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始まりはもはや突然。それは舞散る桜に舞天使。
イケメン天使は青年の前に降り立つが優しくはなかった。
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やぁ。ご機嫌よう皆の衆。
はじめましての方、何故か知っている方、共に構わず挨拶しよう
こんにちは。
さてさて。皆様方の視界にうつる会社の屋上でぽけ~っと空を見てるのはこの物語の現時点における主人公である。
私にとってはいささか不服でもあるのだが。
まぁ些細なことである。
さて、彼の名前はなんだったか…。
あぁ、そうだおもいだしたぞ。
彼の名前は…。
「アサヒィ…スゥパァ…ドゥルァアアアイッ!」
そうそう。アサヒスーパードライ。
ではない。
「麻生 礼一郎(あそう れいいちろう)」
まぁそれなりな企業の高卒会社員である。
社会人生活3年目の彼は今、まぁありがちなうつ状態。
まぁ?だからと言って?急に無許可で会社を早退し?
そのままの勢いで「そうだ!京都へ行こう!」
などと言う愚かなことなど…考えちゃってるよー…。
なんか京都観光ガイドにるるぶにオマケに…oh…遺書まで持って…。
うつ病は怖いねぇ…。ブームになられても困ると言う者だ…。
で、君はあれか?うつ病ブームに乗ってそのまま死のうと?
「べっつにー。そ、そんなことないんだからね!」
何故にツンデレ。
「さっきからうるさいぞお前…。少しは黙ってくれ…。」
仕方ない、少しは口を閉じるとしよう。
とまぁ、このようにナレーションであるこの私にも怒るほどに
彼はうつ状態なのであった。
その感情がもたらす選択ミスが今後の彼の人生をどう変えるかもまだ知らず…。
それもその筈。
彼は今までの人生を思い返して居たら気づいてしまったのだ。
その短い人生の中でのある事に…。
「俺の青春時代って何してたっけ…。
小学生の頃まではよく女子と遊んでた。
中学辺りから何故か女子に迫害を受けるようになり、女子が嫌になって工業高校へ…。
大学に行けるレベルの頭はなかったので就職し今に至る…。と。
彼女いない歴=年齢
そもそも女子に恋して居ない歴=年齢
童貞歴=年齢!
願い叶うならば青春をやり直してみたいってもんだ…。
教えてくれ!大賢者!俺は結婚できる?」
告。それはあなた次第です。
「…。まぁそんなことはどうでもいい。
いよいよ持って頭がおかしくなってきたんだろうよ俺は…。
だって、今俺の目の前には…。」
都会の喧騒の渦中に、美しい翼をはためかせ見目麗しいイケメンの
天使が降臨しているのであった。
「お前、それを自分で言うのか…。
天使が見える…。
今日も全力全開!明るく激しく鮮烈に!!
天使が…見えている…!
きっと頭が半分死んでるんだ。
そうに違いない。
だから死ぬ前におばあちゃんの故郷の京都に無断欠勤してでも行こうと思い立ち、遺書まで書いた!
なのに…。だと言うのになんでこいつなんだ。
見える天使が可愛い女の子なら良い!
百歩譲ってちょいぽちゃでも女子の天使なら良い!
むしろ大歓迎だちょいぽちゃ万歳!!
なのに…、何故お前なんだこのイケメン天使野郎!」
これには流石の私も深いため息を1つ…。
それは君…。
「心が腐っているからだよ。ポンコツくん。」
私は彼の眼前に降り立ちそう言い放つ。
「ポンコツ言うなぁ!!クソ天使!
だいたいなんだってんだ!今まではお前以外も含めて天使は見えて居たが話しかけても無視されて居たのに、初めて話した天使に何故ポンコツ呼ばわりされてしまわねばならぬか!!俺は!」
ここで私はまたもため息を1つ…。
あぁ…私の幸せが逃げていく…。
「知らんよ。君のようなポンコツ君の事などね。
まぁそんなことはどうでもいい。それよりもだポンコツ君よ。」
私がこの青年に目をつけたのはまぁ好奇心ではあったのだが、
私はと会話できるのは面白い…。
「青春を取り戻したいだと?寝言は寝ながら言いたまえ貧乏人め。」
さて…。せっかくのおもちゃだ。どうしてくれようか?
私は一考しながら彼の罵声に耳を傾ける事にした。
さて、この選択は彼と私にとってどう傾く選択になり得るのか…。
存分に楽しませてもらうとしよう。
はじめましての方、何故か知っている方、共に構わず挨拶しよう
こんにちは。
さてさて。皆様方の視界にうつる会社の屋上でぽけ~っと空を見てるのはこの物語の現時点における主人公である。
私にとってはいささか不服でもあるのだが。
まぁ些細なことである。
さて、彼の名前はなんだったか…。
あぁ、そうだおもいだしたぞ。
彼の名前は…。
「アサヒィ…スゥパァ…ドゥルァアアアイッ!」
そうそう。アサヒスーパードライ。
ではない。
「麻生 礼一郎(あそう れいいちろう)」
まぁそれなりな企業の高卒会社員である。
社会人生活3年目の彼は今、まぁありがちなうつ状態。
まぁ?だからと言って?急に無許可で会社を早退し?
そのままの勢いで「そうだ!京都へ行こう!」
などと言う愚かなことなど…考えちゃってるよー…。
なんか京都観光ガイドにるるぶにオマケに…oh…遺書まで持って…。
うつ病は怖いねぇ…。ブームになられても困ると言う者だ…。
で、君はあれか?うつ病ブームに乗ってそのまま死のうと?
「べっつにー。そ、そんなことないんだからね!」
何故にツンデレ。
「さっきからうるさいぞお前…。少しは黙ってくれ…。」
仕方ない、少しは口を閉じるとしよう。
とまぁ、このようにナレーションであるこの私にも怒るほどに
彼はうつ状態なのであった。
その感情がもたらす選択ミスが今後の彼の人生をどう変えるかもまだ知らず…。
それもその筈。
彼は今までの人生を思い返して居たら気づいてしまったのだ。
その短い人生の中でのある事に…。
「俺の青春時代って何してたっけ…。
小学生の頃まではよく女子と遊んでた。
中学辺りから何故か女子に迫害を受けるようになり、女子が嫌になって工業高校へ…。
大学に行けるレベルの頭はなかったので就職し今に至る…。と。
彼女いない歴=年齢
そもそも女子に恋して居ない歴=年齢
童貞歴=年齢!
願い叶うならば青春をやり直してみたいってもんだ…。
教えてくれ!大賢者!俺は結婚できる?」
告。それはあなた次第です。
「…。まぁそんなことはどうでもいい。
いよいよ持って頭がおかしくなってきたんだろうよ俺は…。
だって、今俺の目の前には…。」
都会の喧騒の渦中に、美しい翼をはためかせ見目麗しいイケメンの
天使が降臨しているのであった。
「お前、それを自分で言うのか…。
天使が見える…。
今日も全力全開!明るく激しく鮮烈に!!
天使が…見えている…!
きっと頭が半分死んでるんだ。
そうに違いない。
だから死ぬ前におばあちゃんの故郷の京都に無断欠勤してでも行こうと思い立ち、遺書まで書いた!
なのに…。だと言うのになんでこいつなんだ。
見える天使が可愛い女の子なら良い!
百歩譲ってちょいぽちゃでも女子の天使なら良い!
むしろ大歓迎だちょいぽちゃ万歳!!
なのに…、何故お前なんだこのイケメン天使野郎!」
これには流石の私も深いため息を1つ…。
それは君…。
「心が腐っているからだよ。ポンコツくん。」
私は彼の眼前に降り立ちそう言い放つ。
「ポンコツ言うなぁ!!クソ天使!
だいたいなんだってんだ!今まではお前以外も含めて天使は見えて居たが話しかけても無視されて居たのに、初めて話した天使に何故ポンコツ呼ばわりされてしまわねばならぬか!!俺は!」
ここで私はまたもため息を1つ…。
あぁ…私の幸せが逃げていく…。
「知らんよ。君のようなポンコツ君の事などね。
まぁそんなことはどうでもいい。それよりもだポンコツ君よ。」
私がこの青年に目をつけたのはまぁ好奇心ではあったのだが、
私はと会話できるのは面白い…。
「青春を取り戻したいだと?寝言は寝ながら言いたまえ貧乏人め。」
さて…。せっかくのおもちゃだ。どうしてくれようか?
私は一考しながら彼の罵声に耳を傾ける事にした。
さて、この選択は彼と私にとってどう傾く選択になり得るのか…。
存分に楽しませてもらうとしよう。
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