15 / 59
第一章 記憶喪失の転生幼女〜ギルドで保護され溺愛される
街でお買い物
しおりを挟む
アイリの今後の話も決まった所で、丁度お昼を迎えていた。
このままギルドで昼食をとってもいいが、折角なので街を案内がてら外で食べる事にした。
ついでにアイリの身の回りに必要な物も買うようにとシリウスに言われ、ルークとアリシアとアイリの三人で出掛けることになった。
街に出ると、アイリは初めて見るものばかりで目をキラッキラにさせて喜んでいた。
「あれはなーにー?」
「これは食べれりゅの?」
「かわいーの。キラキラなの。」
キャッキャとはしゃぐアイリにアリシアは一つ一つ丁寧に教えていき、ルークはアイリが興味を持ったものを片っ端から買い始めた。
「ルークさん、これは買いすぎです。お店に戻してきて下さい。」
途中で気付いたアリシアに止められなければ、全て買い尽くされていただろう。
三人は一先ず露店に出ていたお店でいくつか食べ物を買い、通りに設置された椅子とテーブルで昼食をとることにした。
ここは誰でも好きに使える場所で、皆で譲り合いながら綺麗に保つことで成り立っていた。
アリシアとアイリが椅子に座ると、ルークが飲み物を買ってくると席を立った。
待つ間に二人で買った物を広げていると、アイリの後ろから誰かが声を掛けてきた。
「貴方、さっきルーク様と一緒にいた子よね?」
アイリが声がした方に振り返ると、豪華な服を身に着けた可愛らしいご令嬢が立っていた。
恐らくどこかの貴族だろうその出で立ちに、アリシアは面倒事にならないよう注意しつつ言葉を返した。
「失礼致します。私は冒険者ギルドに勤めておりますアリシアと申します。恐れ入りますが、どちらかのご令嬢とお察し致します。この子はギルドにて保護しておりまして、今は私がお世話係として付いております。宜しければ代わりにご用件をお伺いさせて頂きます。」
アリシアの言葉に、令嬢は傲慢に返す。
「あら、貴方ギルド職員だったのね。ルーク様の使用人か何かかと思ったわ。私はリンナー伯爵家の娘マーガレットよ。ところでこの子だけど、どうしてルーク様と一緒にいるのかしら?まさかと思うけれど、隠し子なんかじゃないわよね?」
令嬢の直接的な物言いに、流石のアリシアも表情を強張らせる。
こんな街中の目立つ場所で、王弟であるルークを貶める発言をするなんて普通は考えられない。この若いご令嬢は、恐らく冒険者として活躍するルークしか知らずに淡い恋心を抱いていたのだろう。
アリシアはルークに知られる前に何とかこの騒動を収めようとしたが、丁度そこへルークが飲み物を手に戻ってきてしまった。
「何か騒がしいと思えばここだったのか。何があった?」
最悪のタイミングだ。
しかしアリシアが話す前に、令嬢がルークに話し掛けた。
「ルーク様。あの、私リンナー伯爵家の娘マーガレットと申します。街でルーク様をお見かけして、こちらの女の子とご一緒だったので何か訳ありかと思いまして⋯気になってお声を掛けてしまいましたの。」
少し言葉を変えてはいるが、これでも充分不敬に当たる発言だ。
ルークはそんな令嬢を一瞥すると、気に留める事なく飲み物をアイリの前に置いて自身も椅子に座り食事に手を付け始めた。
「アイリ、これはこうやって食べるんだ。美味しいぞ。」
パンの中に甘辛いタレで煮込んだお肉を挟んだ物を、紙で包んでアイリに食べさせる。
「はむはむ⋯⋯すっごくおいしいでしゅ。」
口の周りをソースで汚しながら満面の笑みを浮かべるアイリに、ルークも嬉しそうだ。
そんな二人に無視される形となった令嬢は、顔を真っ赤にして目の前にあったアイリの飲み物を掴むと中身をアイリに向かってぶち撒けた。
バシャンーーー
そこにはアイリを庇って、代わりに水を被ったルークがいた。
「あ⋯⋯わ、わたくし⋯」
令嬢は真っ青になって震えてしまっている。アリシアも直ぐに拭くものを取り出しルークに差し出す。
「ルークさんっ!!大丈夫ですか?」
「俺は大丈夫だ。アイリ、大丈夫だったか?」
ルークは自分の事よりもアイリを優先し、そんな姿に令嬢もこの子がルークにとって大切な存在なんだと漸く理解できた。
「ルークしゃん、わたしは大丈夫でしゅ。ルークしゃんが風邪引いちゃう。ご飯はギルドに戻ってまた食べよ。」
テーブルの上の食事は全て水浸しになってしまい、とても食べられそうにない。残念だが廃棄することにして、ルークを早く着替えさせなければとまだ水を滴らせるルークの手を取りギルドに向かおうとした。
「アイリ、これくらいなら直ぐに乾くから心配いらない。『ドライ』」
ルークがそう言うとあっという間に服が乾き、濡れた髪も元通りだ。
「しゅごいのっ!どうやったのー?」
アイリは初めて見た魔法に、尊敬の目でルークに釘付けになっている。その様子に満更でもなさそうに口元を緩めるルーク。
未だ呆然としている令嬢に、アリシアは厳しめに声をかける。
「リンナー伯爵令嬢。貴方の振る舞いはギルドから正式に伯爵家へ抗議致します。彼女はギルドで保護しているとお伝えしたはずです。そしてルークさんへの暴挙は、また別の所から抗議がいくでしょう。事情はお父様に直接お伺い下さい。それでは失礼致します。」
周りへ水浸しにしてしまったことを謝罪しつつ、テーブルの上を片付けると三人はその場を去っていった。
令嬢の近くにいた侍女も、まさか自分の主がこんな事を仕出かすとは思わずに顔面蒼白だ。何とか令嬢を連れてその場を去り家に帰ると、事情を聞いた伯爵にルークの出自を聞き更なる己の失態を悟った。
マーガレットはその後謝罪の手紙をギルドに出すと、自身は辺境にある修道院に身を寄せたのだった⋯⋯。
そして街ではその日のうちにルークの隠し子疑惑が上がったが、直ぐに誰も何も言わなくなった。だが、代わりにあのルークが幼女を溺愛していると噂が広がり、アイリもまた愛らしい姿で街ゆく人を虜にしていた。
そんなひと騒動もあったが、初めての街歩きはアイリも楽しかったらしく、ギルドに戻ると疲れたのか直ぐに眠りに落ちた。
そんなアイリを優しい目で見守ると、ルークは正式にアイリの後見人となる為王都にいる兄リンカルトへ手紙を書いていた。
なるべく兄の手を煩わせたくはないが、今回ばかりはそうも言っていられない。
今日のように知らずにアイリに害が及ぶ事を懸念すれば、一度兄と会って話しておく方が安全だと判断した。
数日後、王宮からギルドに手紙が届き、アイリを連れて会いに来るようにと書かれていた。
ギルドからは護衛用に数人の冒険者を出し、ルークとアイリは王都に向かうことになった。
このままギルドで昼食をとってもいいが、折角なので街を案内がてら外で食べる事にした。
ついでにアイリの身の回りに必要な物も買うようにとシリウスに言われ、ルークとアリシアとアイリの三人で出掛けることになった。
街に出ると、アイリは初めて見るものばかりで目をキラッキラにさせて喜んでいた。
「あれはなーにー?」
「これは食べれりゅの?」
「かわいーの。キラキラなの。」
キャッキャとはしゃぐアイリにアリシアは一つ一つ丁寧に教えていき、ルークはアイリが興味を持ったものを片っ端から買い始めた。
「ルークさん、これは買いすぎです。お店に戻してきて下さい。」
途中で気付いたアリシアに止められなければ、全て買い尽くされていただろう。
三人は一先ず露店に出ていたお店でいくつか食べ物を買い、通りに設置された椅子とテーブルで昼食をとることにした。
ここは誰でも好きに使える場所で、皆で譲り合いながら綺麗に保つことで成り立っていた。
アリシアとアイリが椅子に座ると、ルークが飲み物を買ってくると席を立った。
待つ間に二人で買った物を広げていると、アイリの後ろから誰かが声を掛けてきた。
「貴方、さっきルーク様と一緒にいた子よね?」
アイリが声がした方に振り返ると、豪華な服を身に着けた可愛らしいご令嬢が立っていた。
恐らくどこかの貴族だろうその出で立ちに、アリシアは面倒事にならないよう注意しつつ言葉を返した。
「失礼致します。私は冒険者ギルドに勤めておりますアリシアと申します。恐れ入りますが、どちらかのご令嬢とお察し致します。この子はギルドにて保護しておりまして、今は私がお世話係として付いております。宜しければ代わりにご用件をお伺いさせて頂きます。」
アリシアの言葉に、令嬢は傲慢に返す。
「あら、貴方ギルド職員だったのね。ルーク様の使用人か何かかと思ったわ。私はリンナー伯爵家の娘マーガレットよ。ところでこの子だけど、どうしてルーク様と一緒にいるのかしら?まさかと思うけれど、隠し子なんかじゃないわよね?」
令嬢の直接的な物言いに、流石のアリシアも表情を強張らせる。
こんな街中の目立つ場所で、王弟であるルークを貶める発言をするなんて普通は考えられない。この若いご令嬢は、恐らく冒険者として活躍するルークしか知らずに淡い恋心を抱いていたのだろう。
アリシアはルークに知られる前に何とかこの騒動を収めようとしたが、丁度そこへルークが飲み物を手に戻ってきてしまった。
「何か騒がしいと思えばここだったのか。何があった?」
最悪のタイミングだ。
しかしアリシアが話す前に、令嬢がルークに話し掛けた。
「ルーク様。あの、私リンナー伯爵家の娘マーガレットと申します。街でルーク様をお見かけして、こちらの女の子とご一緒だったので何か訳ありかと思いまして⋯気になってお声を掛けてしまいましたの。」
少し言葉を変えてはいるが、これでも充分不敬に当たる発言だ。
ルークはそんな令嬢を一瞥すると、気に留める事なく飲み物をアイリの前に置いて自身も椅子に座り食事に手を付け始めた。
「アイリ、これはこうやって食べるんだ。美味しいぞ。」
パンの中に甘辛いタレで煮込んだお肉を挟んだ物を、紙で包んでアイリに食べさせる。
「はむはむ⋯⋯すっごくおいしいでしゅ。」
口の周りをソースで汚しながら満面の笑みを浮かべるアイリに、ルークも嬉しそうだ。
そんな二人に無視される形となった令嬢は、顔を真っ赤にして目の前にあったアイリの飲み物を掴むと中身をアイリに向かってぶち撒けた。
バシャンーーー
そこにはアイリを庇って、代わりに水を被ったルークがいた。
「あ⋯⋯わ、わたくし⋯」
令嬢は真っ青になって震えてしまっている。アリシアも直ぐに拭くものを取り出しルークに差し出す。
「ルークさんっ!!大丈夫ですか?」
「俺は大丈夫だ。アイリ、大丈夫だったか?」
ルークは自分の事よりもアイリを優先し、そんな姿に令嬢もこの子がルークにとって大切な存在なんだと漸く理解できた。
「ルークしゃん、わたしは大丈夫でしゅ。ルークしゃんが風邪引いちゃう。ご飯はギルドに戻ってまた食べよ。」
テーブルの上の食事は全て水浸しになってしまい、とても食べられそうにない。残念だが廃棄することにして、ルークを早く着替えさせなければとまだ水を滴らせるルークの手を取りギルドに向かおうとした。
「アイリ、これくらいなら直ぐに乾くから心配いらない。『ドライ』」
ルークがそう言うとあっという間に服が乾き、濡れた髪も元通りだ。
「しゅごいのっ!どうやったのー?」
アイリは初めて見た魔法に、尊敬の目でルークに釘付けになっている。その様子に満更でもなさそうに口元を緩めるルーク。
未だ呆然としている令嬢に、アリシアは厳しめに声をかける。
「リンナー伯爵令嬢。貴方の振る舞いはギルドから正式に伯爵家へ抗議致します。彼女はギルドで保護しているとお伝えしたはずです。そしてルークさんへの暴挙は、また別の所から抗議がいくでしょう。事情はお父様に直接お伺い下さい。それでは失礼致します。」
周りへ水浸しにしてしまったことを謝罪しつつ、テーブルの上を片付けると三人はその場を去っていった。
令嬢の近くにいた侍女も、まさか自分の主がこんな事を仕出かすとは思わずに顔面蒼白だ。何とか令嬢を連れてその場を去り家に帰ると、事情を聞いた伯爵にルークの出自を聞き更なる己の失態を悟った。
マーガレットはその後謝罪の手紙をギルドに出すと、自身は辺境にある修道院に身を寄せたのだった⋯⋯。
そして街ではその日のうちにルークの隠し子疑惑が上がったが、直ぐに誰も何も言わなくなった。だが、代わりにあのルークが幼女を溺愛していると噂が広がり、アイリもまた愛らしい姿で街ゆく人を虜にしていた。
そんなひと騒動もあったが、初めての街歩きはアイリも楽しかったらしく、ギルドに戻ると疲れたのか直ぐに眠りに落ちた。
そんなアイリを優しい目で見守ると、ルークは正式にアイリの後見人となる為王都にいる兄リンカルトへ手紙を書いていた。
なるべく兄の手を煩わせたくはないが、今回ばかりはそうも言っていられない。
今日のように知らずにアイリに害が及ぶ事を懸念すれば、一度兄と会って話しておく方が安全だと判断した。
数日後、王宮からギルドに手紙が届き、アイリを連れて会いに来るようにと書かれていた。
ギルドからは護衛用に数人の冒険者を出し、ルークとアイリは王都に向かうことになった。
341
お気に入りに追加
8,921
あなたにおすすめの小説

異世界転生したのだけれど。〜チート隠して、目指せ! のんびり冒険者 (仮)
ひなた
ファンタジー
…どうやら私、神様のミスで死んだようです。
流行りの異世界転生?と内心(神様にモロバレしてたけど)わくわくしてたら案の定!
剣と魔法のファンタジー世界に転生することに。
せっかくだからと魔力多めにもらったら、多すぎた!?
オマケに最後の最後にまたもや神様がミス!
世界で自分しかいない特殊個体の猫獣人に
なっちゃって!?
規格外すぎて親に捨てられ早2年経ちました。
……路上生活、そろそろやめたいと思います。
異世界転生わくわくしてたけど
ちょっとだけ神様恨みそう。
脱路上生活!がしたかっただけなのに
なんで無双してるんだ私???

幼女に転生したらイケメン冒険者パーティーに保護&溺愛されています
ひなた
ファンタジー
死んだと思ったら
目の前に神様がいて、
剣と魔法のファンタジー異世界に転生することに!
魔法のチート能力をもらったものの、
いざ転生したら10歳の幼女だし、草原にぼっちだし、いきなり魔物でるし、
魔力はあって魔法適正もあるのに肝心の使い方はわからないし で転生早々大ピンチ!
そんなピンチを救ってくれたのは
イケメン冒険者3人組。
その3人に保護されつつパーティーメンバーとして冒険者登録することに!
日々の疲労の癒しとしてイケメン3人に可愛いがられる毎日が、始まりました。
『自重』を忘れた者は色々な異世界で無双するそうです。
もみクロ
ファンタジー
主人公はチートです!イケメンです!
そんなイケメンの主人公が竜神王になって7帝竜と呼ばれる竜達や、
精霊に妖精と楽しくしたり、テンプレ入れたりと色々です!
更新は不定期(笑)です!戦闘シーンは苦手ですが頑張ります!
主人公の種族が変わったもしります。
他の方の作品をパクったり真似したり等はしていないので
そういう事に関する批判は感想に書かないで下さい。
面白さや文章の良さに等について気になる方は
第3幕『世界軍事教育高等学校』から読んでください。

悪役令息に転生したけど、静かな老後を送りたい!
えながゆうき
ファンタジー
妹がやっていた乙女ゲームの世界に転生し、自分がゲームの中の悪役令息であり、魔王フラグ持ちであることに気がついたシリウス。しかし、乙女ゲームに興味がなかった事が仇となり、断片的にしかゲームの内容が分からない!わずかな記憶を頼りに魔王フラグをへし折って、静かな老後を送りたい!
剣と魔法のファンタジー世界で、精一杯、悪足搔きさせていただきます!

異世界に転生した社畜は調合師としてのんびりと生きていく。~ただの生産職だと思っていたら、結構ヤバい職でした~
夢宮
ファンタジー
台風が接近していて避難勧告が出されているにも関わらず出勤させられていた社畜──渡部与一《わたべよいち》。
雨で視界が悪いなか、信号無視をした車との接触事故で命を落としてしまう。
女神に即断即決で異世界転生を決められ、パパっと送り出されてしまうのだが、幸いなことに女神の気遣いによって職業とスキルを手に入れる──生産職の『調合師』という職業とそのスキルを。
異世界に転生してからふたりの少女に助けられ、港町へと向かい、物語は動き始める。
調合師としての立場を知り、それを利用しようとする者に悩まされながらも生きていく。
そんな与一ののんびりしたくてものんびりできない異世界生活が今、始まる。
※2話から登場人物の描写に入りますので、のんびりと読んでいただけたらなと思います。
※サブタイトル追加しました。
一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?
たまご
ファンタジー
アラサーの相田つかさは事故により命を落とす。
最期の瞬間に頭に浮かんだのが「猫達のごはん、これからどうしよう……」だったせいか、飼っていた8匹の猫と共に異世界転生をしてしまう。
だが、つかさが目を覚ます前に女神様からとんでもチートを授かった猫達は新しい世界へと自由に飛び出して行ってしまう。
女神様に泣きつかれ、つかさは猫達を回収するために旅に出た。
猫達が、世界を滅ぼしてしまう前に!!
「私はスローライフ希望なんですけど……」
この作品は「小説家になろう」さん、「エブリスタ」さんで完結済みです。
表紙の写真は、モデルになったうちの猫様です。
滅びる異世界に転生したけど、幼女は楽しく旅をする!
白夢
ファンタジー
何もしないでいいから、世界の終わりを見届けてほしい。
そう言われて、異世界に転生することになった。
でも、どうせ転生したなら、この異世界が滅びる前に観光しよう。
どうせ滅びる世界なら、思いっきり楽しもう。
だからわたしは旅に出た。
これは一人の幼女と小さな幻獣の、
世界なんて救わないつもりの放浪記。
〜〜〜
ご訪問ありがとうございます。
可愛い女の子が頼れる相棒と美しい世界で旅をする、幸せなファンタジーを目指しました。
ファンタジー小説大賞エントリー作品です。気に入っていただけましたら、ぜひご投票をお願いします。
お気に入り、ご感想、応援などいただければ、とても喜びます。よろしくお願いします!
23/01/08 表紙画像を変更しました

夫婦で異世界に召喚されました。夫とすぐに離婚して、私は人生をやり直します
もぐすけ
ファンタジー
私はサトウエリカ。中学生の息子を持つアラフォーママだ。
子育てがひと段落ついて、結婚生活に嫌気がさしていたところ、夫婦揃って異世界に召喚されてしまった。
私はすぐに夫と離婚し、異世界で第二の人生を楽しむことにした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる