柔らかく細められアイリ達を迎えてくれた。
そして隣にいるリンカルトも、男性用の着物なのか?明るい色を纏っているオリビアと比べると色味は暗く落ち着いているが、金糸で複雑な紋様が刺繍されており、こちらも豪華でオリビアと並ぶ姿はどこかしっくりときた。
シリウスとアレクもリンカルトと似たデザインの衣装だが、シリウスの柔和な雰囲気はより引き締まり、アレクは恰幅もよく衣装栄えする。皆物凄くカッコイイ。
「しゅごいの⋯⋯みんなどーしたの?」
「アイリ、今日は『ひな祭り』と言う日で、女の子の健康と幸せを祈ってお祝いする日なんだ。そして陛下達には『雛人形』という飾りを模して、再現してもらったんだよ。」
ルークの説明に、ここまでアイリ(とミリーナ)の為にしてくれた皆の気持ちが嬉しくて感動していたところ⋯
「アイリ~、よくきたね。もっと近くで可愛い姿を見せてくれ。」
折角の雰囲気をブチ壊したリンカルトの間の抜けた声にルークが静かに怒りを滲ませるが、いつもの事なので仕方ない。
「へいか、お久しぶりでしゅ。お元気でしたか?」
「うんうん、元気だよ。アイリも元気そうだね。こっちは僕の婚約者でオリビアだ。」
「初めまして、アイリちゃん。私はオリビア・キンストンと申します。貴方の話はリンカルト様からも聞いていて、ずっと会いたかったの。今日は会えて本当に嬉しいわ。」
ふわっと笑うオリビアは、花の精霊のように美しかった。
「は、はじめまちて。アイリでしゅ。オリビアしゃま⋯⋯すっごくきれいなの。」
オリビアの美しさにアイリが見惚れている間にミリーナも挨拶を済ませ、今日の為に特別に用意された二人の席に座ると、楽団による演奏が始まった。
五重奏で演奏される音楽はこの国の子供達でも知っている様な庶民的な音楽で、王宮の謁見の間でプロの楽団に弾いてもらうには些か贅沢すぎるのだが、アイリが楽しそうならルークにとってそれが全てなのだ。
その後は部屋を移動し、この日の為に王宮料理人達が腕によりをかけ作った料理を頂くことに。
流石にあの衣装のままでは動けないと、名残惜しいが皆普段の服装に着替えて食事を始めた。
テーブルには色とりどりの魚介が散りばめられたちらし寿司や、あられというお餅を揚げて色付けされたもの。よもぎの葉を混ぜ緑色の餅にあんこを詰めたものなどを始め、様々な料理が並べられていた。
「全部おいしそうなのー!色もとってもきれい。」
「酸味の効いたご飯に、海鮮を散らしているのか。珍しい料理だが、見た目も華やかで美味しいな。」
「このあられという食べ物も、不思議な食感だわ。この色には意味があるの?」
アイリ、リンカルト、オリビアとそれぞれが感想を口にする。
オリビアの食べたあられには5色の色付けがされており、それぞれ属性の赤・青・黄色・橙・白・黒を表していた。
「そうですね。あられの色には国や地域によっても意味合いが異なってくるそうです。今回は更なる魔力成長を願って、魔法属性の色で分けてみました。」
楽しい食事の時間はあっという間で、シリウスはギルドの仕事もある為食事の後町へと戻っていった。
アイリとルークとミリーナ、アレクとサニアもこの日は王宮に泊まり、次の日王都を観光して帰ることに。
こうして夢のような一時を過ごせたアイリとミリーナは、大満足のひな祭りだった。
その後、ひな祭りの時期には謁見の間で『雛人形』を模した陛下達の絵が街でも女の子のお祝いの象徴として飾られる様になり、あられも人気となった。
そしていつもの如く、アイリが楽団の音楽を聴いて楽しんでいる間に絵師によって描き上げられたアイリの姿絵は、リンカルトとルークの元に納められたのだった。
~あとがき~
今回の番外編、いかがだったでしょうか?ひな祭りと言ったら雛人形!と思ったのですが、流石に異世界に雛人形を作る技術はないか⋯と思い、ここはルークの暴走で『リアル雛人形』を再現してみました!笑
右大臣左大臣にはシリウスとアレクを採用し(笑)あくまで何となく雰囲気が伝われば良いなと⋯
あられに関しても、異世界アレンジVer.で作っておりますので実際とは違う物とご理解下さい。
さて、本編の方も頑張ってまいりますので、今後もお楽しみ頂けると嬉しいです♪
あとはルークに丸投げしました(笑)
【いつもの二人より】
「⋯私達の出番って番外編のみなのかしら?」(ぶつぶつ)
「女神様~?何か言った?」
「えっ!?いいえ、何でもないのよ、オホホホホ⋯」
「あ、それよりひな祭りって知ってる?女の子の成長や幸せを願ってお祝いをする日なんだけど、これルークさんに教えてあげたら喜びそうじゃない?」
「間違いなく食い付くわね。」
「よし、早速!⋯あれ?でもこんなのこの世界にあるかな?う~ん⋯ま、とりあえず説明だけ書いておいて後はルークさんに任せちゃお♪」
◇◇◇◇◇◇
深夜の緊急招集に、過保護者フルメンバーが集まった。
呼び出したルークを筆頭にミリーナ、アレク、サニア、シリウス、アリシア、ジーニアが顔を揃える。
「よし、皆揃ったな。アイリに関わる重大案件だ。」
「「「ゴクッ⋯⋯」」」
「サンタさんから今回俺宛に手紙がきた。手紙にはこう書いてあった。『女の子の健やかな成長と幸せを祈ってお祝いする日、ひな祭りなるものがある!』と」
「「「おぉ~!?」」」
「これは盛大に祝わなくてはならない!すでに必要そうなものの手配はしてある。あとは⋯⋯
(ゴニョゴニョ)
⋯⋯よし、こんなところか?当日までアイリには秘密だぞ。」
「「「⋯(ちょっとやりすぎでは?)」」」
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そしてついにひな祭り当日を迎えた。
この日ルーク達は、いつものメンバーで朝早くから王都の陛下の元へと向かっていた。
シークとジーニアとアリシアは今回はお留守番だ。
「たのしみでしゅね~♪へいかも元気かなぁ~?」
アイリは何も知らずに、久しぶりの王宮にルンルンとはしゃいでいる。
今頃王宮では慣れない準備にてんやわんやしている事だろう。
ルークの計画したこのひな祭りには、なんと国王陛下であるリンカルトと婚約者であるオリビアにも協力してもらっている。
ルークが『サンタさん』からの手紙を自分なりに解釈した結果なのだが⋯
ルークが元王族だった、と今回の大掛かりな計画で後々思い知る事になる。
王宮に着いたアイリ達は、陛下への挨拶は後でいいと言われそのまま部屋に連れて行かれる。そしてアイリのお着替えから始まった。
いつもはアイリのお世話をするミリーナも、今日は一緒にお着替えだ。
「えっ!?私も?」
何も聞いておらず戸惑っているミリーナだが、王宮のベテラン侍女達に成すすべもなくあっという間に身支度をされた。
アイリも同じ様に身支度され、初めて見る風変わりな衣装に二人共興味津々となった。
「ミリーナしゃんかわいいの~!」
「ありがとう。アイリちゃんも、とっても可愛いわ。でもコレ、以前見た『着物』とはまた少し違うみたいね?」
支度を終えた二人を迎えに、ルークとサニアがやって来た。
「アイリっ!やっぱりアイリは何でも似合うな。その衣装も凄く可愛くて似合っている。」
「ミリーナさんも、とても似合ってますね。今回の衣装は、ルークさんが全て用意したようですよ。」
アイリとミリーナは以前の着物姿とは違い、服の上から帯はせずに変わりに『袴』と言うものを着た出で立ちだった。迎えにきた二人も、パーティーに出る程の綺羅びやかな正装とは違うが、いつもより綺麗な服装をしている。
「さて、会場の方も準備が出来たみたいだし、行くか!」
ルークはアイリを抱き上げると、会場へと向かう。
その後ろをサニアにエスコートされながらミリーナも着いていく。
案内された場所は謁見の間で、広間の先には数段の段差があり、その上に陛下と王妃が二人座れるようになっている。
そして今回その席に、リンカルトと婚約者で次期王妃のオリビアが座って待っていた。
その下の段にはオリビア付きの侍女と思われる三人が座り、その下の段には向かって右側に何とシリウスが。そして左側にはアレクが立っていた。
皆いつもとは違う服装をしている。
オリビアはよく見るとアイリ達と少し違う衣装で、より華やかで幾重にも重なった色とりどりの生地がとても綺麗で、それを完璧に着こなすオリビアは正に人形の如く美しかった。
ウェーブがかった空色の髪は纏められており、意志の強さと優しさを宿したサファイアブルーの瞳は柔らかく細められアイリ達を迎えてくれた。
そして隣にいるリンカルトも、男性用の着物なのか?明るい色を纏っているオリビアと比べると色味は暗く落ち着いているが、金糸で複雑な紋様が刺繍されており、こちらも豪華でオリビアと並ぶ姿はどこかしっくりときた。
シリウスとアレクもリンカルトと似たデザインの衣装だが、シリウスの柔和な雰囲気はより引き締まり、アレクは恰幅もよく衣装栄えする。皆物凄くカッコイイ。
「しゅごいの⋯⋯みんなどーしたの?」
「アイリ、今日は『ひな祭り』と言う日で、女の子の健康と幸せを祈ってお祝いする日なんだ。そして陛下達には『雛人形』という飾りを模して、再現してもらったんだよ。」
ルークの説明に、ここまでアイリ(とミリーナ)の為にしてくれた皆の気持ちが嬉しくて感動していたところ⋯
「アイリ~、よくきたね。もっと近くで可愛い姿を見せてくれ。」
折角の雰囲気をブチ壊したリンカルトの間の抜けた声にルークが静かに怒りを滲ませるが、いつもの事なので仕方ない。
「へいか、お久しぶりでしゅ。お元気でしたか?」
「うんうん、元気だよ。アイリも元気そうだね。こっちは僕の婚約者でオリビアだ。」
「初めまして、アイリちゃん。私はオリビア・キンストンと申します。貴方の話はリンカルト様からも聞いていて、ずっと会いたかったの。今日は会えて本当に嬉しいわ。」
ふわっと笑うオリビアは、花の精霊のように美しかった。
「は、はじめまちて。アイリでしゅ。オリビアしゃま⋯⋯すっごくきれいなの。」
オリビアの美しさにアイリが見惚れている間にミリーナも挨拶を済ませ、今日の為に特別に用意された二人の席に座ると、楽団による演奏が始まった。
五重奏で演奏される音楽はこの国の子供達でも知っている様な庶民的な音楽で、王宮の謁見の間でプロの楽団に弾いてもらうには些か贅沢すぎるのだが、アイリが楽しそうならルークにとってそれが全てなのだ。
その後は部屋を移動し、この日の為に王宮料理人達が腕によりをかけ作った料理を頂くことに。
流石にあの衣装のままでは動けないと、名残惜しいが皆普段の服装に着替えて食事を始めた。
テーブルには色とりどりの魚介が散りばめられたちらし寿司や、あられというお餅を揚げて色付けされたもの。よもぎの葉を混ぜ緑色の餅にあんこを詰めたものなどを始め、様々な料理が並べられていた。
「全部おいしそうなのー!色もとってもきれい。」
「酸味の効いたご飯に、海鮮を散らしているのか。珍しい料理だが、見た目も華やかで美味しいな。」
「このあられという食べ物も、不思議な食感だわ。この色には意味があるの?」
アイリ、リンカルト、オリビアとそれぞれが感想を口にする。
オリビアの食べたあられには5色の色付けがされており、それぞれ属性の赤・青・黄色・橙・白・黒を表していた。
「そうですね。あられの色には国や地域によっても意味合いが異なってくるそうです。今回は更なる魔力成長を願って、魔法属性の色で分けてみました。」
楽しい食事の時間はあっという間で、シリウスはギルドの仕事もある為食事の後町へと戻っていった。
アイリとルークとミリーナ、アレクとサニアもこの日は王宮に泊まり、次の日王都を観光して帰ることに。
こうして夢のような一時を過ごせたアイリとミリーナは、大満足のひな祭りだった。
その後、ひな祭りの時期には謁見の間で『雛人形』を模した陛下達の絵が街でも女の子のお祝いの象徴として飾られる様になり、あられも人気となった。
そしていつもの如く、アイリが楽団の音楽を聴いて楽しんでいる間に絵師によって描き上げられたアイリの姿絵は、リンカルトとルークの元に納められたのだった。
~あとがき~
今回の番外編、いかがだったでしょうか?ひな祭りと言ったら雛人形!と思ったのですが、流石に異世界に雛人形を作る技術はないか⋯と思い、ここはルークの暴走で『リアル雛人形』を再現してみました!笑
右大臣左大臣にはシリウスとアレクを採用し(笑)あくまで何となく雰囲気が伝われば良いなと⋯
あられに関しても、異世界アレンジVer.で作っておりますので実際とは違う物とご理解下さい。
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