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第5章
第170話 脅威のメカニズム
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◆蜘蛛狩りの話は書籍版準拠になっています◆
ガンバーラボのメンバー全員が壇上に上がる。
普段は何気なく前に出せる足が、必死にならなければ前に出せないほどの緊張を感じる。
「本日は我々ガンバーラボの研究発表に、多数お集まりいただきありがとうございます。我々の研究課題への関心の高さを感じております」
ポーラさんが代表して話す中、他のメンバーたちは壇上に整列して待つ。
そして最初の挨拶が終わり、軽い拍手に包まれながら代表の4人以外が舞台袖に下がる。
いよいよ、発表の本題に入る――
「我々は長年謎に包まれていた魔獣ゴウガシャグモの生態について、いくつもの興味深い事象を発見致しました。この発見の前提にあるのは、ゴウガシャグモが生息していたアミダ樹林の管理者である上級ギルド『鉄の雲』、そのギルドマスターのガルゴ・グンダムが逮捕され、アミダ樹林への立ち入り調査が容易になった……というのは皆様ご存じだと思われます」
ゴウガシャグモの生態が長年謎に包まれていたのは人的要因ということだ。
自分の欲望を満たすため、ゴウガシャグモを利用していたガルゴが全面的に悪い。
「まずはゴウガシャグモの基本的な生態について、ガルゴ・グンダム逮捕にも関わったギルド『キルトのギルド』のメンバーでもあります、シウル・トゥルーデルから説明させていただきます」
会場がざわつく。ガルゴ・グンダムの野望をくじいた竜騎士……それが『キルトのギルド』に所属しているという情報は広まってしまっている。
ゆえにそのメンバーであるシウルさんにも注目が集まる。
「ゴウガシャグモは種としての生存を優先し、個を捨てる全体主義的な魔獣です」
シウルさんの声はいつも通り凛としている。
そもそも自分の見せ方をよく理解している人だ。心配はしていない。
わかってはいるんだが……両手を握りしめて「頑張れ」と応援しなければ俺が落ち着かない!
「体の形状によってタイプが分けられ、それぞれ群れの中での役割が決まっています。小型で戦闘能力は低いものの数が多く、死をいとわず真っ先に敵に突撃するソルジャータイプ。脚のうち頭部に近い2本が盾のように大型化し、敵の攻撃を防ぐガード―ナータイプ。また……」
シウルさんの説明と共に、背後の白い壁にゴウガシャグモの画像が映し出される。
その画像はとても鮮明かつ、会場の端っこの方にまで見えるほど巨大だ。
これを実現しているのは、ベータポリスの至宝と呼ばれる古代魔法装置『プロジェクター』だ。
白くて四角い箱に脚が生えたような見た目で、装置内に紙を入れるとその内容を拡大して、壁とかに映し出してくれるんだ。
仕組みはよくわからないけど、装置の側面のレンズから放たれた光の魔力が拡大表示を実現しているとか何とか……。フゥならわかるのかもしれない。
今も装置が壇上の端っこに置かれ、ガンバーラボのメンバーたちがシウルさんの話に合わせて映し出す画像を切り替えている。
この画像もまたジューネ族が古代技術を解析して生み出した『フォトングラフ』という技術が使われている。
光の魔力で照らした範囲の風景を特殊な紙に転写することで、手描きのスケッチを遥かに超える詳細な絵を作り出すことが出来るらしい。
バニラはこれを『写真』とも呼んでいた。
今はゴウガシャグモの話をしているが、その話をするためにすごい技術が使われているんだ。
お金もかかっていることだろう……。
だが、それだけの価値がある『とある写真』の撮影にガンバーラボは成功したんだ。
「ゴウガシャグモの群れの中心にいるのがマザータイプです。最強の個体でありながら、子を産み増やすという目的のため、前衛の戦力が壊滅しない限り前には出て来ません。とにかく知能が高くて攻撃手段が多彩……。私も戦いましたが、捨て身の攻撃で何とか討伐出来たというのが正直なところです。研究者としてはまた会うべきなのでしょうが、も~こりごりです」
その時に出会ったマザータイプは、シウルさんが死骸も残さないレベルで消し飛ばしてしまったみたいだからな。
この戦いの話はシウルさんなりのジョークだったようだが、その背後の壁に人間の何倍もの大きさを持つマザータイプのスケッチが映し出されているものだから、学者さんたちは笑っていいのかわからない微妙な空気になる。
「ただ、かの竜騎士ユート・ドライグはマザータイプを超える新たなタイプに遭遇していました。それがキングタイプです」
壁に俺が倒したキングタイプの死骸が映し出されると、またもや会場がざわつく。
「先ほどはマザータイプが最強の個体と言いましたが、それは少し前までの話です。ゴウガシャグモは今も進化を続け、より強力な個体を生み出そうとしています。光魔法を操るキングタイプや、周囲の景色に溶け込む特殊な皮膚組織を持ったミラージュタイプなど、戦いを繰り返すたびに種の存続のために新たな力を身につけるのです」
とはいえ、ゴウガシャグモと戦わなければガルゴ大林道は通れない道になってしまう。
それは大林道の東、ドライスト領の人々の生活を脅かすことになる。
王都がある領地『王領』とドライスト領の流通の要所、それがガルゴ大林道なんだ。
「ならば、ゴウガシャグモなど絶滅させてしまえばよいと思われるでしょう」
シウルさんの出番が終わり、再びポーラさんが壇上の中央に出る。
「しかし、それは不可能に近いのです。子を産み増やせる個体はマザータイプだけですが、そのマザータイプを倒せば他の個体がマザータイプに変態するのです」
ゴウガシャグモの一番厄介な性質……。
あいつらはなぜか群れ全体で情報を共有しているような動きをするんだ。
マザータイプが倒されれば、そのことを知らないほど遠くにいる個体もそれを察知して撤退を開始する。
そして、次なるマザータイプが成長して個体数を回復させるまでアミダ樹林で息をひそめる。
絶滅させたいなら、アミダ樹林を焼き払うくらいしなければならないが……現実的ではない。
「我々はこの度、マザータイプへと変態する途中段階の個体を発見致しました。残念ながら生かしたまま捕獲は出来ませんでしたが、討伐したそのままの状態で冷凍保存してあります。その姿がこれです」
そのおぞましい写真が壁に投影された瞬間、会場の至る所から悲鳴が起こった。
ガンバーラボのメンバー全員が壇上に上がる。
普段は何気なく前に出せる足が、必死にならなければ前に出せないほどの緊張を感じる。
「本日は我々ガンバーラボの研究発表に、多数お集まりいただきありがとうございます。我々の研究課題への関心の高さを感じております」
ポーラさんが代表して話す中、他のメンバーたちは壇上に整列して待つ。
そして最初の挨拶が終わり、軽い拍手に包まれながら代表の4人以外が舞台袖に下がる。
いよいよ、発表の本題に入る――
「我々は長年謎に包まれていた魔獣ゴウガシャグモの生態について、いくつもの興味深い事象を発見致しました。この発見の前提にあるのは、ゴウガシャグモが生息していたアミダ樹林の管理者である上級ギルド『鉄の雲』、そのギルドマスターのガルゴ・グンダムが逮捕され、アミダ樹林への立ち入り調査が容易になった……というのは皆様ご存じだと思われます」
ゴウガシャグモの生態が長年謎に包まれていたのは人的要因ということだ。
自分の欲望を満たすため、ゴウガシャグモを利用していたガルゴが全面的に悪い。
「まずはゴウガシャグモの基本的な生態について、ガルゴ・グンダム逮捕にも関わったギルド『キルトのギルド』のメンバーでもあります、シウル・トゥルーデルから説明させていただきます」
会場がざわつく。ガルゴ・グンダムの野望をくじいた竜騎士……それが『キルトのギルド』に所属しているという情報は広まってしまっている。
ゆえにそのメンバーであるシウルさんにも注目が集まる。
「ゴウガシャグモは種としての生存を優先し、個を捨てる全体主義的な魔獣です」
シウルさんの声はいつも通り凛としている。
そもそも自分の見せ方をよく理解している人だ。心配はしていない。
わかってはいるんだが……両手を握りしめて「頑張れ」と応援しなければ俺が落ち着かない!
「体の形状によってタイプが分けられ、それぞれ群れの中での役割が決まっています。小型で戦闘能力は低いものの数が多く、死をいとわず真っ先に敵に突撃するソルジャータイプ。脚のうち頭部に近い2本が盾のように大型化し、敵の攻撃を防ぐガード―ナータイプ。また……」
シウルさんの説明と共に、背後の白い壁にゴウガシャグモの画像が映し出される。
その画像はとても鮮明かつ、会場の端っこの方にまで見えるほど巨大だ。
これを実現しているのは、ベータポリスの至宝と呼ばれる古代魔法装置『プロジェクター』だ。
白くて四角い箱に脚が生えたような見た目で、装置内に紙を入れるとその内容を拡大して、壁とかに映し出してくれるんだ。
仕組みはよくわからないけど、装置の側面のレンズから放たれた光の魔力が拡大表示を実現しているとか何とか……。フゥならわかるのかもしれない。
今も装置が壇上の端っこに置かれ、ガンバーラボのメンバーたちがシウルさんの話に合わせて映し出す画像を切り替えている。
この画像もまたジューネ族が古代技術を解析して生み出した『フォトングラフ』という技術が使われている。
光の魔力で照らした範囲の風景を特殊な紙に転写することで、手描きのスケッチを遥かに超える詳細な絵を作り出すことが出来るらしい。
バニラはこれを『写真』とも呼んでいた。
今はゴウガシャグモの話をしているが、その話をするためにすごい技術が使われているんだ。
お金もかかっていることだろう……。
だが、それだけの価値がある『とある写真』の撮影にガンバーラボは成功したんだ。
「ゴウガシャグモの群れの中心にいるのがマザータイプです。最強の個体でありながら、子を産み増やすという目的のため、前衛の戦力が壊滅しない限り前には出て来ません。とにかく知能が高くて攻撃手段が多彩……。私も戦いましたが、捨て身の攻撃で何とか討伐出来たというのが正直なところです。研究者としてはまた会うべきなのでしょうが、も~こりごりです」
その時に出会ったマザータイプは、シウルさんが死骸も残さないレベルで消し飛ばしてしまったみたいだからな。
この戦いの話はシウルさんなりのジョークだったようだが、その背後の壁に人間の何倍もの大きさを持つマザータイプのスケッチが映し出されているものだから、学者さんたちは笑っていいのかわからない微妙な空気になる。
「ただ、かの竜騎士ユート・ドライグはマザータイプを超える新たなタイプに遭遇していました。それがキングタイプです」
壁に俺が倒したキングタイプの死骸が映し出されると、またもや会場がざわつく。
「先ほどはマザータイプが最強の個体と言いましたが、それは少し前までの話です。ゴウガシャグモは今も進化を続け、より強力な個体を生み出そうとしています。光魔法を操るキングタイプや、周囲の景色に溶け込む特殊な皮膚組織を持ったミラージュタイプなど、戦いを繰り返すたびに種の存続のために新たな力を身につけるのです」
とはいえ、ゴウガシャグモと戦わなければガルゴ大林道は通れない道になってしまう。
それは大林道の東、ドライスト領の人々の生活を脅かすことになる。
王都がある領地『王領』とドライスト領の流通の要所、それがガルゴ大林道なんだ。
「ならば、ゴウガシャグモなど絶滅させてしまえばよいと思われるでしょう」
シウルさんの出番が終わり、再びポーラさんが壇上の中央に出る。
「しかし、それは不可能に近いのです。子を産み増やせる個体はマザータイプだけですが、そのマザータイプを倒せば他の個体がマザータイプに変態するのです」
ゴウガシャグモの一番厄介な性質……。
あいつらはなぜか群れ全体で情報を共有しているような動きをするんだ。
マザータイプが倒されれば、そのことを知らないほど遠くにいる個体もそれを察知して撤退を開始する。
そして、次なるマザータイプが成長して個体数を回復させるまでアミダ樹林で息をひそめる。
絶滅させたいなら、アミダ樹林を焼き払うくらいしなければならないが……現実的ではない。
「我々はこの度、マザータイプへと変態する途中段階の個体を発見致しました。残念ながら生かしたまま捕獲は出来ませんでしたが、討伐したそのままの状態で冷凍保存してあります。その姿がこれです」
そのおぞましい写真が壁に投影された瞬間、会場の至る所から悲鳴が起こった。
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