65 / 69
期末試験編
065 一番弟子、恐るべき出会い
しおりを挟む
ジスル樹海に赤い稲妻がほとばしる。
それを目撃したのは稲妻を放出しているデシルとその仲間たち。
そして、魔力遮断の大結界に隠れて来たるべき計画の日に備えていた転移魔法の使い手だった。
彼は発見した古代の恐竜の化石から本物の恐竜を復活させ、その数が十分に増えたところである目的のために動き出すはずだった。
あの日のクランベリーマウンテン襲撃はあくまでも予行演習。
デルフィニウム王国で評判の高いAランク自由騎士のルチルを倒せれば、恐竜たちは実戦でも使えるだろうというテストでしかなかった。
しかし、そのテストは思いがけない結果を生んだ。
恐竜なんて目じゃない怪物が現れ、一撃で戦闘能力が自慢のタイプ:ティラノを倒してしまった。
あの少女が使っていた赤い稲妻は男の目にも鮮明に残っている。
忘れるはずがないあの輝きが、今目の前で放たれている。
「どうしてここがバレた!? 確かにタイプ:トリケラがツノで魔力遮断の結界に穴をあけてしまったが、そもそもこの森に来ていなければバレるはずはない! なぜここがアジトだとわかった!?」
男は状況が飲み込めない。
それもそのはず、デシルたちは本当に偶然この森に生息するモンスターを討伐対象に選んだのだ。
理屈で考えても答えは出ない。
しかし、あの地図にない小道に入り込んだことだけは偶然ではなく、デシルたちの実力を信用しての行動だった。
そういう意味ではもう男はデシルから逃れられないのかもしれない。
「どうする……? すべての戦力を投入して倒すべきか……? いや、勝てやしない! あんなバケモノには決して……! ならば、当初の目的を果たすのみ! そのためには時間稼ぎを!」
男はそう言ってアジトに存在する研究施設の中に消えていった。
● ● ●
「拡散する雷撃!!」
デシルが三体の小型恐竜を広範囲に広がる赤い稲妻で仕留める。
それでもまだ数がいるので、オーカたちもそれぞれ魔法で応戦していた。
「急に現れたねこのちっこい恐竜は! あたしたちでも倒せるのは良いけど、こう数が多くちゃねぇ」
「厄介……。でも……逃がすと追うのが大変……」
「人のいる地域に行かれたら困るわよ! こいつら恐竜にしては弱くても、Cランクくらいはありそう! ろくに防衛力もない農村とかなら一匹で滅ぼされるわ!」
転移魔法の男が放った時間稼ぎの恐竜『タイプ:ラプトル』は戦闘能力は低いが小型で扱いやすく足も速い。
ただ、目的を果たすために絶対に必要なピースではない。
だからこそ、ここでデシルを足止めするために放った。
「あっ! 皆さん空を見てください! 恐竜が空を飛んでます!」
デシルの指さす先には十体以上の空飛ぶ恐竜『タイプ:プテラ』が旋回していた。
この恐竜も戦闘の能力はさほど高くないが、飛べるというのはそれだけで脅威だ。
移動も速いし追いにくく、鋭いかぎ爪で人間を空中までさらって落とせばそれだけで人は死ぬ。
見て見ぬふりは出来ない。
「なんだなんだ、大盤振る舞いじゃん!」
「さっきのツノと頭の大きい恐竜を倒した時に敵に感づかれましたね。一瞬で決着をつけたにも関わらずこの対応の素早さ……クランベリーマウンテンで私を見ているはずの転移魔法使いがこの先にいるんだと思います!」
デシルは元凶であるその男を早く捕獲したい。
恐竜を外に放つために結界は解かれているし、アジトの構造、敵の位置も感知魔法で大体わかる。
しかし、すでに野に放たれている恐竜だってスルーは出来ない。
ここで一匹取り逃がしただけで何人の人が傷つくかわからない。
先に恐竜をすべて仕留めてから、転移魔法使いを追う……。
だが、転移魔法は逃走が容易。
デシルの本気ですぐに恐竜を仕留めても間に合わないかもしれない……。
「デシルちゃん! 行ってきなって! 転移魔法使いが逃げちゃうよ!」
「元凶を断たないと……解決はしないし……」
「こっちはお姉さんに任せなさいって! 空中の敵くらい私にかかれば……!」
ラーラは鍛え上げられた脚で空へと飛びあがり、一体のプテラの首にしがみついた。
無茶苦茶な戦い方だと思いつつも、デシルはその行動に感謝した。
「行ってきます! 一番悪い人を捕まえてきます!」
「おう!」
「無理はしないでね……」
デシルは赤い稲妻となって駆けた。
敵のアジトの中へ、その奥の奥へ……そして、黒金のローブを着た転移魔法使いを発見した。
この間僅か数十秒、まさに電光石火である。
「ひ、ひぃぃぃーーっ!? もう来たのか!? ま、待て!?」
「雷光鞭!!」
言葉を交わすことなくデシルは男を気絶させにかかる。
しかし、すでにその身を自分の作り出した転移のゲートに半分うずめていた男はスッとその中に消えた。
そして、そのゲートはパッと閉じて消えてしまった。
「遅かった……!」
三秒……いや、一秒あれば結果は変わっていたかもしれない。
デシルには転移魔法は使えない。
使えたとしても男の転移した先がわからなければ追えない。
詰みかと思われたその時、脳裏に浮かぶの今も戦っているオーカやヴァイス、それにラーラ。
彼女たちの戦いを無駄にするわけにはいかない。
それに師匠……。
こんなところで諦めていては一番弟子は名乗れない。
一番弟子はシーファ・ハイドレンジアに育てられたから名乗れるものではない。
武術と魔術を教えられたから名乗れるものでもない。
受け継いだ圧倒的な力を誰かのために使う。
シーファが出来なかったことが出来る者こそ『嫌われ賢者の一番弟子』だ。
ならば、閉じた次元の扉だってこじ開けて敵を追わねばならない。
デシルは全魔力を両手に集中させて転移のゲートがあった空間に突っ込んだ。
バチバチと閃光と轟音が響き、空間が歪んでいく。
そして、彼女の手は何か引っかかるものに指を引っ掛けた。
それは閉じたはずの転移のゲート。
思いっきり力を込めてこじ開ける!
「開けええええええーーーーーーっ!!! ドアああああああーーーーーーっ!!!」
空間を歪めてこことは違う空間に出口を作る転移のゲートがこじ開けられた。
転移魔法自体がレアなのだから、他人が作ったゲートを無理やり開いた者などデシルしかいないだろう。
もしかしたら、師匠にも出来ないことを彼女はやり遂げたのかもしれない。
「いよっしゃあ!! こうでないと師匠の弟子は名乗れません!!」
デシルの目の前に広がる暗黒の渦の向こうには、逃げた転移魔法使いがいるはずだ。
臆することなく彼女はその渦に身を投げた。
その先に広がっていたのは……空だった。
「あれ!? ここって空中!?」
すぐにデシルの体は重力に捕まって落下を始める。
相当な上空にいるようだが、この程度の高さならデシルは死なない。
ホッと一息ついてあたりを見渡すと、自分以外にも落下している物体が多数ある事に彼女は気づく。
しかも、その落下物とは恐竜なのだ。
古代の生物兵器もこの程度の高さから落ちても死なないだろう。
ただ、その落ちる先が問題だった。
眼下に広がっているのは、もはやデシルの第二の故郷と言ってもいいデルフィニウム王国の王都ミストラル。
転移魔法使いの計画……それは恐竜投下による王都襲撃だった。
それを目撃したのは稲妻を放出しているデシルとその仲間たち。
そして、魔力遮断の大結界に隠れて来たるべき計画の日に備えていた転移魔法の使い手だった。
彼は発見した古代の恐竜の化石から本物の恐竜を復活させ、その数が十分に増えたところである目的のために動き出すはずだった。
あの日のクランベリーマウンテン襲撃はあくまでも予行演習。
デルフィニウム王国で評判の高いAランク自由騎士のルチルを倒せれば、恐竜たちは実戦でも使えるだろうというテストでしかなかった。
しかし、そのテストは思いがけない結果を生んだ。
恐竜なんて目じゃない怪物が現れ、一撃で戦闘能力が自慢のタイプ:ティラノを倒してしまった。
あの少女が使っていた赤い稲妻は男の目にも鮮明に残っている。
忘れるはずがないあの輝きが、今目の前で放たれている。
「どうしてここがバレた!? 確かにタイプ:トリケラがツノで魔力遮断の結界に穴をあけてしまったが、そもそもこの森に来ていなければバレるはずはない! なぜここがアジトだとわかった!?」
男は状況が飲み込めない。
それもそのはず、デシルたちは本当に偶然この森に生息するモンスターを討伐対象に選んだのだ。
理屈で考えても答えは出ない。
しかし、あの地図にない小道に入り込んだことだけは偶然ではなく、デシルたちの実力を信用しての行動だった。
そういう意味ではもう男はデシルから逃れられないのかもしれない。
「どうする……? すべての戦力を投入して倒すべきか……? いや、勝てやしない! あんなバケモノには決して……! ならば、当初の目的を果たすのみ! そのためには時間稼ぎを!」
男はそう言ってアジトに存在する研究施設の中に消えていった。
● ● ●
「拡散する雷撃!!」
デシルが三体の小型恐竜を広範囲に広がる赤い稲妻で仕留める。
それでもまだ数がいるので、オーカたちもそれぞれ魔法で応戦していた。
「急に現れたねこのちっこい恐竜は! あたしたちでも倒せるのは良いけど、こう数が多くちゃねぇ」
「厄介……。でも……逃がすと追うのが大変……」
「人のいる地域に行かれたら困るわよ! こいつら恐竜にしては弱くても、Cランクくらいはありそう! ろくに防衛力もない農村とかなら一匹で滅ぼされるわ!」
転移魔法の男が放った時間稼ぎの恐竜『タイプ:ラプトル』は戦闘能力は低いが小型で扱いやすく足も速い。
ただ、目的を果たすために絶対に必要なピースではない。
だからこそ、ここでデシルを足止めするために放った。
「あっ! 皆さん空を見てください! 恐竜が空を飛んでます!」
デシルの指さす先には十体以上の空飛ぶ恐竜『タイプ:プテラ』が旋回していた。
この恐竜も戦闘の能力はさほど高くないが、飛べるというのはそれだけで脅威だ。
移動も速いし追いにくく、鋭いかぎ爪で人間を空中までさらって落とせばそれだけで人は死ぬ。
見て見ぬふりは出来ない。
「なんだなんだ、大盤振る舞いじゃん!」
「さっきのツノと頭の大きい恐竜を倒した時に敵に感づかれましたね。一瞬で決着をつけたにも関わらずこの対応の素早さ……クランベリーマウンテンで私を見ているはずの転移魔法使いがこの先にいるんだと思います!」
デシルは元凶であるその男を早く捕獲したい。
恐竜を外に放つために結界は解かれているし、アジトの構造、敵の位置も感知魔法で大体わかる。
しかし、すでに野に放たれている恐竜だってスルーは出来ない。
ここで一匹取り逃がしただけで何人の人が傷つくかわからない。
先に恐竜をすべて仕留めてから、転移魔法使いを追う……。
だが、転移魔法は逃走が容易。
デシルの本気ですぐに恐竜を仕留めても間に合わないかもしれない……。
「デシルちゃん! 行ってきなって! 転移魔法使いが逃げちゃうよ!」
「元凶を断たないと……解決はしないし……」
「こっちはお姉さんに任せなさいって! 空中の敵くらい私にかかれば……!」
ラーラは鍛え上げられた脚で空へと飛びあがり、一体のプテラの首にしがみついた。
無茶苦茶な戦い方だと思いつつも、デシルはその行動に感謝した。
「行ってきます! 一番悪い人を捕まえてきます!」
「おう!」
「無理はしないでね……」
デシルは赤い稲妻となって駆けた。
敵のアジトの中へ、その奥の奥へ……そして、黒金のローブを着た転移魔法使いを発見した。
この間僅か数十秒、まさに電光石火である。
「ひ、ひぃぃぃーーっ!? もう来たのか!? ま、待て!?」
「雷光鞭!!」
言葉を交わすことなくデシルは男を気絶させにかかる。
しかし、すでにその身を自分の作り出した転移のゲートに半分うずめていた男はスッとその中に消えた。
そして、そのゲートはパッと閉じて消えてしまった。
「遅かった……!」
三秒……いや、一秒あれば結果は変わっていたかもしれない。
デシルには転移魔法は使えない。
使えたとしても男の転移した先がわからなければ追えない。
詰みかと思われたその時、脳裏に浮かぶの今も戦っているオーカやヴァイス、それにラーラ。
彼女たちの戦いを無駄にするわけにはいかない。
それに師匠……。
こんなところで諦めていては一番弟子は名乗れない。
一番弟子はシーファ・ハイドレンジアに育てられたから名乗れるものではない。
武術と魔術を教えられたから名乗れるものでもない。
受け継いだ圧倒的な力を誰かのために使う。
シーファが出来なかったことが出来る者こそ『嫌われ賢者の一番弟子』だ。
ならば、閉じた次元の扉だってこじ開けて敵を追わねばならない。
デシルは全魔力を両手に集中させて転移のゲートがあった空間に突っ込んだ。
バチバチと閃光と轟音が響き、空間が歪んでいく。
そして、彼女の手は何か引っかかるものに指を引っ掛けた。
それは閉じたはずの転移のゲート。
思いっきり力を込めてこじ開ける!
「開けええええええーーーーーーっ!!! ドアああああああーーーーーーっ!!!」
空間を歪めてこことは違う空間に出口を作る転移のゲートがこじ開けられた。
転移魔法自体がレアなのだから、他人が作ったゲートを無理やり開いた者などデシルしかいないだろう。
もしかしたら、師匠にも出来ないことを彼女はやり遂げたのかもしれない。
「いよっしゃあ!! こうでないと師匠の弟子は名乗れません!!」
デシルの目の前に広がる暗黒の渦の向こうには、逃げた転移魔法使いがいるはずだ。
臆することなく彼女はその渦に身を投げた。
その先に広がっていたのは……空だった。
「あれ!? ここって空中!?」
すぐにデシルの体は重力に捕まって落下を始める。
相当な上空にいるようだが、この程度の高さならデシルは死なない。
ホッと一息ついてあたりを見渡すと、自分以外にも落下している物体が多数ある事に彼女は気づく。
しかも、その落下物とは恐竜なのだ。
古代の生物兵器もこの程度の高さから落ちても死なないだろう。
ただ、その落ちる先が問題だった。
眼下に広がっているのは、もはやデシルの第二の故郷と言ってもいいデルフィニウム王国の王都ミストラル。
転移魔法使いの計画……それは恐竜投下による王都襲撃だった。
0
お気に入りに追加
2,363
あなたにおすすめの小説
玲眠の真珠姫
紺坂紫乃
ファンタジー
空に神龍族、地上に龍人族、海に龍神族が暮らす『龍』の世界――三龍大戦から約五百年、大戦で最前線に立った海底竜宮の龍王姫・セツカは魂を真珠に封じて眠りについていた。彼女を目覚めさせる為、義弟にして恋人であった若き隻眼の将軍ロン・ツーエンは、セツカの伯父であり、義父でもある龍王の命によって空と地上へと旅立つ――この純愛の先に待ち受けるものとは? ロンの悲願は成就なるか。中華風幻獣冒険大河ファンタジー、開幕!!
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
【完結】転生少女は異世界でお店を始めたい
梅丸
ファンタジー
せっかく40代目前にして夢だった喫茶店オープンに漕ぎ着けたと言うのに事故に遭い呆気なく命を落としてしまった私。女神様が管理する異世界に転生させてもらい夢を実現するために奮闘するのだが、この世界には無いものが多すぎる! 創造魔法と言う女神様から授かった恩寵と前世の料理レシピを駆使して色々作りながら頑張る私だった。
迷い人と当たり人〜伝説の国の魔道具で気ままに快適冒険者ライフを目指します〜
青空ばらみ
ファンタジー
一歳で両親を亡くし母方の伯父マークがいる辺境伯領に連れて来られたパール。 伯父と一緒に暮らすお許しを辺境伯様に乞うため訪れていた辺境伯邸で、たまたま出くわした侯爵令嬢の無知な善意により 六歳で見習い冒険者になることが決定してしまった! 運良く? 『前世の記憶』を思い出し『スマッホ』のチェリーちゃんにも協力してもらいながら 立派な冒険者になるために 前世使えなかった魔法も喜んで覚え、なんだか百年に一人現れるかどうかの伝説の国に迷いこんだ『迷い人』にもなってしまって、その恩恵を受けようとする『当たり人』と呼ばれる人たちに貢がれたり…… ぜんぜん理想の田舎でまったりスローライフは送れないけど、しょうがないから伝説の国の魔道具を駆使して 気ままに快適冒険者を目指しながら 周りのみんなを無自覚でハッピーライフに巻き込んで? 楽しく生きていこうかな! ゆる〜いスローペースのご都合ファンタジーです。
小説家になろう様でも投稿をしております。
元ゲーマーのオタクが悪役令嬢? ごめん、そのゲーム全然知らない。とりま異世界ライフは普通に楽しめそうなので、設定無視して自分らしく生きます
みなみ抄花
ファンタジー
前世で死んだ自分は、どうやらやったこともないゲームの悪役令嬢に転生させられたようです。
女子力皆無の私が令嬢なんてそもそもが無理だから、設定無視して自分らしく生きますね。
勝手に転生させたどっかの神さま、ヒロインいじめとか勇者とか物語の盛り上げ役とかほんっと心底どうでも良いんで、そんなことよりチート能力もっとよこしてください。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
リョンコ
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
死に戻り勇者は二度目の人生を穏やかに暮らしたい ~殺されたら過去に戻ったので、今度こそ失敗しない勇者の冒険~
白い彗星
ファンタジー
世界を救った勇者、彼はその力を危険視され、仲間に殺されてしまう。無念のうちに命を散らした男ロア、彼が目を覚ますと、なんと過去に戻っていた!
もうあんなヘマはしない、そう誓ったロアは、二度目の人生を穏やかに過ごすことを決意する!
とはいえ世界を救う使命からは逃れられないので、世界を救った後にひっそりと暮らすことにします。勇者としてとんでもない力を手に入れた男が、死の原因を回避するために苦心する!
ロアが死に戻りしたのは、いったいなぜなのか……一度目の人生との分岐点、その先でロアは果たして、穏やかに過ごすことが出来るのだろうか?
過去へ戻った勇者の、ひっそり冒険談
小説家になろうでも連載しています!
最強令嬢とは、1%のひらめきと99%の努力である
megane-san
ファンタジー
私クロエは、生まれてすぐに傷を負った母に抱かれてブラウン辺境伯城に転移しましたが、母はそのまま亡くなり、辺境伯夫妻の養子として育てていただきました。3歳になる頃には闇と光魔法を発現し、さらに暗黒魔法と膨大な魔力まで持っている事が分かりました。そしてなんと私、前世の記憶まで思い出し、前世の知識で辺境伯領はかなり大儲けしてしまいました。私の力は陰謀を企てる者達に狙われましたが、必〇仕事人バリの方々のおかげで悪者は一層され、無事に修行を共にした兄弟子と婚姻することが出来ました。……が、なんと私、魔王に任命されてしまい……。そんな波乱万丈に日々を送る私のお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる