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第1部
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次の舞踏会は、イーサン様が迎えに来てくれた。
イーサン様から前もって聞いておいた衣装の色に合わせて、ドレスはネイビーのオフショルダーのドレスに、髪はアップにしてみた。
「美しい、アイシャ」
と頬にキスされて、顔が熱くなる。
会場に到着すると、皆の視線がイーサン様に向けられているのを感じる。
イーサン様、カッコいいものね。
ネイビーのテイルコートとパンツにブラックのシャツとタイがよく似合っているわ。
2人でシャンパンで乾杯しているとお兄様がやってきて、
「良かったな、イーサン!
アイシャ、イーサンはずっとお前に夢中だったんだぞ。
こいつはいい奴だ。よろしくな」
と、嫌がるイーサン様の肩をバンバン叩く。
お兄様、イーサン様から聞いたのね…声が大きくて恥ずかしいわ…。
そこへケイトとウィリアム様もやってきて、
「アイシャ!良かったわね」
と私の手をとる。
ケイトは今日はブラウンの背中の開いたちょっと大人っぽいドレス。
「ありがとう、ケイト。
そのドレス、素敵ね」
「ありがと。
背中も見えるし、今ダイエット中なのよ…」
そのままで可愛いのに、ケイトは。
「キースは今日は来ないって」
「そう…」
そうよね、私とイーサン様がいるのは見たくないよね…。
そして、少しの間2人で話していると、ウィリアム様はキョロキョロと誰かを探しているようだ。
「ウィリアム?どうしたの?」
「あ、ああ、何でもないよ。
あ、音楽が始まった。踊ろうよ、ケイト」
とダンスフロアに手をとって歩いていく。
「俺達も行こう」
とイーサン様が私を引っ張っていく。
イーサン様のリードはやっぱり上手で、私達は踊りながら、帰りは私の馬車を帰してイーサン様の馬車に同乗して一緒に帰ろうと話した。
それにしても、ああ、やっぱりイーサン、注目の的だわ。
女性軍がチラチラと見ている。
でもイーサン様の凛々しい琥珀色の目は私だけを見ていて、嬉しくなってしまう。
今日はエリアスも来ていた。
私達を不可解そうにじっと見つめている。
なにかしら。
舞踏会が終わり、私は約束通りイーサン様の馬車に乗って送ってもらうことにした。
「…ふう、今日は食べるものがほとんどなかったから、お腹が空いたわ」
そういうとイーサン様は微笑んで、
「今からカフェで軽食でも誘いたいが、アイシャは門限があるだろう?」
そうなのだ。
舞踏会は12時頃終わるので、流石に20歳までは寄り道せずに帰ってきなさいと両親に言われている。
両親も兄様もどこかで軽く食べて帰ってくる事が多いので、羨ましい。
「そうなんです…。
できるならイーサン様と寄り道したいわ」
「アイシャが20歳になったら、いくらでもしよう」
ふっと笑ってイーサン様は私の顎をあげて顔を近づける。
あっと思う間もなく口付けられる。
「イ、イーサン様…、窓が…」
走らせている馬車の窓を誰かがちらとでも見たら、キスしてるのが丸わかりだわ。
「うん」
イーサン様はさっと窓のカーテンを閉めた。
「…これで大丈夫だ」
そう言って更に深い口づけを交わす。
イーサン様の厚い舌が歯列をたどり、私の舌を見つけ絡めていく。
微かにシャンパンの味がして、また酔ってしまいそう。
私の感覚全部が口内に集中してるみたい。
段々と気持ちが昂ってきて、
「ん…んんっ…っ」
とくぐもった声が出てしまう。
イーサン様の呼吸も乱れてきて、私の頬にあった手が、少しずつ下がり、私の胸元にそっと触れた。
「あっ…」
イーサン様の大きな手が私の胸を服の上から弄る。
「アイシャ…愛してる」
今日はオフショルダーのドレスだったので、下着は薄手のチューブトップだけだった。
イーサン様はドレスごと、ぐっと下におろしてしまい、私の胸が馬車の中で曝け出されてしまう。
馬車の中は火の魔鉱石により明るく照らされているので、私は慌てて手でおおう。
「ちょ、ちょっとイーサン様、ここ、馬車でこんな…」
イーサン様は私の手を片手でおさえて
「…誰にも見えない。
あとはアイシャが声を抑えれば御者も気づかない。
……はぁ、アイシャ…なんて綺麗なんだ…」
片手で私の胸をもみしだきながら、もう一つの乳房にチュッチュッとくちづけていく。
イーサン様に丸見えじゃない!
は、恥ずかしい…。
初めてこんな事をされて、恥ずかしくてくすぐったくてしょうがない。
そのうち、イーサン様の手は乳首を軽く抓り、もう片方も舌で乳首をちろちろと舐める。
その気持ちよさに声が出そうになり、必死に堪えるも少し漏れ出てしまう。
「ふ…んっ」
イーサン様は隠さなくなった私の手を離して、両手で胸を揉みながら乳首を舐め続ける。
私は口に手を当てて必死に声を我慢する。
2人の呼吸が荒くなり、イーサン様の手が更に下にのびた時、ガタンっと馬車が停車し
「マルテッロ侯爵邸に到着しました」
と御者の声がする。
私ははっとしながら慌ててドレスを直し、
イーサン様はゴホンっと咳をして
「…少し待て」
と御者に声をかける。
身だしなみを整えていると、
「…アイシャ、次に会う日に、帰りに俺のタウンハウスに寄らないか?
狭いところだが…良ければ…」
イーサン様は次男で、マグナート子爵家は長男が引き継ぐ事もあり家を出て1人暮らしをしていた。
その彼の家に行くという事は…、私の胸がトクトクと鳴る。
「…そうね、うん…行ってみたいわ」
私はケイトに、男女の営みについてもう少し詳しく聞いて見ようと思った。
イーサン様から前もって聞いておいた衣装の色に合わせて、ドレスはネイビーのオフショルダーのドレスに、髪はアップにしてみた。
「美しい、アイシャ」
と頬にキスされて、顔が熱くなる。
会場に到着すると、皆の視線がイーサン様に向けられているのを感じる。
イーサン様、カッコいいものね。
ネイビーのテイルコートとパンツにブラックのシャツとタイがよく似合っているわ。
2人でシャンパンで乾杯しているとお兄様がやってきて、
「良かったな、イーサン!
アイシャ、イーサンはずっとお前に夢中だったんだぞ。
こいつはいい奴だ。よろしくな」
と、嫌がるイーサン様の肩をバンバン叩く。
お兄様、イーサン様から聞いたのね…声が大きくて恥ずかしいわ…。
そこへケイトとウィリアム様もやってきて、
「アイシャ!良かったわね」
と私の手をとる。
ケイトは今日はブラウンの背中の開いたちょっと大人っぽいドレス。
「ありがとう、ケイト。
そのドレス、素敵ね」
「ありがと。
背中も見えるし、今ダイエット中なのよ…」
そのままで可愛いのに、ケイトは。
「キースは今日は来ないって」
「そう…」
そうよね、私とイーサン様がいるのは見たくないよね…。
そして、少しの間2人で話していると、ウィリアム様はキョロキョロと誰かを探しているようだ。
「ウィリアム?どうしたの?」
「あ、ああ、何でもないよ。
あ、音楽が始まった。踊ろうよ、ケイト」
とダンスフロアに手をとって歩いていく。
「俺達も行こう」
とイーサン様が私を引っ張っていく。
イーサン様のリードはやっぱり上手で、私達は踊りながら、帰りは私の馬車を帰してイーサン様の馬車に同乗して一緒に帰ろうと話した。
それにしても、ああ、やっぱりイーサン、注目の的だわ。
女性軍がチラチラと見ている。
でもイーサン様の凛々しい琥珀色の目は私だけを見ていて、嬉しくなってしまう。
今日はエリアスも来ていた。
私達を不可解そうにじっと見つめている。
なにかしら。
舞踏会が終わり、私は約束通りイーサン様の馬車に乗って送ってもらうことにした。
「…ふう、今日は食べるものがほとんどなかったから、お腹が空いたわ」
そういうとイーサン様は微笑んで、
「今からカフェで軽食でも誘いたいが、アイシャは門限があるだろう?」
そうなのだ。
舞踏会は12時頃終わるので、流石に20歳までは寄り道せずに帰ってきなさいと両親に言われている。
両親も兄様もどこかで軽く食べて帰ってくる事が多いので、羨ましい。
「そうなんです…。
できるならイーサン様と寄り道したいわ」
「アイシャが20歳になったら、いくらでもしよう」
ふっと笑ってイーサン様は私の顎をあげて顔を近づける。
あっと思う間もなく口付けられる。
「イ、イーサン様…、窓が…」
走らせている馬車の窓を誰かがちらとでも見たら、キスしてるのが丸わかりだわ。
「うん」
イーサン様はさっと窓のカーテンを閉めた。
「…これで大丈夫だ」
そう言って更に深い口づけを交わす。
イーサン様の厚い舌が歯列をたどり、私の舌を見つけ絡めていく。
微かにシャンパンの味がして、また酔ってしまいそう。
私の感覚全部が口内に集中してるみたい。
段々と気持ちが昂ってきて、
「ん…んんっ…っ」
とくぐもった声が出てしまう。
イーサン様の呼吸も乱れてきて、私の頬にあった手が、少しずつ下がり、私の胸元にそっと触れた。
「あっ…」
イーサン様の大きな手が私の胸を服の上から弄る。
「アイシャ…愛してる」
今日はオフショルダーのドレスだったので、下着は薄手のチューブトップだけだった。
イーサン様はドレスごと、ぐっと下におろしてしまい、私の胸が馬車の中で曝け出されてしまう。
馬車の中は火の魔鉱石により明るく照らされているので、私は慌てて手でおおう。
「ちょ、ちょっとイーサン様、ここ、馬車でこんな…」
イーサン様は私の手を片手でおさえて
「…誰にも見えない。
あとはアイシャが声を抑えれば御者も気づかない。
……はぁ、アイシャ…なんて綺麗なんだ…」
片手で私の胸をもみしだきながら、もう一つの乳房にチュッチュッとくちづけていく。
イーサン様に丸見えじゃない!
は、恥ずかしい…。
初めてこんな事をされて、恥ずかしくてくすぐったくてしょうがない。
そのうち、イーサン様の手は乳首を軽く抓り、もう片方も舌で乳首をちろちろと舐める。
その気持ちよさに声が出そうになり、必死に堪えるも少し漏れ出てしまう。
「ふ…んっ」
イーサン様は隠さなくなった私の手を離して、両手で胸を揉みながら乳首を舐め続ける。
私は口に手を当てて必死に声を我慢する。
2人の呼吸が荒くなり、イーサン様の手が更に下にのびた時、ガタンっと馬車が停車し
「マルテッロ侯爵邸に到着しました」
と御者の声がする。
私ははっとしながら慌ててドレスを直し、
イーサン様はゴホンっと咳をして
「…少し待て」
と御者に声をかける。
身だしなみを整えていると、
「…アイシャ、次に会う日に、帰りに俺のタウンハウスに寄らないか?
狭いところだが…良ければ…」
イーサン様は次男で、マグナート子爵家は長男が引き継ぐ事もあり家を出て1人暮らしをしていた。
その彼の家に行くという事は…、私の胸がトクトクと鳴る。
「…そうね、うん…行ってみたいわ」
私はケイトに、男女の営みについてもう少し詳しく聞いて見ようと思った。
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