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二部 送る村
20 降り注ぐ星達
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「マスター達が居るということは例の怪物は……」
「いや、倒してきた」
少し暗めな顔をしていたユウキはそれを聞くと驚いた顔をすると、
「では、マスター達が居れば奴らを倒せる手段があると言うことですか!!」
迫りながら僕に言ってくる。
「まぁ、落ち着け」
僕はユウキの肩を持ち少し離す、
「すみませんマスター」
「いや、いいよ」
僕はそう言うと急いで来たお陰で持ってきていた神器を出す、
「こ、これは……」
「神器と言われている武器だ、これに魔力を注ぐと強力な攻撃ができる」
「では、この武器であの怪物達をやりましょう」
ユウキの意見には賛同したいが、
「どうしました、難しい顔をして?」
「いや、こんな怪物が大挙している海の中に入っていくというのはな……」
そう言っていると、
「私が氷を張らせて居る間にユウキ殿が海中に居る怪物達を近づけずにそしてその間にハック殿が魔力を溜めてそれをユウキ殿が上からやるって言うのはどうでしょうか」
と、先程まで海の中をじっと見ていたタクヤがすぐに作戦を立てると、
「それだ」
と、僕達はすぐに行動に移した。
────
「アイスフロア!!」
タクヤがそう叫ぶと同時に海は凍てつき始めると揺れていた船が固定されるようにびたっと止まる。
「では、マスター、上空からなるべく近づかせないように怪物達に攻撃を仕掛けてきます」
そう言うと、ユウキは音も立てずに上空へと飛んだ、
「ふと、思ったんだがユウキが常時持っていれば済むのではなかったのか?」
「ユウキ殿の魔力は著しく少ないですからね、あれの殆どは白い魔物による賜物でしょう」
「そうなのか……」
納得し上空にいるユウキを見ながら、僕は手に持っている神器に魔力を注ぎ始める。
数分が立ったところ神器に魔力が溜まりタクヤに合図を出すと上空に氷の柱を立てユウキに知らせると彼女はすぐに降りてきた、
「溜まったのですねマスター」
「ようやくな」
と、ユウキの手に神器を置く、
「では、やってきます」
と、もう一度上空へと飛んだ。
それを、見送ると側にいるタクヤが、
「そういえばハック殿どのくらいソソギコンダんですか?」
と、聞いてきて、
「満タンだけど」
僕は即答すると、
「そ、それってつまり最大火力を叩き込むと、怪物が自壊させるほどの攻撃を……」
「……」
僕とタクヤに変な間ができている間にひたすら頭を回した結論が出た、
「僕達ここにいるの危なくない……」
そう言った瞬間、ユウキが居る上空に視線を向けたのも遅く。
そこには無数の光線が海に向かって放たれておりそれが海に入ると同時に高出力のエネルギーがタクヤが張っていた氷をも溶かす。
「僕達ここで死ぬかもしれない」
と、ただ一言光の雨と音にその声は無情にも人の耳には入ることがなかった。
「いや、倒してきた」
少し暗めな顔をしていたユウキはそれを聞くと驚いた顔をすると、
「では、マスター達が居れば奴らを倒せる手段があると言うことですか!!」
迫りながら僕に言ってくる。
「まぁ、落ち着け」
僕はユウキの肩を持ち少し離す、
「すみませんマスター」
「いや、いいよ」
僕はそう言うと急いで来たお陰で持ってきていた神器を出す、
「こ、これは……」
「神器と言われている武器だ、これに魔力を注ぐと強力な攻撃ができる」
「では、この武器であの怪物達をやりましょう」
ユウキの意見には賛同したいが、
「どうしました、難しい顔をして?」
「いや、こんな怪物が大挙している海の中に入っていくというのはな……」
そう言っていると、
「私が氷を張らせて居る間にユウキ殿が海中に居る怪物達を近づけずにそしてその間にハック殿が魔力を溜めてそれをユウキ殿が上からやるって言うのはどうでしょうか」
と、先程まで海の中をじっと見ていたタクヤがすぐに作戦を立てると、
「それだ」
と、僕達はすぐに行動に移した。
────
「アイスフロア!!」
タクヤがそう叫ぶと同時に海は凍てつき始めると揺れていた船が固定されるようにびたっと止まる。
「では、マスター、上空からなるべく近づかせないように怪物達に攻撃を仕掛けてきます」
そう言うと、ユウキは音も立てずに上空へと飛んだ、
「ふと、思ったんだがユウキが常時持っていれば済むのではなかったのか?」
「ユウキ殿の魔力は著しく少ないですからね、あれの殆どは白い魔物による賜物でしょう」
「そうなのか……」
納得し上空にいるユウキを見ながら、僕は手に持っている神器に魔力を注ぎ始める。
数分が立ったところ神器に魔力が溜まりタクヤに合図を出すと上空に氷の柱を立てユウキに知らせると彼女はすぐに降りてきた、
「溜まったのですねマスター」
「ようやくな」
と、ユウキの手に神器を置く、
「では、やってきます」
と、もう一度上空へと飛んだ。
それを、見送ると側にいるタクヤが、
「そういえばハック殿どのくらいソソギコンダんですか?」
と、聞いてきて、
「満タンだけど」
僕は即答すると、
「そ、それってつまり最大火力を叩き込むと、怪物が自壊させるほどの攻撃を……」
「……」
僕とタクヤに変な間ができている間にひたすら頭を回した結論が出た、
「僕達ここにいるの危なくない……」
そう言った瞬間、ユウキが居る上空に視線を向けたのも遅く。
そこには無数の光線が海に向かって放たれておりそれが海に入ると同時に高出力のエネルギーがタクヤが張っていた氷をも溶かす。
「僕達ここで死ぬかもしれない」
と、ただ一言光の雨と音にその声は無情にも人の耳には入ることがなかった。
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