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救出作戦
壁からの脱出
しおりを挟むヒロ「何作るんですか……」
ハク「子供達をここから脱出させる、
見て外、此処は僕たちが侵入してきた経路、
僕の綱を渡って行くなら此処を通る筈、
ゾンビもいない」
ハクはヒロに手伝ってもらいフラフープを
幾つも重ねた、フープ中央を子供を
ぶら下げるようにすると円の形に仕上げて行く
手持ちのジッポで火を焚き焼いた鉄の熱で
ジョイント部分を押しつぶす、
厚みの分はそれでカバーし重ねて行く。
分解式のフープには長さを変え
同じ様にぐるりと円を作る、
またナイフを使いフープを二つに切る
中に紐を通し、その紐と他のフープの切り口から
出た紐の部分を結び、あらゆる方法でフープで
出来た球を作って行く。
そこに布などを球の中に押し入れたり
球の外側にも丁寧に巻き付け岩の角や
破片が中の子供を傷つけない形状に
仕上げたのだった。
キャニオンドロップ状
2025年高所からの脱出用ポッドとして復旧
高所災害や改良し海での使用を目的として作られた
広く分布し船などの転覆や遭難事故に対し反射
しやすい形状や雨風にも強く波にも強い
海用には下部に重みを入れ平行を保ち
二層に分かれた空気層に食物や簡易ドローンが
内蔵される。
問題点は内部の転がりによる三半規管で
嘔吐や頭痛等、問題点はあるが命の危険はほぼ無い
近年スマホの平行を保つ機器が内蔵され安定感も
あるタイプが主流となる。
山岳地帯や高層ビル用に開発されたものは
爆発災害にも強く外部にブレーキパッドがついた
物もある、ゴム開発が進んだ近代では
高層マンションから地上に落ちた場合にも人体の
外傷も無いほど強化された物が開発され
価格も安価な事もあり脱出ポッドとして広がった
風船を高所から落としても割れないのと同じだ
中の質量を中心におけば飛行機からだって
耐えれる、というか重力の計算比は大きく変わる。
風船を雲の上から落として割れるか?
そういう簡単なことである。
また強化ゴムを使った物は内部一層の中に人が入り
スイッチを押すと外部二層目がそれを覆う
数tにも及ぶ負荷を五時間は堪えられる事から
災害時家に閉じ込められた人を保護する役目も
になったものも開発段階に入っていた。
これ以外の使用もゴムには無限の使用方法がある
その幾つかは後々の救助や大規模災害に対応する
物も多く後ほどハクが見せてくれるだろう。
子供は紐でぶら下げる効果
ボールの中に子供が宙に浮いている形だ。
強い衝撃に最も強い形状だが念には念を入れて
強い衝撃にフープが曲がった際にも端の方に
体が行かないという目的がある
板を内側に挟み抱き抱えるようにそれを中心に
縦横方向へと結んだ、衝撃吸収の為の柔らかい素材
も入れたが念の入れ様だった
フープ自体が分解しないようにレジにある
梱包用の紐や贈答用のリボンで結び完成だ。
ハク「これなら衝撃で転がっても子供は中央だ、
怪我をする様な衝撃も無いだろう、
このくらいの高さなら充分いける」
ヒロ「……成る程」
ハク「ちょっともう一つ作って、
そこら変に大量にあるドローンも
入れてくれないかな……これ使うから」
ヒロ「はい、これ最新式ですね……
ターゲット補足出来る奴、プログラム式
これあると偵察に便利ですもんね」
ハク「……何かと便利だけど今回は偵察用じゃ
無いんだよね、もしもの時に使いたいんだ
使い方は秘密、ヌクさんが居れば完成出来る」
こうして壁穴から子供を外に投げ入れた、
衝撃はフープが吸収し難なく転がっていく
一見してボール状になったフープはゾンビから
見ても人間が入っているとは見えず安全だ。
ハク「後はヒロ、君が入って、大人は大きいから
新聞紙や布を中に入れれば多少衝撃は緩和できる
この高さなら十分だ」
ヒロ「嫌です……」
ハク「……そか、なら鉄のリングが数個あったから
それ使ってジョイント部分にビニールテープで
括り付けて輪っかの梯子の完成だ、これなら頑丈
大人のヒロでも安心さ、それを伝って行って」
ハク「なら」
ヒロ「……嫌ですって、
そういう事じゃなくて僕も行く」
ハク「……危険だよ、だけど僕1人の方が……
その……足手纏、と」
と言うつもりが口を閉じた……
彼の目には揺るがない意思があったからだ
それに何を言っても無駄だろう。
ヒロ「覚悟の上、僕はもう逃げたくはありません
平和な時代は誰もが慌てなくていい、のんびり成長
すればいいいなんて言ってくれたけど……
間違いだった、時は止まってくれやしない
然るべきタイミングはそうそう気やしないんだ
怖かろうが吐こうが這いつくばろうが
やるべき時に行動できなきゃ
僕はもう僕になれないんです!」
ハク「そか……なら行こう!然るべく道を見えた
今、前に進むしか道はない」
ヒロ「えへへ、それにハクさん達の傍の方が
体より心が安全です」
ハク「じゃ行くよ……僕達は囮になる、
壁側にさっき声がしたよね、
まだ徘徊する敵がいるはずだ
此処より東側の通路から東館へ向かう
フープにテープを頑丈に巻き付けてから
片方ずつがそれを支え二階へと降りる、先にって」
そう言うとハクはフープを両手でしっかりと
握りしめるとそれにぶら下がる様にヒロが
二階の窓から侵入、そこからフープを再び握ると
ハクは一気に飛び降りフープを伝い二階へと
侵入するのだった。
ハク「このヌクさんから貰った棒の説明をするよ
中々発明家だね、あのヌクさん
鎌状になってるけど下から中央に向かい捻ると」
ヒロは捻ると鎖が中に仕込んであり
手持ちのボタンで鎌状に見える方に電気が流れる
仕組みの様だ、鎌の先は尖って無いがL状の先は
可動式でありロックできるようで真っ直ぐにもなる
特に変わった機能は手元を捻るとL字の方が
目の荒いヤスリ形状になっている、道管の中は
配線が入っているが先はモーターが仕組んであり
持った方はズタズタになる仕組みだった。
ハク「鎌状の先は敵からも握りやすい、
これ、わざとだと思う、人の心理をついたエグい
スタンガンだね、それに回転する
バッテリーは早く減るからゲージんい注意だけど
これなら戦闘にも効率よく対処もできる、
昔の古武道の道具は文化の最新を言っていたけど
今では時代遅れだ、
僕の作ったビリ棒も同じ形状してるんだ、
武道という道を極める者にはいい武器だけど
時代の変化に進化は最早止めた物だ、
それを現代風に作り変えた物だね
発想が似てる僕と」
ヒロ「成る程……しかもゲージ付いてますね
残り回数かな?後38回使える
ヌクさんが持ってる杖も特殊でしたよ
ハンドスピナー応用したもので形状は杖だけど
中の小さな鉄球が摩擦を減らして小さい電力で
凄まじい回転を産みだし触れたものを切り刻む
仕様でした」
ハク「どうりで太い杖だなと思ってた
危ない杖は杖は中にか」
あの中の仕組みはそうなんだ、
とっと感心してる場合じゃない」
ハク「まだ何人いるか分からないけど……
当初あの施設で確認した人数と全く数が
合わないんだ……君たちは此処にいる期間が
長いと思うんだけど、あのコミュニティには
何人いるか知ってるかな」
ヒロ「……僕達も詳しくは解りません
ただあの施設グリマンがいますよね
ボスは相当したたかで配下に置いている
コミュニティの数は20はあると噂では」
ハク「20……か」
ヒロ「関西地区最大規模と言われることもあり
あの場所は日本から本土を中心に都心部からの
行き来も楽なことから商業地としての発展も
ありえる事から周りのコミュニティからも一目
置かれています」
ハク「地下施設に入ったけどグリマンの
駅みたいな物があったな……」
ヒロ「詳しくはヌクさんから聞いてくだ……
いや聞いて」
ハク「敬語が楽なら敬語でもいいよ」
ヒロ「はいすいません……」
その時上からヌクがヒョッコリ顔を出した。
ヒロ「ヌクさん!」
ヌク「さすがじゃの生きとるわ」
ハク「にゃはは」
ヒロ「よくわかりましたね」
ヌク「バカもん、此処に住んどった上に
レイダー対策を担ってきたワシと
たかが一度深部に入った馬鹿者と
一緒にするでないわ、
ここの地図は誰よりも知っとるわ」
ヒロ「向こうの治療は終わったんですか?」
ヌク「大丈夫だ、最後は戦いの虚しさに戦意を
喪失しとったわ、戦いなんてものは事の大きさ
関係無しに本来は全て虚しい物じゃからな」
ヌク「ハク、話がある」
ハクにコソコソと話し出すヌク
ヒロ「僕は蚊帳の外ですか?ヤレヤレ」
ヌク「まぁそう言うなって、
お前はもう立派な男だただ表情に色々出るじゃろ、
此処から先はワシがレイダー対策を施した道を通る
敵にバレなくもないからな、故にハクとワシが
率先して行動する、仕掛けがあったとて、
敵も人間だ、臨機応変さが物を言うからの
特化した人間は此処にはワシとハクだ
理解してくれ」
ヒロ「納得しました」
ヌク「早いの納得が」
ヒロ「そりゃ今までの戦い見れば納得しますよ」
ハク「……じゃ派手に行きますか、
1人でも早く倒し誠を救いに行く」
ヒロ「今も戦ってるんですよね……1人で」
ハク「行くよ!」
ヌク「……焦る気持ちが良くでとるわ、
判断にミスがなければいいが」
ヒロ「大丈夫ですよ彼なら……」
ヌク「ほほー言うようになったの」
ヒロ「彼らの繋がりは言葉で表すような陳腐な
ものでは無いと思います迷うことすらない様な
互いが互いを救うために出来ることに
真っ直ぐ行く事が互いの友情に酬いる事だと
思ってるんじゃ無いでしょうか」
ヒロ「ってアレ?置いてけぼりかーい!」
ヌク「ホホホ早くせな置いてかれるぞ
考える事自体が今は無駄な時間じゃて
まだまだ若いの、いや年寄り臭いかの?
進むと決めた時は突っ込むのが若さの特権じゃ!」
ヒロ「振っといてそれですか……」
ハクとヌクはインパクトドライバーとネジ
そしてトンカチと釘、ヒモを持った。
ヒロ「戦いに行くんですよね……
もはや現場作業員にしか見えませんが……」
ヌク「作るのも土木、壊すのも土木、
人の施設で優位なのは刃物や筋肉、銃でもない
これじゃよ、ははは」
敵「居たぞ!奴らだ!」
3人はわざと見つかるように動き敵もそれに乗った
事務所の中に入ると敵もそれを追った
ドアは引いて開けるタイプ
ヌクがドアノブに何かを塗り中に入り
何やらもぞもぞしている
ハク「早いなぁ、少しゆっくりくればいいのに
ライトを当てて……」
捕まる瞬間足で挟んだドアを開け中に入るハク
追っ手も後を追う為に閉められたドアを素手で
握った瞬間
追手「イテェ!なんだこれは!」
瞬間接着剤で固められた縫い針が棘状に
くっ付いている、ハクは接着系、土方道具、縫い物
などの加工出来るものはいつも身に付けているのは
過去の持ち物紹介でも著した通りだ。
レジン液を(ハンドメイドアクセサリー店)
紫外線で当てれば固まる溶液
敵「早く開けろよ!」
敵A「ならお前が開けやがれ!どうするってんだ
無数にこれ出てるが」
敵B「馬鹿野郎!そこらの石で叩いて持てるように
しやがれ!」
モタつく敵
背後からも増援が来るも足止めを喰らっている。
3人は事務所を抜けショッピングモールへと
ヌク「悪戦苦闘しとるようじゃな……」
もう次の罠があると言うのに……」
ヒロ「敵が来るのこの人、望んでる……」
ハク「ムフフ……僕も待ってるんだけど」
ヒロ「この人達……子供なんだ」
敵がもたつき廊下を抜け3人の元へ追いついた
だが待ち受けていたのは3人のほうだ。
自転車のゴムを繋ぎ合わせ廊下に無数に転がる
カートを前にゴムで引き絞った彼らが懸命に
ゴムを引っ張り待ち受ける。
ヌク「遅い!ジジイに体力使わせるとは
けしからん奴らじゃ!」
ハク「今!」
3人は同時にゴムを離すと勢いよく敵集団に
カートが押し寄せる。
敵「邪魔だどかせろ!」
ヌク「ありゃりゃいいのかな?ワシの手に持ってる
物わかる人はおるかの?」
ヌクに手にはジッポライターが持たれている
ハッとした敵がカゴの中にある不自然に置かれた
新聞紙た雑誌を丸めたゴミに気づいた。
敵「待て!これにオイルが染み込んでる!」
ヌク「正解!しばらくここで話をしようか?
ワシの長い人生の中の美しい恋の話でもどうじゃ」
敵「ふざけやがって」
ヌク「あっそ……じゃ追加どうぞ、どうぞ」
そう言うと敵に向かい小麦粉の入った袋を
ヒロと一緒に複数投げつけると粉は一気に辺りを
煙で覆ったかのように充満する。
ヌク「ワシは男は嫌いじゃ、
特にお前達みたいな輩はの」
ドアを閉め火のついたライターを転がっている
ゴミの中から筒状の容器の中に入れ放り投げた。
コロンコロン……
敵「なんだこれは……」
敵S「不用意に中を出すな、何が入ってるか」
ドアを開けひょこっと顔を出したヌク
ヌク「用心は肝心じゃ、だが時として用心深さは
己の失態を招くの知っとる?」
そして笑ってドアを閉め去った」
敵「くそ前が見えねぇ!」
すると突然爆発が起こった、敵の殆どは吹っ飛び
倒れたのだった。
敵「クソジジイ!追え!
もう人質なんてどうでもいい!殺せ!」
『お菓子が入っていた筒状の物に入れたのは
可燃性の粉塵爆発のタイミングを遅らせる為だ。
酸素を必要とする火は外部の酸素を取り続け燃える
筒状の中に入れ燃えやすい紙はやがて覆った外部を
焼く、数秒のタイミングを取るためのものだった。
敵が追う、今度は地面が抜け所々に穴が空いている
柱となる部分や壁に剥き出しになった床は残され、
だが感覚は然程開いてはいない、普通に渡れそうな
感じだった、だが渡り切るまでの距離は結構長い。
ヒロ「……」
ヌク「どうした?急ぐぞ」
ヒロ「ちょっと考えがあります、先にどうぞ」
ヌク「此処で罠を張るなら……いや任せよう
お前はワシの弟子だからの期待しとる
では先を行くぞ」
ヒロはポケットから何かを取り出し
ブツクサ言葉を発していた。
敵が追いつき先で待ち受けるヒロの姿を見た。
敵「そこで大人しく待ちやがれ!おい!飛ぶぞ」
渡り始めた敵を見計らい手に持った音楽プレイヤー
のボリュームを最大にするとテンポのいい音が
流れる『ピョーン、ピョーンピョン』
自作の声で入れた音源だ、飛び始めた敵は
ついそのリズムで飛んでしまう
初めはそれが飛ぶタイミングと正確に開い飛ぶ敵が
真ん中まで来た時、そのタイミングは変わった。
ゲームでつい落ちてしまういやらしいタイミング
である。
敵「ちくしょ!」
そう言いながら落ちていく敵、
後方にいる敵「くそ!奴の音源を聞くな!」
次々と飛び越えていく敵にマイクに切り替えた
ヒロが声を出す。
的を1人に絞り長く飛ぶ所を『ビヨーーーん』
短く飛んだところも合わせ音を測る
人は2度以上緊迫した場面で無意識にそれに
耳を傾け意識の中に入れ込んでしまう
時に金属音や抜けた音をラップ調にリズムに
のせて行く。
よく美容室でシャンプーをしてもらう時など
たまに気づいたあの現象だ、技術者がバックの
音楽に合わせ手を動かすような。
次々と落ちていく敵だが、やがて慣れ
それも通じなくなったタイミングを見計らい
ヒロも後に引いた。
小さくガッツポーズを取るヒロ
(何だって力になるんだ……鉄も木も、音や自然
遊具だって、根本の力、あの2人の力は
そこから生まれてるんだ)
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