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後日談
『プロポーズ』
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結婚式。
それは女の子なら誰もが憧れる、一生に一度の晴れ舞台。
私ももちろん、結婚式に憧れている一人だ。
この国に来てから、私は色んな人の結婚式の為に、ブーケや飾りの花を用意してきた。
花嫁の好きな花をブーケに選ぶ方。
二人の思い出の花を選ぶ方。
ドレスの色に合わせて選ぶ方。
その誰もが皆、新しい暮らしに夢を膨らませて訪れるお客様ばかり。
皆、瞳を輝かせて私の元に訪ねてくる。
それがとても眩しくて、私もいつも幸せを分けてもらっている。
そう……私はこの仕事で幸せ一杯なのだ。
でも、隣に座る彼は、どうもご機嫌斜めなご様子で……。
「セシル。自分の結婚式のブーケも自分で作るのか?」
「そんな先のこと、まだまだ考えていません」
私が素っ気なく言葉を返すと、アルベリクは不満そうに口を尖らして私に熱い視線を送っている。
私は彼と一緒に暮らしている。
でも、結婚をした訳ではない。
だって、私はまだ十三歳だから。
他にも結婚しない理由は沢山ある。
二度も命を落としてしまった十五歳より、永く生きられるとも限らないし、ここでの生活も落ち着いてきたばかりだ。
アルベリクは毎日のように結婚の話を振ってくるけれど、聞き流している。
「セシル。この国では、結婚に年齢の制限は設けていないそうだぞ」
「へぇー。そうなんですか」
私は気にせずブーケ用のの花を摘んでいた。
「セシル。ドレスはやはり白がいいと思う。レクトに頼んだら張り切っていた」
「へぇー。レクトはお裁縫が得意ですよね」
今、アルベリクは「頼んだ」と言った気がした。
まだまだ先のことだけれど、きっとドレスを作るのは時間がかかる。頼むのは早い方がいいかもしれない。
「それからブーケは、街に昔からある花屋に任せることにした」
「そんなまだ先の予約なんてしたら──きゃっ」
アルベリクへと振り返ると、目の前に真っ赤な薔薇の花束が飛び込んできた。
そこからひょっこりとアルベリクが顔を出す。
銀色の髪は陽の光を受けキラキラと輝き、エメラルドの瞳は私だけを映し込み、頬はほんのりと紅く染まっていた。
「セシル。この花束、その花屋に頼んだんだ。やっぱり、ブーケは自分で作るより、祝福してくれる誰かに作ってもらいたいだろ?」
「う、うん。素敵な薔薇ね……」
香りのよい十二本の薔薇、ダズンローズだ。
セシルは以前読んだ本を思い出した。
この薔薇には、一本一本、意味がある。
感謝、誠実、幸福、信頼、希望、愛情、情熱、真実、尊敬、栄光、努力、永遠。
ある青年が女性にプロポーズする時に、野薔薇を摘み、その十二の誓いを立てて渡したそうだ。
アルベリクは、私がどう反応するのか待っているようだった。
だから私は、花束を受け取り、十二本の内の一本を抜き、アルベリクの胸元に挿した。
これはプロポーズは承諾します。
という意味がある。
アルベリクは、胸に咲き誇る薔薇を見ると、口元を緩め、私を抱きしめた。
「セシル。俺と結婚しよう」
アルベリクの声が耳にかかってくすぐったい。
でも、薔薇が素敵で嬉しくて、つい承諾してしまったけれど……。
「アルベリク。すごく嬉しいわ。でもね──」
「嫌だ」
「まだ何も言ってないわ!?」
「どうせ、また十五歳まで待てと言うのだろう? 聞き飽きた。……一緒に住んでいるのに。立場も何も関係なくなったのに。お互い、想い合っているはずなのに……待てるわけないだろ。──もう離さない」
アルベリクの手に力がこもる。苦しいことはないけれど、私を物理的にも離す気はないようだ。
「私はアルベリクから離れるつもりは無いわ。だけど、もう少し待って?」
「嫌だ。法律も問題ない。十五歳で、もしセシルに何かあっても、俺は何度でもお前と生きる道を作る。それなのに何を待つんだ?」
「そ、それは……ど、ドレスが……」
「ドレスならもう出来てる」
「ええっ!?」
「みんな、セシルの承諾待ちだ」
「み、みんなって……」
その時、背後に気配を感じると、アルベリクが私を解放してくれた。
振り向くと、レクトとメアリが立っていた。
「じゃ~ん! レクト手作りウェディングドレスだぜ!!」
レクトはウェディングドレスを自信たっぷりと掲げた。
真っ白なドレスは、所々に白い薔薇と蝶があしらわれている。
いつから作っていたのだろう。セシルの好みど真ん中のドレスを目の前に出され、レクトは裁縫の天才だと思った。
「セシル。薔薇を胸に挿したってことは、そう言うことよね?」
メアリが楽しそうにアルベリクの胸元の薔薇を見て言った。ダズンローズの話は、メアリの愛読書に書かれていた話だったのだ。
「おい。二人ともずっと見てたのか?」
「フフフッ。最後の方だけよね?」
「そうそう。最後の方だけですよ?」
アルベリクはため息をつくと、セシルの手を取った。
「セシル。返事は────二人だけの時にしよう」
「へっ? ちょっ──」
アルベリクはセシルを軽く抱き上げると、レクトとメアリを横目で見やり、庭園の奥へと去っていった。
「アル様、俺と婆様が見てるの、気付いてなかったみたいですね」
「それほどセシルしか見ていなかったのでしょうね。途中でバレちゃったけれどね。フフフッ。──さぁさぁ、式の準備に大忙しね!」
「はい!」
メアリとレクトは忙しなく屋敷へと戻っていった。
こののち、二人の結婚式が数ヵ月も先延ばしになる事件が起こるとは──まだ誰も知らなかったのである。
つづく
―――――――――――
この続きが一応あったりするのですが、只今編集中なので、新作などの投稿が落ち着いたら投稿したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
宣伝失礼します。新作タイトル→
『姉の私が身代わりで醜い伯爵のご子息に嫁ぐことになりましたが、その方は私の好きな人で妹の初恋の方でした』
良かったらこちらもお楽しみいただけたら幸いです。
紅葉
それは女の子なら誰もが憧れる、一生に一度の晴れ舞台。
私ももちろん、結婚式に憧れている一人だ。
この国に来てから、私は色んな人の結婚式の為に、ブーケや飾りの花を用意してきた。
花嫁の好きな花をブーケに選ぶ方。
二人の思い出の花を選ぶ方。
ドレスの色に合わせて選ぶ方。
その誰もが皆、新しい暮らしに夢を膨らませて訪れるお客様ばかり。
皆、瞳を輝かせて私の元に訪ねてくる。
それがとても眩しくて、私もいつも幸せを分けてもらっている。
そう……私はこの仕事で幸せ一杯なのだ。
でも、隣に座る彼は、どうもご機嫌斜めなご様子で……。
「セシル。自分の結婚式のブーケも自分で作るのか?」
「そんな先のこと、まだまだ考えていません」
私が素っ気なく言葉を返すと、アルベリクは不満そうに口を尖らして私に熱い視線を送っている。
私は彼と一緒に暮らしている。
でも、結婚をした訳ではない。
だって、私はまだ十三歳だから。
他にも結婚しない理由は沢山ある。
二度も命を落としてしまった十五歳より、永く生きられるとも限らないし、ここでの生活も落ち着いてきたばかりだ。
アルベリクは毎日のように結婚の話を振ってくるけれど、聞き流している。
「セシル。この国では、結婚に年齢の制限は設けていないそうだぞ」
「へぇー。そうなんですか」
私は気にせずブーケ用のの花を摘んでいた。
「セシル。ドレスはやはり白がいいと思う。レクトに頼んだら張り切っていた」
「へぇー。レクトはお裁縫が得意ですよね」
今、アルベリクは「頼んだ」と言った気がした。
まだまだ先のことだけれど、きっとドレスを作るのは時間がかかる。頼むのは早い方がいいかもしれない。
「それからブーケは、街に昔からある花屋に任せることにした」
「そんなまだ先の予約なんてしたら──きゃっ」
アルベリクへと振り返ると、目の前に真っ赤な薔薇の花束が飛び込んできた。
そこからひょっこりとアルベリクが顔を出す。
銀色の髪は陽の光を受けキラキラと輝き、エメラルドの瞳は私だけを映し込み、頬はほんのりと紅く染まっていた。
「セシル。この花束、その花屋に頼んだんだ。やっぱり、ブーケは自分で作るより、祝福してくれる誰かに作ってもらいたいだろ?」
「う、うん。素敵な薔薇ね……」
香りのよい十二本の薔薇、ダズンローズだ。
セシルは以前読んだ本を思い出した。
この薔薇には、一本一本、意味がある。
感謝、誠実、幸福、信頼、希望、愛情、情熱、真実、尊敬、栄光、努力、永遠。
ある青年が女性にプロポーズする時に、野薔薇を摘み、その十二の誓いを立てて渡したそうだ。
アルベリクは、私がどう反応するのか待っているようだった。
だから私は、花束を受け取り、十二本の内の一本を抜き、アルベリクの胸元に挿した。
これはプロポーズは承諾します。
という意味がある。
アルベリクは、胸に咲き誇る薔薇を見ると、口元を緩め、私を抱きしめた。
「セシル。俺と結婚しよう」
アルベリクの声が耳にかかってくすぐったい。
でも、薔薇が素敵で嬉しくて、つい承諾してしまったけれど……。
「アルベリク。すごく嬉しいわ。でもね──」
「嫌だ」
「まだ何も言ってないわ!?」
「どうせ、また十五歳まで待てと言うのだろう? 聞き飽きた。……一緒に住んでいるのに。立場も何も関係なくなったのに。お互い、想い合っているはずなのに……待てるわけないだろ。──もう離さない」
アルベリクの手に力がこもる。苦しいことはないけれど、私を物理的にも離す気はないようだ。
「私はアルベリクから離れるつもりは無いわ。だけど、もう少し待って?」
「嫌だ。法律も問題ない。十五歳で、もしセシルに何かあっても、俺は何度でもお前と生きる道を作る。それなのに何を待つんだ?」
「そ、それは……ど、ドレスが……」
「ドレスならもう出来てる」
「ええっ!?」
「みんな、セシルの承諾待ちだ」
「み、みんなって……」
その時、背後に気配を感じると、アルベリクが私を解放してくれた。
振り向くと、レクトとメアリが立っていた。
「じゃ~ん! レクト手作りウェディングドレスだぜ!!」
レクトはウェディングドレスを自信たっぷりと掲げた。
真っ白なドレスは、所々に白い薔薇と蝶があしらわれている。
いつから作っていたのだろう。セシルの好みど真ん中のドレスを目の前に出され、レクトは裁縫の天才だと思った。
「セシル。薔薇を胸に挿したってことは、そう言うことよね?」
メアリが楽しそうにアルベリクの胸元の薔薇を見て言った。ダズンローズの話は、メアリの愛読書に書かれていた話だったのだ。
「おい。二人ともずっと見てたのか?」
「フフフッ。最後の方だけよね?」
「そうそう。最後の方だけですよ?」
アルベリクはため息をつくと、セシルの手を取った。
「セシル。返事は────二人だけの時にしよう」
「へっ? ちょっ──」
アルベリクはセシルを軽く抱き上げると、レクトとメアリを横目で見やり、庭園の奥へと去っていった。
「アル様、俺と婆様が見てるの、気付いてなかったみたいですね」
「それほどセシルしか見ていなかったのでしょうね。途中でバレちゃったけれどね。フフフッ。──さぁさぁ、式の準備に大忙しね!」
「はい!」
メアリとレクトは忙しなく屋敷へと戻っていった。
こののち、二人の結婚式が数ヵ月も先延ばしになる事件が起こるとは──まだ誰も知らなかったのである。
つづく
―――――――――――
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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最後までお読みいただきありがとうございました✨
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