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ざまぁは残された家族です
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私は、ブリジット・シャンタル。シャンタル公爵家の長女。公爵である厳しい父、私以外には優しい母、私以外には微笑みを絶やさない長兄、誰に対してもぶっきらぼうだが私以外には言葉の端々に優しさを感じる次兄に囲まれて育った。
両親は長兄と次兄に対しては厳しさは変わらないが良く褒める。公爵家をいずれ継ぐ長兄には、学園での成績の優秀さを、騎士団で頭角を現した次兄にはそのことをとにかく良く褒める。
だが、私のことは一度たりとも褒めたことがない。これは、私が優秀でないなら諦めがついたと思う。けれど私は学園での成績は一年生であった頃の長兄すら超えて、一年生とはいえ学年一位である。けれどお褒めの言葉はもらえなかった。誰からも。報告しても、当たり前のように頷かれて「これに驕らず次からも励め」と言われるだけ。思えば、小さな頃からそうだった。初めて歩いた時、初めて文字を書いた時、初めて絵を描いた時でさえ、お褒めの言葉はなかったらしい。私の乳母があまりにも不憫だと泣いてくれた。代わりに褒めてくれた乳母は去年亡くなってしまった。でも、侍女のニーナが乳母の代わりに私についていてくれる。乳姉妹のニーナは乳母の代わりに私を褒めてくれるようになった。
両親も兄達も、虐待はないが愛情を見せてくれない。学園では友達がいるし婚約者がいるが、私生活は私にとってはストレスだった。
そんな私が唯一私生活で幸せを感じる瞬間。それは、婚約者との定期的な二人きりでのお茶会。婚約者であるロテール・ランメルト様は侯爵令息で、兎にも角にも私を大切にしてくれる。ちょっとしたことで褒めてくれる。プレゼントをたくさんくれる。何より、愛していると言ってくれる。「愛してる」は、乳母とニーナとロテール様からしかもらえなかった言葉。だから私は、ロテール様がなによりも大事だ。それなのに。
ー…婚約は、両親の都合で突然解消された。
「何故ですか!何故!」
「ブリジット。控えろ。政治的な問題が起きたのだ、これ以上婚約は続けられない」
「ブリジット。今日は部屋に戻って休みなさい。大声を上げるなんて貴女らしくないわ」
「父上、私がブリジットを部屋まで送り届けます」
「ブリジット、あんななよなよした奴よりもっと良い相手を紹介してやるからそんなに喚くなよ」
「酷い…酷い…」
ー…
私は部屋で泣いて泣いて、泣き叫んだ。ニーナはただ私の背中をさすってくれた。何時間も声を枯らしてずっと泣き叫んでいたその時、窓が叩かれた。
ふとそちらを見ると、ロテール様がいた。ロテール様は顔に青たんを二つ作っていた。驚いて急いで部屋に上げる。
「ロテール様、もうお会い出来ないかと思っていました…!」
「可愛いビディー。心配をかけてごめん。まずは色々と説明しなきゃね」
「その怪我はどうなさったのですか?大丈夫なのですか?」
「あとで説明するよ。大丈夫、ありがとう」
優しく微笑んだロテール様。ああ、やはり私はこの方が好き。心の底から愛している。家族よりも。
「ビディーはその様子だと婚約破棄は聞いたよね?なんて説明された?」
「政治的な問題と…」
「…だろうね。それはビディーを傷つけないための嘘だ。本当の理由は僕の浮気」
「え?」
「ああ、そんな顔しないで。公爵夫婦の誤解だから。従姉妹とね、君へのプレゼントのブレスレットを選んでいたのを勝手に勘違いされたんだ。結局ブレスレットは買えなかった。ごめんね」
「従姉妹って、ナタリア様ですか?ナタリア様はロテール様が妹のように可愛がってらして、浮気などあり得ないのに…」
「そう。僕も父もそう説明したのに、公爵夫婦は受け入れなかった。そして義兄上達は僕を殴りつけ、婚約は解消された」
「そんな…酷い…ごめんなさい、ロテール様…」
「いいんだ。ビディーは悪くないよ。愛してる」
「私も愛しています、ロテール様…」
でも、どうして浮気程度であの両親が婚約を解消したのか理解出来ません。一体なぜ?
「…ねえ、ビディー。これは伝えようか迷っていたのだけれど」
「?」
「ビディーに提案する前に、伝えておかないとね。フェアじゃない」
「ロテール様?」
「ビディー。君は、ご両親とご兄弟から溺愛されている」
「…え」
ロテール様は何を言ってらっしゃるの?
「君がいないところでは、公爵一家は君の自慢ばかりだ。義兄上達はシスコンで有名なくらいなんだよ」
「でも私…一度も愛してるとか好きとか大切とか言われたことも、褒められたことも、撫でられたことも、ハグされたことも…」
「なかったね。公爵一家は君を溺愛するあまり、君が悪い子になってしまわないようにと君の前では自分を律して甘やかさないように注意していたらしい。僕は何度もやり過ぎだと忠告したが、家族の問題だと聞き入れてもらえなかった」
「そんな…今更…」
そんなこと言われても、家族からの愛なんてとっくに諦めてもう私からの家族への愛も枯渇したのに。
「ねえ、ニーナ。君は公爵一家とビディー、どちらの味方かな」
「もちろんお嬢様です。今更お嬢様を愛していたと言われても、お嬢様の乳母であった母や侍女である私にさえ伝わらなかったですから。本当に今更です」
「そうか。なら遠慮なくこの場で提案しよう。…ビディー、僕と駆け落ちして欲しい」
「…っ!」
「金銭的な余裕はない。辛い思いもさせるだろう。けれど、いつかきっと幸せだと言わせてみせる。僕に、君の運命を預けて欲しい」
「…ロテール様。私、今最高に幸せです。私の幸せは、ロテール様のお側にいることです!」
「ビディー!」
「ロテール様!」
私とロテール様は抱きしめあって泣き合います。
「お嬢様、新婚夫婦のお邪魔をしてすみませんが私も連れて行ってください!」
「ニーナ?貴女…」
「母を亡くして独り身ですから!無くすものはありません!平民生活をしたことのないお二人のお役に立ちたいです!」
「…ありがとう、ニーナ。ロテール様、あの」
「もちろんいいとも。心強い味方が出来たね」
ウィンクしてくれるロテール様にほっとする。私とロテール様、ニーナはその場で平民風の服に着替え、着の身着のままロテール様の転移魔法で遠く遠く、異国の田舎へと転移した。
ー…
「だから私は言っただろう。息子は真実ブリジット嬢を愛しているから浮気なんぞあり得ないし、婚約解消なんぞしたら大変なことになると。優秀な後継を一人失い、スペアの次男に面倒をかけることになったこっちの身にもなれ」
「うるさい!駆け落ちなんて…ブリジット…何故…」
「…今までの自分の言動を考えろ。息子は何度もやり過ぎだと忠告したはずだぞ」
「だって…ブリジットが可愛くて…甘やかし過ぎてしまいそうで…」
「お前は極端過ぎるんだ。公爵としては優秀でも、父親としては最低だな」
「ああ…ブリジット…」
ー…
「ビディー!隣のおばあちゃんが野菜をお裾分けしてくれたんだ。どれも美味しそうだよ」
「ロテール様!牧場のおじい様が牛乳とチーズを少し分けてくださったのです!野菜のグラタンにしましょう!」
「では、私が作り方をお教えしますね!旦那様も奥様も一緒に頑張りましょう!」
「うふふ。ニーナ、今日もよろしくね」
「お任せあれ!」
あれから。私達は異国の田舎で、細々と生活している。語学を勉強していた私とロテール様が周辺の住民に事情を説明してなんとか村に置いてもらい、便利屋として毎日一生懸命にニーナの力も借りて働き、私達の一生懸命な姿にみんな心を許してくれて、今では家まで用意してもらって楽しく暮らしている。ニーナも最近ではようやくこちらの言葉を話せるようになり、若い男性にモテモテである。
色々あったけれど。今では、これでよかったと思っている。だって今が幸せだから。お腹にいるロテール様との赤ちゃんを大切にして、これからも私とロテール様とニーナと、家族四人で幸せに過ごしていきたいと思う。もう、あの生活には決して戻らないと決意を新たに頑張って生きていく。
両親は長兄と次兄に対しては厳しさは変わらないが良く褒める。公爵家をいずれ継ぐ長兄には、学園での成績の優秀さを、騎士団で頭角を現した次兄にはそのことをとにかく良く褒める。
だが、私のことは一度たりとも褒めたことがない。これは、私が優秀でないなら諦めがついたと思う。けれど私は学園での成績は一年生であった頃の長兄すら超えて、一年生とはいえ学年一位である。けれどお褒めの言葉はもらえなかった。誰からも。報告しても、当たり前のように頷かれて「これに驕らず次からも励め」と言われるだけ。思えば、小さな頃からそうだった。初めて歩いた時、初めて文字を書いた時、初めて絵を描いた時でさえ、お褒めの言葉はなかったらしい。私の乳母があまりにも不憫だと泣いてくれた。代わりに褒めてくれた乳母は去年亡くなってしまった。でも、侍女のニーナが乳母の代わりに私についていてくれる。乳姉妹のニーナは乳母の代わりに私を褒めてくれるようになった。
両親も兄達も、虐待はないが愛情を見せてくれない。学園では友達がいるし婚約者がいるが、私生活は私にとってはストレスだった。
そんな私が唯一私生活で幸せを感じる瞬間。それは、婚約者との定期的な二人きりでのお茶会。婚約者であるロテール・ランメルト様は侯爵令息で、兎にも角にも私を大切にしてくれる。ちょっとしたことで褒めてくれる。プレゼントをたくさんくれる。何より、愛していると言ってくれる。「愛してる」は、乳母とニーナとロテール様からしかもらえなかった言葉。だから私は、ロテール様がなによりも大事だ。それなのに。
ー…婚約は、両親の都合で突然解消された。
「何故ですか!何故!」
「ブリジット。控えろ。政治的な問題が起きたのだ、これ以上婚約は続けられない」
「ブリジット。今日は部屋に戻って休みなさい。大声を上げるなんて貴女らしくないわ」
「父上、私がブリジットを部屋まで送り届けます」
「ブリジット、あんななよなよした奴よりもっと良い相手を紹介してやるからそんなに喚くなよ」
「酷い…酷い…」
ー…
私は部屋で泣いて泣いて、泣き叫んだ。ニーナはただ私の背中をさすってくれた。何時間も声を枯らしてずっと泣き叫んでいたその時、窓が叩かれた。
ふとそちらを見ると、ロテール様がいた。ロテール様は顔に青たんを二つ作っていた。驚いて急いで部屋に上げる。
「ロテール様、もうお会い出来ないかと思っていました…!」
「可愛いビディー。心配をかけてごめん。まずは色々と説明しなきゃね」
「その怪我はどうなさったのですか?大丈夫なのですか?」
「あとで説明するよ。大丈夫、ありがとう」
優しく微笑んだロテール様。ああ、やはり私はこの方が好き。心の底から愛している。家族よりも。
「ビディーはその様子だと婚約破棄は聞いたよね?なんて説明された?」
「政治的な問題と…」
「…だろうね。それはビディーを傷つけないための嘘だ。本当の理由は僕の浮気」
「え?」
「ああ、そんな顔しないで。公爵夫婦の誤解だから。従姉妹とね、君へのプレゼントのブレスレットを選んでいたのを勝手に勘違いされたんだ。結局ブレスレットは買えなかった。ごめんね」
「従姉妹って、ナタリア様ですか?ナタリア様はロテール様が妹のように可愛がってらして、浮気などあり得ないのに…」
「そう。僕も父もそう説明したのに、公爵夫婦は受け入れなかった。そして義兄上達は僕を殴りつけ、婚約は解消された」
「そんな…酷い…ごめんなさい、ロテール様…」
「いいんだ。ビディーは悪くないよ。愛してる」
「私も愛しています、ロテール様…」
でも、どうして浮気程度であの両親が婚約を解消したのか理解出来ません。一体なぜ?
「…ねえ、ビディー。これは伝えようか迷っていたのだけれど」
「?」
「ビディーに提案する前に、伝えておかないとね。フェアじゃない」
「ロテール様?」
「ビディー。君は、ご両親とご兄弟から溺愛されている」
「…え」
ロテール様は何を言ってらっしゃるの?
「君がいないところでは、公爵一家は君の自慢ばかりだ。義兄上達はシスコンで有名なくらいなんだよ」
「でも私…一度も愛してるとか好きとか大切とか言われたことも、褒められたことも、撫でられたことも、ハグされたことも…」
「なかったね。公爵一家は君を溺愛するあまり、君が悪い子になってしまわないようにと君の前では自分を律して甘やかさないように注意していたらしい。僕は何度もやり過ぎだと忠告したが、家族の問題だと聞き入れてもらえなかった」
「そんな…今更…」
そんなこと言われても、家族からの愛なんてとっくに諦めてもう私からの家族への愛も枯渇したのに。
「ねえ、ニーナ。君は公爵一家とビディー、どちらの味方かな」
「もちろんお嬢様です。今更お嬢様を愛していたと言われても、お嬢様の乳母であった母や侍女である私にさえ伝わらなかったですから。本当に今更です」
「そうか。なら遠慮なくこの場で提案しよう。…ビディー、僕と駆け落ちして欲しい」
「…っ!」
「金銭的な余裕はない。辛い思いもさせるだろう。けれど、いつかきっと幸せだと言わせてみせる。僕に、君の運命を預けて欲しい」
「…ロテール様。私、今最高に幸せです。私の幸せは、ロテール様のお側にいることです!」
「ビディー!」
「ロテール様!」
私とロテール様は抱きしめあって泣き合います。
「お嬢様、新婚夫婦のお邪魔をしてすみませんが私も連れて行ってください!」
「ニーナ?貴女…」
「母を亡くして独り身ですから!無くすものはありません!平民生活をしたことのないお二人のお役に立ちたいです!」
「…ありがとう、ニーナ。ロテール様、あの」
「もちろんいいとも。心強い味方が出来たね」
ウィンクしてくれるロテール様にほっとする。私とロテール様、ニーナはその場で平民風の服に着替え、着の身着のままロテール様の転移魔法で遠く遠く、異国の田舎へと転移した。
ー…
「だから私は言っただろう。息子は真実ブリジット嬢を愛しているから浮気なんぞあり得ないし、婚約解消なんぞしたら大変なことになると。優秀な後継を一人失い、スペアの次男に面倒をかけることになったこっちの身にもなれ」
「うるさい!駆け落ちなんて…ブリジット…何故…」
「…今までの自分の言動を考えろ。息子は何度もやり過ぎだと忠告したはずだぞ」
「だって…ブリジットが可愛くて…甘やかし過ぎてしまいそうで…」
「お前は極端過ぎるんだ。公爵としては優秀でも、父親としては最低だな」
「ああ…ブリジット…」
ー…
「ビディー!隣のおばあちゃんが野菜をお裾分けしてくれたんだ。どれも美味しそうだよ」
「ロテール様!牧場のおじい様が牛乳とチーズを少し分けてくださったのです!野菜のグラタンにしましょう!」
「では、私が作り方をお教えしますね!旦那様も奥様も一緒に頑張りましょう!」
「うふふ。ニーナ、今日もよろしくね」
「お任せあれ!」
あれから。私達は異国の田舎で、細々と生活している。語学を勉強していた私とロテール様が周辺の住民に事情を説明してなんとか村に置いてもらい、便利屋として毎日一生懸命にニーナの力も借りて働き、私達の一生懸命な姿にみんな心を許してくれて、今では家まで用意してもらって楽しく暮らしている。ニーナも最近ではようやくこちらの言葉を話せるようになり、若い男性にモテモテである。
色々あったけれど。今では、これでよかったと思っている。だって今が幸せだから。お腹にいるロテール様との赤ちゃんを大切にして、これからも私とロテール様とニーナと、家族四人で幸せに過ごしていきたいと思う。もう、あの生活には決して戻らないと決意を新たに頑張って生きていく。
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