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お兄様とお義姉様のイチャラブ
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「おや、今日も俺より先にシャルかい?」
「ジズ」
「お兄様!」
お義姉様とお茶をしていたら、お兄様がやってきた。
「ふふ、でも可愛いシャルと可愛いアデールが戯れるのを見るのも悪くないね」
「か、可愛いだなんて…」
お義姉様は頬を染めて髪を指先で弄びつつ、お兄様から顔をそらす。
「そんな仕草も可愛いね」
「ジズ」
「愛してるよ、アデール」
「もう…」
お兄様に褒められた時のお義姉様はとても可愛らしい。
お兄様はそんなお義姉様が見たくて、わざとそんな風に褒めちぎるのだとわたくしは知っている。
けれどわたくしもそんなお義姉様が可愛くて、ずっと見ていたいから邪魔はしない。
「アデールと結婚できる日が待ち遠しいな」
「それは、わたくしもですが…」
「本当に?嬉しい」
「ジズ、シャルの前でそんな…」
「シャルも俺とアデールを祝福してくれているから問題ないよ」
お兄様はお義姉様の髪を一房とって、キスを落とす。
「ひゃっ」
「アデール、愛してるよ」
「も、もう、ジズ…!」
わたくしはお兄様とお義姉様を見つつ、ご馳走さまですと心の中でお礼を言う。
「そ、それより、わたくしはシャルが聖女になったのを祝福しにきたのです!」
「おや。よかったね、シャル」
「はい、大好きなお義姉様に祝福していただけて嬉しいですわ!」
「シャル…シャルはいい子ですね」
わたくしの素直な言葉にお義姉様は優しい表情になる。
「ふふ、姉妹そろって仲良しなのは良いことだね」
「ええ、シャルが素直ないい子ですから」
「アデールも素直ないい子だけどね」
「いえ、わたくしは…」
「ふふ、アデールは十分素直だよ。わかりやすいし可愛い」
お兄様に褒められまくるお姉様もはや真っ赤。
お兄様ったら悪い人だわ。
そろそろ助け船を出しましょう。
「もう、お兄様。わたくしもお義姉様と仲良くしたいんですの。今日はお義姉様はわたくしに会いに来てくださったのだから、そろそろ大人しくしてくださいませ!」
「えー、アデールがこんなに可愛いのに」
「いいから!」
「はいはい」
お兄様を大人しくさせてお義姉様に向き直る。
「お義姉様、ごめんなさい。お兄様ったら、わたくしと同じでお義姉様が好きすぎるから…」
「そ、そうですか…」
真っ赤な顔で頷くお義姉様。
「わ、わたくしも…ジズとシャルが大好きですよ」
「お義姉様!」
お義姉様の言葉に嬉しくなって、幼くなっていた時のようにお義姉様にぎゅっと抱きつく。
「ふふ、仕方のない子ですね」
「お義姉様、本当に本当に大好きです」
「わたくしもですよ」
そのままわたくしの頭を撫でてくださったお義姉様。
そんなわたくしにこっそり嫉妬するお兄様には気付かないフリをした。
「ジズ」
「お兄様!」
お義姉様とお茶をしていたら、お兄様がやってきた。
「ふふ、でも可愛いシャルと可愛いアデールが戯れるのを見るのも悪くないね」
「か、可愛いだなんて…」
お義姉様は頬を染めて髪を指先で弄びつつ、お兄様から顔をそらす。
「そんな仕草も可愛いね」
「ジズ」
「愛してるよ、アデール」
「もう…」
お兄様に褒められた時のお義姉様はとても可愛らしい。
お兄様はそんなお義姉様が見たくて、わざとそんな風に褒めちぎるのだとわたくしは知っている。
けれどわたくしもそんなお義姉様が可愛くて、ずっと見ていたいから邪魔はしない。
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「それは、わたくしもですが…」
「本当に?嬉しい」
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「シャルも俺とアデールを祝福してくれているから問題ないよ」
お兄様はお義姉様の髪を一房とって、キスを落とす。
「ひゃっ」
「アデール、愛してるよ」
「も、もう、ジズ…!」
わたくしはお兄様とお義姉様を見つつ、ご馳走さまですと心の中でお礼を言う。
「そ、それより、わたくしはシャルが聖女になったのを祝福しにきたのです!」
「おや。よかったね、シャル」
「はい、大好きなお義姉様に祝福していただけて嬉しいですわ!」
「シャル…シャルはいい子ですね」
わたくしの素直な言葉にお義姉様は優しい表情になる。
「ふふ、姉妹そろって仲良しなのは良いことだね」
「ええ、シャルが素直ないい子ですから」
「アデールも素直ないい子だけどね」
「いえ、わたくしは…」
「ふふ、アデールは十分素直だよ。わかりやすいし可愛い」
お兄様に褒められまくるお姉様もはや真っ赤。
お兄様ったら悪い人だわ。
そろそろ助け船を出しましょう。
「もう、お兄様。わたくしもお義姉様と仲良くしたいんですの。今日はお義姉様はわたくしに会いに来てくださったのだから、そろそろ大人しくしてくださいませ!」
「えー、アデールがこんなに可愛いのに」
「いいから!」
「はいはい」
お兄様を大人しくさせてお義姉様に向き直る。
「お義姉様、ごめんなさい。お兄様ったら、わたくしと同じでお義姉様が好きすぎるから…」
「そ、そうですか…」
真っ赤な顔で頷くお義姉様。
「わ、わたくしも…ジズとシャルが大好きですよ」
「お義姉様!」
お義姉様の言葉に嬉しくなって、幼くなっていた時のようにお義姉様にぎゅっと抱きつく。
「ふふ、仕方のない子ですね」
「お義姉様、本当に本当に大好きです」
「わたくしもですよ」
そのままわたくしの頭を撫でてくださったお義姉様。
そんなわたくしにこっそり嫉妬するお兄様には気付かないフリをした。
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