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柿
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「百合、ご近所さんから柿をいただきましたよ」
「柿ですか」
「一緒に食べましょう?」
柿をいただいてきた辰巳さん。
辰巳さんは甘いものが好きなので、大変嬉しそうだ。
私も甘いものが好きだから、嬉しい。
「いいですね、食べましょう」
「切り分けますね」
辰巳さんは柿を手刀で買ってしまう。
いつ見てもすごい。
お皿に移して、二人で食べる。
「この柿、甘くて美味しいですね」
「ええ、遠慮なくいただいて正解でした」
「あとでお礼に行きましょうね」
「またきんぴら饅頭を持って行きましょうか」
もきゅもきゅ食べる。
とても甘くて美味しい。
辰巳さんをふと見ると、甘い柿に舌鼓をうつ私を見つめていた。
「…えっと、どうしました?」
「幸せそうに食べている姿がとても可愛らしくて、見入ってしまいました」
「もう、照れちゃいますよ」
頬に熱が集まり、真っ赤に染まるのがわかる。
けれど辰巳はそんな私を愛おしそうに見つめるばかり。
「僕の百合は可愛いですね」
「そんなに褒めちぎらないでください」
「どうして?こんなにも愛おしいのに」
「辰巳さんの意地悪」
照れて思わず辰巳さんの胸に飛び込み顔を隠す。
そんな私に辰巳さんは嬉しそうにするばかり。
「百合はなにをしても可愛いですね」
「辰巳さんのせいです」
「おやおや」
辰巳さんは私をそのまま抱きしめる。
私も抵抗せずそのまま抱きしめられる。
くっついているだけで幸せ。
その後離れてから残りの柿を食べたが、さっきよりさらに甘い気がした。
「柿ですか」
「一緒に食べましょう?」
柿をいただいてきた辰巳さん。
辰巳さんは甘いものが好きなので、大変嬉しそうだ。
私も甘いものが好きだから、嬉しい。
「いいですね、食べましょう」
「切り分けますね」
辰巳さんは柿を手刀で買ってしまう。
いつ見てもすごい。
お皿に移して、二人で食べる。
「この柿、甘くて美味しいですね」
「ええ、遠慮なくいただいて正解でした」
「あとでお礼に行きましょうね」
「またきんぴら饅頭を持って行きましょうか」
もきゅもきゅ食べる。
とても甘くて美味しい。
辰巳さんをふと見ると、甘い柿に舌鼓をうつ私を見つめていた。
「…えっと、どうしました?」
「幸せそうに食べている姿がとても可愛らしくて、見入ってしまいました」
「もう、照れちゃいますよ」
頬に熱が集まり、真っ赤に染まるのがわかる。
けれど辰巳はそんな私を愛おしそうに見つめるばかり。
「僕の百合は可愛いですね」
「そんなに褒めちぎらないでください」
「どうして?こんなにも愛おしいのに」
「辰巳さんの意地悪」
照れて思わず辰巳さんの胸に飛び込み顔を隠す。
そんな私に辰巳さんは嬉しそうにするばかり。
「百合はなにをしても可愛いですね」
「辰巳さんのせいです」
「おやおや」
辰巳さんは私をそのまま抱きしめる。
私も抵抗せずそのまま抱きしめられる。
くっついているだけで幸せ。
その後離れてから残りの柿を食べたが、さっきよりさらに甘い気がした。
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