縁談を妹に奪われ続けていたら、プチギレした弟が辺境伯令息と何やら画策し始めた模様です

幼少期 病弱だった妹は、両親の愛を全て独り占めしています。

学生時代、私に婚約の話が来ても、両親は
「まだ早い」と首を縦に振りませんでした。

しかし、私が学園を卒業すると、両親は
「そろそろ婚約の話を受けようじゃないか」
と急にやる気を見せましたが、それは十六歳を迎えた妹の為でした。

両親は私に来る縁談を全て妹に回し、
婚約を結ぼうとしていたのです。

それが上手くいく筈もなく
縁談はさっぱりまとまらず、
もう二年が過ぎようとしたある日。


弟はその事に気付き、隣の領地の辺境伯令息と何やら画策を始めて――。



ゆるふわっと設定の短編~中編くらいになりそうです。


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