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お茶会を開くことになりました!

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ご機嫌よう。ジェンティーレ・プリンチペッサ・アポカリッセです。この間は魔力の暴走のせいでえらい目に遭いました。

今日は快気祝いも兼ねて、パパの提案でお茶会を開くことになりました!同い年の女の子の友達も必要だろうとのことです。

「はじめまして、ジェンティーレ・プリンチペッサ・アポカリッセ王女殿下におかれましては、ご機嫌麗しく。私、アルベローニ公爵家のアデーレと申します」

「はじめまして、ジェンティーレ・プリンチペッサ・アポカリッセ王女殿下におかれましては、ご機嫌麗しく。私はチェーバ侯爵家のベニアミーナと申します」

「はじめまして、ジェンティーレ・プリンチペッサ・アポカリッセ王女殿下におかれましては、ご機嫌麗しく。私はミーテ・ジュラメントと申します。伯爵令嬢です」

「私は…」

「はじめまして、私…」

爵位と名前と顔を覚えるので手がいっぱいだよ!

「では、皆様こちらへどうぞ」

「はい、王女殿下」

ー…

「王女殿下。本日はご招待いただきありがとうございました」

「今度は是非私達のお茶会にもおいでくださいね?」

「ありがとうございます」

ああ、同い年の女の子とのお喋りってこんなに楽しいんだ。私もまたみんなに会いたいな。

「王女殿下」

「?どうしました?ミーテさん」

「よかったら、その…私とお友達になってくださいませ!」

「…!」

嬉しい!

「ぜ、是非!」

ミーテさんと握手をする。

「ミーテさん、狡いですわ!王女殿下、私とも!」

「私ともお友達になってくださいませ!」

こうして素敵な一日が終わったのでした。
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