43 / 99
第四章 海賊とお隣さん
002 トルシュの人々
しおりを挟む
「今の姉様は、そんなこと思っていません。街の復興の為、城を開放することも約束してくださいました!」
「はい。私も街の復興の為、神獣様と尽力いたします。どうぞよろしくお願い致します」
アレクの視線に応え、私も出来得る限り笑顔を保って語りかけたけれど、皆の視線は氷のように冷たいままで、胸の奥がズキッと傷んだ。
「白々しい。――アレク様っ!? クラルテ様に強要されてその様に仰っているのでしょう?」
「何が狙いが分かりませんが、私達の前には現れないでください」
「きっと私達が運んできた物資を根こそぎ自分の物にするつもりだなっ」
一人が罵ると、次から次へと言葉が溢れてきた。
私は存在するだけで罪になるのだ。
ただの穀潰しだと伯母に罵られた日々を思い出した。
私が暴言を浴びていると、庇うようにレナーテが前へと出た。
「皆様! 落ち着いてくださいませ。姉は本当に心を入れ替えたのです。それに、まだ先になりますが、テニエに嫁ぐことも決まっております」
「レナーテ様っ。クラルテ様はどうせ嫁ぐ前にトンズラするに決まっています」
「いいえ。姉は人が変わったように、神獣様の成長の為に尽力されています。数日だけでも一緒に過ごしていただければ……」
「そうか! 神獣様を成長させて、昔の巫女のように、異世界にでも逃げる気なのだな!?」
「何と恐ろしいっ」
レナーテが加勢するも火に油を注ぐ様で、皆の心がどんどんと離れていく。
そんな寒々しい空気に、一石を投じたのは神獣様だった。
「キュピピィ!」
甲高い鳴き声に驚いた人々が、降りてきた船の方へとたじろくと、神獣様は羽根をはためかせて力強くもうひと鳴きされた。
人々は何が起こったのか呆然とし、ノエルは神獣様に視線を伸ばしたまま驚いて固まっていた。
「ノエル殿?」
「な、何だ?」
アレクの呼びかけに慌てて返事をしたノエルを見て、人々歯更に不信感を高めていた。
「何だっ、その反応はっ!? もしや。テニエは良からぬことを考えているのだな。神獣様を連れ去るつもりか!」
「いや。テニエは、そんなことはしない。神獣様の御心のまま……生誕された場所で祀られることを、第一に考えている」
「何だかはっきりしない物言いだな。私らはそこの王女とテニエは信用しない! そう決めたからな!」
おじさんは私に指を突き立て憎々しい親の仇でも見るかの目で睨んだ。
私は悪役王女。神獣様の隣りにいて、忘れかけていたけれど、その設定はこの世界の皆が知っている。
レナーテは顔をうつむかせ泣いてるように見せかけ、私にだけ見えるように密かに笑っていた。
私はこの場にいて良いのか。アレクは私をチラリと見て、また人々の説得を試みようとした時、人だかりから一人の若い男性が前へと出た。
肩まで伸びた金髪を後ろで雑に結い簡素な旅人風の服を着た青年は、眼鏡が反射し、その表情は窺えない。
「まぁまぁ。落ち着いてください。この晴れた空の下、何をそんなにいがみ合うことがあるのでしょうか?」
「お前は……誰だったか?」
おじさんはその青年を二度見して尋ねると、大きな荷物を背負い本を手にした青年は分厚い眼鏡を鼻にかけ直し、皆に笑顔を向けた。
「わたしは、ヴェルディエから参りました。神獣研究家のロイと申します」
「ああっ。そうだ。神獣様が降臨されたと噂が立ち、商船に載せてやっていた若造だ」
「あら? 下働きのお手伝いさんじゃなかったの?」
「やだぁ。毎日雑用ばっかり頼んでいたわ。学者さんならそう言っていただけたら良かったのに」
「乗せていただいたのですから、それなりにお手伝いさせていただいただけですよ」
青年がおば様方に微笑むと、色めきだった声が群衆から湧き、さっきまでの殺伐とした雰囲気が嘘のように場の空気が和み、アレクはこれは好機と見たのか、よしっと呟き息を大きく吸い込み声を張り上げた。
「そうです。ロイ殿の言う通りだ。この空を取り戻したのは、神獣様と姉様の活躍によるもの。今は信じられないままでいいんです。そのままの瞳で姉様を見張っていてください。いがみ合っている場合ではありません。皆さんの力がトルシュに必要なのです」
「アレク様がそこまで言うなら」
「そうね。街の為だもの」
「寝所は城に用意してあります。こちらへどうぞ」
アレクが私にこの場に残るようにと手で合図をし、人々を引き連れ城へ向かって行くと、背中をトンッと叩かれた。
「おい。大丈夫か?」
「ノエル……。ごめんなさい。貴方まで後ろ指を指されてしまって。神獣様も……」
「キュピィ!」
「別に気にしてない。神獣様も同じだと仰っている」
「おおっ。流石テニエの守り人様。神獣様のお言葉が分かるのですね?」
私とノエルに割って入ってきた声の主は、先程場を和ませてくれたロイさんだった。興味深そうに神獣様とノエルを見やり、好意的な態度に体の緊張が溶けていくのを感じた。
「お前……神獣研究家とか言ってたやつだな」
「はい。ロイと申します。クラルテ様。これからよろしくお願いいたします」
「ええ。貴方のお陰で場が収まったわ。ありがとう」
「ほぉ。失礼ですが、貴女は本当にクラルテ王女ですか?」
「へ?」
「記憶がないとのことですが、本当は異界での少女の記憶はお持ちなのでは? 貴女は本当はこの世界に召喚された神獣の巫女様なのではないですか?」
「はい。私も街の復興の為、神獣様と尽力いたします。どうぞよろしくお願い致します」
アレクの視線に応え、私も出来得る限り笑顔を保って語りかけたけれど、皆の視線は氷のように冷たいままで、胸の奥がズキッと傷んだ。
「白々しい。――アレク様っ!? クラルテ様に強要されてその様に仰っているのでしょう?」
「何が狙いが分かりませんが、私達の前には現れないでください」
「きっと私達が運んできた物資を根こそぎ自分の物にするつもりだなっ」
一人が罵ると、次から次へと言葉が溢れてきた。
私は存在するだけで罪になるのだ。
ただの穀潰しだと伯母に罵られた日々を思い出した。
私が暴言を浴びていると、庇うようにレナーテが前へと出た。
「皆様! 落ち着いてくださいませ。姉は本当に心を入れ替えたのです。それに、まだ先になりますが、テニエに嫁ぐことも決まっております」
「レナーテ様っ。クラルテ様はどうせ嫁ぐ前にトンズラするに決まっています」
「いいえ。姉は人が変わったように、神獣様の成長の為に尽力されています。数日だけでも一緒に過ごしていただければ……」
「そうか! 神獣様を成長させて、昔の巫女のように、異世界にでも逃げる気なのだな!?」
「何と恐ろしいっ」
レナーテが加勢するも火に油を注ぐ様で、皆の心がどんどんと離れていく。
そんな寒々しい空気に、一石を投じたのは神獣様だった。
「キュピピィ!」
甲高い鳴き声に驚いた人々が、降りてきた船の方へとたじろくと、神獣様は羽根をはためかせて力強くもうひと鳴きされた。
人々は何が起こったのか呆然とし、ノエルは神獣様に視線を伸ばしたまま驚いて固まっていた。
「ノエル殿?」
「な、何だ?」
アレクの呼びかけに慌てて返事をしたノエルを見て、人々歯更に不信感を高めていた。
「何だっ、その反応はっ!? もしや。テニエは良からぬことを考えているのだな。神獣様を連れ去るつもりか!」
「いや。テニエは、そんなことはしない。神獣様の御心のまま……生誕された場所で祀られることを、第一に考えている」
「何だかはっきりしない物言いだな。私らはそこの王女とテニエは信用しない! そう決めたからな!」
おじさんは私に指を突き立て憎々しい親の仇でも見るかの目で睨んだ。
私は悪役王女。神獣様の隣りにいて、忘れかけていたけれど、その設定はこの世界の皆が知っている。
レナーテは顔をうつむかせ泣いてるように見せかけ、私にだけ見えるように密かに笑っていた。
私はこの場にいて良いのか。アレクは私をチラリと見て、また人々の説得を試みようとした時、人だかりから一人の若い男性が前へと出た。
肩まで伸びた金髪を後ろで雑に結い簡素な旅人風の服を着た青年は、眼鏡が反射し、その表情は窺えない。
「まぁまぁ。落ち着いてください。この晴れた空の下、何をそんなにいがみ合うことがあるのでしょうか?」
「お前は……誰だったか?」
おじさんはその青年を二度見して尋ねると、大きな荷物を背負い本を手にした青年は分厚い眼鏡を鼻にかけ直し、皆に笑顔を向けた。
「わたしは、ヴェルディエから参りました。神獣研究家のロイと申します」
「ああっ。そうだ。神獣様が降臨されたと噂が立ち、商船に載せてやっていた若造だ」
「あら? 下働きのお手伝いさんじゃなかったの?」
「やだぁ。毎日雑用ばっかり頼んでいたわ。学者さんならそう言っていただけたら良かったのに」
「乗せていただいたのですから、それなりにお手伝いさせていただいただけですよ」
青年がおば様方に微笑むと、色めきだった声が群衆から湧き、さっきまでの殺伐とした雰囲気が嘘のように場の空気が和み、アレクはこれは好機と見たのか、よしっと呟き息を大きく吸い込み声を張り上げた。
「そうです。ロイ殿の言う通りだ。この空を取り戻したのは、神獣様と姉様の活躍によるもの。今は信じられないままでいいんです。そのままの瞳で姉様を見張っていてください。いがみ合っている場合ではありません。皆さんの力がトルシュに必要なのです」
「アレク様がそこまで言うなら」
「そうね。街の為だもの」
「寝所は城に用意してあります。こちらへどうぞ」
アレクが私にこの場に残るようにと手で合図をし、人々を引き連れ城へ向かって行くと、背中をトンッと叩かれた。
「おい。大丈夫か?」
「ノエル……。ごめんなさい。貴方まで後ろ指を指されてしまって。神獣様も……」
「キュピィ!」
「別に気にしてない。神獣様も同じだと仰っている」
「おおっ。流石テニエの守り人様。神獣様のお言葉が分かるのですね?」
私とノエルに割って入ってきた声の主は、先程場を和ませてくれたロイさんだった。興味深そうに神獣様とノエルを見やり、好意的な態度に体の緊張が溶けていくのを感じた。
「お前……神獣研究家とか言ってたやつだな」
「はい。ロイと申します。クラルテ様。これからよろしくお願いいたします」
「ええ。貴方のお陰で場が収まったわ。ありがとう」
「ほぉ。失礼ですが、貴女は本当にクラルテ王女ですか?」
「へ?」
「記憶がないとのことですが、本当は異界での少女の記憶はお持ちなのでは? 貴女は本当はこの世界に召喚された神獣の巫女様なのではないですか?」
0
お気に入りに追加
359
あなたにおすすめの小説
妹に正妻の座を奪われた公爵令嬢
岡暁舟
恋愛
妹に正妻の座を奪われた公爵令嬢マリアは、それでも婚約者を憎むことはなかった。なぜか?
「すまない、マリア。ソフィアを正式な妻として迎え入れることにしたんだ」
「どうぞどうぞ。私は何も気にしませんから……」
マリアは妹のソフィアを祝福した。だが当然、不気味な未来の陰が少しずつ歩み寄っていた。
溺愛最強 ~気づいたらゲームの世界に生息していましたが、悪役令嬢でもなければ断罪もされないので、とにかく楽しむことにしました~
夏笆(なつは)
恋愛
「おねえしゃま。こえ、すっごくおいしいでし!」
弟のその言葉は、晴天の霹靂。
アギルレ公爵家の長女であるレオカディアは、その瞬間、今自分が生きる世界が前世で楽しんだゲーム「エトワールの称号」であることを知った。
しかし、自分は王子エルミニオの婚約者ではあるものの、このゲームには悪役令嬢という役柄は存在せず、断罪も無いので、攻略対象とはなるべく接触せず、穏便に生きて行けば大丈夫と、生きることを楽しむことに決める。
醤油が欲しい、うにが食べたい。
レオカディアが何か「おねだり」するたびに、アギルレ領は、周りの領をも巻き込んで豊かになっていく。
既にゲームとは違う展開になっている人間関係、その学院で、ゲームのヒロインは前世の記憶通りに攻略を開始するのだが・・・・・?
小説家になろうにも掲載しています。
婚約破棄された検品令嬢ですが、冷酷辺境伯の子を身籠りました。 でも本当はお優しい方で毎日幸せです
青空あかな
恋愛
旧題:「荷物検査など誰でもできる」と婚約破棄された検品令嬢ですが、極悪非道な辺境伯の子を身籠りました。でも本当はお優しい方で毎日心が癒されています
チェック男爵家長女のキュリティは、貴重な闇魔法の解呪師として王宮で荷物検査の仕事をしていた。
しかし、ある日突然婚約破棄されてしまう。
婚約者である伯爵家嫡男から、キュリティの義妹が好きになったと言われたのだ。
さらには、婚約者の権力によって検査係の仕事まで義妹に奪われる。
失意の中、キュリティは辺境へ向かうと、極悪非道と噂される辺境伯が魔法実験を行っていた。
目立たず通り過ぎようとしたが、魔法事故が起きて辺境伯の子を身ごもってしまう。
二人は形式上の夫婦となるが、辺境伯は存外優しい人でキュリティは温かい日々に心を癒されていく。
一方、義妹は仕事でミスばかり。
闇魔法を解呪することはおろか見破ることさえできない。
挙句の果てには、闇魔法に呪われた荷物を王宮内に入れてしまう――。
※おかげさまでHOTランキング1位になりました! ありがとうございます!
※ノベマ!様で短編版を掲載中でございます。
【コミカライズ決定】魔力ゼロの子爵令嬢は王太子殿下のキス係
ayame
恋愛
【ネトコン12受賞&コミカライズ決定です!】私、ユーファミア・リブレは、魔力が溢れるこの世界で、子爵家という貴族の一員でありながら魔力を持たずに生まれた。平民でも貴族でも、程度の差はあれど、誰もが有しているはずの魔力がゼロ。けれど優しい両親と歳の離れた後継ぎの弟に囲まれ、贅沢ではないものの、それなりに幸せな暮らしを送っていた。そんなささやかな生活も、12歳のとき父が災害に巻き込まれて亡くなったことで一変する。領地を復興させるにも先立つものがなく、没落を覚悟したそのとき、王家から思わぬ打診を受けた。高すぎる魔力のせいで身体に異常をきたしているカーティス王太子殿下の治療に協力してほしいというものだ。魔力ゼロの自分は役立たずでこのまま穀潰し生活を送るか修道院にでも入るしかない立場。家族と領民を守れるならと申し出を受け、王宮に伺候した私。そして告げられた仕事内容は、カーティス王太子殿下の体内で暴走する魔力をキスを通して吸収する役目だったーーー。_______________
悪役令嬢になりたくないので、攻略対象をヒロインに捧げます
久乃り
恋愛
乙女ゲームの世界に転生していた。
その記憶は突然降りてきて、記憶と現実のすり合わせに毎日苦労する羽目になる元日本の女子高校生佐藤美和。
1周回ったばかりで、2週目のターゲットを考えていたところだったため、乙女ゲームの世界に入り込んで嬉しい!とは思ったものの、自分はヒロインではなく、ライバルキャラ。ルート次第では悪役令嬢にもなってしまう公爵令嬢アンネローゼだった。
しかも、もう学校に通っているので、ゲームは進行中!ヒロインがどのルートに進んでいるのか確認しなくては、自分の立ち位置が分からない。いわゆる破滅エンドを回避するべきか?それとも、、勝手に動いて自分がヒロインになってしまうか?
自分の死に方からいって、他にも転生者がいる気がする。そのひとを探し出さないと!
自分の運命は、悪役令嬢か?破滅エンドか?ヒロインか?それともモブ?
ゲーム修正が入らないことを祈りつつ、転生仲間を探し出し、この乙女ゲームの世界を生き抜くのだ!
他サイトにて別名義で掲載していた作品です。
オバサンが転生しましたが何も持ってないので何もできません!
みさちぃ
恋愛
50歳近くのおばさんが異世界転生した!
転生したら普通チートじゃない?何もありませんがっ!!
前世で苦しい思いをしたのでもう一人で生きて行こうかと思います。
とにかく目指すは自由気ままなスローライフ。
森で調合師して暮らすこと!
ひとまず読み漁った小説に沿って悪役令嬢から国外追放を目指しますが…
無理そうです……
更に隣で笑う幼なじみが気になります…
完結済みです。
なろう様にも掲載しています。
副題に*がついているものはアルファポリス様のみになります。
エピローグで完結です。
番外編になります。
※完結設定してしまい新しい話が追加できませんので、以後番外編載せる場合は別に設けるかなろう様のみになります。
完璧(変態)王子は悪役(天然)令嬢を今日も愛でたい
咲桜りおな
恋愛
オルプルート王国第一王子アルスト殿下の婚約者である公爵令嬢のティアナ・ローゼンは、自分の事を何故か初対面から溺愛してくる殿下が苦手。
見た目は完璧な美少年王子様なのに匂いをクンカクンカ嗅がれたり、ティアナの使用済み食器を欲しがったりと何だか変態ちっく!
殿下を好きだというピンク髪の男爵令嬢から恋のキューピッド役を頼まれてしまい、自分も殿下をお慕いしていたと気付くが時既に遅し。不本意ながらも婚約破棄を目指す事となってしまう。
※糖度甘め。イチャコラしております。
第一章は完結しております。只今第二章を更新中。
本作のスピンオフ作品「モブ令嬢はシスコン騎士様にロックオンされたようです~妹が悪役令嬢なんて困ります~」も公開しています。宜しければご一緒にどうぞ。
本作とスピンオフ作品の番外編集も別にUPしてます。
「小説家になろう」でも公開しています。
「三百年前なんて、ウソでしょう⁉」 ~魔王のいる三百年前に突然飛ばされた、ドスコイ村娘の大冒険!~
細矢ひろゆき
ファンタジー
『村一番の力持ち』な少女〈アルマ〉は、ある日、暗闇に吞まれ、勇者が魔王を倒したといわれる三百年前に飛ばされてしまう。
その時代には、まだアルマの村は無く、途方に暮れた彼女に、魔王の手下である悪魔たちが襲いかかってきた!
アルマは元の時代に帰るため、一緒に飛ばされてきた謎の少年〈スペス〉とともに、悪魔と戦う決意をする。
果たしてアルマは、この危機を乗り越え、悪魔を倒して、無事に自分の村へ帰ることができるのか⁉
タイムリープ! × 剣(鈍器)と魔法のファンタジー!
――未知の時空冒険譚がここに始まる‼
【作者より】
全108話、24万字を書き上げてから投稿していますのでエタりません。(←大切)
物語として決着がつき、一度お話が終わるため完結保証としてありますが、全てが解決するわけではないため続編の執筆も考えております。
面白いと思っていただけるかは分かりませんが、自分のありったけを尽くして書きました。
少しでもお楽しみいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いします!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる