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愛され系お姫様、シャノン
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誰からも愛されない醜いお姫様であったシャノンは、今では男爵夫婦にも使用人たちにも領民たちにも大切にされる愛され系お姫様となった。
そんなシャノンはいずれ、お婿さんを迎えてこの男爵家を継ぐことになっている。
そのための教育も受けており忙しくはしているが、暇さえあれば領民たちと一緒に過ごしたり、男爵夫婦に親孝行をしたり、使用人たちを労ったりして過ごしている。
「んんー、今日も充実した一日だった!」
そんなシャノンは今日もみんなから愛される幸せな日を過ごして、寝室に戻る。
ベッドに戻る前に、机の引き出しから手紙を取り出して読む。最近の日課だ。
「クリス様、次はいつ会えるかなぁ」
手紙の差出人はクリスティアンという男性。
シャノンの婚約者だ。
シャノンは男爵家に引き取られたことを、国王から捨てられたと噂されていた。実際正しい。
だから、シャノンには縁談は来なかった。シャノンと下手に繋がりを持って、国王の不興を買いたくなかったのだ。
だが男爵夫婦もシャノンもそれを気にしてはいなかった。シャノンの次の代は、親戚の子を引き取ればいいと思っていた。
だから、これは完全に想定外の展開だった。
「神父様、ごきげんよう!」
「お嬢様、ごきげんよう」
「神父様、今日もたくさんトマトが採れたので受け取ってくださいってお婆ちゃんたちが!」
「お嬢様、いつもありがとうございます」
「いえ、お婆ちゃんたちに言ってください!お婆ちゃんたちの大事に育てたトマトですもん」
「ふふ、そうですね。もちろん後で直接お伺いしてお礼をいたしますよ。子供たちもお野菜を好き嫌いなく食べてくれるのは、農家の皆様が美味しいものを育ててくれているからこそ。それを無料で配ってくださるのですから、本当に感謝に尽きません」
その日も男爵領内を動き回っていたシャノン。
「これからお掃除の時間ですよね!よかったら手伝ってもいいですか?」
「ぜひお願いします」
「はーい」
この男爵領内の教会は、孤児院も併設されている。どんな些細なものであれ、お供物を貰えるのは嬉しい。そして、どんな些細なことであれ奉仕活動は有り難い。
まして姫様直々にとなると、シャノンを聖女だと勘違いしている神父にとっては有り難いことこの上なかった。
和気藹々とシスターや子供たちと教会内の掃除をしていたシャノン。
掃除が終わって、後片付けもして帰ろうとしていた時。
そこに運命が訪れた。
「神父様、お久しぶりです」
「クリスティアン様!ようこそいらっしゃいました」
神父がいそいそと迎え入れるのは、神官長の息子クリスティアン。
この国の教会は厳格な階級がある。
聖王、守護者、神官長、大神官、神官。ここまでが王都の隣、聖都にある中央教会で働く神職。そして各地の教会に派遣されるのが最下位の神父。
クリスティアンは中央教会内でもかなり格上にいる神官長の息子であるが、その神官長は実はシャノンを引き取った男爵の従兄弟だ。
聖王や守護者は血筋こそを考慮されるが、神官長までは信仰心こそ重要視されるのでクリスティアンの父もそこまで上り詰めた。逆に、そこまでが限界とも言えるが。
「…!」
「…あ、えっと、初めまして!ごきげんよう」
「あ…」
クリスティアンは、父に似てものすごく信仰心がある。父の地元である男爵領だけでなく、各地の教会を自主的に回るほどに。
クリスティアンは神官長の息子と言っても、実の親子ではない。この国の神職は戒律があり、子を成さない。戦争孤児だったクリスティアンを神官長が引き取って育てたのだ。
だから、神官長はクリスティアンを神官にはしなかった。自由に生きろと教えてある。それでも、であればと自由に各地の教会を回って様子を父に伝えるという真面目さを見せたクリスティアンだったが。
…だからまあ、そんな信仰心に溢れて徳を積みまくったクリスティアンには分かってしまう。
目の前の『なにか』は、人ではない。崇め奉り、恐れ敬い、抑え込むべき存在だと。
「…神父様、この、このお方は」
「この間お話した姫様ですよ」
「…!!!」
神父は、箝口令に反しない程度にシャノンのことをクリスティアンに伝えていた。
それに興味を惹かれ今月は久しぶりに父の地元に行こうと決めたクリスティアンだったが、自分の浅はかさを後悔する。
来ない方が絶対よかったと。
「シャノンと申します!」
「え、あ」
「こちらはクリスティアン様です。神官長様のご子息ですよ。普段は落ち着いた方なのですが…お嬢様のお可愛らしさに、声も出ないご様子ですね」
「えー、もう!神父様ったら!」
本来なら交わるはずもない人間と、仲睦まじく過ごしている『なにか』。
クリスティアンはどうすればいいかわからない。
その時だった。
「お嬢様ー、抱っこー」
子供たちがクリスティアンにばかり構うシャノンに業を煮やして、とうとうクリスティアンを無視して甘え始めたのだ。
「え」
危ない、と手を伸ばして止めようとしたクリスティアンだったが。
「はい、抱っこですよー」
優しい表情で子供たちを構い、小さな子を抱っこするシャノンを見て固まってしまう。
畏れ敬うべき恐ろしい『なにか』だ。
警戒して然るべき存在だ。
なのに、シャノンの表情はすごく優しくて。
…まあ、簡単に言えば一目惚れだった。
「…シャノン様、いくつかお聞きしても?」
「はい」
「今の願いは?」
「え?うーん。この男爵領のみんなで幸せに過ごすことです!」
「…」
神官長の息子として様々な願いに触れてきた。だからシャノンの願いが、ささやかで優しくて…けれど切実な願いだとわかる。
「人を恨んだりしないのですか」
「クリスティアン様、お嬢様になにを…」
「大事なことなのです」
惚れてしまった。
だからこそ見極める。
この目の前の『なにか』が人に仇を成す存在か、否か。
もし、人に仇を成す存在であれば。
刺し違えてでも、せめてこの手で。
「恨むって?」
「え?」
「なにを恨むんですか?」
よくわからない、という顔をされてよくわからない。
親に捨てられたなら普通恨むだろう。
…ああ、そうか。
そもそも普通の存在じゃない『なにか』だった。
ならば。
「…失礼しました。ご無礼をお許しください」
「え?無礼?」
「…本当に申し訳ありませんでした。心よりお詫び申し上げます。貴女は、俺の常識では測れない〝人〟でした」
「???」
クリスティアンは、シャノンの前に出る。そして、跪いてシャノンの手を取りキスを落とした。
「シャノン様。どうか、俺と結婚していただけませんか」
「え!?」
「おや」
「あらあら」
「わー、お嬢様プロポーズされてるー!!!」
シャノンはなんの冗談かとクリスティアンをまじまじと見る。しかし、見てしまったクリスティアンの表情は…蕩けるような、愛に溺れた男の顔で。
クリスティアンは顔立ちが整っている。美形のそんな表情を見せられたシャノンは…絆されずにいられなかった。
「は、はいっ…」
「…!ありがとうございます!」
「おめでとうございます。でも、男爵様や神官長様のご許可も得ましょうね」
「お二人とも、おめでとうございます!」
「お嬢様おめでとー!」
ということで、事後報告的になったが男爵夫婦や神官長から許可も得て無事婚約が成立した二人だった。
「早くクリス様とデートしたいなぁ」
あれから何度も手紙のやり取りをし、デートを重ねてきた二人。
そろそろ結婚の準備も始める頃だ。男爵夫婦も二人の結婚に向けて忙しくしている。
教会の神官長の義理の息子と国王に捨てられたはずの姫君の婚約に、王都も聖都もすごく騒ついているがもはやお互いに夢中の二人には関係ない。
これから二人は準備さえ整えばすぐにでも結婚するだろう。その時、おそらく男爵領はもっと栄える。そんな予感をみんな抱いていた。
そしてそれは現実となったりするのだが、それはもう少しだけ先のお話。
そんなシャノンはいずれ、お婿さんを迎えてこの男爵家を継ぐことになっている。
そのための教育も受けており忙しくはしているが、暇さえあれば領民たちと一緒に過ごしたり、男爵夫婦に親孝行をしたり、使用人たちを労ったりして過ごしている。
「んんー、今日も充実した一日だった!」
そんなシャノンは今日もみんなから愛される幸せな日を過ごして、寝室に戻る。
ベッドに戻る前に、机の引き出しから手紙を取り出して読む。最近の日課だ。
「クリス様、次はいつ会えるかなぁ」
手紙の差出人はクリスティアンという男性。
シャノンの婚約者だ。
シャノンは男爵家に引き取られたことを、国王から捨てられたと噂されていた。実際正しい。
だから、シャノンには縁談は来なかった。シャノンと下手に繋がりを持って、国王の不興を買いたくなかったのだ。
だが男爵夫婦もシャノンもそれを気にしてはいなかった。シャノンの次の代は、親戚の子を引き取ればいいと思っていた。
だから、これは完全に想定外の展開だった。
「神父様、ごきげんよう!」
「お嬢様、ごきげんよう」
「神父様、今日もたくさんトマトが採れたので受け取ってくださいってお婆ちゃんたちが!」
「お嬢様、いつもありがとうございます」
「いえ、お婆ちゃんたちに言ってください!お婆ちゃんたちの大事に育てたトマトですもん」
「ふふ、そうですね。もちろん後で直接お伺いしてお礼をいたしますよ。子供たちもお野菜を好き嫌いなく食べてくれるのは、農家の皆様が美味しいものを育ててくれているからこそ。それを無料で配ってくださるのですから、本当に感謝に尽きません」
その日も男爵領内を動き回っていたシャノン。
「これからお掃除の時間ですよね!よかったら手伝ってもいいですか?」
「ぜひお願いします」
「はーい」
この男爵領内の教会は、孤児院も併設されている。どんな些細なものであれ、お供物を貰えるのは嬉しい。そして、どんな些細なことであれ奉仕活動は有り難い。
まして姫様直々にとなると、シャノンを聖女だと勘違いしている神父にとっては有り難いことこの上なかった。
和気藹々とシスターや子供たちと教会内の掃除をしていたシャノン。
掃除が終わって、後片付けもして帰ろうとしていた時。
そこに運命が訪れた。
「神父様、お久しぶりです」
「クリスティアン様!ようこそいらっしゃいました」
神父がいそいそと迎え入れるのは、神官長の息子クリスティアン。
この国の教会は厳格な階級がある。
聖王、守護者、神官長、大神官、神官。ここまでが王都の隣、聖都にある中央教会で働く神職。そして各地の教会に派遣されるのが最下位の神父。
クリスティアンは中央教会内でもかなり格上にいる神官長の息子であるが、その神官長は実はシャノンを引き取った男爵の従兄弟だ。
聖王や守護者は血筋こそを考慮されるが、神官長までは信仰心こそ重要視されるのでクリスティアンの父もそこまで上り詰めた。逆に、そこまでが限界とも言えるが。
「…!」
「…あ、えっと、初めまして!ごきげんよう」
「あ…」
クリスティアンは、父に似てものすごく信仰心がある。父の地元である男爵領だけでなく、各地の教会を自主的に回るほどに。
クリスティアンは神官長の息子と言っても、実の親子ではない。この国の神職は戒律があり、子を成さない。戦争孤児だったクリスティアンを神官長が引き取って育てたのだ。
だから、神官長はクリスティアンを神官にはしなかった。自由に生きろと教えてある。それでも、であればと自由に各地の教会を回って様子を父に伝えるという真面目さを見せたクリスティアンだったが。
…だからまあ、そんな信仰心に溢れて徳を積みまくったクリスティアンには分かってしまう。
目の前の『なにか』は、人ではない。崇め奉り、恐れ敬い、抑え込むべき存在だと。
「…神父様、この、このお方は」
「この間お話した姫様ですよ」
「…!!!」
神父は、箝口令に反しない程度にシャノンのことをクリスティアンに伝えていた。
それに興味を惹かれ今月は久しぶりに父の地元に行こうと決めたクリスティアンだったが、自分の浅はかさを後悔する。
来ない方が絶対よかったと。
「シャノンと申します!」
「え、あ」
「こちらはクリスティアン様です。神官長様のご子息ですよ。普段は落ち着いた方なのですが…お嬢様のお可愛らしさに、声も出ないご様子ですね」
「えー、もう!神父様ったら!」
本来なら交わるはずもない人間と、仲睦まじく過ごしている『なにか』。
クリスティアンはどうすればいいかわからない。
その時だった。
「お嬢様ー、抱っこー」
子供たちがクリスティアンにばかり構うシャノンに業を煮やして、とうとうクリスティアンを無視して甘え始めたのだ。
「え」
危ない、と手を伸ばして止めようとしたクリスティアンだったが。
「はい、抱っこですよー」
優しい表情で子供たちを構い、小さな子を抱っこするシャノンを見て固まってしまう。
畏れ敬うべき恐ろしい『なにか』だ。
警戒して然るべき存在だ。
なのに、シャノンの表情はすごく優しくて。
…まあ、簡単に言えば一目惚れだった。
「…シャノン様、いくつかお聞きしても?」
「はい」
「今の願いは?」
「え?うーん。この男爵領のみんなで幸せに過ごすことです!」
「…」
神官長の息子として様々な願いに触れてきた。だからシャノンの願いが、ささやかで優しくて…けれど切実な願いだとわかる。
「人を恨んだりしないのですか」
「クリスティアン様、お嬢様になにを…」
「大事なことなのです」
惚れてしまった。
だからこそ見極める。
この目の前の『なにか』が人に仇を成す存在か、否か。
もし、人に仇を成す存在であれば。
刺し違えてでも、せめてこの手で。
「恨むって?」
「え?」
「なにを恨むんですか?」
よくわからない、という顔をされてよくわからない。
親に捨てられたなら普通恨むだろう。
…ああ、そうか。
そもそも普通の存在じゃない『なにか』だった。
ならば。
「…失礼しました。ご無礼をお許しください」
「え?無礼?」
「…本当に申し訳ありませんでした。心よりお詫び申し上げます。貴女は、俺の常識では測れない〝人〟でした」
「???」
クリスティアンは、シャノンの前に出る。そして、跪いてシャノンの手を取りキスを落とした。
「シャノン様。どうか、俺と結婚していただけませんか」
「え!?」
「おや」
「あらあら」
「わー、お嬢様プロポーズされてるー!!!」
シャノンはなんの冗談かとクリスティアンをまじまじと見る。しかし、見てしまったクリスティアンの表情は…蕩けるような、愛に溺れた男の顔で。
クリスティアンは顔立ちが整っている。美形のそんな表情を見せられたシャノンは…絆されずにいられなかった。
「は、はいっ…」
「…!ありがとうございます!」
「おめでとうございます。でも、男爵様や神官長様のご許可も得ましょうね」
「お二人とも、おめでとうございます!」
「お嬢様おめでとー!」
ということで、事後報告的になったが男爵夫婦や神官長から許可も得て無事婚約が成立した二人だった。
「早くクリス様とデートしたいなぁ」
あれから何度も手紙のやり取りをし、デートを重ねてきた二人。
そろそろ結婚の準備も始める頃だ。男爵夫婦も二人の結婚に向けて忙しくしている。
教会の神官長の義理の息子と国王に捨てられたはずの姫君の婚約に、王都も聖都もすごく騒ついているがもはやお互いに夢中の二人には関係ない。
これから二人は準備さえ整えばすぐにでも結婚するだろう。その時、おそらく男爵領はもっと栄える。そんな予感をみんな抱いていた。
そしてそれは現実となったりするのだが、それはもう少しだけ先のお話。
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