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婚約者に教え込むお話
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私はナタリア・トゥールーズ。侯爵令嬢です。私には完璧な王子様のような婚約者がいます。オスカー・ノアイユ公爵令息です。とても美しい彼は、人々にその美しい笑顔を振り撒きたくさんの人を虜にしています。しかし、彼が異常なほどに私に執着していることを、誰も知らないのです。
「さあ、ナタリア。今日も僕の言いつけを守らず他の男と喋っていたね?お仕置きの時間だ」
「待って、オスカー!私はただ落としたハンカチを拾ってもらっただけで…」
「次からは無視していい。僕が後でいくらでもフォローする。僕が側にいられない時には、とにかく男に近寄らないこと。わかった?」
「…わ、わかった」
「約束だよ?…それじゃあ、お仕置きだ」
ー…
最初は庭師の弟子とお喋りをしているところを見られたことから始まりました。お仕置きだと称して私に触れるだけのキスをしたオスカー。最初は、その甘い嫉妬が嬉しくて。しかしお仕置きはどんどん過激になって行きました。最初は触れるだけのキスだったのが、私の唇を啄むようになり、舌を絡め合うようになりました。
「これはお仕置きなんだから、ちゃんとナタリアも舌を出して」
「う、うん…こう?」
「そう、上手…良い子だ」
次第に、お仕置きはキスの先まで続くようになりました。
「触るよ、ナタリア」
「う、うん…」
胸をやわやわと愛撫するオスカー。なんだかぞわぞわするけれど、それを言うとオスカーは何故かにんまりと笑うのでした。
「感度は悪くないか。これなら、すぐに先に進めるかな」
「え?」
「なんでもないよ」
初めは胸を揉むだけの愛撫でしたが、お仕置きを重ねる毎に胸の頂を摘んだり啄ばんだりするようになり、やがて私は胸で気持ちよくなれるようになりました。
その後、今度は耳、首筋、お腹、太ももまでお仕置きと称して開発された私。そのうち一番大切なところを下着の上からさすられるようになり、下着がぐちゃぐちゃになるまで教え込まれました。
そして今日。またお仕置きをされるのです。
ー…
「さあ、今日は指を入れてみよう」
「怖いよ、オスカー」
「大丈夫。今日は指だけだからね」
オスカーが指を私の中に侵入させます。ゆっくり入ってきた指を少しずつ動かされ、気持ちいいを教えられます。
「ナタリア、気持ちいい?」
「うん…」
「そろそろイってみようか」
敏感なお豆を潰されて果てます。その際も指は止まらず、気持ちいいとオスカーの指がリンクします。
「はい。もうお仕置きされるようなことしちゃダメだよ」
「わ、わかった。あの、でも、オスカー…」
「うん?」
「こんなこと…結婚前なのに…」
オスカーはきょとんとします。
「今更?それに、何れ結婚するんだから大丈夫だよ。それとも浮気する気?」
「そんなことないけど…」
「そんなに心配ならもうお仕置きされるようなことしなければいい。そうでしょ?」
「うん…わかった」
でも、オスカーのヤキモチ妬きは相当なので気をつけても無駄なんだよね…。
まあ、そのオスカーの独占欲が嫌じゃない私が一番良くないんだけど。
ー…
俺の婚約者は可愛い。しかもそれを本人が自覚していない。男どもから下卑た視線を寄越されても全く気付いていない。
この可憐な花を他の男に取られたくはない。だから、ナタリアの身体に教え込むことにした。
俺以外男と喋らないようにお仕置きを。俺以外の男は受け入れないよう調教を。
可愛いナタリア。俺の唯一。どうか、俺だけを受け入れて?
ー…
オスカーに今日もお仕置きされる。今日はいよいよオスカーを蜜口に当てられた。
「オスカー、大丈夫かな?結婚前なのに…」
「僕はナタリアと結婚できるならデキ婚でも構わない。ナタリア、受け入れて」
「う、うん…わかった…」
痛みを伴う挿入は、けれど比較的スムーズだったのではないだろうか?比較対象がないのでアレだけど。痛いけど、好きな人を受け入れられたことが嬉しいのも有って。幸福感に包まれる。
「ゆっくり動くよ」
「うん」
オスカーのこちらを気遣うような控えめな動きが嬉しい。ちゃんと愛されていると感じる。
「オスカー、好き。大好き」
「僕は愛してるよ、ナタリア」
私の身体を気遣いながらもだんだんと激しくなる律動。高められていく身体。
「ナタリア、そろそろイって。僕もイくから」
「ん、ぅ…」
そしてオスカーに敏感なお豆を潰されて果てる。オスカーも同時に果てて、中がきゅうきゅうしてオスカーの白濁を飲み込んだ。
「ナタリア…愛してる」
「私も、オスカーが好き。大好き」
ー…
今はベッドの上。オスカーの腕枕でのんびりとしている。
「ナタリア、無理させてごめん」
「大丈夫だよ。気遣ってくれてたし」
「ありがとう。でも、もうお仕置きされるようなことはしないで欲しい」
「いやでも、給仕の者と指先がぶつかっただけでお仕置きとかどうしようもないと思う」
「じゃあもういっそずっとここに居てくれ。外になんか出る必要ない」
「ストレスで禿げそうだからやめて」
心配症な婚約者の頭を撫でる。
「心配しなくても、浮気はしないし何かあればすぐに言うから」
「絶対、約束だよ?」
「うん」
というか、ここまで開発されて今更他の男を選ぶほど私は馬鹿じゃないです。
そんなこんなで、今日も私は婚約者とラブラブです。
「さあ、ナタリア。今日も僕の言いつけを守らず他の男と喋っていたね?お仕置きの時間だ」
「待って、オスカー!私はただ落としたハンカチを拾ってもらっただけで…」
「次からは無視していい。僕が後でいくらでもフォローする。僕が側にいられない時には、とにかく男に近寄らないこと。わかった?」
「…わ、わかった」
「約束だよ?…それじゃあ、お仕置きだ」
ー…
最初は庭師の弟子とお喋りをしているところを見られたことから始まりました。お仕置きだと称して私に触れるだけのキスをしたオスカー。最初は、その甘い嫉妬が嬉しくて。しかしお仕置きはどんどん過激になって行きました。最初は触れるだけのキスだったのが、私の唇を啄むようになり、舌を絡め合うようになりました。
「これはお仕置きなんだから、ちゃんとナタリアも舌を出して」
「う、うん…こう?」
「そう、上手…良い子だ」
次第に、お仕置きはキスの先まで続くようになりました。
「触るよ、ナタリア」
「う、うん…」
胸をやわやわと愛撫するオスカー。なんだかぞわぞわするけれど、それを言うとオスカーは何故かにんまりと笑うのでした。
「感度は悪くないか。これなら、すぐに先に進めるかな」
「え?」
「なんでもないよ」
初めは胸を揉むだけの愛撫でしたが、お仕置きを重ねる毎に胸の頂を摘んだり啄ばんだりするようになり、やがて私は胸で気持ちよくなれるようになりました。
その後、今度は耳、首筋、お腹、太ももまでお仕置きと称して開発された私。そのうち一番大切なところを下着の上からさすられるようになり、下着がぐちゃぐちゃになるまで教え込まれました。
そして今日。またお仕置きをされるのです。
ー…
「さあ、今日は指を入れてみよう」
「怖いよ、オスカー」
「大丈夫。今日は指だけだからね」
オスカーが指を私の中に侵入させます。ゆっくり入ってきた指を少しずつ動かされ、気持ちいいを教えられます。
「ナタリア、気持ちいい?」
「うん…」
「そろそろイってみようか」
敏感なお豆を潰されて果てます。その際も指は止まらず、気持ちいいとオスカーの指がリンクします。
「はい。もうお仕置きされるようなことしちゃダメだよ」
「わ、わかった。あの、でも、オスカー…」
「うん?」
「こんなこと…結婚前なのに…」
オスカーはきょとんとします。
「今更?それに、何れ結婚するんだから大丈夫だよ。それとも浮気する気?」
「そんなことないけど…」
「そんなに心配ならもうお仕置きされるようなことしなければいい。そうでしょ?」
「うん…わかった」
でも、オスカーのヤキモチ妬きは相当なので気をつけても無駄なんだよね…。
まあ、そのオスカーの独占欲が嫌じゃない私が一番良くないんだけど。
ー…
俺の婚約者は可愛い。しかもそれを本人が自覚していない。男どもから下卑た視線を寄越されても全く気付いていない。
この可憐な花を他の男に取られたくはない。だから、ナタリアの身体に教え込むことにした。
俺以外男と喋らないようにお仕置きを。俺以外の男は受け入れないよう調教を。
可愛いナタリア。俺の唯一。どうか、俺だけを受け入れて?
ー…
オスカーに今日もお仕置きされる。今日はいよいよオスカーを蜜口に当てられた。
「オスカー、大丈夫かな?結婚前なのに…」
「僕はナタリアと結婚できるならデキ婚でも構わない。ナタリア、受け入れて」
「う、うん…わかった…」
痛みを伴う挿入は、けれど比較的スムーズだったのではないだろうか?比較対象がないのでアレだけど。痛いけど、好きな人を受け入れられたことが嬉しいのも有って。幸福感に包まれる。
「ゆっくり動くよ」
「うん」
オスカーのこちらを気遣うような控えめな動きが嬉しい。ちゃんと愛されていると感じる。
「オスカー、好き。大好き」
「僕は愛してるよ、ナタリア」
私の身体を気遣いながらもだんだんと激しくなる律動。高められていく身体。
「ナタリア、そろそろイって。僕もイくから」
「ん、ぅ…」
そしてオスカーに敏感なお豆を潰されて果てる。オスカーも同時に果てて、中がきゅうきゅうしてオスカーの白濁を飲み込んだ。
「ナタリア…愛してる」
「私も、オスカーが好き。大好き」
ー…
今はベッドの上。オスカーの腕枕でのんびりとしている。
「ナタリア、無理させてごめん」
「大丈夫だよ。気遣ってくれてたし」
「ありがとう。でも、もうお仕置きされるようなことはしないで欲しい」
「いやでも、給仕の者と指先がぶつかっただけでお仕置きとかどうしようもないと思う」
「じゃあもういっそずっとここに居てくれ。外になんか出る必要ない」
「ストレスで禿げそうだからやめて」
心配症な婚約者の頭を撫でる。
「心配しなくても、浮気はしないし何かあればすぐに言うから」
「絶対、約束だよ?」
「うん」
というか、ここまで開発されて今更他の男を選ぶほど私は馬鹿じゃないです。
そんなこんなで、今日も私は婚約者とラブラブです。
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