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みんなでワイワイ推し活をしてみる
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「みんな、早速だけど今日は推しのグッズを作ってみたいと思うんだ」
「おお、いいですな」
「僕もやるー!」
「シエル様はなにを作るの?」
「お兄様の絵ー!!!」
飢饉を回避してから数日。公爵家も落ち着いたし、今日はみんなでワイワイグッズを作ろうと思うんだ!
「我々はどんなグッズにしましょうか?」
「とりあえず、ぬいぐるみとか?」
「絵を使ってシールとか切手とかもいいんじゃない?」
「じゃあシールには僕の絵も使って!」
「もちろんです、シエル坊ちゃん」
シエル様もすっかりやる気で嬉しいな。
「じゃあ俺は何枚か絵を描くかな」
「私も!」
「私はそれを複製させていただきましょう。切手にします」
「私はぬいぐるみ作ろうかな!」
「僕もぬいぐるみ、挑戦してみようかな」
マリスビリーがそれを聞いてにっこりと笑う。
「坊ちゃんは手芸が得意ですからね」
「そうでもないよ?普通だよ。でも、手先の器用なマリスビリーに褒められると嬉しいな」
「マリスビリーも手先器用なの?」
「い、いえその…絵を描くのは趣味でやってますが…」
「おー、これは完成が楽しみだな!」
マリスビリーはあわあわしてる。心配しなくても、マリスビリーの絵は上手いから大丈夫なのに。
「じゃあ各自グッズ作成に必要なものを持ち寄って集合と致しましょう」
「さすがに一日では完成しないよね。何日か、暇な時間に集まろうね!」
「それがよろしいですな」
「僕のクレヨンとスケッチブックどこー?」
「今お出ししますね、シエル坊ちゃん」
こうしてグッズ作成は始まった。
「むー。奥様、ここが少しうまくいかないのですが」
「貸してみて。ここはこうすると…」
「さすが奥様です!」
みんなでワイワイするの、楽しいなぁ。
「マリスビリー、ここの修正なんだけど…」
「あ、ここはもうちょっと色合いを…そう、その方が全体的に明るくなりますね」
「マリスビリー趣味と言いつつガチで絵を習ってるでしょ?」
「え!?いえいえそんな!」
マリスビリーは、田舎の絵の先生に良く褒められてたからなぁ。
「ふふ、奥様は本当にマリスビリーがお好きですね。ご自分が褒められている時よりマリスビリーが褒められた時の方が嬉しそうです」
「え、そりゃそうだよ。マリスビリーとはずっと一緒にいたもの」
「奥様のそういうところ、尊敬します」
「ええ?なんで?」
きょとんとすると、みんな微笑ましい顔で見てくる。なんか、妙に恥ずかしい。
「ま、マリスビリーは僕にとって特別大事な友達だもん。友達の嬉しいことは僕も嬉しいよ。変なことじゃないもん」
「はい、とっても素敵です」
「そ、そんなに褒められると舞い上がっちゃうよー」
「…ふふ。ねえねえ、アリスティアお兄ちゃんの今の感情の色すごく綺麗だよ!!!」
「え、ええ、そうかなぁ…」
公爵家のみんなは褒め上手過ぎるよー。
「マリスビリー、愛されてるねー」
「坊ちゃんがああいう方だから、俺は坊ちゃんを大切に思えるんです。坊ちゃんのお陰で楽しく仕事ができます」
「あはは。じゃあ頑張って尽くさないとな」
「そ、そうですね…!」
別にそばに居てくれるだけで充分なんだけどなぁ。
「おお、いいですな」
「僕もやるー!」
「シエル様はなにを作るの?」
「お兄様の絵ー!!!」
飢饉を回避してから数日。公爵家も落ち着いたし、今日はみんなでワイワイグッズを作ろうと思うんだ!
「我々はどんなグッズにしましょうか?」
「とりあえず、ぬいぐるみとか?」
「絵を使ってシールとか切手とかもいいんじゃない?」
「じゃあシールには僕の絵も使って!」
「もちろんです、シエル坊ちゃん」
シエル様もすっかりやる気で嬉しいな。
「じゃあ俺は何枚か絵を描くかな」
「私も!」
「私はそれを複製させていただきましょう。切手にします」
「私はぬいぐるみ作ろうかな!」
「僕もぬいぐるみ、挑戦してみようかな」
マリスビリーがそれを聞いてにっこりと笑う。
「坊ちゃんは手芸が得意ですからね」
「そうでもないよ?普通だよ。でも、手先の器用なマリスビリーに褒められると嬉しいな」
「マリスビリーも手先器用なの?」
「い、いえその…絵を描くのは趣味でやってますが…」
「おー、これは完成が楽しみだな!」
マリスビリーはあわあわしてる。心配しなくても、マリスビリーの絵は上手いから大丈夫なのに。
「じゃあ各自グッズ作成に必要なものを持ち寄って集合と致しましょう」
「さすがに一日では完成しないよね。何日か、暇な時間に集まろうね!」
「それがよろしいですな」
「僕のクレヨンとスケッチブックどこー?」
「今お出ししますね、シエル坊ちゃん」
こうしてグッズ作成は始まった。
「むー。奥様、ここが少しうまくいかないのですが」
「貸してみて。ここはこうすると…」
「さすが奥様です!」
みんなでワイワイするの、楽しいなぁ。
「マリスビリー、ここの修正なんだけど…」
「あ、ここはもうちょっと色合いを…そう、その方が全体的に明るくなりますね」
「マリスビリー趣味と言いつつガチで絵を習ってるでしょ?」
「え!?いえいえそんな!」
マリスビリーは、田舎の絵の先生に良く褒められてたからなぁ。
「ふふ、奥様は本当にマリスビリーがお好きですね。ご自分が褒められている時よりマリスビリーが褒められた時の方が嬉しそうです」
「え、そりゃそうだよ。マリスビリーとはずっと一緒にいたもの」
「奥様のそういうところ、尊敬します」
「ええ?なんで?」
きょとんとすると、みんな微笑ましい顔で見てくる。なんか、妙に恥ずかしい。
「ま、マリスビリーは僕にとって特別大事な友達だもん。友達の嬉しいことは僕も嬉しいよ。変なことじゃないもん」
「はい、とっても素敵です」
「そ、そんなに褒められると舞い上がっちゃうよー」
「…ふふ。ねえねえ、アリスティアお兄ちゃんの今の感情の色すごく綺麗だよ!!!」
「え、ええ、そうかなぁ…」
公爵家のみんなは褒め上手過ぎるよー。
「マリスビリー、愛されてるねー」
「坊ちゃんがああいう方だから、俺は坊ちゃんを大切に思えるんです。坊ちゃんのお陰で楽しく仕事ができます」
「あはは。じゃあ頑張って尽くさないとな」
「そ、そうですね…!」
別にそばに居てくれるだけで充分なんだけどなぁ。
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