イケメン天使妄想伝!〜天使の妄想世界で俺の青春やり直し〜

風呂桶之水源餅

文字の大きさ
上 下
16 / 48
君、死にたもうことなかれ。

目の前でカップルがいちゃついてるときに私も彼氏いるしっ!ってなってる瞬間が一番辛いけどそもそも私彼氏いない。

しおりを挟む
…。
何よこれ、ほんと何がどうなってこうなってんのよ…。
なんかすっごいイチャついてるんだけど幸せそうにマジ勘弁して欲しいんだけど。

「ねぇ、茉莉花…。貴方と兄様ってそんなに仲良かったっけ?」
「はい♪昔から飼い主と飼い猫のような関係ですよ♪」
とりあえず兄様の首根っこを掴んで鬼の形相で問いかける。
「ねぇ、アンタ一体どんなプレイとかで調教してるの?警察突き出すわよ?」
「まままま、まて!梨花!お前は多分何かしらは誤解している!!」
「そうです!私は礼一郎さまの可愛い可愛い飼い猫になっただけです!
「それ以上言ったら誤解だけ広がるからやめてぇぇえっ!?」
「だったら何よ?お金?お金でも払って無理やりこんなことさせてるの?警察突き出すわよ。」
「いや、だから…あのね…、そういうのでは、そういうのではなくてね、そのね。」
「え、なに?いきなりどうした?佐藤次郎か?佐藤次郎のモノマネか?うんうんうん。いいよ?付き合うよ?私も好きだし。佐藤次郎。」
「二人ともクオリティ高いですね…。」
「で?真面目な話どうしちゃったのよ?
なんかこう、茉莉花が慕ってたのは知ってはいたけどそれにしたって最近イチャイチャしすぎでしょ?」

頬杖つきながら二人に問いかけてみる。

「んと、まぁ、そのあれだ…。
色々とだ、色々とあってその…。
お互いの気持ちを深く理解したというか…。
なんかこう…そんな感じ!」

ふーん…。

「それで、髪型とか服のセンスとか元に戻したんだ?
あと、メガネの着用頻度とかも。」
「あぁ、それに関しては…。」
「わたくしからダサいとズバリ言ったらこうなってくれました。チョロいです。ちょろいちろうさまです。」
「なるほどね。確かにちょろいわね。
んじゃ、、茉莉花の件はこれで解決…。とりあえずこれ以上は言うことも考えることもないわね!
高校出たら二人で暮らすなりなんなりしなさいよ。流石に一緒に暮らすには居づらいわ!」
「ははは…それはおいおい考えてくよ…。」
「問題はさ、それ以上に深刻な話なんだけど、私もしかしたら脳の病気かも知れないの…。」
「え…。どう言うことだ…?」
「うちの猫が最近喋ってる気がして…。声が聞こえるのよ…。
「いやまぁ実際喋ってるしにゃ。気にすんにゃ。」
ひぃぃいい!
「ほら、また喋った!きっと私がおかしいのよ!どうしよう兄様!」
「心配するな。梨花。」
「うちの猫は喋るブサ猫です。」
「慰めはいらないわ!!」
「どうやって説明しよう…。あ、ぶみゃあ!神さまモードに変身して!ほら?」
「仕方ないにゃ…。よいしょ。」

うちの猫がセクシービデオ女優に…!?

「兄さん!これ以上金に任せて罪を重ねるのはやめてください!」
「俺のことなんだとおもってんの!?」

「ふう…。これはさて、どう説明してやろうかのう…。」

ひとまず、目の前のセクシー女優さんが私に真剣な顔で話しかけようとしてきたので聞くことにしました…。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~

恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」 そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。 私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。 葵は私のことを本当はどう思ってるの? 私は葵のことをどう思ってるの? 意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。 こうなったら確かめなくちゃ! 葵の気持ちも、自分の気持ちも! だけど甘い誘惑が多すぎて―― ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

百合系サキュバスにモテてしまっていると言う話

釧路太郎
キャラ文芸
名門零楼館高校はもともと女子高であったのだが、様々な要因で共学になって数年が経つ。 文武両道を掲げる零楼館高校はスポーツ分野だけではなく進学実績も全国レベルで見ても上位に食い込んでいるのであった。 そんな零楼館高校の歴史において今まで誰一人として選ばれたことのない“特別指名推薦”に選ばれたのが工藤珠希なのである。 工藤珠希は身長こそ平均を超えていたが、運動や学力はいたって平均クラスであり性格の良さはあるものの特筆すべき才能も無いように見られていた。 むしろ、彼女の幼馴染である工藤太郎は様々な部活の助っ人として活躍し、中学生でありながら様々な競技のプロ団体からスカウトが来るほどであった。更に、学力面においても優秀であり国内のみならず海外への進学も不可能ではないと言われるほどであった。 “特別指名推薦”の話が学校に来た時は誰もが相手を間違えているのではないかと疑ったほどであったが、零楼館高校関係者は工藤珠希で間違いないという。 工藤珠希と工藤太郎は血縁関係はなく、複雑な家庭環境であった工藤太郎が幼いころに両親を亡くしたこともあって彼は工藤家の養子として迎えられていた。 兄妹同然に育った二人ではあったが、お互いが相手の事を守ろうとする良き関係であり、恋人ではないがそれ以上に信頼しあっている。二人の関係性は苗字が同じという事もあって夫婦と揶揄されることも多々あったのだ。 工藤太郎は県外にあるスポーツ名門校からの推薦も来ていてほぼ内定していたのだが、工藤珠希が零楼館高校に入学することを決めたことを受けて彼も零楼館高校を受験することとなった。 スポーツ分野でも名をはせている零楼館高校に工藤太郎が入学すること自体は何の違和感もないのだが、本来入学する予定であった高校関係者は落胆の声をあげていたのだ。だが、彼の出自も相まって彼の意志を否定する者は誰もいなかったのである。 二人が入学する零楼館高校には外に出ていない秘密があるのだ。 零楼館高校に通う生徒のみならず、教員職員運営者の多くがサキュバスでありそのサキュバスも一般的に知られているサキュバスと違い女性を対象とした変異種なのである。 かつては“秘密の花園”と呼ばれた零楼館女子高等学校もそういった意味を持っていたのだった。 ちなみに、工藤珠希は工藤太郎の事を好きなのだが、それは誰にも言えない秘密なのである。 この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」「ノベルバ」「ノベルピア」にも掲載しております。

全力でおせっかいさせていただきます。―私はツンで美形な先輩の食事係―

入海月子
青春
佐伯優は高校1年生。カメラが趣味。ある日、高校の屋上で出会った超美形の先輩、久住遥斗にモデルになってもらうかわりに、彼の昼食を用意する約束をした。 遥斗はなぜか学校に住みついていて、衣食は女生徒からもらったものでまかなっていた。その報酬とは遥斗に抱いてもらえるというもの。 本当なの?遥斗が気になって仕方ない優は――。 優が薄幸の遥斗を笑顔にしようと頑張る話です。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

冬の水葬

束原ミヤコ
青春
夕霧七瀬(ユウギリナナセ)は、一つ年上の幼なじみ、凪蓮水(ナギハスミ)が好き。 凪が高校生になってから疎遠になってしまっていたけれど、ずっと好きだった。 高校一年生になった夕霧は、凪と同じ高校に通えることを楽しみにしていた。 美術部の凪を追いかけて美術部に入り、気安い幼なじみの間柄に戻ることができたと思っていた―― けれど、そのときにはすでに、凪の心には消えない傷ができてしまっていた。 ある女性に捕らわれた凪と、それを追いかける夕霧の、繰り返す冬の話。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

処理中です...