14 / 52
雛鳥に上書き
しおりを挟む
雛鳥が俺の中で大切な大切なお気に入りとなったことを自覚してから数日。
俺は頭を悩ませた。
やはりあのムカつく男の存在を雛鳥の中から消してしまいたい。
俺で上書きしたいと思った。
ならばやることは一つだろう。
「ねえ、お前。俺とするのは嫌かい?」
直球で雛鳥に聞く。
雛鳥はびくりとしたが、言った。
「あなた様が望むなら」
「そう。なるべく負担はかけないようにする」
今宵、雛鳥を始めて抱くことになった。
俺は鬼の術で雛鳥に暗示をかける。暗示といっても、意識が混濁する…そう、酒に酔ったような状態にするだけ。
その状態では、雛鳥は俺に逆らえない。身体は俺の言う通りになる。
意識は混濁するが、後々記憶には残るのであの前の飼い主との嫌な思い出は上書きできるだろう。
「さあ、お目覚めの時間だ」
指を耳元で鳴らしてやれば、混濁した意識の中少しだけ雛鳥は世界を認識する。
その状態で俺は雛鳥に囁いた。
「お前は俺がこれから数を数え下ろすと、ゼロになったらイッてしまう。いいね?」
「ん…はい…」
「五」
「んっ、あ…?」
「四」
「気持ち、いい…?」
「三」
「あふっ…うぅん…」
「二」
「んあっ!あっ…!」
「一」
「ひあっ…!あっんん…!!!」
「ゼロ」
「―………!!!」
俺に抱きしめられて気持ち良さそうにイク雛鳥に満足する。
「気持ちいいね。俺との行為は気持ちいい。俺との行為は満たされる。俺との行為は幸せ。わかる?」
「はぁ…はぁ…は、はい…」
「五」
「んぁっ…またっ…」
「四」
「んぁああああ…っ」
「三」
「ひうっ、ひぅうううう!!」
「二」
「んあ、また来るっ…」
「一」
「来る、来る…!!!」
「ゼロ」
「あ゛っ―………!!!」
背中を弓なりにして仰け反る。
可愛らしい。
「中も十分濡れそぼってるね、俺のものを今から挿れるよ。正常位でいいかい?」
わからないままコクコク頷く雛鳥の中に自分を挿れる。
質量の大きなそれを、ずぶぶぶぶっ…と奥まで咥え込む雛鳥。
これは名器だなと思うが、雛鳥の精神が覚醒した時に心を壊してしまわないように優しくする。
「さあ、もう一度数えるよ。五」
「ふぁっ!!んぁ…!!!」
「四」
「あっ!あっ…!!!」
「三」
「ひぁっ!!!」
「二」
「来る!」
「一」
「来る、来る、きちゃうっ…!!!」
「ゼロ」
「んあ゛っ―………!!!」
イッた雛鳥の額に口づけしたあと、抽送を開始する。
パンパン、じゅぷじゅぷと卑猥な音が響く。
「あんっ、あ、あっ…!」
「五」
「ひゃんっ」
「四」
「ひぐぅっ…」
「三」
「ん゛っ…!!!」
「二」
「あ゛あ゛っ…」
「一」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ…」
「ゼロ」
「お゛お゛お゛お゛お゛っ…!!!」
段々と喘ぎ声が獣じみた声になるが、それもまた可愛らしいと思ってしまう俺は末期か。
そしてそろそろいいだろうと抽送を早くする。
どちゅどちゅと奥を付き、もう一度今度は暗示なしで雛鳥がイクのを待ってから中に出した。
中に出して思う。
鬼と人の子など聞いたことがないが、果たして雛鳥は俺の子を授かるだろうか。
俺は頭を悩ませた。
やはりあのムカつく男の存在を雛鳥の中から消してしまいたい。
俺で上書きしたいと思った。
ならばやることは一つだろう。
「ねえ、お前。俺とするのは嫌かい?」
直球で雛鳥に聞く。
雛鳥はびくりとしたが、言った。
「あなた様が望むなら」
「そう。なるべく負担はかけないようにする」
今宵、雛鳥を始めて抱くことになった。
俺は鬼の術で雛鳥に暗示をかける。暗示といっても、意識が混濁する…そう、酒に酔ったような状態にするだけ。
その状態では、雛鳥は俺に逆らえない。身体は俺の言う通りになる。
意識は混濁するが、後々記憶には残るのであの前の飼い主との嫌な思い出は上書きできるだろう。
「さあ、お目覚めの時間だ」
指を耳元で鳴らしてやれば、混濁した意識の中少しだけ雛鳥は世界を認識する。
その状態で俺は雛鳥に囁いた。
「お前は俺がこれから数を数え下ろすと、ゼロになったらイッてしまう。いいね?」
「ん…はい…」
「五」
「んっ、あ…?」
「四」
「気持ち、いい…?」
「三」
「あふっ…うぅん…」
「二」
「んあっ!あっ…!」
「一」
「ひあっ…!あっんん…!!!」
「ゼロ」
「―………!!!」
俺に抱きしめられて気持ち良さそうにイク雛鳥に満足する。
「気持ちいいね。俺との行為は気持ちいい。俺との行為は満たされる。俺との行為は幸せ。わかる?」
「はぁ…はぁ…は、はい…」
「五」
「んぁっ…またっ…」
「四」
「んぁああああ…っ」
「三」
「ひうっ、ひぅうううう!!」
「二」
「んあ、また来るっ…」
「一」
「来る、来る…!!!」
「ゼロ」
「あ゛っ―………!!!」
背中を弓なりにして仰け反る。
可愛らしい。
「中も十分濡れそぼってるね、俺のものを今から挿れるよ。正常位でいいかい?」
わからないままコクコク頷く雛鳥の中に自分を挿れる。
質量の大きなそれを、ずぶぶぶぶっ…と奥まで咥え込む雛鳥。
これは名器だなと思うが、雛鳥の精神が覚醒した時に心を壊してしまわないように優しくする。
「さあ、もう一度数えるよ。五」
「ふぁっ!!んぁ…!!!」
「四」
「あっ!あっ…!!!」
「三」
「ひぁっ!!!」
「二」
「来る!」
「一」
「来る、来る、きちゃうっ…!!!」
「ゼロ」
「んあ゛っ―………!!!」
イッた雛鳥の額に口づけしたあと、抽送を開始する。
パンパン、じゅぷじゅぷと卑猥な音が響く。
「あんっ、あ、あっ…!」
「五」
「ひゃんっ」
「四」
「ひぐぅっ…」
「三」
「ん゛っ…!!!」
「二」
「あ゛あ゛っ…」
「一」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ…」
「ゼロ」
「お゛お゛お゛お゛お゛っ…!!!」
段々と喘ぎ声が獣じみた声になるが、それもまた可愛らしいと思ってしまう俺は末期か。
そしてそろそろいいだろうと抽送を早くする。
どちゅどちゅと奥を付き、もう一度今度は暗示なしで雛鳥がイクのを待ってから中に出した。
中に出して思う。
鬼と人の子など聞いたことがないが、果たして雛鳥は俺の子を授かるだろうか。
77
お気に入りに追加
143
あなたにおすすめの小説
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞

【完結】愛猫ともふもふ異世界で愛玩される
綾雅(ヤンデレ攻略対象、電子書籍化)
ファンタジー
状況不明のまま、見知らぬ草原へ放り出された私。幸いにして可愛い三匹の愛猫は無事だった。動物病院へ向かったはずなのに? そんな疑問を抱えながら、見つけた人影は二本足の熊で……。
食われる?! 固まった私に、熊は流暢な日本語で話しかけてきた。
「あなた……毛皮をどうしたの?」
「そういうあなたこそ、熊なのに立ってるじゃない」
思わず切り返した私は、彼女に気に入られたらしい。熊に保護され、狼と知り合い、豹に惚れられる。異世界転生は理解したけど、私以外が全部動物の世界だなんて……!?
もふもふしまくりの異世界で、非力な私は愛玩動物のように愛されて幸せになります。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/09/21……完結
2023/07/17……タイトル変更
2023/07/16……小説家になろう 転生/転移 ファンタジー日間 43位
2023/07/15……アルファポリス HOT女性向け 59位
2023/07/15……エブリスタ トレンド1位
2023/07/14……連載開始

次期騎士団長の秘密を知ってしまったら、迫られ捕まってしまいました
Karamimi
恋愛
侯爵令嬢で貴族学院2年のルミナスは、元騎士団長だった父親を8歳の時に魔物討伐で亡くした。一家の大黒柱だった父を亡くしたことで、次期騎士団長と期待されていた兄は騎士団を辞め、12歳という若さで侯爵を継いだ。
そんな兄を支えていたルミナスは、ある日貴族学院3年、公爵令息カルロスの意外な姿を見てしまった。学院卒院後は騎士団長になる事も決まっているうえ、容姿端麗で勉学、武術も優れているまさに完璧公爵令息の彼とはあまりにも違う姿に、笑いが止まらない。
お兄様の夢だった騎士団長の座を奪ったと、一方的にカルロスを嫌っていたルミナスだが、さすがにこの秘密は墓場まで持って行こう。そう決めていたのだが、翌日カルロスに捕まり、鼻息荒く迫って来る姿にドン引きのルミナス。
挙句の果てに“ルミタン”だなんて呼ぶ始末。もうあの男に関わるのはやめよう、そう思っていたのに…
意地っ張りで素直になれない令嬢、ルミナスと、ちょっと気持ち悪いがルミナスを誰よりも愛している次期騎士団長、カルロスが幸せになるまでのお話しです。
よろしくお願いしますm(__)m


甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。
海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。
ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。
「案外、本当に君以外いないかも」
「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」
「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」
そのドクターの甘さは手加減を知らない。
【登場人物】
末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。
恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる?
田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い?
【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる