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シュシュと猫の日を楽しむ
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今日は猫の日だ。猫を飼っていないウチだが、それはそれとして猫の日は楽しみたい。というわけで、今日から一週間、猫グッズまみれにすることにした。カレンダーは猫の写真付き、カーテンは猫柄、クッションは肉球型、その他諸々全部猫まみれだ。シエルが所在なさげにしているが気にしない。何故ならシュシュが楽しそうだから。
「ニタ!いつのまにか皇宮が猫ちゃんまみれです!」
「ああ。気に入ってくれたか?」
「はい!とっても!」
実は例年は特にこれといって猫の日を祝うということもなかったんだが、やってよかった。シュシュの目が輝いてるからな。
「くーん…」
「シエル?どうしたの?」
シエルがシュシュに頭を擦り付けている。多分、シュシュが猫に取られたみたいで寂しいんだろうな。まあ面白いから何も言わないが。
「シエル、今日は猫の日なんだよ。シエルも一緒にお祝いしようね」
「わふ…」
シュシュにちっとも気持ちが伝わっていないシエルは項垂れたが、シュシュに抱きしめられてナデナデと撫でられると瞬く間に機嫌が急上昇した。
「わん!わん!」
「うんうん。せっかくの猫の日だもんね、みんなで楽しもうね!」
「わん!」
「さて、せっかくの猫の日だし、これを着けてみてくれ」
俺はシュシュに猫耳カチューシャを渡す。シュシュはなんの疑問も持たずに猫耳カチューシャを着けた。
「どうですか?ニタ。似合いますか?」
「世界一可愛い」
「褒めすぎですよ。でも、ありがとうございます」
ふんわりと微笑むシュシュは可愛い。世界一可愛い。
「ニタはつけないんですか?」
「俺が着けても可愛くないだろう?あ、シエル。逃げるな、着けろ」
「くーん…」
俺に捕まり猫耳頭巾をつけるシエル。なんだ、可愛いじゃないか。
「可愛い!シエル、似合うよ!」
「くーん…くーん…」
「似合う似合う。今日は一日そのままな」
「くーん…」
シエルが項垂れる。可愛いと思うんだがなぁ。着け心地も悪くないはずだし。
「ニタも猫耳カチューシャをつけましょうよ。お揃いですよ?」
「んー…まあ、シュシュがそう言うなら」
本当は着けたくないが、シエルにも着けさせてるしな。着けるか。
「ニタ、似合いますよ!可愛いです!」
「そうか?ありがとう、シュシュ」
絶対似合ってはないが、シュシュがいいならいいか。
ということで、俺とシュシュ、シエルは一週間ほど猫の日を祝い楽しんだのだった。
「ニタ!いつのまにか皇宮が猫ちゃんまみれです!」
「ああ。気に入ってくれたか?」
「はい!とっても!」
実は例年は特にこれといって猫の日を祝うということもなかったんだが、やってよかった。シュシュの目が輝いてるからな。
「くーん…」
「シエル?どうしたの?」
シエルがシュシュに頭を擦り付けている。多分、シュシュが猫に取られたみたいで寂しいんだろうな。まあ面白いから何も言わないが。
「シエル、今日は猫の日なんだよ。シエルも一緒にお祝いしようね」
「わふ…」
シュシュにちっとも気持ちが伝わっていないシエルは項垂れたが、シュシュに抱きしめられてナデナデと撫でられると瞬く間に機嫌が急上昇した。
「わん!わん!」
「うんうん。せっかくの猫の日だもんね、みんなで楽しもうね!」
「わん!」
「さて、せっかくの猫の日だし、これを着けてみてくれ」
俺はシュシュに猫耳カチューシャを渡す。シュシュはなんの疑問も持たずに猫耳カチューシャを着けた。
「どうですか?ニタ。似合いますか?」
「世界一可愛い」
「褒めすぎですよ。でも、ありがとうございます」
ふんわりと微笑むシュシュは可愛い。世界一可愛い。
「ニタはつけないんですか?」
「俺が着けても可愛くないだろう?あ、シエル。逃げるな、着けろ」
「くーん…」
俺に捕まり猫耳頭巾をつけるシエル。なんだ、可愛いじゃないか。
「可愛い!シエル、似合うよ!」
「くーん…くーん…」
「似合う似合う。今日は一日そのままな」
「くーん…」
シエルが項垂れる。可愛いと思うんだがなぁ。着け心地も悪くないはずだし。
「ニタも猫耳カチューシャをつけましょうよ。お揃いですよ?」
「んー…まあ、シュシュがそう言うなら」
本当は着けたくないが、シエルにも着けさせてるしな。着けるか。
「ニタ、似合いますよ!可愛いです!」
「そうか?ありがとう、シュシュ」
絶対似合ってはないが、シュシュがいいならいいか。
ということで、俺とシュシュ、シエルは一週間ほど猫の日を祝い楽しんだのだった。
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