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序章:出逢い
15:魔術について-1
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『じゃ!早速、戦う準備しようか!』
「あぁ、そうだな。何から始めれば良い?」
ツムグとクロルは、早速依頼を受けるつもりだ。流石に早すぎる気もするけれど、早期になれた方が良いでしょう。
『依頼を見たり、装備を一式揃えたり、処置用品を買っておいたり、まぁいろいろだね。』
「装備か。」
『アタシは今の格好で十分だから、2人だね。登録は何でやったの?』
「オレは無色、テインは支援系。」
『無色?』
「適性が無いらしくてな。オレは魔力を持ってないらしい。今はテインから借りてる白衣で、魔術を使えてるんだけど。」
それについても準備をしなければいけないんでした。
『えっと、使える魔術は何があるの?』
「ん~とね、その辺はオレよりテインのが詳しい。」
「……」
「……ん?テイン?」
「あっ、はい!」
めっちゃボーッとしてしまった。
「ツムグの使える魔術ですね!得意な魔術は『意志疎通の魔術』で」
・思念伝達
言葉や声を介して、意志疎通を図れる。
・感覚共有
相手と自身の感覚、感情、意思を共有する。
「は使えます。今手を繋いでいるのも、その為ですね。」
『あ、そういうことだったんだ。仲良いなーって思ってたけど。』
「中々動きづらいですけどね。それで私が使えるのは『白魔術』や『呪術』……あとは『占術』あたりですね。『意志疎通の魔術』はあまり得意では……」
『まぁ、やっぱ巫女だよね。』
この格好で思いっきり武道派とかだったら面白かったでしょうか。
「そういやなんだけど、戦うときとかにも魔術使うんだよな?」
『ん~?そりゃあね~。無くても戦えるっちゃ戦えるけど……』
「都度都度で、あのややっこい手取りをやるのは危なくないか?」
種類にもよりますけど魔術には、魔法陣、手印、詠唱、魔力や魔成の操作といった物が必要です。
確かに、魔物や魔獣に教われている際にその隙はない。
今日バウラル・スネークに襲われていたときが良い例だ。
『え?あぁー、なるほどね。魂札持ってなかったから、知らないのかな?それじゃあ、まずは魔術受け取りに行こっか!』
「「受け取り?」」
あれ?もしかして私、こっちの時代に着いていけていない?
「あぁ、そうだな。何から始めれば良い?」
ツムグとクロルは、早速依頼を受けるつもりだ。流石に早すぎる気もするけれど、早期になれた方が良いでしょう。
『依頼を見たり、装備を一式揃えたり、処置用品を買っておいたり、まぁいろいろだね。』
「装備か。」
『アタシは今の格好で十分だから、2人だね。登録は何でやったの?』
「オレは無色、テインは支援系。」
『無色?』
「適性が無いらしくてな。オレは魔力を持ってないらしい。今はテインから借りてる白衣で、魔術を使えてるんだけど。」
それについても準備をしなければいけないんでした。
『えっと、使える魔術は何があるの?』
「ん~とね、その辺はオレよりテインのが詳しい。」
「……」
「……ん?テイン?」
「あっ、はい!」
めっちゃボーッとしてしまった。
「ツムグの使える魔術ですね!得意な魔術は『意志疎通の魔術』で」
・思念伝達
言葉や声を介して、意志疎通を図れる。
・感覚共有
相手と自身の感覚、感情、意思を共有する。
「は使えます。今手を繋いでいるのも、その為ですね。」
『あ、そういうことだったんだ。仲良いなーって思ってたけど。』
「中々動きづらいですけどね。それで私が使えるのは『白魔術』や『呪術』……あとは『占術』あたりですね。『意志疎通の魔術』はあまり得意では……」
『まぁ、やっぱ巫女だよね。』
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「そういやなんだけど、戦うときとかにも魔術使うんだよな?」
『ん~?そりゃあね~。無くても戦えるっちゃ戦えるけど……』
「都度都度で、あのややっこい手取りをやるのは危なくないか?」
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確かに、魔物や魔獣に教われている際にその隙はない。
今日バウラル・スネークに襲われていたときが良い例だ。
『え?あぁー、なるほどね。魂札持ってなかったから、知らないのかな?それじゃあ、まずは魔術受け取りに行こっか!』
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